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桜花・第0帝王国
百七十三話 仲間の補正
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~前回の話~
女王様が隠していた、隠れの手下達、悪騎士を繰り出してきた。レン達は再び分かれ、一人相手に2人で挑むことにした、クレアとリンジェ、ミラエルとエレナ、紫織と武翠、シャルとミヤビ、莉乃香とレンでそれぞれの悪騎士に挑む
まずは紫織と武翠、相手は桜花・ミョライ、とても相性の悪い相手、武翠と紫織は苦戦してしまう。武翠はまだ使いこなせていない変形術、キムンカムイ、ヒグマを使用し、戦いに挑んだが、勝てず、ど真ん中を貫かれてしまい、やられた………と思いきや、謎の空間で目を覚まし、目の前に武翠の姉である、破雷が登場する
「な、なんで破雷姉さんが…………?」
「何って寝てたら、武翠が出てきたのよ。それと同時に武翠が負けている場面の映像を見せられた、だからよ」
「そんな事があるんだな………破雷姉さん………私、負けた。負けたんだ、貫かれて」
寝てたら夢に武翠が出てきて、夢に武翠がミョライに負けている映像を見せられた。それでああ言った。そして武翠は破雷の前で弱音を吐く、負けた、ミョライに負けてしまったと、実力不足で敗北したとらしくないことを言い始める。姉の前となると弱音を吐きたくなるのは小さい頃から変わらないままである
回想
私は弱かった、弱くていつも破雷姉さんに支えてもらっていた、いつも破雷姉さんに抱き着いて弱音を吐いていた。故郷、底戦国で修行をしていた時、ずっと破雷姉さんに負けていた、負けて落ち込んで弱音を吐いていた
「武翠は強いわよ、ただ自分に自信が無いだけよ。武翠」
「自信が無い………?私、自信ないのか………」
「ええ、武翠は自信持って戦いなさいと。武翠は強いんだから、自信持ちなさい」
「や、やってみる!」
と褒めてくれていた、元気付けてくれていた。武翠の幼少期の頃は姉が大好きであった、褒められたら喜んだり、寂しかったら甘えたり、寝る時は2人で寝たり、居なくなったら泣いたりで今とは段違いの甘えん坊な妹であった。褒められた武翠は伸び続け、どんどん成長して行き、飲み込みが早かったりで成長スピードが早かった
そして約3ヶ月後の修行
武翠と破雷は木刀で勝負する
「はっ!」
「ふっ!」
カンッと鳴り響く
「良いじゃない、武翠。その調子よ!」
「私も破雷姉さんに褒められてから伸びたからな!」
カンッ、カンッとぶつかり合う
遂に、遂に、破雷の木刀を弾きあげ、一本を取った。凄まじい成長スピードと自信が合体することで生まれた、最強の実力を手に入れた。最強への道はまだ、これは最初の一本である。一本取られた破雷は驚いていた、成長スピードが早くて驚いたのだろう、3ヶ月前までは弱音を吐いて支えてもらっていた、あの武翠がここまで成長して破雷に打ち勝ったのだから
「降参よ、成長したわね。武翠、少し褒めすぎたかしら?」
「私は褒めすぎくらいが丁度いい、調子に乗らず、成長して行くんだからな」
「そうね、良くここまで成長したわね。偉いわよ、武翠」
破雷は武翠の頭を撫でた、武翠は嫌がらず、それを受け止めた。また褒めてくれた、姉に褒められるのは悪い気がしない、元気付けられるだろう。破雷のお陰で成長することが出来た武翠は素直に、その成長を喜ぶ。それと同時に破雷に打ち勝ったことも喜ぶ、3ヶ月前まではずっと負けていた武翠が破雷に勝った
頭から手を離す
「今日はご飯作ってあげるわね、何が食べたいかしら?」
「んん………肉パンロールの炒めか、それが食べたい」
「分かったわ、それじゃ、戻りましょ」
「ああ!」
破雷と武翠は家へと戻った
肉ロールの炒め・・・食パンの耳を取り、食パンの内相で肉を包み、それを炒めることである
それを作ってテーブルに置き、食べ始める
「破雷姉さんの料理は美味いな」
「小さい頃から料理してるから当然よ、でもありがとう」
破雷は小さい頃から料理をしている、両親は討伐隊に居るため、夜遅くに帰ってくる。時間は破雷と武翠が寝ている時間である、その時間に帰ってくる
討伐隊とは・・・底戦国に入ろうとしてくるモンスターを討伐する隊のことである、だがたまに大型モンスターが出てくるため、その戦いで亡くなる人が多い
底戦国に入ろうとしてくるモンスターがあまりにも多く、時間がかかる。底戦国に入らせないため、見張りをしている事もある、それがあり、両親が帰ってくる時間はいつも遅い、遅いので破雷が料理を習い、破雷が料理を毎日作ることにしている
そして食事後は
「は、破雷姉さん………」
「ん?武翠、どうしたのかしら?」
「いや………い、一緒に寝ないか……?」
「また?仕方ないわね、寝るわよ」
「あ、ありがとう………」
両親が居なくて、寂しがり屋な武翠は破雷と一緒に寝ることにした。破雷が隣で寝ていると安心して眠ってしまうだろう、幼少期からこうやって一緒に寝ているため、破雷が母親のように見えてきて、破雷に甘えてしまう。両親は討伐隊で忙しいため、一緒に寝ることは出来ないし、一緒にご飯を食べれない。休日があっても疲れたと言って寝てしまって構ってくれない
だが唯一破雷だけ構ってくれる、修行もしてくれる、悲しい顔をしていたら直ぐに駆け付けてくれる
「いつもありがとう、破雷姉さん」
「何よ、いきなり。恥ずかしいわ」
「おやすみ、破雷姉さん」
「………ええ、おやすみ」
眠りについた
寝る時は手を繋いでくれる、安心させるために、寂しがらせないために、手を繋いでくれている
それがまだ残っていたのだろう
回想終了
弱音を吐いた武翠は破雷に抱き締められる、この温もりさはまだ忘れていない、優しさも、全て
「ごめん……ごめぇん………」
「私に謝ってどうするのよ、謝るなら、今武翠を庇って戦い続けてる子に謝りなさい」
「紫織………紫織………でも……戻れない、戻れないんだ………」
「自信が無いからよね?また自信が無くなったのかしら?」
武翠の目を見て真剣な顔で叱る
オーシャン村に連れて行かれてから、三大海王になってから自信が無くなってしまった。無くしてしまった武翠。あれだけ自信をつけて破雷に打ち勝てたというのに、また自信を無くし、桜花・ミョライに負け、破雷に弱音を吐く。それではあの時と全く一緒になってしまっている
その武翠に破雷は
「私、言ったわよね?自信持って戦いなさいって、大丈夫よ、武翠は強いんだから」
「破雷姉さん………傍で見守ってくれる……か?」
「それだと、私が死んでるみたいじゃない………故郷から応援してるわ、お父さんとお母さん、まだ居るみたいだから」
「………それなら、勝たないといけないな」
「勝ってきてちょうだい、私の自慢の妹なんだから」
「ああ」
せっかく貰った補正を無駄にしてはいけない、桜花・ミョライを倒さないと恥をかいたまま、桜花・第0帝王国が墓場になってしまう。そうならないため、勝つ。
英雄の仲間でも、弱くないって所を見せてやる
「行ってくる、破雷姉さん」
「ええ、行ってらっしゃい。旅が終わったら故郷に帰ってくるのよ?約束よ」
「ふふっ、ああ、”必ず”」
ハイタッチをして戻る、自分の体に
魂が戻ってきたのを感じる、破雷姉さんのお陰でまた”自信”がついた気がする
紫織は苦戦している、もうボロボロでやられそうになっている。桜花・ミョライも只者ではない
紫織side
もう無理、力尽きそう、やられそう。もう立ってられない
諦めた、大人しく負けを認めようと思ったその時・・・
キンッと弾き返す音がした
「んなっ!おまっ、どうやって復活したンゴか!」
「武翠………?武翠!」
「随分とボロボロにさせてしまったな、紫織」
目の前には武翠が居た、真ん中を貫かれて死亡寸前だった武翠が復活して剣を弾き返した。なんとかっこいい登場の仕方なのだろうか、どうやって復活したのだろうか、それは置いとき、紫織は一番心配していた。貫かれてから死ぬんじゃないかと、仲間を失ってしまうんじゃないかと
ずっと心配していた
「心配した!心配したよ!武翠!」
「ああ、分かってる。だが、その話は後に回そう」
「うん、ちゃんと後で話すからね」
紫織は立ち上がり、再び2人で共闘
「さて、今度こそ、勝たせてもらうぞ、ミョライ」
武翠と紫織の反撃が始まる
女王様が隠していた、隠れの手下達、悪騎士を繰り出してきた。レン達は再び分かれ、一人相手に2人で挑むことにした、クレアとリンジェ、ミラエルとエレナ、紫織と武翠、シャルとミヤビ、莉乃香とレンでそれぞれの悪騎士に挑む
まずは紫織と武翠、相手は桜花・ミョライ、とても相性の悪い相手、武翠と紫織は苦戦してしまう。武翠はまだ使いこなせていない変形術、キムンカムイ、ヒグマを使用し、戦いに挑んだが、勝てず、ど真ん中を貫かれてしまい、やられた………と思いきや、謎の空間で目を覚まし、目の前に武翠の姉である、破雷が登場する
「な、なんで破雷姉さんが…………?」
「何って寝てたら、武翠が出てきたのよ。それと同時に武翠が負けている場面の映像を見せられた、だからよ」
「そんな事があるんだな………破雷姉さん………私、負けた。負けたんだ、貫かれて」
寝てたら夢に武翠が出てきて、夢に武翠がミョライに負けている映像を見せられた。それでああ言った。そして武翠は破雷の前で弱音を吐く、負けた、ミョライに負けてしまったと、実力不足で敗北したとらしくないことを言い始める。姉の前となると弱音を吐きたくなるのは小さい頃から変わらないままである
回想
私は弱かった、弱くていつも破雷姉さんに支えてもらっていた、いつも破雷姉さんに抱き着いて弱音を吐いていた。故郷、底戦国で修行をしていた時、ずっと破雷姉さんに負けていた、負けて落ち込んで弱音を吐いていた
「武翠は強いわよ、ただ自分に自信が無いだけよ。武翠」
「自信が無い………?私、自信ないのか………」
「ええ、武翠は自信持って戦いなさいと。武翠は強いんだから、自信持ちなさい」
「や、やってみる!」
と褒めてくれていた、元気付けてくれていた。武翠の幼少期の頃は姉が大好きであった、褒められたら喜んだり、寂しかったら甘えたり、寝る時は2人で寝たり、居なくなったら泣いたりで今とは段違いの甘えん坊な妹であった。褒められた武翠は伸び続け、どんどん成長して行き、飲み込みが早かったりで成長スピードが早かった
そして約3ヶ月後の修行
武翠と破雷は木刀で勝負する
「はっ!」
「ふっ!」
カンッと鳴り響く
「良いじゃない、武翠。その調子よ!」
「私も破雷姉さんに褒められてから伸びたからな!」
カンッ、カンッとぶつかり合う
遂に、遂に、破雷の木刀を弾きあげ、一本を取った。凄まじい成長スピードと自信が合体することで生まれた、最強の実力を手に入れた。最強への道はまだ、これは最初の一本である。一本取られた破雷は驚いていた、成長スピードが早くて驚いたのだろう、3ヶ月前までは弱音を吐いて支えてもらっていた、あの武翠がここまで成長して破雷に打ち勝ったのだから
「降参よ、成長したわね。武翠、少し褒めすぎたかしら?」
「私は褒めすぎくらいが丁度いい、調子に乗らず、成長して行くんだからな」
「そうね、良くここまで成長したわね。偉いわよ、武翠」
破雷は武翠の頭を撫でた、武翠は嫌がらず、それを受け止めた。また褒めてくれた、姉に褒められるのは悪い気がしない、元気付けられるだろう。破雷のお陰で成長することが出来た武翠は素直に、その成長を喜ぶ。それと同時に破雷に打ち勝ったことも喜ぶ、3ヶ月前まではずっと負けていた武翠が破雷に勝った
頭から手を離す
「今日はご飯作ってあげるわね、何が食べたいかしら?」
「んん………肉パンロールの炒めか、それが食べたい」
「分かったわ、それじゃ、戻りましょ」
「ああ!」
破雷と武翠は家へと戻った
肉ロールの炒め・・・食パンの耳を取り、食パンの内相で肉を包み、それを炒めることである
それを作ってテーブルに置き、食べ始める
「破雷姉さんの料理は美味いな」
「小さい頃から料理してるから当然よ、でもありがとう」
破雷は小さい頃から料理をしている、両親は討伐隊に居るため、夜遅くに帰ってくる。時間は破雷と武翠が寝ている時間である、その時間に帰ってくる
討伐隊とは・・・底戦国に入ろうとしてくるモンスターを討伐する隊のことである、だがたまに大型モンスターが出てくるため、その戦いで亡くなる人が多い
底戦国に入ろうとしてくるモンスターがあまりにも多く、時間がかかる。底戦国に入らせないため、見張りをしている事もある、それがあり、両親が帰ってくる時間はいつも遅い、遅いので破雷が料理を習い、破雷が料理を毎日作ることにしている
そして食事後は
「は、破雷姉さん………」
「ん?武翠、どうしたのかしら?」
「いや………い、一緒に寝ないか……?」
「また?仕方ないわね、寝るわよ」
「あ、ありがとう………」
両親が居なくて、寂しがり屋な武翠は破雷と一緒に寝ることにした。破雷が隣で寝ていると安心して眠ってしまうだろう、幼少期からこうやって一緒に寝ているため、破雷が母親のように見えてきて、破雷に甘えてしまう。両親は討伐隊で忙しいため、一緒に寝ることは出来ないし、一緒にご飯を食べれない。休日があっても疲れたと言って寝てしまって構ってくれない
だが唯一破雷だけ構ってくれる、修行もしてくれる、悲しい顔をしていたら直ぐに駆け付けてくれる
「いつもありがとう、破雷姉さん」
「何よ、いきなり。恥ずかしいわ」
「おやすみ、破雷姉さん」
「………ええ、おやすみ」
眠りについた
寝る時は手を繋いでくれる、安心させるために、寂しがらせないために、手を繋いでくれている
それがまだ残っていたのだろう
回想終了
弱音を吐いた武翠は破雷に抱き締められる、この温もりさはまだ忘れていない、優しさも、全て
「ごめん……ごめぇん………」
「私に謝ってどうするのよ、謝るなら、今武翠を庇って戦い続けてる子に謝りなさい」
「紫織………紫織………でも……戻れない、戻れないんだ………」
「自信が無いからよね?また自信が無くなったのかしら?」
武翠の目を見て真剣な顔で叱る
オーシャン村に連れて行かれてから、三大海王になってから自信が無くなってしまった。無くしてしまった武翠。あれだけ自信をつけて破雷に打ち勝てたというのに、また自信を無くし、桜花・ミョライに負け、破雷に弱音を吐く。それではあの時と全く一緒になってしまっている
その武翠に破雷は
「私、言ったわよね?自信持って戦いなさいって、大丈夫よ、武翠は強いんだから」
「破雷姉さん………傍で見守ってくれる……か?」
「それだと、私が死んでるみたいじゃない………故郷から応援してるわ、お父さんとお母さん、まだ居るみたいだから」
「………それなら、勝たないといけないな」
「勝ってきてちょうだい、私の自慢の妹なんだから」
「ああ」
せっかく貰った補正を無駄にしてはいけない、桜花・ミョライを倒さないと恥をかいたまま、桜花・第0帝王国が墓場になってしまう。そうならないため、勝つ。
英雄の仲間でも、弱くないって所を見せてやる
「行ってくる、破雷姉さん」
「ええ、行ってらっしゃい。旅が終わったら故郷に帰ってくるのよ?約束よ」
「ふふっ、ああ、”必ず”」
ハイタッチをして戻る、自分の体に
魂が戻ってきたのを感じる、破雷姉さんのお陰でまた”自信”がついた気がする
紫織は苦戦している、もうボロボロでやられそうになっている。桜花・ミョライも只者ではない
紫織side
もう無理、力尽きそう、やられそう。もう立ってられない
諦めた、大人しく負けを認めようと思ったその時・・・
キンッと弾き返す音がした
「んなっ!おまっ、どうやって復活したンゴか!」
「武翠………?武翠!」
「随分とボロボロにさせてしまったな、紫織」
目の前には武翠が居た、真ん中を貫かれて死亡寸前だった武翠が復活して剣を弾き返した。なんとかっこいい登場の仕方なのだろうか、どうやって復活したのだろうか、それは置いとき、紫織は一番心配していた。貫かれてから死ぬんじゃないかと、仲間を失ってしまうんじゃないかと
ずっと心配していた
「心配した!心配したよ!武翠!」
「ああ、分かってる。だが、その話は後に回そう」
「うん、ちゃんと後で話すからね」
紫織は立ち上がり、再び2人で共闘
「さて、今度こそ、勝たせてもらうぞ、ミョライ」
武翠と紫織の反撃が始まる
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