異世界でケモミミを追いかけて

さえ

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第三十一話 ドレイン

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よし俺も行くか、『ドレイン』しに。

「ちょっと、馬鹿なの?のこのこモンスターの前に行くとか」

リザードの前にたつ。
体当たりと、尻尾を避ける。
見通す力では、その後口を開けてじっとしている時間がある。その隙にドレインだ。
「ちょっと失礼しますね」
リザードの首元に手を当てドレインする。

やっぱりエナジードリンクの味だ。
一度人間の味を味わってみたいが、それをすれば本当に悪魔になってしまう気がするのでやめておこう。


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