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真吾と隆弘の恋愛
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「やっ……やめ…!」
「淫乱だね~、真吾は」
「誰が淫乱だ…っ!」
「ここ、弱いの?」
「んなわけっ、ないか、らっ!」
どうして、こうなったのか…
思い返すと思い返す分だけ嫌になる。
元々、僕は普通に生活が出来ているハズなんだ…
なのに、どうして…
どうして……
クラスの男友達のアレをしゃぶったりしないといけないんだ!
一時間前にさかのぼると…
「おはよ~、龍馬」
「あ?話しかけてくんな。お前もあっち側の人間のくせに」
「関係ないよ?てか、僕、龍馬と一緒で同性愛反対派だし」
「やっぱり、愛すなら女だよな?」
「当たり前だって!」
「……でもよ、いつ、同性愛者になるかわからねぇかもな」
「その時はその時で幸せならいいんじゃない?」
「やっぱり…お前って…」
「違うから!」
この時は僕も同性愛反対派だったのに…
やっぱり、その環境に慣れると自分までそうなってしまう事があるのか…
いや、僕は絶対に……って、言いきれるのかな?
僕の兄、慎也(しんや)も反対派だったのに…今では…。
だめだ、悪い方に考えない!
僕は僕!
兄は兄!
人に流されるものか!
「龍馬くん、おはよう」
「あ?…あ~、美希か。なんだよ?」
「挨拶しただけですが?」
「はいはい、悪ぅございましたよ」
「挨拶には挨拶で返してよ」
「おはよう…てか、今、帰りだろ?遅くね?」
「あ、え!?あ、そっか…私、今日1日中寝ていたから…」
「うわ~、サボりか」
「違うよ~」
「あ、僕、こっちに用事あるから…」
「ん、じゃあな」
「バイバイ、真吾くん」
「ああ」
本当は用事なんかないし、ここどこだよ?
あ、スマホ……………無いっ!?!?
マジかよ、こんな時に…
誰かいないかな?
「あれ?真吾か?」
「よう、真吾。どうしたんだ?こんな所で」
「迷子かぁ?」
「方向音痴なの?真吾は」
「い、いや、そーゆーわけじゃないんだけど…」
「ふ~ん」
「てか、真吾は知ってる?」
「な、なにを?」
「「「「「ここ、俺らのナワバリ」」」」」
「…………だから?だから、なにが言いたいのかよくわからないんだけど…」
「だからさ、簡単に言うと…」
「夜の町を女が1人で歩いているようなもんだな」
「……だから?」
「うっわ、こーゆー奴、まだいたのか?気付けよ」
「なにについて気付けばいいのか…」
「ふざけてんのか?」
「まぁ、いいだろ?」
「後にわかるか」
「え、待って、全然わからないんだけど?」
「こーゆーコトだよ」
「どういうこと…!」
「あそこ行こーぜ」
「いいな、それ」
「んー!んー!」
「黙れよ」
「大丈夫。安心しなよ?( ^ω^)」
ヤバい状況になったの!?
てか、安心できるか!
まるで誘拐みた……い?
え、待って…
ナワバリに入ったからボコボコにされるわけ?
ボコられるのはやだな…
はぁ~……。
くそっ、こうなったらヤケクソだ!
龍馬と美希、早くいいカップルになれ!
そして僕は…まだ非リアの同性愛反対派になってやる!
それも世界一の!
………いや、やっぱりお金取られるのかな?
カツアゲ?
それで済むならいいけど…
でも、僕の全財産10円だけど…
う~ん…
10円ガム1個買えるなぁ…
買っておけばよかったなぁ…
ビリリッ
ん?
ガムテープ?
「それ…なんっ……んー!」
「あとは手首だ」
「OK」
「足は?」
「バカかよ?足やったら意味無ェよ」
「あ、そっか」
なに!?
もしかして、動けない所を殴ったりすんの!?
助けて~!
「あ、だったら、なんで口にガムテやったの?」
「「「「……あ…」」」」
ビリッ
「いっ…たぁ~、痛いよ!…殴らないで!お金なら、お財布にあるから!10円だけだけど僕の全財産だから!許して!」
「うわ~、10円てアニメかよ」
「貧乏だな~、てか、許すもなにも俺らのナワバリに入ったんだから、それなりの覚悟はあるだろ?」
「知らないよ!僕は…ただ、友人の恋愛を優先して…」
「友人?龍馬とかいう奴?」
「…」
無言で僕は首を縦にふった。
「お前、同性愛反対派なのか?」
「やっぱり、噂は本当なんだな」
「だったら俺らでコイツの人生、めちゃくちゃに壊してやろうぜ」
「それ乗った」
「俺も」
「ああ、俺も」
「待って、なに?」
「お前を同性愛反対派から救い出してやるって事」
「え?」
スッと、僕の下半身に同じクラスの胡桃(くるみ)が手を伸ばしてきた。
「気持ち悪いからやめてよ」
「気持ち悪い?じゃあ、気持ちよくしてやるよ」
「なにそれ…」
なにそれ、おかしいと言う時、いきよいよくジュポジュポと僕のアレを触った。
「んっ!やっ!やめて!」
「もっとやってほしいの間違えじゃねぇの?」
「ちが…んっ、あっ、やっ…だぁ…」
「エロい声だすねぇ」
「お前、やっぱり総受けだな」
「ネタ、バラすなよ?隆弘」
「あ~、ごめんごめん」
「んんっ!やだ、やめてっ!んあ、あ、あ!」
「そろそろ味見してみようかな?」
「や、やめろっ!お願いっ!」
ペロ…ヂゥゥゥ!
「あああ!あ、あ!はぁ、はぁ、やだ…やめ…っ」
「意外と弱いんだな、ここ」
ヂュウウウウ!
チュ…チュチュ…
「はぁ、あ、ん、や…」
「そろそろ俺のも可愛がってよ」
「んっ!?」
無理矢理、口に隆弘のアレが入ってきた。
「ホラ、自分だけずるくない?」
「隆弘怖~w」
「次は俺だぞ」
「んっ!あ、あ…」
ドピュ、ドピュピュ!
「はぁ、意外だな」
「次はこの胡桃様だ!」
「自分で様を付けんな」
ジーと胡桃はズボンのチャックを開けた。
下半身裸になり、またアレを僕の口に入れた。
ジュポジュポ、ジュポジュポ
「ん、ふぁ、あ…」
「こっちも可愛がってやるよ」
そう言って隆弘は僕のアナルに指を入れた。
「ふぁ、あ、んっ、ふぇ?」
ドピュ、ドピュピュ!
と、胡桃が僕の口の中で出した。
「そろそろ俺のも入れていいよな?」
「ふぇ、や…っ!」
「遅い。もう入れる」
ドプププっ!
「あ、い、たい、やぁ…だ」
「いいイキ顔してるじゃん」
「や、だ」
「ヤバい、俺、出る」
「やめ、てぇ!」
ドピュピュ!
「あああああっ!」
パチ…
あれ?
僕は…ああ、そっか…
……………え!?
えええええええええええええええ!?!?!?
男と寝たの!?
僕が!?
それにしても…意外と気持ちよかっ……気持ちよくないから!
男とヤッて、なにがいいんだ!
「もう起きたのかよ、早すぎだろ」
「た…隆弘?…もしかして、昨日のは…」
「現実だけど?」
う、ウソだろ…
「お前ってエロかったんだな」
「違うから!てか、ウソだと言って!」
「あれは現実だ」
「やめて、言わないでよ!僕だっーーーーー」
チュ…
「な、なにすんの!?いきなり!」
「キスだよ?だって、エッチ中にキスやってないじゃん。あ、そうそう、いい事教えてあげるよ」
「別にいいですよ…」
「俺とキスしたやつは交渉成立ってわけ」
「なんの?」
「カップルの」
「そんなん聞いてない!」
「これからお前を同性愛者にしてやるよ」
「ふ、ふざけんな!!!」
END
「淫乱だね~、真吾は」
「誰が淫乱だ…っ!」
「ここ、弱いの?」
「んなわけっ、ないか、らっ!」
どうして、こうなったのか…
思い返すと思い返す分だけ嫌になる。
元々、僕は普通に生活が出来ているハズなんだ…
なのに、どうして…
どうして……
クラスの男友達のアレをしゃぶったりしないといけないんだ!
一時間前にさかのぼると…
「おはよ~、龍馬」
「あ?話しかけてくんな。お前もあっち側の人間のくせに」
「関係ないよ?てか、僕、龍馬と一緒で同性愛反対派だし」
「やっぱり、愛すなら女だよな?」
「当たり前だって!」
「……でもよ、いつ、同性愛者になるかわからねぇかもな」
「その時はその時で幸せならいいんじゃない?」
「やっぱり…お前って…」
「違うから!」
この時は僕も同性愛反対派だったのに…
やっぱり、その環境に慣れると自分までそうなってしまう事があるのか…
いや、僕は絶対に……って、言いきれるのかな?
僕の兄、慎也(しんや)も反対派だったのに…今では…。
だめだ、悪い方に考えない!
僕は僕!
兄は兄!
人に流されるものか!
「龍馬くん、おはよう」
「あ?…あ~、美希か。なんだよ?」
「挨拶しただけですが?」
「はいはい、悪ぅございましたよ」
「挨拶には挨拶で返してよ」
「おはよう…てか、今、帰りだろ?遅くね?」
「あ、え!?あ、そっか…私、今日1日中寝ていたから…」
「うわ~、サボりか」
「違うよ~」
「あ、僕、こっちに用事あるから…」
「ん、じゃあな」
「バイバイ、真吾くん」
「ああ」
本当は用事なんかないし、ここどこだよ?
あ、スマホ……………無いっ!?!?
マジかよ、こんな時に…
誰かいないかな?
「あれ?真吾か?」
「よう、真吾。どうしたんだ?こんな所で」
「迷子かぁ?」
「方向音痴なの?真吾は」
「い、いや、そーゆーわけじゃないんだけど…」
「ふ~ん」
「てか、真吾は知ってる?」
「な、なにを?」
「「「「「ここ、俺らのナワバリ」」」」」
「…………だから?だから、なにが言いたいのかよくわからないんだけど…」
「だからさ、簡単に言うと…」
「夜の町を女が1人で歩いているようなもんだな」
「……だから?」
「うっわ、こーゆー奴、まだいたのか?気付けよ」
「なにについて気付けばいいのか…」
「ふざけてんのか?」
「まぁ、いいだろ?」
「後にわかるか」
「え、待って、全然わからないんだけど?」
「こーゆーコトだよ」
「どういうこと…!」
「あそこ行こーぜ」
「いいな、それ」
「んー!んー!」
「黙れよ」
「大丈夫。安心しなよ?( ^ω^)」
ヤバい状況になったの!?
てか、安心できるか!
まるで誘拐みた……い?
え、待って…
ナワバリに入ったからボコボコにされるわけ?
ボコられるのはやだな…
はぁ~……。
くそっ、こうなったらヤケクソだ!
龍馬と美希、早くいいカップルになれ!
そして僕は…まだ非リアの同性愛反対派になってやる!
それも世界一の!
………いや、やっぱりお金取られるのかな?
カツアゲ?
それで済むならいいけど…
でも、僕の全財産10円だけど…
う~ん…
10円ガム1個買えるなぁ…
買っておけばよかったなぁ…
ビリリッ
ん?
ガムテープ?
「それ…なんっ……んー!」
「あとは手首だ」
「OK」
「足は?」
「バカかよ?足やったら意味無ェよ」
「あ、そっか」
なに!?
もしかして、動けない所を殴ったりすんの!?
助けて~!
「あ、だったら、なんで口にガムテやったの?」
「「「「……あ…」」」」
ビリッ
「いっ…たぁ~、痛いよ!…殴らないで!お金なら、お財布にあるから!10円だけだけど僕の全財産だから!許して!」
「うわ~、10円てアニメかよ」
「貧乏だな~、てか、許すもなにも俺らのナワバリに入ったんだから、それなりの覚悟はあるだろ?」
「知らないよ!僕は…ただ、友人の恋愛を優先して…」
「友人?龍馬とかいう奴?」
「…」
無言で僕は首を縦にふった。
「お前、同性愛反対派なのか?」
「やっぱり、噂は本当なんだな」
「だったら俺らでコイツの人生、めちゃくちゃに壊してやろうぜ」
「それ乗った」
「俺も」
「ああ、俺も」
「待って、なに?」
「お前を同性愛反対派から救い出してやるって事」
「え?」
スッと、僕の下半身に同じクラスの胡桃(くるみ)が手を伸ばしてきた。
「気持ち悪いからやめてよ」
「気持ち悪い?じゃあ、気持ちよくしてやるよ」
「なにそれ…」
なにそれ、おかしいと言う時、いきよいよくジュポジュポと僕のアレを触った。
「んっ!やっ!やめて!」
「もっとやってほしいの間違えじゃねぇの?」
「ちが…んっ、あっ、やっ…だぁ…」
「エロい声だすねぇ」
「お前、やっぱり総受けだな」
「ネタ、バラすなよ?隆弘」
「あ~、ごめんごめん」
「んんっ!やだ、やめてっ!んあ、あ、あ!」
「そろそろ味見してみようかな?」
「や、やめろっ!お願いっ!」
ペロ…ヂゥゥゥ!
「あああ!あ、あ!はぁ、はぁ、やだ…やめ…っ」
「意外と弱いんだな、ここ」
ヂュウウウウ!
チュ…チュチュ…
「はぁ、あ、ん、や…」
「そろそろ俺のも可愛がってよ」
「んっ!?」
無理矢理、口に隆弘のアレが入ってきた。
「ホラ、自分だけずるくない?」
「隆弘怖~w」
「次は俺だぞ」
「んっ!あ、あ…」
ドピュ、ドピュピュ!
「はぁ、意外だな」
「次はこの胡桃様だ!」
「自分で様を付けんな」
ジーと胡桃はズボンのチャックを開けた。
下半身裸になり、またアレを僕の口に入れた。
ジュポジュポ、ジュポジュポ
「ん、ふぁ、あ…」
「こっちも可愛がってやるよ」
そう言って隆弘は僕のアナルに指を入れた。
「ふぁ、あ、んっ、ふぇ?」
ドピュ、ドピュピュ!
と、胡桃が僕の口の中で出した。
「そろそろ俺のも入れていいよな?」
「ふぇ、や…っ!」
「遅い。もう入れる」
ドプププっ!
「あ、い、たい、やぁ…だ」
「いいイキ顔してるじゃん」
「や、だ」
「ヤバい、俺、出る」
「やめ、てぇ!」
ドピュピュ!
「あああああっ!」
パチ…
あれ?
僕は…ああ、そっか…
……………え!?
えええええええええええええええ!?!?!?
男と寝たの!?
僕が!?
それにしても…意外と気持ちよかっ……気持ちよくないから!
男とヤッて、なにがいいんだ!
「もう起きたのかよ、早すぎだろ」
「た…隆弘?…もしかして、昨日のは…」
「現実だけど?」
う、ウソだろ…
「お前ってエロかったんだな」
「違うから!てか、ウソだと言って!」
「あれは現実だ」
「やめて、言わないでよ!僕だっーーーーー」
チュ…
「な、なにすんの!?いきなり!」
「キスだよ?だって、エッチ中にキスやってないじゃん。あ、そうそう、いい事教えてあげるよ」
「別にいいですよ…」
「俺とキスしたやつは交渉成立ってわけ」
「なんの?」
「カップルの」
「そんなん聞いてない!」
「これからお前を同性愛者にしてやるよ」
「ふ、ふざけんな!!!」
END
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