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桜花・第0帝王国

百七十五話 絶望からの覚醒

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~前回の話~

覚醒した、変形術、キムンカムイ、ヒグマに再び変わり、それと同時に紫織は融合、皇帝ナポレオンと融合した。キムンカムイ、ヒグマと皇帝ナポレオンで桜花・ミョライをボコボコにし、見事、撃破した。終わった、紫織と武翠は桜を見に行った

そしてデカブツの桜花・クァライvsミラエルとエレナ、先手を仕掛ける、桜花・クァライ。ミラエルは作戦を考えていて余所見をしてしまう、エレナの掛け声でギリギリ避けて、魔法を放った。だが桜花・クァライには効かなかった、桜花・クァライは攻撃を仕掛けてくる、ミラエルはミスって構えてしまい、重い攻撃を食らってしまい、吹き飛ばされる

次はエレナに攻撃を仕掛ける、ギリギリ避けた。その隙を着いた者が1人居た、ミラエルだ。ミラエルは立ち上がって魔力を消し、後ろから魔法を放ち、桜花・クァライを吹き飛ばした
   桜花・クァライは魔力探知が苦手という情報をミラエルとエレナに話してしまった、更に筋肉強化した桜花・クァライは再び戦う

「ッラァッ!ッラァッ!!!」

筋肉強化された桜花・クァライは地面を叩き始め、地面が揺れ始める。とんでもないパワー、パワーがさっきより数千倍上がっていることが分かる。こんなパワー攻撃を食らったら、怪我じゃ済まない、骨が全部折れる。地面を叩いたら、地面も木も空間も揺れている。グラグラと揺れていて、地面が割れている

とんでもないパワー、終わってる

「めちゃくちゃ揺れてますよ、ゴリラパワーじゃないですか………こんなの………!」

「そうね、確かにゴリラパワーね。でも相手は今、私達にとんでもないチャンスをくれたわ」

剣を割れた地面に突き刺す

「ま、まさぁかッ!」

「そう、これでも食らうと良いですわ。桜花・クァライ」

スキル アースボルト

剣を突き刺して、地面に凄まじい電力を流し、桜花・クァライに感電させる

「ぐぁぁァァァッ!!」

「やっぱり貴方、アホですわね。いくら暴れても、いくら地面を割ってもこちらにチャンスを与えるだけですわ」

「てめぇはおもしれぇ女だなァ!確かに馬鹿すぎたな………アハハハハ、アッハハハハハ!!」

「遂にぶっ壊れましたね、なんか狂い笑いを初めましたよ」

「本性みたいなものね、あれは」

裏だった顔が、更に裏の顔を見せ、狂い笑いをし始めた。桜花・ミョライはようやく自分が馬鹿だと気が付いた、自分がやっていることは相手にチャンスを与える行為。チャンスを与え、攻撃出来てしまう。それをようやく理解した、知能を持ったゴリラ、かなり厄介なことになってしまった。元々桜花・クァライは脳筋で、パワーだけで戦っていたらしいが、知能が付いたことで厄介になってしまう

こちらに突っ込んで来て、殴りかかってくる

「危な………いですね……!」

するとエレナとミラエルが掴まれる

「ちょっ………さっきより反応が早いですわね………!」

「力強すぎ………て………潰れます………!」

スキル 無限マルチプル・オルムストラール

氷ビームを放ちまくり、力が弱まるまで放つ

(こうなったら、腕を切り裂くまでですわ!)

スキル ライトニング

無刀流魔法、雷光、雷光で桜花・クァライの両腕を引きちぎる

「グぁぁぁァァァッ!!!いってぇぁぁぁっ!」

「助かりました、エレナ」

「気にしないでいいわ、今、集中しないと」

「なんてぇなァ!ッラァッ!!!!!!」

エレナの魔法で切断したはずの両腕を即再生させ、こちらに攻撃を仕掛けてくる。エレナとミラエルはその攻撃を避けた、これが起こることくらい2人は知っていた。これくらい強くなくちゃ、戦いは面白くない

そしてミラエルが避けた後は、空中で

(これから戦う強敵に氷ばかりじゃ、敵わなわないかもしれませんね。私も進化しなくては勝てない……!)

スキル

を打つ前に何故かひより始めてしまうミラエル、それを察し、チャンスを逃さないと桜花・クァライはミラエルをフルパワーでぶん殴り、吹き飛ばした

「ミラエル!!」

「ブハハハハハ!!油断しぁたァ!油断したぁよォ!アハハハハ!アッハハハハハ!!」

吹き飛ばされたミラエルは

(私、何で打てなかったんでしょうか………なんで、ひよったんですか、今更、桜花・クァライにビビった………?)

ていうかあれ………

私、なんで強くなろうとしたんでしたっけ………

強くなる必要なんて、最初からないじゃないですか………弱い………わたしは弱いままでいい………いいんですよ………

エレナside

ミラエルが吹き飛ばされた、桜花・クァライに対し、ひよって魔法を打たず、殴られ、吹き飛ばさた

「おぉいィ、仲間さんは戦意喪失かぁァ?ブッ、アッハハハハハ!!だぁっせェ!笑笑」

「ミラエル!しっかりなさいよ!ミラエル!」

「はァ………余所見してぇっとォ、死ぬぅぞォ!!ッラァッ!!」

ギリギリ避ける

(ミラエルが戦意喪失した……?嘘ですわよね………んもう、仕方ないですわね、今は私が相手するしかありませんわ)

ミラエルが戦意喪失した、らしくない、あんな冷静だったミラエルが油断し、ひより、吹き飛ばされ、戦意喪失は本当にらしくなかった。だがこの場にはエレナしかいない、今、エレナしか桜花・クァライと戦えない

復活するまで耐えることに

「こ、これくらい、耐えてやりますわ!」

「はぁァッ、耐えぇてみろォ!!」

ミラエルside

エレナが桜花・クァライと戦い始めてしまった、加勢しようと考え、体を動かそうとするが、動かない、動けなかった。さっきのフルパワーパンチにより、立てなくなった

(私は……弱いんです、弱いんですよ………これくらいに怯んで吹き飛ばされて、諦めて………弱い………弱音を吐いてるとお母さんに会いたくなりますね………)

死んでしまった母親に急に会いたくなるミラエル、落ち込んでしまった時に支えてくれる誰かが欲しかった

諦める………諦めちゃダメ………そうですよ、諦めちゃダメです。いくら何でもこんな所を墓場にしたら、恥に決まってます、負けちゃダメ、私はレンさんの故郷を救うまで死んじゃダメなんです、生きなくちゃ、生きて強くならなくちゃいけません

「しまっ……!ミラエル!」

「ははぁァッ、死ねェ!ッラァッ!」

攻撃を仕掛けてくる

私の墓場はここではありません、ここで死んだら、ブラックナイトを倒せない!

生きなきゃいけません、レンさんの故郷を守る力を

今上の上を超えてみせます、どんな強敵であろうと

避ける

スキル 光線・アブソリュートゼロ

絶対零度のビーム

「んなぁァッ!」

流石にデカブツでも凍る

だな時間はそんなに持たないだろう、美味しい所はミラエルじゃなく、相棒のエレナにあげた

「頼みましたよ、エレナ」

「全く心配かけないで、でも、任されたわ」

飛び上がる

「これが今、使う。最強の魔法よ、食らいなさい、桜花・クァライ」

スキル 雷光・ビックバンドライブ

ビリビリッと飛び散り、光の速さで5連切り裂く、最後の1連で突き刺し、吹き飛ばし、爆発する

「そんな魔法持ってたんですね、驚きました」

「私も驚いたわよ、ミラエルがそんな魔法持ってるなんて」

「覚醒魔法ですよ、エレナもそんな感じですよね?」

「ええ、そんな感じね。さて、桜見に行くわよ、ミラエル」

「はい、行きましょう」

2人の覚醒魔法により、悪騎士、桜花・クァライを撃破した、エレナとミラエルは桜花・第0帝王国にある、桜の木を見に行くことにした。戦闘後の桜花・第0帝王国の桜の木を見るのはとても気持ちがいいだろう、エレナとミラエルは紫織と武翠と合流し、一緒に桜の木を見ていた

桜花・クァライvsエレナ&ミラエル

勝者 エレナ&ミラエル
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