104 / 175
第二章 アイドル地下国
百四話 私の想い人
しおりを挟む
レン達はサナム区のファーストステージ、紫織達はペセル区のセカンドステージに着いた。リノアはファーストステージにある学園に体験入学し、レン達は気になっていたレーヌ城に向かった。見すぎてちょっとバレそうになったレン達は帰ろうと思った先に門番にバレて裏道から逃げた。だが裏道に回っていたレーヌ城の女王に遭遇した為、危険察知し、煙幕で逃げた
宿屋まで逃げて窓から様子を見ると、手下達が探し回っていた。そして指名手配にもされていたレン達は変装して外を歩き回る事にした。災難だと言うフェアリは地雷を踏んだ。レンはその発言に更に精神が不安定になり、一人で外へ出かけた。
「…………寒いな」
ぼそりと呟く
ここは少し肌寒い所である、ただただ歩き続けているレンは店に反射して自分の顔を見る。ハイライトがない事に気付く、そしてハイライトが無い目を怖がっている住民も居る。レンは変装しているので指名手配犯とは気付いていないみたいだ。だがレンは怖がっているのを何も感じていない、ただ無表情で人を見たり、店を見たり、アイドルの授業を見たりしていた。この日は一日中帰ってこないレン
フェアリside
フェアリの失言により、精神が不安定になり、単独行動になったレン。それに後悔をしているフェアリ、後悔をしながら宿屋で帰りを待つフェアリだが、中々帰ってこない。やってしまったと言っている
すると
「ただいま」
「あ、リノアさん~」
とてつもなく元気が無い声でリノアを迎え入れる。
「あれ?レンは?」
下を向きながら、リノアに事情を説明した。説明した瞬間、リノアはそれを聞いて外へ走り出した。私が居るじゃんと言って、レンを探し始める。レンは災難という言葉を聞いて再び一人になろうとしたのだろう、2度とあの災難には逢いたくないと思ったのか、レンがまた不安定になる理由が分かったリノアとフェアリ。
リノアだけに探させる訳にはいかない為、フェアリもレンの事を探し始めた。
リノアside
体験入学から帰ってきたリノアは宿屋に戻ったのだが、フェアリが元気ない事に気付き、それと同時にレンが居ない事に気付く。そしてフェアリから事情を聞いたリノアはすぐにレンを探し出した
「何処行ったの、レン」
探しても探しても見つからない、何処に行ってるのかも分からない。レンは指名手配犯にされている為、顔も分からない。情報が無い中どう探すことも出来ない
探し回っていると雰囲気がレンと似ている人物を見つけた、その人に声を掛けると驚いた。
「っ………」
リノアの顔を見て驚いたのか、いきなり走り出した
「レン!」
追いかける
ずっと追いかけ回す、ストーカーとか思うかもしれないが、今はこれが得策だろう。追いかけ回す事、20分。2人とも体力が尽きた、地べたに座る。リノアは手を握ってこう言った
「やっと捕まえた」
鬼ごっこでは基本、だが鬼ごっことは違う。この捕まえたは心の底から逃げ出すレンを捕まえたのこと、もう逃がさないと言わんばかりに強く手を握る。リノアの顔を見て何故逃げ出したのか、血迷って逃げ出したのか、リノアはその理由じゃなく、こう言葉をレンにかけてあげた
「大丈夫、私が居る。だから一人で抱え込まないで」
ちゃんと目を見て、レンの顔もリノアに向けて言った。私が居るよと、この時のレンは感情が無くなっていて、ハイライトが無い状態のもう死、寸前の限界状態だ。それを見たリノアは抱き締めてもう一度言う
「私が居る、私が居るよ」
「俺の隣に居たら………みんな………不幸に会う………みんな………莉乃香は………俺が隣に居たから………」
ハイライトの無い中、涙を流しながらそう語った。レンの隣に居た人達は亡くなったり、ギルドから脱退したりと色々あった。隣に居るとリノアも不幸になる可能性があるとレンは言っている、だがリノアはそうじゃない。不幸なんてさせない
「一分一秒、レンと居てあげれる。私はこの手を離さない、ずっと傍に居る。レンが望むなら、騎士団を辞めても。私がずっと隣に居てあげられる。その不安も、レンが言ってる不幸も、全部吹っ飛ばせるくらいに」
そう言った瞬間、レンの目は見開いた。だがハイライトはまだ戻っていない、後一歩、後一歩が足りない。レンの手は震えている、まだ不安でしかない。その手の震えを止める条件はずっと居ること、離れないこと、リノアは誓っている。彼女が彼の光になるように、闇を吹っ飛ばせる、未来を変える輝かしい光になるよう、ずっとずっと居なければならない
震えてる手を掴んだ
「私は………私はレンが好きだよ、彼女さんに負けないくらいって言ったら失礼だけど………でも、あの第3王国で救ってくれた事は今でも覚えてる。あの時に一目惚れとかっこいい所を見て好きになった、叶わない恋でもずっと一緒に居てあげられる」
彼を優しく抱き締める
「戦えない………怖い………戦ってまた………」
「今は戦わなくて大丈夫、例え戦う状況になったとしとも私が居るから大丈夫。怖くて乗り越えられない壁を一緒に乗り越えよ?」
頷く
「莉乃香の代わりにはなれないけど、レンを安心させられる。朝昼晩どの時間帯でも。今は泣こ、今は2人だから。私にならいっぱい弱音吐いていっぱい泣いていいから、今は………甘えて」
レンは涙を流しながら、全ての弱音をリノアにぶつけた、レンが弱いこともレンのせいで仲間が失ったこともレンがずっと抱えていたことも全部、リノアに吐き出した。リノアは全ての弱音を聞きながら、抱き締めて頭を優しく撫でた
それが1時間続いた、1時間後のレンは目にハイライトがあり、完全復活とまでは行かないが、少し元気を取り戻していた
「まだ戦える程の精神は安定してないけど、でも戦える時が来たら、その時必ず壁を乗り越える。リノアと一緒にな」
「うん、あ………」
頭をポンポンとした
「ありがとうな、リノア」
「うんっ」
フェアリが心配してるはずなので、レンとリノアは一度宿屋に帰っていった。フェアリは帰ってきていた、帰ってきたと同時に頭を下げて謝罪をした。あの失言により、レンを傷付けてしまった事を謝った。
「フェアリのせいじゃない、まだ精神が不安定な状態だったから、災難って言葉に敏感でな。効いちまって逃げちまっただけで決してフェアリのせいじゃない」
「うん~、でも謝罪は受け取って欲しい………」
「おう、しっかり受け取っておく」
問題解決
「あ!」
と急に何かを思い出すリノア
「どうしたの~?」
「レンとフェアリ、指名手配犯にされてたでしょ?」
ギクッと口に出す、レンとフェアリ。ここは大人しく、何故指名手配犯になったのかを説明した。指名手配犯になった理由を聞いたリノアは2人にデコピンをした、流石にこうなるだろう。勝手にレーヌ城へと乗り込んだのだから。
説教する姿は莉乃香に似ていた
「興味津々でレーヌ城に行ってしまって…………」
「ごめんなさい、リノアちゃん。でもなんで知ってるの~?」
「学園にも貼られてた、しかもシィアンに聞いた。レーヌ城に入るのは許可状が無いと入れず、勝手に入ったら指名手配犯にされて捕まったら、牢獄行きだよ?」
「「え!?」」
レーヌ城のルール
・勝手に入ってはいけない
・許可状が必要
これを破ると指名手配犯にされ、捕まれば牢獄行き
「変装してて良かったね、バレたら牢獄行きだったよ」
「ま、見つかったら見つかったでそいつが俺の相手だ、そこで壁という難関を乗り越えて、俺という物語の新章を作り上げる」
そこで物語の新章へ迎える
宿屋まで逃げて窓から様子を見ると、手下達が探し回っていた。そして指名手配にもされていたレン達は変装して外を歩き回る事にした。災難だと言うフェアリは地雷を踏んだ。レンはその発言に更に精神が不安定になり、一人で外へ出かけた。
「…………寒いな」
ぼそりと呟く
ここは少し肌寒い所である、ただただ歩き続けているレンは店に反射して自分の顔を見る。ハイライトがない事に気付く、そしてハイライトが無い目を怖がっている住民も居る。レンは変装しているので指名手配犯とは気付いていないみたいだ。だがレンは怖がっているのを何も感じていない、ただ無表情で人を見たり、店を見たり、アイドルの授業を見たりしていた。この日は一日中帰ってこないレン
フェアリside
フェアリの失言により、精神が不安定になり、単独行動になったレン。それに後悔をしているフェアリ、後悔をしながら宿屋で帰りを待つフェアリだが、中々帰ってこない。やってしまったと言っている
すると
「ただいま」
「あ、リノアさん~」
とてつもなく元気が無い声でリノアを迎え入れる。
「あれ?レンは?」
下を向きながら、リノアに事情を説明した。説明した瞬間、リノアはそれを聞いて外へ走り出した。私が居るじゃんと言って、レンを探し始める。レンは災難という言葉を聞いて再び一人になろうとしたのだろう、2度とあの災難には逢いたくないと思ったのか、レンがまた不安定になる理由が分かったリノアとフェアリ。
リノアだけに探させる訳にはいかない為、フェアリもレンの事を探し始めた。
リノアside
体験入学から帰ってきたリノアは宿屋に戻ったのだが、フェアリが元気ない事に気付き、それと同時にレンが居ない事に気付く。そしてフェアリから事情を聞いたリノアはすぐにレンを探し出した
「何処行ったの、レン」
探しても探しても見つからない、何処に行ってるのかも分からない。レンは指名手配犯にされている為、顔も分からない。情報が無い中どう探すことも出来ない
探し回っていると雰囲気がレンと似ている人物を見つけた、その人に声を掛けると驚いた。
「っ………」
リノアの顔を見て驚いたのか、いきなり走り出した
「レン!」
追いかける
ずっと追いかけ回す、ストーカーとか思うかもしれないが、今はこれが得策だろう。追いかけ回す事、20分。2人とも体力が尽きた、地べたに座る。リノアは手を握ってこう言った
「やっと捕まえた」
鬼ごっこでは基本、だが鬼ごっことは違う。この捕まえたは心の底から逃げ出すレンを捕まえたのこと、もう逃がさないと言わんばかりに強く手を握る。リノアの顔を見て何故逃げ出したのか、血迷って逃げ出したのか、リノアはその理由じゃなく、こう言葉をレンにかけてあげた
「大丈夫、私が居る。だから一人で抱え込まないで」
ちゃんと目を見て、レンの顔もリノアに向けて言った。私が居るよと、この時のレンは感情が無くなっていて、ハイライトが無い状態のもう死、寸前の限界状態だ。それを見たリノアは抱き締めてもう一度言う
「私が居る、私が居るよ」
「俺の隣に居たら………みんな………不幸に会う………みんな………莉乃香は………俺が隣に居たから………」
ハイライトの無い中、涙を流しながらそう語った。レンの隣に居た人達は亡くなったり、ギルドから脱退したりと色々あった。隣に居るとリノアも不幸になる可能性があるとレンは言っている、だがリノアはそうじゃない。不幸なんてさせない
「一分一秒、レンと居てあげれる。私はこの手を離さない、ずっと傍に居る。レンが望むなら、騎士団を辞めても。私がずっと隣に居てあげられる。その不安も、レンが言ってる不幸も、全部吹っ飛ばせるくらいに」
そう言った瞬間、レンの目は見開いた。だがハイライトはまだ戻っていない、後一歩、後一歩が足りない。レンの手は震えている、まだ不安でしかない。その手の震えを止める条件はずっと居ること、離れないこと、リノアは誓っている。彼女が彼の光になるように、闇を吹っ飛ばせる、未来を変える輝かしい光になるよう、ずっとずっと居なければならない
震えてる手を掴んだ
「私は………私はレンが好きだよ、彼女さんに負けないくらいって言ったら失礼だけど………でも、あの第3王国で救ってくれた事は今でも覚えてる。あの時に一目惚れとかっこいい所を見て好きになった、叶わない恋でもずっと一緒に居てあげられる」
彼を優しく抱き締める
「戦えない………怖い………戦ってまた………」
「今は戦わなくて大丈夫、例え戦う状況になったとしとも私が居るから大丈夫。怖くて乗り越えられない壁を一緒に乗り越えよ?」
頷く
「莉乃香の代わりにはなれないけど、レンを安心させられる。朝昼晩どの時間帯でも。今は泣こ、今は2人だから。私にならいっぱい弱音吐いていっぱい泣いていいから、今は………甘えて」
レンは涙を流しながら、全ての弱音をリノアにぶつけた、レンが弱いこともレンのせいで仲間が失ったこともレンがずっと抱えていたことも全部、リノアに吐き出した。リノアは全ての弱音を聞きながら、抱き締めて頭を優しく撫でた
それが1時間続いた、1時間後のレンは目にハイライトがあり、完全復活とまでは行かないが、少し元気を取り戻していた
「まだ戦える程の精神は安定してないけど、でも戦える時が来たら、その時必ず壁を乗り越える。リノアと一緒にな」
「うん、あ………」
頭をポンポンとした
「ありがとうな、リノア」
「うんっ」
フェアリが心配してるはずなので、レンとリノアは一度宿屋に帰っていった。フェアリは帰ってきていた、帰ってきたと同時に頭を下げて謝罪をした。あの失言により、レンを傷付けてしまった事を謝った。
「フェアリのせいじゃない、まだ精神が不安定な状態だったから、災難って言葉に敏感でな。効いちまって逃げちまっただけで決してフェアリのせいじゃない」
「うん~、でも謝罪は受け取って欲しい………」
「おう、しっかり受け取っておく」
問題解決
「あ!」
と急に何かを思い出すリノア
「どうしたの~?」
「レンとフェアリ、指名手配犯にされてたでしょ?」
ギクッと口に出す、レンとフェアリ。ここは大人しく、何故指名手配犯になったのかを説明した。指名手配犯になった理由を聞いたリノアは2人にデコピンをした、流石にこうなるだろう。勝手にレーヌ城へと乗り込んだのだから。
説教する姿は莉乃香に似ていた
「興味津々でレーヌ城に行ってしまって…………」
「ごめんなさい、リノアちゃん。でもなんで知ってるの~?」
「学園にも貼られてた、しかもシィアンに聞いた。レーヌ城に入るのは許可状が無いと入れず、勝手に入ったら指名手配犯にされて捕まったら、牢獄行きだよ?」
「「え!?」」
レーヌ城のルール
・勝手に入ってはいけない
・許可状が必要
これを破ると指名手配犯にされ、捕まれば牢獄行き
「変装してて良かったね、バレたら牢獄行きだったよ」
「ま、見つかったら見つかったでそいつが俺の相手だ、そこで壁という難関を乗り越えて、俺という物語の新章を作り上げる」
そこで物語の新章へ迎える
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。
破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。
小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。
本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。
お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。
その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。
次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。
本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。
鑑定能力で恩を返す
KBT
ファンタジー
どこにでもいる普通のサラリーマンの蔵田悟。
彼ははある日、上司の悪態を吐きながら深酒をし、目が覚めると見知らぬ世界にいた。
そこは剣と魔法、人間、獣人、亜人、魔物が跋扈する異世界フォートルードだった。
この世界には稀に異世界から《迷い人》が転移しており、悟もその1人だった。
帰る方法もなく、途方に暮れていた悟だったが、通りすがりの商人ロンメルに命を救われる。
そして稀少な能力である鑑定能力が自身にある事がわかり、ブロディア王国の公都ハメルンの裏通りにあるロンメルの店で働かせてもらう事になった。
そして、ロンメルから店の番頭を任された悟は《サト》と名前を変え、命の恩人であるロンメルへの恩返しのため、商店を大きくしようと鑑定能力を駆使して、海千山千の商人達や荒くれ者の冒険者達を相手に日夜奮闘するのだった。
神様との賭けに勝ったので、スキルを沢山貰えた件。
猫丸
ファンタジー
ある日の放課後。突然足元に魔法陣が現れると、気付けば目の前には神を名乗る存在が居た。
そこで神は異世界に送るからスキルを1つ選べと言ってくる。
あれ?これもしかして頑張ったらもっと貰えるパターンでは?
そこで彼は思った――もっと欲しい!
欲をかいた少年は神様に賭けをしないかと提案した。
神様とゲームをすることになった悠斗はその結果――
※過去に投稿していたものを大きく加筆修正したものになります。
転移した場所が【ふしぎな果実】で溢れていた件
月風レイ
ファンタジー
普通の高校2年生の竹中春人は突如、異世界転移を果たした。
そして、異世界転移をした先は、入ることが禁断とされている場所、神の園というところだった。
そんな慣習も知りもしない、春人は神の園を生活圏として、必死に生きていく。
そこでしか成らない『ふしぎな果実』を空腹のあまり口にしてしまう。
そして、それは世界では幻と言われている祝福の果実であった。
食料がない春人はそんなことは知らず、ふしぎな果実を米のように常食として喰らう。
不思議な果実の恩恵によって、規格外に強くなっていくハルトの、異世界冒険大ファンタジー。
大修正中!今週中に修正終え更新していきます!
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる