人生前のめり♪

ナンシー

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103 イベント(招待状 その2)

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ある日、ハルの元に一通の封書が届いた。

ハル「あ、豊田さんからだ。」

豊田は元陸上自衛隊員で現在は自衛隊協力会のメンバーである。また、モデラーでもあり、ハルはプラホビーの展示会で知り合った。

封書の中身は、プラホビー展示会のお知らせだった。

ハル「これは、是非見に行かねば(-ω☆)キラリ」



…プラホビー展示会から数日後。
僕はハルさんとデートです(•᎑•)

僕「それで、プラホビー展示会は楽しかった?」

ハル「はい!とっても(^o^)」

僕「元自もたくさんいるって聞いてるから、マニアックな話が聞けたんじゃないかな?」

ハル「そうですね♪ご自分が乗っていた車輌をプラモデルで作ったーっていう方が何人もいらっしゃいました(笑)」

僕「74式戦車、たくさんあったでしょ?」

ハル「はい!SRがあって感動しました!改造もされてて。製作者の愛情が溢れてましたよ~(*^^*)
 現役のタンク乗りの方もいて…あ…。」

そこで、ハルさんはしまった!って顔をした。

僕「ん?何かあった?(•᎑•)」

ハル「いいえ。」

僕「ん?(•᎑•)」

ハル「えっと、タカさんに言っても大丈夫なのかな~と思ったことがありまして(笑)
 モデラーの皆さんで戦車の話、盛り上がってらしたんですよね~。私が聞いてもいいのかな?って内容で…。」

僕「例えばどんな?」

ハル「稼働年数があの駐屯地は終わりだがこちらはあと数年はこのままだとか、予算がどーだとか…」

僕「あぁ…。そのくらいなら問題ないです。」

僕は、プラホビー倶楽部のメンバーの現役隊員の顔を思い浮かべてため息をついた。
彼等は、おそらく、ハルさんがニコニコと見学してくれていたことに気をよくしたに違いない。
そういうとき、ついつい自分の知識やちょっとしたトリビア的な情報を自慢気に語ってしまう…それはもう、単純な男の性なのだ…と思う。

ハル「あ、私はよそでは喋らないので大丈夫です!」

僕「うん、ごめんね、ハルさんのことは信頼してます。」

大した情報ではないが、ハルさんに気を遣わせたことに関しては、ちょっと見逃せないなぁ。
次の訓練ではお相手願おうと心に決めました(•᎑•)
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