薬師、奴隷を買う、、、ん?奴隷に襲われるってどういうこと!?

さえ

文字の大きさ
上 下
37 / 62

第三十七話 ゴミ

しおりを挟む
客商売はやっぱり面倒だな。
今のところクレーマーみたいなのは来ていないが、注文が多いやつとかは普通にいる。
まぁ注文の多さはそれだけ自分も成長できる。

さてと。
この仕事、売るよりも研究メインだ。


「おい、店の前にゴミ捨てられてんぞ」
またかよ。まぁ日本とは違って治安も良くないからなぁ。
最近、紙袋とかのゴミが店の前に捨てられている。

「マジ?また回収しておいて、どうせ魔法で全部燃やすし」
そうなんだよ。日本ならゴミ代がかかるが、この世界は魔法で燃やせるから「まぁいっか」ってなる。

「今回はそんなんじゃねぇ。生ゴミとか生活ゴミだしかも大量に、、、」

は?

「えっ!?」
店から出る。


店の前にはゴミがぶちまけられていた。

「これって、、、嫌がらせだよなぁ」
前世でもそんな事件あったな。

「ああ、確実にな」

でも思い当たることはない。他の薬屋を潰すようなことはしていない。品物も違うし、同じものでも値段は高めにしてある。

「とりあえず、綺麗にするしかないよなぁ」
悪臭が染み付く前に処理せねば。

リクと一緒に1箇所に集める。

酸素と空気中のメタン、水素と、、、意識して集める。
ムカつくなぁ。その怒りを圧力に、、、

「リク着火」
着火は自分でするよりリクがやった方が燃え方がちがう。火魔法と気体操作の違いだろう。










「ファイヤァァァーーー」












灰も残らないんじゃないかってぐらい焼いた。
ふぅ。スッキリした。
なんなら少し楽しかった。






「最近変な客来た?」
店番はリクに任せることが多いので聞いてみる。

「いや、特には、、ねぇと思うが、、、」

「そっか」

俺が店番してる時も、これといって特筆すべき客はいない。こだわりが強かったりする客には丁寧に対応してきたつもりだ。クレームはゼロではなかったが、支離滅裂なクレームをつけられたことはない。

「いったい、、、なんなんだ。とりあえず、店番で気になったことがあったら言ってね」

「ああ」

せっかく軌道に乗り始めたと思ったのに、不穏な空気だ。
とりあえず明日あたり、夜中見張ってみよう。効果は期待できないが"ゴミ捨てるな"の張り紙も付けておこう。



それはともかく、最近いろんなポーションが飛ぶように売れる。買い占められると言うより、店に出したらひっきりなしに客が来てそれを買っていく。「注文はないか?」と聞かれたこともあるが、今のところやっていない。
逆に他の薬屋でも置いているようなポーションはあまり出ない。値段も高めで効果は他と変わらないからウチで買うメリットがないのだろう。



しおりを挟む
感想 20

あなたにおすすめの小説

婚約破棄されたから伝説の血が騒いでざまぁしてやった令息

ミクリ21 (新)
BL
婚約破棄されたら伝説の血が騒いだ話。

神子の余分

朝山みどり
BL
ずっと自分をいじめていた男と一緒に異世界に召喚されたオオヤナギは、なんとか逃げ出した。 おまけながらも、それなりのチートがあるようで、冒険者として暮らしていく。

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~

おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。 どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。 そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。 その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。 その結果、様々な女性に迫られることになる。 元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。 「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」 今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

その男、有能につき……

大和撫子
BL
 俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか? 「君、どうかしたのかい?」  その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。  黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。  彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。  だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。  大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?  更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!

そういった理由で彼は問題児になりました

まめ
BL
非王道生徒会をリコールされた元生徒会長が、それでも楽しく学校生活を過ごす話。

婚約破棄されたショックで前世の記憶&猫集めの能力をゲットしたモブ顔の僕!

ミクリ21 (新)
BL
婚約者シルベスター・モンローに婚約破棄されたら、そのショックで前世の記憶を思い出したモブ顔の主人公エレン・ニャンゴローの話。

スキル盗んで何が悪い!

大都督
ファンタジー
"スキル"それは誰もが欲しがる物 "スキル"それは人が持つには限られた能力 "スキル"それは一人の青年の運命を変えた力  いつのも日常生活をおくる彼、大空三成(オオゾラミツナリ)彼は毎日仕事をし、終われば帰ってゲームをして遊ぶ。そんな毎日を繰り返していた。  本人はこれからも続く生活だと思っていた。  そう、あのゲームを起動させるまでは……  大人気商品ワールドランド、略してWL。  ゲームを始めると指先一つリアルに再現、ゲーマーである主人公は感激と喜び物語を勧めていく。  しかし、突然目の前に現れた女の子に思わぬ言葉を聞かさせる……  女の子の正体は!? このゲームの目的は!?  これからどうするの主人公!  【スキル盗んで何が悪い!】始まります!

学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語

紅林
BL
『桜田門学院高等学校』 日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である

処理中です...