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12初めての夜 R15
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「ダメだ!そんな所を触らないでくれっ」
勇者は焦った様子でジュリが伸ばした手を掴んだ。
そのまま後退りし、なんとか距離を開けようとする。
「でも、ここ辛そうだよ?」
銀色の寝巻きからわかるその膨らみをジュリは指さした。
勇者はジュリの指先を目で追い、そこでやっと自分が勃起していることに気付いた。
「そんな、嘘だろ……」
「何が嘘なの?……そんな深く考えなくていいから、今晩だけ……ね?」
にっこりと微笑むと勇者の手をするりと抜けだし、慣れた手つきでズボンと一緒にパンツも一気に下げる。
「うわ……凄い大きいね」
みると今まで見たこのないサイズの肉棒が天井を向いている。
ーー勃たないって言ってたけどちゃんと勃つじゃん。
両手でその猛々しい肉棒をそっと握ると”んっ……”という呻き声が聞こえた。
見ると、勇者は恥ずかしそうに漏れる声を唇を噛んで押さえている。
その姿に嬉しくなったジュリは先端をピンク色の舌でチロチロと舐め上げながら手を上下に擦り続ける。
時折、色っぽい吐息を漏らしながら腰を小さく揺らす勇者は顔を片手で隠しているが耳まで真っ赤になっているのがわかる。
その反応を見ているうちにジュリは自分の体が熱くなってきているのに気付いた。
ジュリの小ぶりの陰茎がピンと立ち上がる。後孔が疼きとろとろとした蜜がガーターベルトまで垂れてきているのがわかる。
「ねぇ、勇者様気持ちいい……?」
「……あぁ……」
低く掠れた声がジュリの頭上から聞こえるたびジュリの体も熱くなる。
小さな口を精一杯大きく開け、頭を上下に動かしながらちゅう、と吸い取ると勇者の体が急に強張ったのがわかった。
その瞬間、アルファ特有の亀頭球が肥大化し、ねっとりとした精液がジュリの口の中に流れてきた。
アルファの射精は量はベータの10倍、長ければ10分以上射精し続ける。
当然、ジュリの口では受け止めきれないため、口の端から溢れ顎や体にそれが伝いシーツに染みを作っている。
「っ……すまない!君が汚れてしまう」
座っていた勇者は急いで立ち上がると自身の肉棒をジュリの口から外し手で押さえた。
それでも射精はとまることはなく勇者の手を汚し続ける。
「いいよ、気持ちよかったんだね」
そう言いながらジュリは勇者の前で膝立ちになるともう一度勇者の肉棒を口の中へ入れた。
ちゅう、ちゅうと最後の一滴まで飲み切り、口から肉棒を離すとジュリの頭に何かが触れた。
驚いて見上げると勇者が申し訳なさそうな顔をしながらジュリの頭を撫でている。
優しく労わるようなその手は温かくなぜだかジンと目頭が熱くなる。それは今まで数えきれないほどの男に抱かれてきたジュリにとって初めての感覚だった。
「気持ち悪かっただろう、本当にすまない」
「どうして……?僕は男娼ですよ。これが仕事」
涙を隠すようににっこりと笑うと、勇者は眉間に皺を寄せ、着ていたガウンを脱ぐとジュリの体に巻き付けた。
ジュリの体よりはるかに大きいガウンを肌が見えないようにきつく巻き付けるとジュリの体を抱きしめながら横になった。
「そんな悲しい顔で笑わないでくれ……」
「勇者様……」
「ショウ。勇者じゃなくて俺の名前はショウ」
「ショウ、様……」
ジュリがそう言うと、抱きしめる力が一層強くなった。
その時、顔は見えなかったけど勇者が満足そうに微笑んでいるように感じた。
勇者は焦った様子でジュリが伸ばした手を掴んだ。
そのまま後退りし、なんとか距離を開けようとする。
「でも、ここ辛そうだよ?」
銀色の寝巻きからわかるその膨らみをジュリは指さした。
勇者はジュリの指先を目で追い、そこでやっと自分が勃起していることに気付いた。
「そんな、嘘だろ……」
「何が嘘なの?……そんな深く考えなくていいから、今晩だけ……ね?」
にっこりと微笑むと勇者の手をするりと抜けだし、慣れた手つきでズボンと一緒にパンツも一気に下げる。
「うわ……凄い大きいね」
みると今まで見たこのないサイズの肉棒が天井を向いている。
ーー勃たないって言ってたけどちゃんと勃つじゃん。
両手でその猛々しい肉棒をそっと握ると”んっ……”という呻き声が聞こえた。
見ると、勇者は恥ずかしそうに漏れる声を唇を噛んで押さえている。
その姿に嬉しくなったジュリは先端をピンク色の舌でチロチロと舐め上げながら手を上下に擦り続ける。
時折、色っぽい吐息を漏らしながら腰を小さく揺らす勇者は顔を片手で隠しているが耳まで真っ赤になっているのがわかる。
その反応を見ているうちにジュリは自分の体が熱くなってきているのに気付いた。
ジュリの小ぶりの陰茎がピンと立ち上がる。後孔が疼きとろとろとした蜜がガーターベルトまで垂れてきているのがわかる。
「ねぇ、勇者様気持ちいい……?」
「……あぁ……」
低く掠れた声がジュリの頭上から聞こえるたびジュリの体も熱くなる。
小さな口を精一杯大きく開け、頭を上下に動かしながらちゅう、と吸い取ると勇者の体が急に強張ったのがわかった。
その瞬間、アルファ特有の亀頭球が肥大化し、ねっとりとした精液がジュリの口の中に流れてきた。
アルファの射精は量はベータの10倍、長ければ10分以上射精し続ける。
当然、ジュリの口では受け止めきれないため、口の端から溢れ顎や体にそれが伝いシーツに染みを作っている。
「っ……すまない!君が汚れてしまう」
座っていた勇者は急いで立ち上がると自身の肉棒をジュリの口から外し手で押さえた。
それでも射精はとまることはなく勇者の手を汚し続ける。
「いいよ、気持ちよかったんだね」
そう言いながらジュリは勇者の前で膝立ちになるともう一度勇者の肉棒を口の中へ入れた。
ちゅう、ちゅうと最後の一滴まで飲み切り、口から肉棒を離すとジュリの頭に何かが触れた。
驚いて見上げると勇者が申し訳なさそうな顔をしながらジュリの頭を撫でている。
優しく労わるようなその手は温かくなぜだかジンと目頭が熱くなる。それは今まで数えきれないほどの男に抱かれてきたジュリにとって初めての感覚だった。
「気持ち悪かっただろう、本当にすまない」
「どうして……?僕は男娼ですよ。これが仕事」
涙を隠すようににっこりと笑うと、勇者は眉間に皺を寄せ、着ていたガウンを脱ぐとジュリの体に巻き付けた。
ジュリの体よりはるかに大きいガウンを肌が見えないようにきつく巻き付けるとジュリの体を抱きしめながら横になった。
「そんな悲しい顔で笑わないでくれ……」
「勇者様……」
「ショウ。勇者じゃなくて俺の名前はショウ」
「ショウ、様……」
ジュリがそう言うと、抱きしめる力が一層強くなった。
その時、顔は見えなかったけど勇者が満足そうに微笑んでいるように感じた。
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