129 / 219
未知の世界
百二十九話 最悪の鉢合わせ
しおりを挟む
~前回の話~レン編
闇植物との戦いで不利な戦況から有利な戦況に変えたレンだが、また闇植物が進化し、これ以上は勝てないと判断した。撤退しようと思ったその時、地面に穴が開き、その穴に落ちた。またもや離ればなれとなった英雄ギルドはまた再会するためにそれぞれ歩き進めた。そんな中でレンとリノアは亡霊国という場所に着く、亡霊国は亡くなった人の亡霊が出てくるということ、その事を聞きレンは山にある霊山に行き、心の中で莉乃香を呼ぶが出て来なかった。なんでと絶望していたその時、隣に居た爺さんから話を聞く
亡霊が出てこないのはまだ生きているからだと、 レンは良い情報を聞き、必ず未知の世界を抜け出して莉乃香と再会することを決め、再び歩き始めた
それから2日経ったんだが未だに何も起きず、英雄国に居るミラエルとエレナ。魔法国に居るカノンと紫織。底戦国に居る武翠とフェアリ。みんな、新ギルドの狂人ギルドに遭遇したという情報が流れてきた、そして底戦国で戦っていた武翠はフェアリを失い絶望。だがフェアリは能力の持ち主、主人と離れた場所で亡くなると主人の場所へ戻る能力を持っている。それを知った武翠は安心し、電話を切った
そして4日目
「亡霊国はただ通りすがりだったが、次は何処に行くんだ?」
「次はブリッジタワー港って言う場所だね」
「橋の上にあるタワーか、おもろそう。行こうか」
「うん、行こう」
ブリッジタワー港という場所を目指して再び歩き始める、橋の上にあるタワー。タワーの中にはボスだらけのダンジョンらしい、今までの敵より数千倍強いという噂がある。そのブリッジタワーでは5万人程の死者が出ている、ブリッジタワーの最上階である、5層は誰もクリアしたことが無い最恐の層。1層目からもかなり強い、5層は少ないと感じる方も居ると思うのだが、1層、1層ステージが広く、天井も高いという。そのブリッジタワーに向かっているのだがまだ程遠い
キャシーから教えてもらった生成魔法でテントを作った
担いでいるフェアリを寝かせる
「フェアリっていつ目を覚ますんだ?リノアは精霊のこと分かるか?」
「確かね、10年くらいは目を覚まさないと思う」
「精霊は長くても仕方がないか、しかし………一番気になるのは狂人ギルドとかいう新しいギルドだ」
「うん、任務のために現れたっぽいね」
任務のためにいきなり英雄国、魔法国、底戦国に現れた狂人ギルド、今までに聞いたことがないが、狂人ギルドのトップがシャル・エクサルシスという情報が回ってきた。シャル・エクサルシスはあの時一度死んでいたはず、だが生き返ってまた英雄ギルドを殺しに来た、頭のおかしい人物。シャル・エクサルシスはブラックナイトを捨て、狂人ギルドとして英雄ギルドが居る場所に来た理由はただ血が欲しかったからだと、それだけの目的でミラエル達を襲った、話を聞くと、人々の血も奪ったのこと
だがまだレンの所には狂人ギルドが来てなかった、レンとリノアは襲わずにミラエル達を襲った理由はなんなのだろうか。けどきっとレン達も襲われることだろう、更に狂人達は能力の持ち主、能力を持った者が揃ったギルド
「能力は……」
「まとめた能力はこれで全部だね」
「やばいな、この能力」
トップ シャル・エクサルシス・・・呪い
No.1 シャル・アンリデット・・・縛り、失神
No.2 ルーシェ・クシャル・・・幻影
No.3チャル・ツーヤナ・・・接触切断
これ以外にまだ居るのだが、現れていない狂人がいっぱい居る。狂人ギルドにはNo.4とNo.5がまだ残っている、これはまだレン達は知らない。
テントの外で飯を作る
「まぁ、野外の時は焼き魚だな」
「野外の時は仕方ないね、着いたら沢山食べよ」
「だな、いっぱい食べるか」
野外で焼き魚を食べていると一人の男性がやってくる、焼き魚に惹き付けられてやってきたのだろうか。その男性は強そうだが、細身だ。食わなすぎて痩せているだけだろう。
「食べるか?魚は何故かいっぱいあるし、栄養だし」
「あぁ………ありがとう………」
「よし、焼くから待ってろ」
「見知らぬ人にご飯渡して大丈夫?」
「今知り合ったから見知らぬ人じゃない、だから食べさせる」
「………うん」
見知らぬ人は知り合ったら助ける、見知らぬ人でも助ける。レンは知り合った人に焼き魚をあげた、あげたら喉詰まるくらいの速さで食べた。細身の男性はレン達の分の焼き魚も食べてしまっていた、レンは最初から人に食べさせるために焼き魚を残したと気を使っていた。生成スキルで食材を作れば一石二鳥だ、食材は無くなるだろうと思っていたレンは生成スキルで食材を作り始めた。肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、しらたきと食材を生成し始める、こ、この食材は!もしかして!?
スキル オートマティッククック
自動的に料理を始める
「そんな便利な魔法まで持ってたんだね」
「キャシーって子に貰った、一番好きな魔法だ」
「キャシーはここに居ないのでござるか?」
「居ないよ、精霊国に居る奴らに連れ去られたからな。とっくの昔に精霊国へ戻っちまった」
キャシーは精霊のフィリン、ラフィ、精霊の親である、ディヴェント・アックスに連れ去られ、精霊の国へと帰って行った、それがエレナとの喧嘩の原因となった。会うには精霊の国へ行って取り返すしかない、それしか手段はない。再会してない仲間だってまだ居る、莉乃香、クレア、リンジェ、キャシー、カグル、仲間はほぼ一時脱退している。レンはまだ再会できない仲間に寂しく感じている、まだ自分のせいで莉乃香、クレア、リンジェ、キャシー、カグルに迷惑かけたんじゃないかと心の隅で思っている
それに少し落ち込む、レンに手を優しく握るリノア
握った手には安心感がある
「大丈夫、今は私が居る」
「………ああ、ありがとう」
「すまないでござるよ、レン殿」
「いや大丈夫………ってん?ござる?」
細身の男性の語尾が気になるレンだが、この細身の男性は忍者島から来たという。忍術を習う島、それが忍者島。忍者島には忍者しか居ない、だからござる語尾を使わない人に会うのは初めてらしい
そして自己紹介を始める
「名前はイザン・エンデュアーと言うでござる、レン殿の噂は聞いてるでござる、英雄ギルドという」
「ああ、俺は英雄ギルドのレンだ」
「同じく、英雄ギルドのリノアだよ」
英雄ギルドの噂は未知の世界まで広まっていたらしい、あれだけの激闘を何度もすれば有名になるだろう。イザンは英雄ギルドの戦闘物語を誰かから聞いて一度会ってみたかったという、イザンに仲良い友達と言われ、レンは何故か仲良しの友達を知り合いと答えてしまうのはなんだろうか、友達になってしまったら、彼女になった。また失う恐怖に襲われているレン、それをあの戦いで教わった
また友達、彼女が失うの怖い
関わった友達はほぼ失った
みんな、俺から居なくなる
「拙者は居なくならないでござるよ」
「私も居なくならないよ、莉乃香もクレアもリンジェもキャシーもカグルもみんな」
「っ………でも俺がやってきたこと、分かるだろ……」
「分かるよ、ちゃんと莉乃香から聞いてる。知ってる上でレンに言ってる」
自分のせい、自分のせいでみんなに迷惑かけてしまってると思っていたレンだが、みんなはそうは思っていなかった。居なくなるとか言ってはいるが、実際はまだ生きているため、傍には居なくても、レンの心の中では生き続けている、いつかは、本当にいつかは再会出来る、その日まで戦い続け、必ず再会する。だがキャシーは連れ去られた身であり、取り返さなくてはならない、それを目指してまた頑張る
一度深呼吸する
「よし、まずはブリッジタワー港に向かって出発!」
「雑談で休憩出来たからね、出発しよう」
「こんな夜からでござるか?」
「ああ!なんかじっとしてらんないからな!」
「………気に入ったでござる!拙者も英雄に同行するでござる」
レンの事を気に入ったイザン・エンデュアーは英雄レンの同行をすることにした。こんな真夜中に目的地であるブリッジタワー港に向かうのはとても危険であるが、未知の世界から脱出するためには立ち止まる訳にはいかない。レン、リノア、イザン、フェアリは目的地のブリッジタワー港に向かい始める。流石に真夜中の為、野生のモンスターはもちろん居るが寝ている。邪魔してはならない、なのでゆっくり進み出す。真夜中の道は何も見えないため、光魔法で少し照らす。ホラーゲームでもやってるのだろうか
月は見えているが暗すぎる
「暗いでござるな、足元に気をつけるでござる」
「おう、リノアも」
「うん、レンの腕に抱き着いてるから大丈夫」
「なん……だと……いつの間に……」
いつの間にかレンの腕にしがみついていたリノア、どうやらリノアは暗い場所が苦手らしい、それでレンにしがみついていた。光魔法でちゃんと照らしながら前へ歩き進める
歩き進めると段々
ペチャッ
ペチャッ
と何かを踏む、ずっとペチャッ、ペチャッとうるさいので下を照らしてみた。下を照らしみるとそこには血があった
「うわ!んだこれ、血?」
「しっ、前に何か居るでござる」
「うん、居る。凄まじい気配を感じる」
前を照らす
照らすとそこには人が立っていた、服とかには血がついていてモンスターの肉をムシャムシャと食べていた
「ヤバそうだぜ、どうす……..!?」
斬撃が飛んできたが間一髪でイザンに助けられた、どうやらこちらに気付いたようだ。口の周りには血がついていてかなりグロい、人には見せられない程のグロさ、早く帰りたいくらいのグロさ、しかもモンスターだけじゃない、人の顔面を家宝にして持っている
「名を名乗るでござる、一体何者でござるか!」
「僕~?僕の名前はぁ~カール・ア・シャルテさぁ~」
「その喋り方、まさか」
「あぁ~僕は狂人ギルドのNo4さぁ~」
狂人ギルドのNo.4、ここで降臨
闇植物との戦いで不利な戦況から有利な戦況に変えたレンだが、また闇植物が進化し、これ以上は勝てないと判断した。撤退しようと思ったその時、地面に穴が開き、その穴に落ちた。またもや離ればなれとなった英雄ギルドはまた再会するためにそれぞれ歩き進めた。そんな中でレンとリノアは亡霊国という場所に着く、亡霊国は亡くなった人の亡霊が出てくるということ、その事を聞きレンは山にある霊山に行き、心の中で莉乃香を呼ぶが出て来なかった。なんでと絶望していたその時、隣に居た爺さんから話を聞く
亡霊が出てこないのはまだ生きているからだと、 レンは良い情報を聞き、必ず未知の世界を抜け出して莉乃香と再会することを決め、再び歩き始めた
それから2日経ったんだが未だに何も起きず、英雄国に居るミラエルとエレナ。魔法国に居るカノンと紫織。底戦国に居る武翠とフェアリ。みんな、新ギルドの狂人ギルドに遭遇したという情報が流れてきた、そして底戦国で戦っていた武翠はフェアリを失い絶望。だがフェアリは能力の持ち主、主人と離れた場所で亡くなると主人の場所へ戻る能力を持っている。それを知った武翠は安心し、電話を切った
そして4日目
「亡霊国はただ通りすがりだったが、次は何処に行くんだ?」
「次はブリッジタワー港って言う場所だね」
「橋の上にあるタワーか、おもろそう。行こうか」
「うん、行こう」
ブリッジタワー港という場所を目指して再び歩き始める、橋の上にあるタワー。タワーの中にはボスだらけのダンジョンらしい、今までの敵より数千倍強いという噂がある。そのブリッジタワーでは5万人程の死者が出ている、ブリッジタワーの最上階である、5層は誰もクリアしたことが無い最恐の層。1層目からもかなり強い、5層は少ないと感じる方も居ると思うのだが、1層、1層ステージが広く、天井も高いという。そのブリッジタワーに向かっているのだがまだ程遠い
キャシーから教えてもらった生成魔法でテントを作った
担いでいるフェアリを寝かせる
「フェアリっていつ目を覚ますんだ?リノアは精霊のこと分かるか?」
「確かね、10年くらいは目を覚まさないと思う」
「精霊は長くても仕方がないか、しかし………一番気になるのは狂人ギルドとかいう新しいギルドだ」
「うん、任務のために現れたっぽいね」
任務のためにいきなり英雄国、魔法国、底戦国に現れた狂人ギルド、今までに聞いたことがないが、狂人ギルドのトップがシャル・エクサルシスという情報が回ってきた。シャル・エクサルシスはあの時一度死んでいたはず、だが生き返ってまた英雄ギルドを殺しに来た、頭のおかしい人物。シャル・エクサルシスはブラックナイトを捨て、狂人ギルドとして英雄ギルドが居る場所に来た理由はただ血が欲しかったからだと、それだけの目的でミラエル達を襲った、話を聞くと、人々の血も奪ったのこと
だがまだレンの所には狂人ギルドが来てなかった、レンとリノアは襲わずにミラエル達を襲った理由はなんなのだろうか。けどきっとレン達も襲われることだろう、更に狂人達は能力の持ち主、能力を持った者が揃ったギルド
「能力は……」
「まとめた能力はこれで全部だね」
「やばいな、この能力」
トップ シャル・エクサルシス・・・呪い
No.1 シャル・アンリデット・・・縛り、失神
No.2 ルーシェ・クシャル・・・幻影
No.3チャル・ツーヤナ・・・接触切断
これ以外にまだ居るのだが、現れていない狂人がいっぱい居る。狂人ギルドにはNo.4とNo.5がまだ残っている、これはまだレン達は知らない。
テントの外で飯を作る
「まぁ、野外の時は焼き魚だな」
「野外の時は仕方ないね、着いたら沢山食べよ」
「だな、いっぱい食べるか」
野外で焼き魚を食べていると一人の男性がやってくる、焼き魚に惹き付けられてやってきたのだろうか。その男性は強そうだが、細身だ。食わなすぎて痩せているだけだろう。
「食べるか?魚は何故かいっぱいあるし、栄養だし」
「あぁ………ありがとう………」
「よし、焼くから待ってろ」
「見知らぬ人にご飯渡して大丈夫?」
「今知り合ったから見知らぬ人じゃない、だから食べさせる」
「………うん」
見知らぬ人は知り合ったら助ける、見知らぬ人でも助ける。レンは知り合った人に焼き魚をあげた、あげたら喉詰まるくらいの速さで食べた。細身の男性はレン達の分の焼き魚も食べてしまっていた、レンは最初から人に食べさせるために焼き魚を残したと気を使っていた。生成スキルで食材を作れば一石二鳥だ、食材は無くなるだろうと思っていたレンは生成スキルで食材を作り始めた。肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、しらたきと食材を生成し始める、こ、この食材は!もしかして!?
スキル オートマティッククック
自動的に料理を始める
「そんな便利な魔法まで持ってたんだね」
「キャシーって子に貰った、一番好きな魔法だ」
「キャシーはここに居ないのでござるか?」
「居ないよ、精霊国に居る奴らに連れ去られたからな。とっくの昔に精霊国へ戻っちまった」
キャシーは精霊のフィリン、ラフィ、精霊の親である、ディヴェント・アックスに連れ去られ、精霊の国へと帰って行った、それがエレナとの喧嘩の原因となった。会うには精霊の国へ行って取り返すしかない、それしか手段はない。再会してない仲間だってまだ居る、莉乃香、クレア、リンジェ、キャシー、カグル、仲間はほぼ一時脱退している。レンはまだ再会できない仲間に寂しく感じている、まだ自分のせいで莉乃香、クレア、リンジェ、キャシー、カグルに迷惑かけたんじゃないかと心の隅で思っている
それに少し落ち込む、レンに手を優しく握るリノア
握った手には安心感がある
「大丈夫、今は私が居る」
「………ああ、ありがとう」
「すまないでござるよ、レン殿」
「いや大丈夫………ってん?ござる?」
細身の男性の語尾が気になるレンだが、この細身の男性は忍者島から来たという。忍術を習う島、それが忍者島。忍者島には忍者しか居ない、だからござる語尾を使わない人に会うのは初めてらしい
そして自己紹介を始める
「名前はイザン・エンデュアーと言うでござる、レン殿の噂は聞いてるでござる、英雄ギルドという」
「ああ、俺は英雄ギルドのレンだ」
「同じく、英雄ギルドのリノアだよ」
英雄ギルドの噂は未知の世界まで広まっていたらしい、あれだけの激闘を何度もすれば有名になるだろう。イザンは英雄ギルドの戦闘物語を誰かから聞いて一度会ってみたかったという、イザンに仲良い友達と言われ、レンは何故か仲良しの友達を知り合いと答えてしまうのはなんだろうか、友達になってしまったら、彼女になった。また失う恐怖に襲われているレン、それをあの戦いで教わった
また友達、彼女が失うの怖い
関わった友達はほぼ失った
みんな、俺から居なくなる
「拙者は居なくならないでござるよ」
「私も居なくならないよ、莉乃香もクレアもリンジェもキャシーもカグルもみんな」
「っ………でも俺がやってきたこと、分かるだろ……」
「分かるよ、ちゃんと莉乃香から聞いてる。知ってる上でレンに言ってる」
自分のせい、自分のせいでみんなに迷惑かけてしまってると思っていたレンだが、みんなはそうは思っていなかった。居なくなるとか言ってはいるが、実際はまだ生きているため、傍には居なくても、レンの心の中では生き続けている、いつかは、本当にいつかは再会出来る、その日まで戦い続け、必ず再会する。だがキャシーは連れ去られた身であり、取り返さなくてはならない、それを目指してまた頑張る
一度深呼吸する
「よし、まずはブリッジタワー港に向かって出発!」
「雑談で休憩出来たからね、出発しよう」
「こんな夜からでござるか?」
「ああ!なんかじっとしてらんないからな!」
「………気に入ったでござる!拙者も英雄に同行するでござる」
レンの事を気に入ったイザン・エンデュアーは英雄レンの同行をすることにした。こんな真夜中に目的地であるブリッジタワー港に向かうのはとても危険であるが、未知の世界から脱出するためには立ち止まる訳にはいかない。レン、リノア、イザン、フェアリは目的地のブリッジタワー港に向かい始める。流石に真夜中の為、野生のモンスターはもちろん居るが寝ている。邪魔してはならない、なのでゆっくり進み出す。真夜中の道は何も見えないため、光魔法で少し照らす。ホラーゲームでもやってるのだろうか
月は見えているが暗すぎる
「暗いでござるな、足元に気をつけるでござる」
「おう、リノアも」
「うん、レンの腕に抱き着いてるから大丈夫」
「なん……だと……いつの間に……」
いつの間にかレンの腕にしがみついていたリノア、どうやらリノアは暗い場所が苦手らしい、それでレンにしがみついていた。光魔法でちゃんと照らしながら前へ歩き進める
歩き進めると段々
ペチャッ
ペチャッ
と何かを踏む、ずっとペチャッ、ペチャッとうるさいので下を照らしてみた。下を照らしみるとそこには血があった
「うわ!んだこれ、血?」
「しっ、前に何か居るでござる」
「うん、居る。凄まじい気配を感じる」
前を照らす
照らすとそこには人が立っていた、服とかには血がついていてモンスターの肉をムシャムシャと食べていた
「ヤバそうだぜ、どうす……..!?」
斬撃が飛んできたが間一髪でイザンに助けられた、どうやらこちらに気付いたようだ。口の周りには血がついていてかなりグロい、人には見せられない程のグロさ、早く帰りたいくらいのグロさ、しかもモンスターだけじゃない、人の顔面を家宝にして持っている
「名を名乗るでござる、一体何者でござるか!」
「僕~?僕の名前はぁ~カール・ア・シャルテさぁ~」
「その喋り方、まさか」
「あぁ~僕は狂人ギルドのNo4さぁ~」
狂人ギルドのNo.4、ここで降臨
0
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説

パークラ認定されてパーティーから追放されたから田舎でスローライフを送ろうと思う
ユースケ
ファンタジー
俺ことソーマ=イグベルトはとある特殊なスキルを持っている。
そのスキルはある特殊な条件下でのみ発動するパッシブスキルで、パーティーメンバーはもちろん、自分自身の身体能力やスキル効果を倍増させる優れもの。
だけどその条件がなかなか厄介だった。
何故ならその条件というのが────

【完結】あなたに知られたくなかった
ここ
ファンタジー
セレナの幸せな生活はあっという間に消え去った。新しい継母と異母妹によって。
5歳まで令嬢として生きてきたセレナは6歳の今は、小さな手足で必死に下女見習いをしている。もう自分が令嬢だということは忘れていた。
そんなセレナに起きた奇跡とは?

「異端者だ」と追放された三十路男、実は転生最強【魔術師】!〜魔術の廃れた千年後を、美少女教え子とともにやり直す〜
たかたちひろ【令嬢節約ごはん23日発売】
ファンタジー
アデル・オルラド、30歳。
彼は、22歳の頃に、前世の記憶を取り戻した。
約1000年前、アデルは『魔術学』の権威ある教授だったのだ。
現代において『魔術』は完全に廃れていた。
『魔術』とは、魔術式や魔術サークルなどを駆使して発動する魔法の一種だ。
血筋が大きく影響する『属性魔法』とは違い、その構造式や紋様を正確に理解していれば、所持魔力がなくとも使うことができる。
そのため1000年前においては、日常生活から戦闘、ものづくりまで広く使われていたのだが……
どういうわけか現代では、学問として指導されることもなくなり、『劣化魔法』『雑用魔法』扱い。
『属性魔法』のみが隆盛を迎えていた。
そんななか、記憶を取り戻したアデルは1000年前の『喪失魔術』を活かして、一度は王立第一魔法学校の教授にまで上り詰める。
しかし、『魔術学』の隆盛を恐れた他の教授の陰謀により、地位を追われ、王都をも追放されてしまったのだ。
「今後、魔術を使えば、お前の知人にも危害が及ぶ」
と脅されて、魔術の使用も禁じられたアデル。
所持魔力は0。
属性魔法をいっさい使えない彼に、なかなか働き口は見つからず、田舎の学校でブラック労働に従事していたが……
低級ダンジョンに突如として現れた高ランクの魔物・ヒュドラを倒すため、久方ぶりに魔術を使ったところ、人生の歯車が再び動き出した。
かつて研究室生として指導をしていた生徒、リーナ・リナルディが、彼のもとを訪れたのだ。
「ずっと探しておりました、先生」
追放から五年。
成長した彼女は、王立魔法学校の理事にまでなっていた。
そして、彼女は言う。
「先生を連れ戻しに来ました。あなたには再度、王立第一魔法学校の講師になっていただきたいのです」
、と。
こうしてアデルは今度こそ『魔術学』を再興するために、再び魔法学校へと舞い戻る。
次々と成果を上げて成りあがるアデル。
前回彼を追放した『属性魔法』の教授陣は、再びアデルを貶めんと画策するが……
むしろ『魔術学』の有用性と、アデルの実力を世に知らしめることとなるのであった。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。

龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。

生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる