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34 ご対面する * BL描写あり
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クルックー。ぱたぱたぱた。
鳩が逃げ出した。そいつは、どうでもいい。
ニルスに抱かれ、エイリークが唇を貪り、貪られていた。
くそっ、俺が吸われる筈だったのに。違う。ニルスじゃなくて、エイリークに、だ。
俺の顔を見たニルスが、目だけでにんまり笑い、殊更音を立ててエイリークを責めた。
こいつ、真正のドSだ。
エイリークは目がイってしまっている。ぐんにゃりとニルスにもたれかかる体を、ニルスの長い指が這い回る。う、羨ましい。いや、違うって。あの長い指が膣に入ったら‥‥だから、違うってば。
指がエイリークの膨らんだ股間にかかる。
「ふあっ」
「ああ、そうでした。体は男性でしたね。ふむ。私も新しい領域に挑戦するのは好きですよ」
「やめっ」
制止しようとした俺の体が、再び熱くなった。下半身の力が抜け、床へずり落ちる。意思と無関係に、四つ這いでニルスの足元へ近付いた。
「はあっ、はあっ」
興奮のあまり、犬みたいに息を荒くする。俺の意思じゃない。
淫らな、とてつもなくそそる匂いが、彼の脚の間から立ち上る。早く、邪魔な布を取り去って、直接嗅ぎたい。味わいたい。
クルックー。ポッポー。
ばんっ。
俺の頭がエイリークの股間に押し付けられるのと、ほぼ同時に部屋の扉が開いた。
ばさばさばさ。鳩が急降下し、俺の頭を翼で叩く。地味に痛い。
「へ、ヘリヤ。早かったね。女王様は、ご機嫌麗しかったかな?」
ニルスは動揺を一瞬で押し込め、元の鷹揚な態度で妻を迎えた。さてはこいつ、浮気常習犯だな。
「ええ、お変わりなく。急用が出来たのです。で、何をなさっておいでですの?」
ヘリヤ=ワンは、お茶会用のドレス姿で仁王立ちしていた。チャイナドレスタイプである。形の良い脚が、太ももから長く伸びるのが丸見えだ。
今日は、ディルドやバイブを、あそこに突っ込まれてはいないようだ。女王とお茶会だからな。だからこそ、そそられる気もするが‥‥大分、ニルスに影響を受けている。
「お互いを見ながらプレイする時のために、一度私の前で試してもらおうと思ってね」
言い訳にしても、とんでもないことを言い始めたニルスの顔を、疑わしげに見つめるヘリヤ。即座に嘘、と断じない辺りが、別の意味で怖い。
夫妻が攻防する間に、魔の手を逃れた俺たちは、姿勢と服装を整えた。ヘリヤが扉を開けた時点で、ニルスの「性技」は解除されていた。
エイリークの眉間に皺が寄っている。俺に向けられたものではない。わかっているけど、ちょっと怖い感じがした。
「お誘いはありがたいですが、お断りいたします。見られながら、致したくないです」
「私も、無理」
付き合っていないし、とエイリークが呟くのを、悲しく聞く。ここで念押ししなくとも、いいじゃないか。
鳩は俺が離れると、再びエイリークの肩に止まった。まるで、動いたことなどありません、と主張するように。
「では、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。これにて失礼い」
「待ちなさい」
席を立ち、帰りかけた俺たちを引き止めたのは、ヘリヤだった。後ろめたいニルス共々緊張が走る。俺たちも連座か?
「カイサ女王がお呼びです。着替えを用意させるから、そこに留まるように」
ヘリヤは呼ばれたお茶会で、何の気なしに、俺たちの話題を持ち出したらしい。
一体どのように話したか知らないが、女王が興味を示し、連れてくるよう命じたそうだ。しかも、多忙の身だからと、今日の夕食後の私的時間を指定した。
俺たちがゴブリンもとい、盗賊退治に手間取っていたら、アウトである。命令違反で、拘束されたかもしれない。
女王は聞きしに勝る強引な人物のようだ。市井の民が、幹部養成所? をハーレムと揶揄するのも頷ける。
ヘリヤに言われるまでもなく、ニルスが俺たちの服を即座に揃えた。俺たちを囲い込む予定で、前々から準備していたのかもしれない。これも怖い。
俺たちは急いで風呂にも入らされた。大勢の召使に囲まれて、入浴というよりむしろ洗濯された気分だった。
こうしてにわか侍従と侍女のような格好をさせられた俺たちは、ヘリヤと共に、リンデン商会の馬車に乗せられ、城へ向かった。鳩も一緒である。
ヘリヤは当然のこと追い払おうとしたものの、鳩に根負けして諦めた。
先ほど踏み込んできた時、鳩が先導したように見えた。それも判断の多少に与っていたかもしれない。
高台にある城へ到着すると、取り次いだ官吏は、ヘリヤに帰宅を促した。
彼女は一瞬だけ驚いたが、逆らわなかった。続いて俺たちに、気の毒そうな視線を送る。不安が募る。
「二人とも、お元気で」
二度と会えないような挨拶を残して去るヘリヤを見送る間もなく、案内に先立たれる。
長い廊下をぐねぐね回って通されたのは、どうやら女王の私的エリアだった。
「拝跪して待っておれ。陛下の許可が出るまで、頭を上げるでないぞ」
言い置いて、さっさと立ち去る官吏の姿が消えるなり、早速部屋を観察するエイリーク。俺も倣う。
こじんまりした部屋は、一応ソファとローテーブルのセットがあって、応接室の体だった。跪くにしても、どこを向いてどの位置で待てばいいのか、官吏は教えてくれなかった。
入り口が二箇所ある。二人で考えて、どちらから来ても失礼にならない向きで、壁に寄って待つことにした。
拝跪の姿勢をとって間もなく、扉の開く音がした。危ないところだった。
足音は二人分。ドレスを引きずる音と、男性の靴音。
靴音は入り口に留まり、ドレスは俺たちの前でぴたりと止まる。
「まあ、立派な男になって。嬉しいわ。隣の女については、説明してもらう必要がありそうね。さあ、顔を見せておくれ、エイリーク」
全然聞き覚えのない声が、親しげにエイリークを呼ぶことに腹立ちを覚えつつ、俺も顔を上げた。
一瞬の間が空いた。
「エイリーク? では、まさか、そこな女、ユリアと言ったか。ユリア!」
見えたのは、肖像画とは似ても似つかない姿形の女だった。画を買った店に客が少なかった訳がわかった。
画とは別人であるが、美しいには違いない。そして若い。二十代だろう。
驚愕で、顔が青ざめている様も、絵画の一場面のように決まっていた。
それで、口に手を当てたまま、俺に目線を移した。途端に、記憶の中の面影と重なった。
「カイサ・ハミルソン・イオナ・オクセンシェルナ女王、ご無沙汰しております」
先んじて、エイリークが挨拶した。
そこに立つのは、前世エイリークの元同業者にして、俺の母親だった。
「で、どういうこと?」
親子再会の驚きが去った後、カイサ女王はくだけた態度と口調に変わった。
しかし、俺たちはその面前で、立たされたままである。
「母上こそ、このようなところで、どうなさったのですか?」
もう、前世で母を何と呼んでいたか忘れてしまった。正確には、子供が生まれてから、妻を母さん、母を婆ちゃんと呼び習わしていたのだ。
今、俺と十ばかりしか違わない相手を婆ちゃんと呼ぶのは、どう考えても変だ。そして親子の名乗りを上げた後で、陛下と呼ぶのも躊躇われた。
「あら、随分と他人行儀だこと」
前世俺の母だったカイサ女王は、じろりとエイリークを睨みつけた。
「愛しの息子を女に変えたのも、お前の仕業?」
「違います」
「違う、逆だ。俺、私がエイリークを追って女になったの」
女王の視線が冷えていく。母も怖いのだが、今の俺としては、隣のエイリークが、いささかうんざりした様子なのが気に掛かる。
前世の対立を、今持ち込まれても困るだろう。
「まさか、前世から私の目を誤魔化して」
「違います」
「違うって」
「なあ。俺にその女をくれるって約束だよね。好きに弄んでいいって。早く、話終わらせてくれない?」
入り口に立っていた侍従服の男が、口を挟んだ。
彼は、母と一緒に入室してから、ずっとそこにいた。ファツィオと同じ金髪碧眼タイプの美形だが、彼と違い、どことなく崩れた感じがある。女性に凄くモテそうだった。
「それは、エイリークが女だと思っていたからよ。息子をあんたの餌食にさせる訳ないじゃない。サク・トニソン、約束は無効よ」
女王はにべもなかった。やり取りの感じからすると、彼も転生者で、しかも母とは親しい仲のようだが、名前を聞いても、俺の記憶は刺激されなかった。昔の知り合いか。
「王の言葉は絶対なんだぜ。中身が何であろうが、一度約束した以上は、守ってもらう」
男はつかつかと女王の前へ出た。無礼な行為なのに、母は、止めない。
俺は鑑定眼を使った。
鳩が逃げ出した。そいつは、どうでもいい。
ニルスに抱かれ、エイリークが唇を貪り、貪られていた。
くそっ、俺が吸われる筈だったのに。違う。ニルスじゃなくて、エイリークに、だ。
俺の顔を見たニルスが、目だけでにんまり笑い、殊更音を立ててエイリークを責めた。
こいつ、真正のドSだ。
エイリークは目がイってしまっている。ぐんにゃりとニルスにもたれかかる体を、ニルスの長い指が這い回る。う、羨ましい。いや、違うって。あの長い指が膣に入ったら‥‥だから、違うってば。
指がエイリークの膨らんだ股間にかかる。
「ふあっ」
「ああ、そうでした。体は男性でしたね。ふむ。私も新しい領域に挑戦するのは好きですよ」
「やめっ」
制止しようとした俺の体が、再び熱くなった。下半身の力が抜け、床へずり落ちる。意思と無関係に、四つ這いでニルスの足元へ近付いた。
「はあっ、はあっ」
興奮のあまり、犬みたいに息を荒くする。俺の意思じゃない。
淫らな、とてつもなくそそる匂いが、彼の脚の間から立ち上る。早く、邪魔な布を取り去って、直接嗅ぎたい。味わいたい。
クルックー。ポッポー。
ばんっ。
俺の頭がエイリークの股間に押し付けられるのと、ほぼ同時に部屋の扉が開いた。
ばさばさばさ。鳩が急降下し、俺の頭を翼で叩く。地味に痛い。
「へ、ヘリヤ。早かったね。女王様は、ご機嫌麗しかったかな?」
ニルスは動揺を一瞬で押し込め、元の鷹揚な態度で妻を迎えた。さてはこいつ、浮気常習犯だな。
「ええ、お変わりなく。急用が出来たのです。で、何をなさっておいでですの?」
ヘリヤ=ワンは、お茶会用のドレス姿で仁王立ちしていた。チャイナドレスタイプである。形の良い脚が、太ももから長く伸びるのが丸見えだ。
今日は、ディルドやバイブを、あそこに突っ込まれてはいないようだ。女王とお茶会だからな。だからこそ、そそられる気もするが‥‥大分、ニルスに影響を受けている。
「お互いを見ながらプレイする時のために、一度私の前で試してもらおうと思ってね」
言い訳にしても、とんでもないことを言い始めたニルスの顔を、疑わしげに見つめるヘリヤ。即座に嘘、と断じない辺りが、別の意味で怖い。
夫妻が攻防する間に、魔の手を逃れた俺たちは、姿勢と服装を整えた。ヘリヤが扉を開けた時点で、ニルスの「性技」は解除されていた。
エイリークの眉間に皺が寄っている。俺に向けられたものではない。わかっているけど、ちょっと怖い感じがした。
「お誘いはありがたいですが、お断りいたします。見られながら、致したくないです」
「私も、無理」
付き合っていないし、とエイリークが呟くのを、悲しく聞く。ここで念押ししなくとも、いいじゃないか。
鳩は俺が離れると、再びエイリークの肩に止まった。まるで、動いたことなどありません、と主張するように。
「では、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。これにて失礼い」
「待ちなさい」
席を立ち、帰りかけた俺たちを引き止めたのは、ヘリヤだった。後ろめたいニルス共々緊張が走る。俺たちも連座か?
「カイサ女王がお呼びです。着替えを用意させるから、そこに留まるように」
ヘリヤは呼ばれたお茶会で、何の気なしに、俺たちの話題を持ち出したらしい。
一体どのように話したか知らないが、女王が興味を示し、連れてくるよう命じたそうだ。しかも、多忙の身だからと、今日の夕食後の私的時間を指定した。
俺たちがゴブリンもとい、盗賊退治に手間取っていたら、アウトである。命令違反で、拘束されたかもしれない。
女王は聞きしに勝る強引な人物のようだ。市井の民が、幹部養成所? をハーレムと揶揄するのも頷ける。
ヘリヤに言われるまでもなく、ニルスが俺たちの服を即座に揃えた。俺たちを囲い込む予定で、前々から準備していたのかもしれない。これも怖い。
俺たちは急いで風呂にも入らされた。大勢の召使に囲まれて、入浴というよりむしろ洗濯された気分だった。
こうしてにわか侍従と侍女のような格好をさせられた俺たちは、ヘリヤと共に、リンデン商会の馬車に乗せられ、城へ向かった。鳩も一緒である。
ヘリヤは当然のこと追い払おうとしたものの、鳩に根負けして諦めた。
先ほど踏み込んできた時、鳩が先導したように見えた。それも判断の多少に与っていたかもしれない。
高台にある城へ到着すると、取り次いだ官吏は、ヘリヤに帰宅を促した。
彼女は一瞬だけ驚いたが、逆らわなかった。続いて俺たちに、気の毒そうな視線を送る。不安が募る。
「二人とも、お元気で」
二度と会えないような挨拶を残して去るヘリヤを見送る間もなく、案内に先立たれる。
長い廊下をぐねぐね回って通されたのは、どうやら女王の私的エリアだった。
「拝跪して待っておれ。陛下の許可が出るまで、頭を上げるでないぞ」
言い置いて、さっさと立ち去る官吏の姿が消えるなり、早速部屋を観察するエイリーク。俺も倣う。
こじんまりした部屋は、一応ソファとローテーブルのセットがあって、応接室の体だった。跪くにしても、どこを向いてどの位置で待てばいいのか、官吏は教えてくれなかった。
入り口が二箇所ある。二人で考えて、どちらから来ても失礼にならない向きで、壁に寄って待つことにした。
拝跪の姿勢をとって間もなく、扉の開く音がした。危ないところだった。
足音は二人分。ドレスを引きずる音と、男性の靴音。
靴音は入り口に留まり、ドレスは俺たちの前でぴたりと止まる。
「まあ、立派な男になって。嬉しいわ。隣の女については、説明してもらう必要がありそうね。さあ、顔を見せておくれ、エイリーク」
全然聞き覚えのない声が、親しげにエイリークを呼ぶことに腹立ちを覚えつつ、俺も顔を上げた。
一瞬の間が空いた。
「エイリーク? では、まさか、そこな女、ユリアと言ったか。ユリア!」
見えたのは、肖像画とは似ても似つかない姿形の女だった。画を買った店に客が少なかった訳がわかった。
画とは別人であるが、美しいには違いない。そして若い。二十代だろう。
驚愕で、顔が青ざめている様も、絵画の一場面のように決まっていた。
それで、口に手を当てたまま、俺に目線を移した。途端に、記憶の中の面影と重なった。
「カイサ・ハミルソン・イオナ・オクセンシェルナ女王、ご無沙汰しております」
先んじて、エイリークが挨拶した。
そこに立つのは、前世エイリークの元同業者にして、俺の母親だった。
「で、どういうこと?」
親子再会の驚きが去った後、カイサ女王はくだけた態度と口調に変わった。
しかし、俺たちはその面前で、立たされたままである。
「母上こそ、このようなところで、どうなさったのですか?」
もう、前世で母を何と呼んでいたか忘れてしまった。正確には、子供が生まれてから、妻を母さん、母を婆ちゃんと呼び習わしていたのだ。
今、俺と十ばかりしか違わない相手を婆ちゃんと呼ぶのは、どう考えても変だ。そして親子の名乗りを上げた後で、陛下と呼ぶのも躊躇われた。
「あら、随分と他人行儀だこと」
前世俺の母だったカイサ女王は、じろりとエイリークを睨みつけた。
「愛しの息子を女に変えたのも、お前の仕業?」
「違います」
「違う、逆だ。俺、私がエイリークを追って女になったの」
女王の視線が冷えていく。母も怖いのだが、今の俺としては、隣のエイリークが、いささかうんざりした様子なのが気に掛かる。
前世の対立を、今持ち込まれても困るだろう。
「まさか、前世から私の目を誤魔化して」
「違います」
「違うって」
「なあ。俺にその女をくれるって約束だよね。好きに弄んでいいって。早く、話終わらせてくれない?」
入り口に立っていた侍従服の男が、口を挟んだ。
彼は、母と一緒に入室してから、ずっとそこにいた。ファツィオと同じ金髪碧眼タイプの美形だが、彼と違い、どことなく崩れた感じがある。女性に凄くモテそうだった。
「それは、エイリークが女だと思っていたからよ。息子をあんたの餌食にさせる訳ないじゃない。サク・トニソン、約束は無効よ」
女王はにべもなかった。やり取りの感じからすると、彼も転生者で、しかも母とは親しい仲のようだが、名前を聞いても、俺の記憶は刺激されなかった。昔の知り合いか。
「王の言葉は絶対なんだぜ。中身が何であろうが、一度約束した以上は、守ってもらう」
男はつかつかと女王の前へ出た。無礼な行為なのに、母は、止めない。
俺は鑑定眼を使った。
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