上 下
48 / 65
1章スローライフ準備編

48 宿③※

しおりを挟む
アセナのただでさえ巨大な亀頭が前立腺を容赦なく押し潰すのにそこにパッシの実の圧迫が加わればどうなるか?

正直いうと気持ち良すぎて壊れてしまう。
あれは人間の許容できる快感を超えていると思う。

パッシの実もちろん実ある程度の圧力が加わると破裂する。

パッシの実は生物なのだろうか?と思うほど意思を持ったかのように快楽部に衝撃を与え、果汁を体内に行き渡らせる。男なので濡れることはないのに、こうすると自然に濡れているような状態になるのだ。さらにその成分には神経を研ぎ澄ますような、、、それが二人の性感帯にダイレクトに余すことなく塗り込まれるのだ。

「アキト、、こっち向け」
いつものような冷たい口調ではなく、熱のこもった声でそう言われる。
絶頂で意識がどれだけ持っていかれようとも、視界がどれだけ霞もうとも、この声を聞けばすぐにアセナの顔を捉えられる。

「アセナ、、、、、、、、

ンッ///」


ズンッ
では少し足りないかもしれないような衝撃がまた伝わってくる。


体内で、パッシの実が一つ破裂する感覚。溢れ出す液体が触れる場所に血液が集まり熱くなる。神経が研ぎ澄まされて増幅する快感。そして口から流れ込むアセナからの想い。


抽挿に合わせてコロコロと奥に転がり込む実。そしてアセナのモノがさらに深く体内を探索するためそれよりも奥をこじ開けてくる。

それ以上奥は、、、

「ダメっ///」

もう何度目かになるアセナの意地悪な表情。ゆっくりと未開の地に踏み入れてくる。
その動きに合わせてゆっくりと絶頂に連れて行かされる。

静かに体はガクガクと痙攣し、またアセナの顔が見えなくなるほどチカチカとする。

「あぁっああ//」

「さぁもう一発!」
亀頭と前立腺の間に回り込んだ実がまたアセナの抽挿により爆発する。

「な、ん、あっ// なんかっ、、でる」
さっき中イキして半勃ちなのに、射精感に襲われる。扱いてもいないのに。

「ハッ、ついに壊れたか?お前の無惨なモノから濁った嬉し涙が出てるぞ?」
視界は当てにならないが、自分のお腹の上に粘液が垂れるのを感じ、それが白濁だと知る。

「、うっ、ん、んぁ、壊、された、、、ぁアセナに、、、、壊された」
いくら僕が受けで今後使い道がなくても、この異常な快感で壊れてしまっては、アセナ無しでは生きてゆけなくなる。それがまた嬉しいような気もした。
僕がどういう表情をしているのかはわからないがアセナはなにか満足したらしい。



「なら、治してやらねぇとなぁ?」
もう何度もイッてただでさえ中からの刺激で敏感になっているのに、アセナが緩く勃った僕のを握り扱き始める。

中からと外から、そして中でまた実が押し潰されるのと同時に体内に残された白濁を出し切った。

「ハァッ、、、オレ、、、、もっ」
声だけで耳が孕みそうなのに、奥でトクトクと一定の律で灼熱の精を流し込まれるのを感じた。




その律が止み、アセナが一度引き抜くとすごい量の粘液が溢れ出してしまった。これはあの実の汁なのだアセナの白濁かはわからないが、勿体無い気がして少しだけ蕾に力を入れた。が、やはりヒクつかせるだけにとどまった。

「まだ欲しいのかよ」
アセナの満足した顔が再び獲物を捉える目に変わっていく。

「もぅ、無理ィッ」

「そんな顔で言われても説得力がねぇな?おい」

次第にアセナの性器は硬さを取り戻し、残りの実がなくなるまでの愛の確かめ合いが朝まで続いた。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

聖女召喚でなぜか呼び出された、もう30のお兄さん(自称)ですが、異世界で聖人することにしました。

藜-LAI-
BL
三十路のお兄さん(自称)ですが聖人出来ますか? 夜の街で王子として崇められるホストのリイトこと網浜依斗は、依斗の店のオーナーである白石秋成をストーカーから庇った瞬間、眩しい光に包まれて異世界であるサーチェスに召喚されてしまった!? 『俺がエロいんじゃない!これのせいでムラムラするんだ!!』 攻め→網浜依斗(聖人)30 受け→ジレーザ(神官)28 ※受け攻め固定はなかなか書かないのでドキドキ。

神は眷属からの溺愛に気付かない

グランラババー
BL
【ラントの眷属たち×神となる主人公ラント】 「聖女様が降臨されたぞ!!」  から始まる異世界生活。  夢にまでみたファンタジー生活を送れると思いきや、一緒に召喚された母であり聖女である母から不要な存在として捨てられる。  ラントは、せめて聖女の思い通りになることを妨ぐため、必死に生きることに。  彼はもう人と交流するのはこりごりだと思い、聖女に捨てられた山の中で生き残ることにする。    そして、必死に生き残って3年。  人に合わないと生活を送れているものの、流石に度が過ぎる生活は寂しい。  今更ながら、人肌が恋しくなってきた。  よし!眷属を作ろう!!    この物語は、のちに神になるラントが偶然森で出会った青年やラントが助けた子たちも共に世界を巻き込んで、なんやかんやあってラントが愛される物語である。    神になったラントがラントの仲間たちに愛され生活を送ります。ラントの立ち位置は、作者がこの小説を書いている時にハマっている漫画や小説に左右されます。  ファンタジー要素にBLを織り込んでいきます。    のんびりとした物語です。    現在二章更新中。 現在三章作成中。(登場人物も増えて、やっとファンタジー小説感がでてきます。)

どうやら生まれる世界を間違えた~異世界で人生やり直し?~

黒飴細工
BL
京 凛太郎は突然異世界に飛ばされたと思ったら、そこで出会った超絶イケメンに「この世界は本来、君が生まれるべき世界だ」と言われ……?どうやら生まれる世界を間違えたらしい。幼い頃よりあまりいい人生を歩んでこれなかった凛太郎は心機一転。人生やり直し、自分探しの旅に出てみることに。しかし、次から次に出会う人々は一癖も二癖もある人物ばかり、それが見た目が良いほど変わった人物が多いのだから困りもの。「でたよ!ファンタジー!」が口癖になってしまう凛太郎がこれまでと違った濃ゆい人生を送っていくことに。 ※こちらの作品第10回BL小説大賞にエントリーしてます。応援していただけましたら幸いです。 ※こちらの作品は小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しております。

神獣様の森にて。

しゅ
BL
どこ、ここ.......? 俺は橋本 俊。 残業終わり、会社のエレベーターに乗ったはずだった。 そう。そのはずである。 いつもの日常から、急に非日常になり、日常に変わる、そんなお話。 7話完結。完結後、別のペアの話を更新致します。

灰色の天使は翼を隠す

めっちゃ抹茶
BL
ヒトの体に翼を持つ有翼種と翼を持たない人間、獣性を持つ獣人と竜に変化できる竜人が共存する世界。 己の半身であるただ一人の番を探すことが当たり前の場所で、ラウルは森の奥に一人で住んでいる。変わらない日常を送りながら、本来の寿命に満たずに緩やかに衰弱して死へと向かうのだと思っていた。 そんなある日、怪我を負った大きな耳と尻尾を持つ獣人に出会う。 彼に出会ったことでラウルの日常に少しずつ変化が訪れる。 ファンタジーな世界観でお送りします。ふんわり設定。登場人物少ないのでサクッと読めます。視点の切り替わりにご注意ください。 本編全6話で完結。予約投稿済みです。毎日1話ずつ公開します。 気が向けば番外編としてその後の二人の話書きます。

その男、有能につき……

大和撫子
BL
 俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか? 「君、どうかしたのかい?」  その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。  黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。  彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。  だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。  大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?  更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!

なんでも諦めてきた俺だけどヤンデレな彼が貴族の男娼になるなんて黙っていられない

迷路を跳ぶ狐
BL
 自己中な無表情と言われて、恋人と別れたクレッジは冒険者としてぼんやりした毎日を送っていた。  恋愛なんて辛いこと、もうしたくなかった。大体のことはなんでも諦めてのんびりした毎日を送っていたのに、また好きな人ができてしまう。  しかし、告白しようと思っていた大事な日に、知り合いの貴族から、その人が男娼になることを聞いたクレッジは、そんなの黙って見ていられないと止めに急ぐが、好きな人はなんだか様子がおかしくて……。

小悪魔系世界征服計画 ~ちょっと美少年に生まれただけだと思っていたら、異世界の救世主でした~

朱童章絵
BL
「僕はリスでもウサギでもないし、ましてやプリンセスなんかじゃ絶対にない!」 普通よりちょっと可愛くて、人に好かれやすいという以外、まったく普通の男子高校生・瑠佳(ルカ)には、秘密がある。小さな頃からずっと、別な世界で日々を送り、成長していく夢を見続けているのだ。 史上最強の呼び声も高い、大魔法使いである祖母・ベリンダ。 その弟子であり、物腰柔らか、ルカのトラウマを刺激しまくる、超絶美形・ユージーン。 外見も内面も、強くて男らしくて頼りになる、寡黙で優しい、薬屋の跡取り・ジェイク。 いつも笑顔で温厚だけど、ルカ以外にまったく価値を見出さない、ヤンデレ系神父・ネイト。 領主の息子なのに気さくで誠実、親友のイケメン貴公子・フィンレー。 彼らの過剰なスキンシップに狼狽えながらも、ルカは日々を楽しく過ごしていたが、ある時を境に、現実世界での急激な体力の衰えを感じ始める。夢から覚めるたびに強まる倦怠感に加えて、祖母や仲間達の言動にも不可解な点が。更には魔王の復活も重なって、瑠佳は次第に世界全体に疑問を感じるようになっていく。 やがて現実の自分の不調の原因が夢にあるのではないかと考えた瑠佳は、「夢の世界」そのものを否定するようになるが――。 無自覚小悪魔ちゃん、総受系愛され主人公による、保護者同伴RPG(?)。 (この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています)

処理中です...