11 / 26
第二章 出奔
重装戦士
しおりを挟む
ドンは、パイの礼を言って、外へ出て行った。入れ違いに、ヴァルスが戻った。
「うわあ。幸せな匂いがすると思ったら、洋梨のパイですね。僕も食べていいですか?」
「もちろんよ。今、お皿を用意するから、少しだけ待って」
女将が皿を置くや否や、ヴァルスはパイに手をつけた。
「むう。サックサク。バターを根気よく挟み込んだからですね。洋梨の砂糖煮が生地に染み込んで、しっとりとした食感になっても、負けない風味が良いバランスとなっています。ああ、まさに味の楽園でしょう」
「ありがとう。美味しいってことね」
女将が厨房から応じた。もう、次の仕事にかかっていた。ヴァルスは女将に笑顔を振りまき、リズワーンに顔を戻した。
「このパイも絶品だけど、街には新しい食べ物がいっぱいあって、全部は食べ切れないから、選ぶのが大変だったよ。見歩くうちに、広場の北まで行っちゃった。変わった神殿があって、そこの聖体とかいう棒パンが、安くて美味しかった~。あれは、掘り出し物だったな。神殿に入らなくても、お土産屋さんで買えるのが、また良いね」
「ヴァル。その金は、どこから出したのだ?」
リズワーンが徐に問いかけた。ヴァルスの顔に緊張が走った。カトラリーを握る手が、無意味に空の皿を往復する。
「あー。質屋で金を作った。置き物を借りて。あの、どうせ昼間は眠っているから、置き物と一緒でしょ? カーフを。ちょっと、ちょっとだけ。リズィが呼べば戻ってくるし、ダメでも期限までにお金入れれば返してもらえる」
ヴァルスは、エルフの尖った耳がピクピクと動くのを見て、焦って言い訳に走った。
迂闊であった。使い魔と魔術師は一心同体である。それゆえの油断だ。
昼から起こすのは気が引けたが、リズワーンはカーフを刺激して周囲を窺わせた。質入れされたばかりの『フクロウの剥製』は、店の奥に丁重に安置されていた。期日までに金を用意できなかったら、呼び寄せるより他はない。
「無軌道な行動が目に余れば、神罰を喰らうのではないか」
ヴァルスは大地母神の信者であり、僧職の資格を持っている。神の恩寵があるならば、神の罰もあるだろう。
「ははは。気をつけます」
彼の言からは、全く反省が感じられなかった。
パイを食べ終えると、ヴァルスは再び街へ出掛けていった。まるで、焼きたてパイの匂いを嗅ぎつけて来たかのような行動であった。
夕刻になって、シャラーラが戻ってきた。顔を見ただけで、仕事探しの首尾がわかってしまった。
「見つからなかったか」
シャラーラは、リズワーンの斜め向かいに席を占めた。兜を脱いで、足元へ挟む。
「伝手のありそうな店には、仕事の口があったら紹介してくれ、と声はかけてきた。でも、大体地元のパーティで間に合うから、流しの冒険者にまで回ってこないそうだ」
「そういうものだろうな」
どうせ人に頼むなら、見知らぬ相手よりも、見知った信頼できる相手の方が良いに決まっている。
仕事の内容にもよるが。とリズワーンは考えた。
「このまま稼ぎが見込めないなら、カーフを売りに出してもらうしかないかも。使い魔って、売れるのか?」
「もう売られた」
「え」
冗談だったらしい。驚くシャラーラに、リズワーンはヴァルスの所業を教えた。自分でも提案した癖に、彼女は彼に腹を立てた。
「信じられない。それでは、詐欺だ。金を渡すから、引き取って来なさい」
シャラーラが怒ったのは、後でリズワーンがこっそり取り返す点だったようだ。
「金は、私の方で出す。それに、受け渡しもカーフを使って出来ると思う。直接出向かずとも事足りる」
リズワーン自身にも、長年村に住む間に多少の蓄えは出来ていた。
路銀をシャラーラが負担するという契約があったので、出立に当たり、彼はそれを神殿へ寄付しようとしたのだが、ユーニアスやイリウに断られたのである。
「わかった。では、それで頼む‥‥あいつ、撒けないかしら」
「野宿では大いに役立ったろう。資金が乏しいなら、これからもっと必要になるのではないか」
ヴァルスの本業は、精霊使いである。リズワーンも精霊を見ることはできるものの、操る術は不得手であった。それに、彼の持つ治癒魔法もまた、旅の身の上には便利であった。
「くっ。確かに」
シャラーラが納得して、リズワーンはホッとする。ヴァルスの技能が必要だ、という見解に嘘はない。彼の良識に問題があることも承知している。
だが彼の存在のおかげで、シャラーラとの間の緊張感が緩和されることが、リズワーンにとって重要だった。
二人きりであったら、より息詰まる旅となっていた。
常に気を張り詰めたようなシャラーラも、ヴァルスの言動で緩むことがある。彼女は自身で気づいていない。
「お連れさん揃っていないけど、そろそろ並べても良いかい?」
女将が皿を持ってやってきた。二人は承知した。パンにチーズ、新鮮なサラダが卓に並んだ。籠や皿にも手が込んでいて、見るだけで味見をした気分になれた。
ガシャン、ガシャン。
人の行き交う気配の中、一際耳につく金属鎧の足音が、段々大きく聞こえてきた。それは、リズワーンたちの泊まる宿の前でぴたりと止まった。
引き戸が開いて、ヴァルスが顔を出した。
「女将さん。お客連れて来たんですけど、二人泊めてもらえませんか?」
すたすた中へ入るのに続いて、その二人も入ってきた。鋼鉄鎧と戦斧でガチガチに固めた背の低い男と、長剣を提げた長身の男であった。
「悪いんだけど、うちは一見さん、お断りなんだよ。食材もないし、今からじゃ夕食も出せない」
女将の言はもっともである。連れてきたヴァルスが悪い。
まさに、彼の素行が俎上に上っていたところだった。リズワーンは、シャラーラの怒りが危険水準に達したのを読み取った。彼は椅子から腰を浮かした。
「ヴァルス」
「フィリアは、変わらないね」
鋼鉄鎧が兜を脱ぐと、満月のような頭に満面の笑みを湛えた顔が現れた。女将が目をみはった。
「ヘンドリック坊っちゃま」
「今は、ヘンクと名乗っている。フィリアの料理もそのうち食べたいけど、とりあえず部屋だけでも貸してくれないか」
「もちろんですとも」
女将は喜びもあらわに請け合った。ヴァルスは首の皮一枚で繋がった。
ヘンクは、首都近郊にある商家の息子で、今は冒険者に憧れて武者修行中とのことだった。
一緒にいた長身の男は、実家がつけてくれたお供、ギーノと名乗った。
フィリアはヘンクの乳母を務めた後、亭主に従ってこの地へ越してきたのだった。
「懐かしいなあ、このパイ。昔、こっそり持ってきて、食べさせてくれたよね」
「坊っちゃまったら、すぐにお腹を空かせるんですもの」
結局、ヘンクとギーノは食卓に着いた。洋梨のピザの余りと、リズワーンたちに供される予定だった料理を分け合って、足りない分は、出来合いの料理を女将が外で買ってきた。
酒も追加され、女将が加わって、もはや宴会である。
ヴァルスが連れて来た客でもあり、文句は言えない。三人は、食事の流れで同席する形になった。
「それで、ヴァルさんは東へ行くって言っていましたが、どの辺まで行かれるのですか?」
ヘンクが、シャラーラに問いかけた。短いやり取りの間に、彼女が決定権を握ることを察知したのである。大店の息子らしく、それなりに観察力もあるようだ。
「オランです」
シャラーラは、あっさり目的地を明かした。これまで、ヴァルスに何度聞かれても濁してきたのは、単に意地を張っていたとしか思えない。それとも、本当に途中で撒くつもりだったか。
当のヴァルスは、口いっぱいに料理を頬張っていて、喋れる状態ではなかった。
「東の古都ですね。あの辺は確かに古い遺跡も屋敷も多いですが、あらかた探索し尽くされました。今は、西の方が冒険者の需要が高いと聞きます」
「そうなんですね。それで、ヘンクさんたちは、西を目指しているんですね」
シャラーラが、完全に他人行儀な言葉遣いで応じた。どちらかといえば、ぞんざいな言葉遣いの時の方が、彼女は相手との距離が近い。今は、いわば仮面をつけたような状態である。
「西には、夢とロマンがある。東に残るのはその残骸と‥‥隠者ですかね」
「生ける聖者様に、乾杯」
女将が、杯を掲げた。酔っていた。
「そうそう。そんな風に呼ばれていた気もします。世俗の地位を嫌って、僻地に引きこもっているからですね。それで貴族の方々が、何かと助言を賜ろうと訪ねていくらしいですよ」
「うちの司祭も、凄い人ですよ。ダンジョンに潜った時」
ヴァルスが、我が事のようにユーニアスを語り始めた。古代遺跡へ潜ってゾンビを退治した話は、大いに場を沸かせた。彼の話には誇張が入っていたが、シャラーラもリズワーンも水を差さなかった。
「うわあ。幸せな匂いがすると思ったら、洋梨のパイですね。僕も食べていいですか?」
「もちろんよ。今、お皿を用意するから、少しだけ待って」
女将が皿を置くや否や、ヴァルスはパイに手をつけた。
「むう。サックサク。バターを根気よく挟み込んだからですね。洋梨の砂糖煮が生地に染み込んで、しっとりとした食感になっても、負けない風味が良いバランスとなっています。ああ、まさに味の楽園でしょう」
「ありがとう。美味しいってことね」
女将が厨房から応じた。もう、次の仕事にかかっていた。ヴァルスは女将に笑顔を振りまき、リズワーンに顔を戻した。
「このパイも絶品だけど、街には新しい食べ物がいっぱいあって、全部は食べ切れないから、選ぶのが大変だったよ。見歩くうちに、広場の北まで行っちゃった。変わった神殿があって、そこの聖体とかいう棒パンが、安くて美味しかった~。あれは、掘り出し物だったな。神殿に入らなくても、お土産屋さんで買えるのが、また良いね」
「ヴァル。その金は、どこから出したのだ?」
リズワーンが徐に問いかけた。ヴァルスの顔に緊張が走った。カトラリーを握る手が、無意味に空の皿を往復する。
「あー。質屋で金を作った。置き物を借りて。あの、どうせ昼間は眠っているから、置き物と一緒でしょ? カーフを。ちょっと、ちょっとだけ。リズィが呼べば戻ってくるし、ダメでも期限までにお金入れれば返してもらえる」
ヴァルスは、エルフの尖った耳がピクピクと動くのを見て、焦って言い訳に走った。
迂闊であった。使い魔と魔術師は一心同体である。それゆえの油断だ。
昼から起こすのは気が引けたが、リズワーンはカーフを刺激して周囲を窺わせた。質入れされたばかりの『フクロウの剥製』は、店の奥に丁重に安置されていた。期日までに金を用意できなかったら、呼び寄せるより他はない。
「無軌道な行動が目に余れば、神罰を喰らうのではないか」
ヴァルスは大地母神の信者であり、僧職の資格を持っている。神の恩寵があるならば、神の罰もあるだろう。
「ははは。気をつけます」
彼の言からは、全く反省が感じられなかった。
パイを食べ終えると、ヴァルスは再び街へ出掛けていった。まるで、焼きたてパイの匂いを嗅ぎつけて来たかのような行動であった。
夕刻になって、シャラーラが戻ってきた。顔を見ただけで、仕事探しの首尾がわかってしまった。
「見つからなかったか」
シャラーラは、リズワーンの斜め向かいに席を占めた。兜を脱いで、足元へ挟む。
「伝手のありそうな店には、仕事の口があったら紹介してくれ、と声はかけてきた。でも、大体地元のパーティで間に合うから、流しの冒険者にまで回ってこないそうだ」
「そういうものだろうな」
どうせ人に頼むなら、見知らぬ相手よりも、見知った信頼できる相手の方が良いに決まっている。
仕事の内容にもよるが。とリズワーンは考えた。
「このまま稼ぎが見込めないなら、カーフを売りに出してもらうしかないかも。使い魔って、売れるのか?」
「もう売られた」
「え」
冗談だったらしい。驚くシャラーラに、リズワーンはヴァルスの所業を教えた。自分でも提案した癖に、彼女は彼に腹を立てた。
「信じられない。それでは、詐欺だ。金を渡すから、引き取って来なさい」
シャラーラが怒ったのは、後でリズワーンがこっそり取り返す点だったようだ。
「金は、私の方で出す。それに、受け渡しもカーフを使って出来ると思う。直接出向かずとも事足りる」
リズワーン自身にも、長年村に住む間に多少の蓄えは出来ていた。
路銀をシャラーラが負担するという契約があったので、出立に当たり、彼はそれを神殿へ寄付しようとしたのだが、ユーニアスやイリウに断られたのである。
「わかった。では、それで頼む‥‥あいつ、撒けないかしら」
「野宿では大いに役立ったろう。資金が乏しいなら、これからもっと必要になるのではないか」
ヴァルスの本業は、精霊使いである。リズワーンも精霊を見ることはできるものの、操る術は不得手であった。それに、彼の持つ治癒魔法もまた、旅の身の上には便利であった。
「くっ。確かに」
シャラーラが納得して、リズワーンはホッとする。ヴァルスの技能が必要だ、という見解に嘘はない。彼の良識に問題があることも承知している。
だが彼の存在のおかげで、シャラーラとの間の緊張感が緩和されることが、リズワーンにとって重要だった。
二人きりであったら、より息詰まる旅となっていた。
常に気を張り詰めたようなシャラーラも、ヴァルスの言動で緩むことがある。彼女は自身で気づいていない。
「お連れさん揃っていないけど、そろそろ並べても良いかい?」
女将が皿を持ってやってきた。二人は承知した。パンにチーズ、新鮮なサラダが卓に並んだ。籠や皿にも手が込んでいて、見るだけで味見をした気分になれた。
ガシャン、ガシャン。
人の行き交う気配の中、一際耳につく金属鎧の足音が、段々大きく聞こえてきた。それは、リズワーンたちの泊まる宿の前でぴたりと止まった。
引き戸が開いて、ヴァルスが顔を出した。
「女将さん。お客連れて来たんですけど、二人泊めてもらえませんか?」
すたすた中へ入るのに続いて、その二人も入ってきた。鋼鉄鎧と戦斧でガチガチに固めた背の低い男と、長剣を提げた長身の男であった。
「悪いんだけど、うちは一見さん、お断りなんだよ。食材もないし、今からじゃ夕食も出せない」
女将の言はもっともである。連れてきたヴァルスが悪い。
まさに、彼の素行が俎上に上っていたところだった。リズワーンは、シャラーラの怒りが危険水準に達したのを読み取った。彼は椅子から腰を浮かした。
「ヴァルス」
「フィリアは、変わらないね」
鋼鉄鎧が兜を脱ぐと、満月のような頭に満面の笑みを湛えた顔が現れた。女将が目をみはった。
「ヘンドリック坊っちゃま」
「今は、ヘンクと名乗っている。フィリアの料理もそのうち食べたいけど、とりあえず部屋だけでも貸してくれないか」
「もちろんですとも」
女将は喜びもあらわに請け合った。ヴァルスは首の皮一枚で繋がった。
ヘンクは、首都近郊にある商家の息子で、今は冒険者に憧れて武者修行中とのことだった。
一緒にいた長身の男は、実家がつけてくれたお供、ギーノと名乗った。
フィリアはヘンクの乳母を務めた後、亭主に従ってこの地へ越してきたのだった。
「懐かしいなあ、このパイ。昔、こっそり持ってきて、食べさせてくれたよね」
「坊っちゃまったら、すぐにお腹を空かせるんですもの」
結局、ヘンクとギーノは食卓に着いた。洋梨のピザの余りと、リズワーンたちに供される予定だった料理を分け合って、足りない分は、出来合いの料理を女将が外で買ってきた。
酒も追加され、女将が加わって、もはや宴会である。
ヴァルスが連れて来た客でもあり、文句は言えない。三人は、食事の流れで同席する形になった。
「それで、ヴァルさんは東へ行くって言っていましたが、どの辺まで行かれるのですか?」
ヘンクが、シャラーラに問いかけた。短いやり取りの間に、彼女が決定権を握ることを察知したのである。大店の息子らしく、それなりに観察力もあるようだ。
「オランです」
シャラーラは、あっさり目的地を明かした。これまで、ヴァルスに何度聞かれても濁してきたのは、単に意地を張っていたとしか思えない。それとも、本当に途中で撒くつもりだったか。
当のヴァルスは、口いっぱいに料理を頬張っていて、喋れる状態ではなかった。
「東の古都ですね。あの辺は確かに古い遺跡も屋敷も多いですが、あらかた探索し尽くされました。今は、西の方が冒険者の需要が高いと聞きます」
「そうなんですね。それで、ヘンクさんたちは、西を目指しているんですね」
シャラーラが、完全に他人行儀な言葉遣いで応じた。どちらかといえば、ぞんざいな言葉遣いの時の方が、彼女は相手との距離が近い。今は、いわば仮面をつけたような状態である。
「西には、夢とロマンがある。東に残るのはその残骸と‥‥隠者ですかね」
「生ける聖者様に、乾杯」
女将が、杯を掲げた。酔っていた。
「そうそう。そんな風に呼ばれていた気もします。世俗の地位を嫌って、僻地に引きこもっているからですね。それで貴族の方々が、何かと助言を賜ろうと訪ねていくらしいですよ」
「うちの司祭も、凄い人ですよ。ダンジョンに潜った時」
ヴァルスが、我が事のようにユーニアスを語り始めた。古代遺跡へ潜ってゾンビを退治した話は、大いに場を沸かせた。彼の話には誇張が入っていたが、シャラーラもリズワーンも水を差さなかった。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
【連載版】異世界に転生した少女は異世界を満喫する
naturalsoft
恋愛
読書様からの要望により、短編からの連載版になります。
短編では描き切れ無かった細かい所を記載していきたいと思います。
短編と少し設定が変わっている所がありますがご了承下さい
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ふと目が覚めると赤ちゃんになっていた。Why?私を覗き込む金髪美人のお母さんを見て、あ、異世界転生だ!と気付いた私でした。前世ではラノベを読みまくった知識を生かして、魔力?を限界まで使えば総量が増えるはず!
よし、魔力チートを目指してエンジョイするぞ♪
これは神様にあった記憶もない楽天家な少女が前世の知識で異世界を満喫する話です。
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。
sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。
目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。
「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」
これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。
なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。
勇者召喚に巻き込まれたおっさんはウォッシュの魔法(必須:ウィッシュのポーズ)しか使えません。~大川大地と女子高校生と行く気ままな放浪生活~
北きつね
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれた”おっさん”は、すぐにステータスを偽装した。
ろくでもない目的で、勇者召喚をしたのだと考えたからだ。
一緒に召喚された、女子高校生と城を抜け出して、王都を脱出する方法を考える。
ダメだ大人と、理不尽ないじめを受けていた女子高校生は、巻き込まれた勇者召喚で知り合った。二人と名字と名前を持つ猫(聖獣)とのスローライフは、いろいろな人を巻き込んでにぎやかになっていく。
おっさんは、日本に居た時と同じ仕事を行い始める。
女子高校生は、隠したスキルを使って、おっさんの仕事を手伝う(手伝っているつもり)。
注)作者が楽しむ為に書いています。
誤字脱字が多いです。誤字脱字は、見つけ次第直していきますが、更新はまとめて行います。
ただ一つだけ
レクフル
ファンタジー
この世界に溢れ出た瘴気を祓う事のできる唯一の存在である聖女。
その聖女をそうと知らずに見つけ出してしまったリーンハルトは、自由を奪われ塔に閉じ込められた聖女の為に、せめてもの償いとして奪われた聖女の持ち物を探し出す旅に出る。
そんな旅を続けるリーンハルトと出会ったジル。
それから二人で旅をする事になったが、ジルは捕らわれていた場所から逃げ出した身であった。ジルを安住の地へ送り届ける事も目的になり、二人の旅は続くが、ジルにはリーンハルトには言えない過去があったーー
★残酷な描写があります。苦手な方はお気をつけください。
シャルロット姫の食卓外交〜おかん姫と騎士息子の詰め所ごはん
ムギ・オブ・アレキサンドリア
ファンタジー
お料理や世話焼きおかんなお姫様シャルロット✖️超箱入り?な深窓のイケメン王子様グレース✖️溺愛わんこ系オオカミの精霊クロウ(時々チワワ)の魔法と精霊とグルメファンタジー
プリンが大好きな白ウサギの獣人美少年護衛騎士キャロル、自分のレストランを持つことを夢見る公爵令息ユハなど、[美味しいゴハン]を通してココロが繋がる、ハートウォーミング♫ストーリーです☆
エブリスタでも掲載中
https://estar.jp/novels/25573975
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる