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未知の世界

百五十二話 決戦前

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~前回の話~

新人狂人、狂人ギルドNo6のグルレオリがガン王国に現れてきた。グルレオリは命を欲しがる狂人である。どうするかとイザンが聞いてくるが、レンは皆が殺られる前に片付けないといけないため、斬り掛かるしかなかった。だが英雄ギルドの仲間から情報は聞いている、もしかしたら、突っ込んで周りが殺られるか、突っ込まずに周りが殺られるかが有り得るかもしれない。
   そしてお手並み拝見としてレンは斬りかかった、斬りかかったレンはグルレオリを真っ二つにした。だがグルレオリは再生し始めた

グルレオリの能力は不死身、何をしても効かない、斬られても、焼かれても、消し飛ばされても、心臓を抜き取っても無駄である。すると後ろから誰かが現れる、また出てきた。シャル・エクサルシスが、もう狂人ギルドの母親だろとツッコミを入れる。シャル・エクサルシスはグルレオリを連れて帰り、消え去った。
   その時にレンは思った、争う必要があるのだろうかと、狂人ギルドは恨みなんてあるのだろうかと思っていた。こちらは恨みはあるが、そこまで敵意を向けたりしていない。狂人ギルドが敵意、殺してくるから向けていると、だから狂人ギルドと分かり合えるまで戦おうとおもったレンは死ぬまで全力て足掻く

そして狂人が来てから5ヶ月後

対狂人ギルド戦に向けてイザンに稽古をつけてもらっていた、いよいよ狂人ギルドの本拠地へ

「そろそろ出発すっか、向かうぞ、狂人ギルドの本拠地」

マップを見ながらそう言った

「もう皆は向かってるみたいでござるな、拙者達も行かないと遅刻するでござるよ」

「ん、仲間の位置を特定してテレポートするから大丈夫だ」

「そんな魔法あった?」

「あったな、クレインからテレポート魔法を貰って、それを最大強化した」

仲間の位置を特定してテレポートする魔法

ザミール・スペシフィックテレポート

貰って最大強化させた、S級スキル。それを持っていた、これを使えば遅刻する心配はない。だが何処にテレポートされるかは分からないため、あまり使っていない。仲間が狂人ギルドの本拠地に着いてからザミール・スペシフィックテレポートを使うことにする。

もう一度言おう、何処から出現するか分からない、そこは覚えておいてくれ

2日前

ミラエルside

マップを見たら、皆が狂人ギルドの本拠地へ向かっているという情報が入ってきた。ミラエルとエレナも狂人ギルドの本拠地へ向かうために歩き始める、だが2人は歩きのため、中々着かない

「疲れたわ………もう結構歩いてるわよ、どれだけ遠いのよ。狂人ギルドの本拠地は」

「まだまだ着きませんね、まだかなり距離ありますよ。ドラゴンとかに乗れたらいいんですけど」

「そんな夢みたいなことないわよ・・・起きたらいいわね………」

狂人ギルドの本拠地までは遠いため、何かに乗って移動しないと着かない距離である、そんな夢みたいなことを思っていた2人

と、その時

上からドラゴンが降ってきた、夢、夢みたいで夢みたいだった。言ったことが実現した、ドラゴンに乗れるチャンスが舞い降りる。誰かが届けてくれたのだろうか、ドラゴンの首に首輪が着いている。タイタニック決闘場で飼っていたドラゴンを届けてくれた。ドラゴンの首輪の隙間に手紙が入っていた

手紙を開ける

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

英雄ギルド様へ

タイタニック村へ来た時、歓迎してあげられず、申し訳ございません。

歓迎の代わりに、ドラゴンを用意致しましたのでドラゴンを使って移動してください。遠い距離だと、少し早く着きますので安心してください、では

ご武運を

タイタニック村人より

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「タイタニック村からですね、これで移動してくれって神様ですよ!」

「ええ、じゃあ、これに乗って狂人ギルドの本拠地まで移動するわよ」

ミラエルとエレナはタイタニック村人に渡されたドラゴンに乗って狂人ギルドの本拠地まで移動し始める

紫織side

再び考え、シャレイナとヒュリンデの加入し、狂人ギルドとの決戦に向けて修行をする、紫織、カノン、シャレイナ、ヒュリンデは今も修行中である、今は素振り100回

「中々キツイッスね!ちょっと腕が筋肉痛ッス」

「ちょっと休憩しよっか、筋肉痛が決戦日に響いちゃったらダメだからね。筋肉痛は………ん~一日休もう」

「了解ッス!」

「了解ウサ」

筋肉痛のため、今回は一日休むことにした。筋肉痛が決戦日に響いたら負けてしまう、仲間に迷惑がかかってしまう。それは避けたいため、一日休館を取ることが大切。4人は解散し、自分達の部屋に戻った、部屋に戻り、ストレッチを欠かさずやる

部屋

「大丈夫?足痛くない?」

「大丈夫です!素振りはもう慣れましたから!というか、そろそろ行かなくて大丈夫なんですか?」

「ん~3日後くらい経ったら向かおっか」

「はい!」

出発予定は3日後、3日後に出発し、箒に乗って狂人ギルドの本拠地へ向かうことにした

3日後

出発の時間

「き、緊張するッス………」

「わ、私も緊張するウサよ………」

狂人ギルドとの決戦日に緊張し出す、シャレイナとヒュリンデ。筋肉痛とかどうとかではなく、緊張が来る。いきなり誘って、いきなり誘ったのに受け入れてくれて、英雄ギルドに加入して、修行して、3日後には狂人ギルドとの決戦、緊張するのは当たり前。恐怖より緊張が勝っている、2人にとって狂人ギルドは強敵、紫織は中間地点、一番引っ張って行かなくはならない

狂人ギルドの本拠地へ行く前に緊張ほぐしタイム

「大丈夫、練習は無駄にならないよ。必ず為になる、自分を信じて。周りには私達が居る」

「紫織さん!めっちゃ頼もしいッス!紫織さんとカノンさんの役に立てるよう頑張るッス!」

「私も役に立てるよう頑張るウサッ」

「みんなで頑張りましょう!」

シャレイナ、ヒュリンデ、紫織、カノン、この四人で狂人ギルドの本拠地へ箒に乗って向かう。

アイアンクラッド

武翠side

ギラームを仲間にして修行してから一週間後、狂人ギルドとの決戦までずっと修行をしていた。勝つために、狂人ギルドを撃破するために、厳しい修行を重ねてきた

そして今日も修行

木刀でギラームと決闘

「ふっ!」

「はぁっ!!」

カンッ!コンッ!と鳴る、木刀と木刀がぶつかり合う。2人とも成長し続けている、基本を教わい、基本でぶつかり合う修行。剣は使わず、木刀でずっとやり合っている。基本は決闘前に教えてもらってから、木刀でやり合う。修行は残り3日、狂人ギルドの本拠地へ向かう日は3日後、それまでは狂人対策を練る。

~3日後~

アイアンクラッドの門前

「いよいよ、出発だ」

「出発………いよいよ本拠地に………すぐ本番って思うと………怖いな」

「大丈夫だ、着いたら仲間のみんなが居る。みんな頼もしいから、危険になった時、頼るといい」

狂人ギルドに負けないという気持ちはあるが、やはり決戦前だと怖がる人が多い。だが恐怖の戦いを乗り越えてきた、だからこそ狂人ギルドにはビビらない、誰一人もビビらない、英雄ギルドはみんな頼もしい。みんな、守り、みんなで戦う。前には英雄ギルドが居り、背中は辛い経験を乗り越えてきた英雄達、辛い経験を乗り越えてきたからこそ、英雄達は強敵に怯えている仲間に背中を押してあげる
    狂人ギルドは中間地点、立ち止まっちゃいられない、強敵、ブラックナイトに勝つ為には、まず狂人ギルドに勝たなければならない

そしていよいよ、狂人ギルドvs英雄ギルドの決戦が始まる
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