103 / 175
第二章 アイドル地下国
百三話 自分の価値
しおりを挟む
サナム区
紫織side
紫織達は機械工場でレン達と分かれて2時間経過した。2時間経過して着いた場所はアイドル地下国、ペセル区 セカンドステージ、アイドルの審査をする場所である。審査は外でしているらしい、門から丸見えである。審査にはアイドル地下国の人々が集まってきている、アイドル地下国のみんな興味津々
「紫織、コレ見てくださる?」
「ん?これって………」
「手配書だな、これ………」
エレナからいきなり手配書を見せられ、指名手配の人物を見ると、そこにはレンとフェアリが載っていた。見てすぐには理解不可能、静かな空気が、10秒続いた。10秒後にはもう一度手配書の指名手配を見て言葉を発した
紫織のお兄ちゃんが指名手配犯にされているのは何故だろうか、ととても心配する紫織達であった
「この2枚目の誰なんですか?」
「多分………フェアリさんですね!消えた精霊さんの!」
「消えた精霊?なんだ?」
「説明しましょう!消えた精霊とは!」
消えた精霊とは
1000年前、あの全面戦争よりも前の話だ。1000年前の精霊の国、アーダ国では消えた精霊、フェアリが存在していた頃だ。いつも通りフェアリはアーダ国に平和に暮らしていたのである、だがいきなりアーダ国から居なくなり、消息不明となった
その子が今となってレンの近くに存在している。存在している理由、消息不明となっていたフェアリがいきなり現れた理由が理解も出来ずに居る。
「消息不明となった、フェアリというやつがいきなり現れた………よく分からないな、レンから出てくるなんて」
「でも、お兄ちゃんを見守ってくれる人がもう一人増えたから、私は嬉しいよ!」
「ですね、精霊は守護の力を持っていますから、危険に陥った時は必ず助けてくれますよ。それにリノアさんも居ますから」
「確かにそうですね!近くに居てくれる人がもう一人増えるなんて頼もしいですよ!」
「あの二人ならきっと、お兄様をまた英雄へ導いてくれますわ、だから今は私達に出来ることをしますわよ」
「ああ」
頼もしい仲間が一人増え、少しは安心し始める紫織達。危険な時はきっと精霊・フェアリが守ってくれると、そして立ちはだかる壁を越えて立ち上がった英雄はまた紫織達の元へ戻って来てくれると、紫織達はレンを信じ続ける
紫織達は宿屋にチェックインして、暇潰しにペセル区のセカンドステージの審査を見に行くことにした。アイドルは踊っている、踊っているのはいいが、これは悪魔で審査ステージ。落ちるアイドルグループも居る。それを覚悟で踊っている、だがそれに緊張してミスしている時もある。ミスもあり、失敗もある、それがアイドル。それを見るのが観客
「わ~可愛いですね~!」
「たまにはこういうのもありですね、とても癒しになります」
「うん、そうだね」
久しぶりにこういう癒し物を見て癒される紫織達
一方その頃、指名手配犯にされたレンは
少し前
レンside
紫織達と別々に別れ、レンとリノアは次の場所、アイドル地下国に向かったのだが………向かう途中にフェアリから脳内会話を繋げられ、アイドル地下国に案内するよ~と言われ出てきた、精霊フェアリに驚きながらもアイドル地下国に案内されるレンとリノア。
アイドル学園に興味津々なリノアはアイドル学園に行きたいと言い始めた、その時………アイドル学園の子が話をかけてきた、その子達にアイドル学園の体験が出来ないか確認したら、体験入学だけなら出来ると言ってくれ、リノアはサナム区のファーストステージに行った。そしてレンとフェアリはその先にある、レーヌ城へ
「ここがレーヌ城………見慣れてるな、2度3度くらいあるから」
「ね~こんなコソコソ行く必要ある~?」
「見つかったら、何されるか分からないだろ」
「確かに捕まったら、怖そうだよね~」
捕まったらヤバそうと思うくらい、あの城からそれくらいの圧が感じられるレンとフェアリ。隠れながらレーヌ城に向かう、ドア前には番が居て、窓から見えるのは兵士みたいな、鎧を来た人物が数名居る。番には流石に見つかるとマズイのでレン達は早足で帰る
帰ろうとした瞬間、門があるのだが、さっきまで居なかった門番が居た。レン達がバレたのか、どうやってばれたのか、バレたのなら逃げるしか方法がないレン達。裏道を使って宿屋まで逃げる
だがレン達の前にいきなり人が現れた
「マズイな」
「ま、マズイね~」
「何をしているのかしら?貴方達」
彼女からは凄まじい圧を感じられる、多分レーヌ城の女王様であろう人物。その女王様が裏道に回ってきてレン達を捕まえに来たのか、それとも雑談してくれるのかなどと思っているレン。そう正解は捕まえに来た、捕まえに来たと言われるレンとフェアリ。捕まったら元もこうもないので、レンは煙幕をかけて逃げ出した
一旦宿屋に籠ったレンとフェアリは部屋の窓から外を見ると、兵士達が彷徨いている。完全に指名手配されたレン達が考えた策は変装する事、変装してアイドル地下国を回ること。バレないように、指名手配の紙と同じ格好で出ないように、レンとフェアリは
「変装用にとりあえず、服買いに行こう。変装してたら、多分バレないだろ」
「じゃあ、私は人間になるね~」
「おう………ん?人間なれんの?」
「なれるよ~」
クルクル回転して人間に変形した、とても可愛らしい姿だ。フェアリが人間になった所で、レンとフェアリは服屋へ向かい、変装服を買いに行った。買いに行ったのはいいが、レン達はもう指名手配されていた。紙が店や色んな所に貼られていた、レン達は急いで変装服を買って急いで変装して会計を済ませた。店員さんはレン達の事気付かなかったみたいだ。
服屋から外に出た
「帽子も被りゃ、顔も見えないし、違う服を着りゃ、バレることなんて無いからな」
「ここに来て、いきなり指名手配されるなんて災難だよぉ………」
「災難なんて旅立ったら、いつも起きるよ。旅の最初から災難は会ってきたよ、どれも残酷だった。どれも辛かった、どれも最悪だった、機械工場の奴が一番最悪だった」
「レン君………ご、ごめんね………」
精神状態が最悪値に達してしまうレン、まだ精神状態を取り戻せていないレンはそう語る。どれも辛かった思い出しかない、旅に平和なんて無い。一つの場所にレン達が行く事によって必ず一人死んでまう。この地下国でも一人死んでしまうんじゃないかと考えてはいけない事をな事を考えてしまうレン。
乗り越えられないこの壁を乗り越えるか、ぶっ壊すか、それしかない。アイドル地下国に行って精神状態が安定するのかと思いきや、全く効かず、真逆に行ってしまう。
「………ちょっと出かけてくるわ」
「え?あ、うん~」
優しい言葉なんてかけてやれない、優しい言葉をかけると壊れてしまいそうだから。一人にさせても壊れてしまいそうなレンを追いかけられないフェアリ、優しい言葉が嫌いなレンは一番やってはいけないこと。優しい言葉なんて気安くかけるもんじゃない、落ち着く人は確かに居る。だがそん中で嫌がる人も居る
そしてアイドル地下国中を歩き回るレン
優しいなんて言葉は嫌い
ずっと一緒に居るなんて言葉も嫌い
旅も戦うことも嫌い、どうしようも無く
もう頼らないでくれ、期待もしないでくれ
仲間なんて救えない、彼女も救えない、友達も救えない
そんな俺に期待なんかするな、守れなかった俺を見下すんだろ!?
見下してもいい、もう期待しないでくれ
嫌い 嫌い 嫌い 嫌い 嫌い 嫌い 優しい言葉なんて嫌いだ 期待されるのも嫌いだ 最初から期待してねぇよな こんなメンタルクソ豆腐に 期待しなきゃ良いんだよ どうせ俺はみんなを守れないんだからよ
あぁ………もう………全部、嫌いで嫌いで、そして
最悪だ
紫織side
紫織達は機械工場でレン達と分かれて2時間経過した。2時間経過して着いた場所はアイドル地下国、ペセル区 セカンドステージ、アイドルの審査をする場所である。審査は外でしているらしい、門から丸見えである。審査にはアイドル地下国の人々が集まってきている、アイドル地下国のみんな興味津々
「紫織、コレ見てくださる?」
「ん?これって………」
「手配書だな、これ………」
エレナからいきなり手配書を見せられ、指名手配の人物を見ると、そこにはレンとフェアリが載っていた。見てすぐには理解不可能、静かな空気が、10秒続いた。10秒後にはもう一度手配書の指名手配を見て言葉を発した
紫織のお兄ちゃんが指名手配犯にされているのは何故だろうか、ととても心配する紫織達であった
「この2枚目の誰なんですか?」
「多分………フェアリさんですね!消えた精霊さんの!」
「消えた精霊?なんだ?」
「説明しましょう!消えた精霊とは!」
消えた精霊とは
1000年前、あの全面戦争よりも前の話だ。1000年前の精霊の国、アーダ国では消えた精霊、フェアリが存在していた頃だ。いつも通りフェアリはアーダ国に平和に暮らしていたのである、だがいきなりアーダ国から居なくなり、消息不明となった
その子が今となってレンの近くに存在している。存在している理由、消息不明となっていたフェアリがいきなり現れた理由が理解も出来ずに居る。
「消息不明となった、フェアリというやつがいきなり現れた………よく分からないな、レンから出てくるなんて」
「でも、お兄ちゃんを見守ってくれる人がもう一人増えたから、私は嬉しいよ!」
「ですね、精霊は守護の力を持っていますから、危険に陥った時は必ず助けてくれますよ。それにリノアさんも居ますから」
「確かにそうですね!近くに居てくれる人がもう一人増えるなんて頼もしいですよ!」
「あの二人ならきっと、お兄様をまた英雄へ導いてくれますわ、だから今は私達に出来ることをしますわよ」
「ああ」
頼もしい仲間が一人増え、少しは安心し始める紫織達。危険な時はきっと精霊・フェアリが守ってくれると、そして立ちはだかる壁を越えて立ち上がった英雄はまた紫織達の元へ戻って来てくれると、紫織達はレンを信じ続ける
紫織達は宿屋にチェックインして、暇潰しにペセル区のセカンドステージの審査を見に行くことにした。アイドルは踊っている、踊っているのはいいが、これは悪魔で審査ステージ。落ちるアイドルグループも居る。それを覚悟で踊っている、だがそれに緊張してミスしている時もある。ミスもあり、失敗もある、それがアイドル。それを見るのが観客
「わ~可愛いですね~!」
「たまにはこういうのもありですね、とても癒しになります」
「うん、そうだね」
久しぶりにこういう癒し物を見て癒される紫織達
一方その頃、指名手配犯にされたレンは
少し前
レンside
紫織達と別々に別れ、レンとリノアは次の場所、アイドル地下国に向かったのだが………向かう途中にフェアリから脳内会話を繋げられ、アイドル地下国に案内するよ~と言われ出てきた、精霊フェアリに驚きながらもアイドル地下国に案内されるレンとリノア。
アイドル学園に興味津々なリノアはアイドル学園に行きたいと言い始めた、その時………アイドル学園の子が話をかけてきた、その子達にアイドル学園の体験が出来ないか確認したら、体験入学だけなら出来ると言ってくれ、リノアはサナム区のファーストステージに行った。そしてレンとフェアリはその先にある、レーヌ城へ
「ここがレーヌ城………見慣れてるな、2度3度くらいあるから」
「ね~こんなコソコソ行く必要ある~?」
「見つかったら、何されるか分からないだろ」
「確かに捕まったら、怖そうだよね~」
捕まったらヤバそうと思うくらい、あの城からそれくらいの圧が感じられるレンとフェアリ。隠れながらレーヌ城に向かう、ドア前には番が居て、窓から見えるのは兵士みたいな、鎧を来た人物が数名居る。番には流石に見つかるとマズイのでレン達は早足で帰る
帰ろうとした瞬間、門があるのだが、さっきまで居なかった門番が居た。レン達がバレたのか、どうやってばれたのか、バレたのなら逃げるしか方法がないレン達。裏道を使って宿屋まで逃げる
だがレン達の前にいきなり人が現れた
「マズイな」
「ま、マズイね~」
「何をしているのかしら?貴方達」
彼女からは凄まじい圧を感じられる、多分レーヌ城の女王様であろう人物。その女王様が裏道に回ってきてレン達を捕まえに来たのか、それとも雑談してくれるのかなどと思っているレン。そう正解は捕まえに来た、捕まえに来たと言われるレンとフェアリ。捕まったら元もこうもないので、レンは煙幕をかけて逃げ出した
一旦宿屋に籠ったレンとフェアリは部屋の窓から外を見ると、兵士達が彷徨いている。完全に指名手配されたレン達が考えた策は変装する事、変装してアイドル地下国を回ること。バレないように、指名手配の紙と同じ格好で出ないように、レンとフェアリは
「変装用にとりあえず、服買いに行こう。変装してたら、多分バレないだろ」
「じゃあ、私は人間になるね~」
「おう………ん?人間なれんの?」
「なれるよ~」
クルクル回転して人間に変形した、とても可愛らしい姿だ。フェアリが人間になった所で、レンとフェアリは服屋へ向かい、変装服を買いに行った。買いに行ったのはいいが、レン達はもう指名手配されていた。紙が店や色んな所に貼られていた、レン達は急いで変装服を買って急いで変装して会計を済ませた。店員さんはレン達の事気付かなかったみたいだ。
服屋から外に出た
「帽子も被りゃ、顔も見えないし、違う服を着りゃ、バレることなんて無いからな」
「ここに来て、いきなり指名手配されるなんて災難だよぉ………」
「災難なんて旅立ったら、いつも起きるよ。旅の最初から災難は会ってきたよ、どれも残酷だった。どれも辛かった、どれも最悪だった、機械工場の奴が一番最悪だった」
「レン君………ご、ごめんね………」
精神状態が最悪値に達してしまうレン、まだ精神状態を取り戻せていないレンはそう語る。どれも辛かった思い出しかない、旅に平和なんて無い。一つの場所にレン達が行く事によって必ず一人死んでまう。この地下国でも一人死んでしまうんじゃないかと考えてはいけない事をな事を考えてしまうレン。
乗り越えられないこの壁を乗り越えるか、ぶっ壊すか、それしかない。アイドル地下国に行って精神状態が安定するのかと思いきや、全く効かず、真逆に行ってしまう。
「………ちょっと出かけてくるわ」
「え?あ、うん~」
優しい言葉なんてかけてやれない、優しい言葉をかけると壊れてしまいそうだから。一人にさせても壊れてしまいそうなレンを追いかけられないフェアリ、優しい言葉が嫌いなレンは一番やってはいけないこと。優しい言葉なんて気安くかけるもんじゃない、落ち着く人は確かに居る。だがそん中で嫌がる人も居る
そしてアイドル地下国中を歩き回るレン
優しいなんて言葉は嫌い
ずっと一緒に居るなんて言葉も嫌い
旅も戦うことも嫌い、どうしようも無く
もう頼らないでくれ、期待もしないでくれ
仲間なんて救えない、彼女も救えない、友達も救えない
そんな俺に期待なんかするな、守れなかった俺を見下すんだろ!?
見下してもいい、もう期待しないでくれ
嫌い 嫌い 嫌い 嫌い 嫌い 嫌い 優しい言葉なんて嫌いだ 期待されるのも嫌いだ 最初から期待してねぇよな こんなメンタルクソ豆腐に 期待しなきゃ良いんだよ どうせ俺はみんなを守れないんだからよ
あぁ………もう………全部、嫌いで嫌いで、そして
最悪だ
0
お気に入りに追加
47
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
俺は善人にはなれない
気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。
せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
鑑定能力で恩を返す
KBT
ファンタジー
どこにでもいる普通のサラリーマンの蔵田悟。
彼ははある日、上司の悪態を吐きながら深酒をし、目が覚めると見知らぬ世界にいた。
そこは剣と魔法、人間、獣人、亜人、魔物が跋扈する異世界フォートルードだった。
この世界には稀に異世界から《迷い人》が転移しており、悟もその1人だった。
帰る方法もなく、途方に暮れていた悟だったが、通りすがりの商人ロンメルに命を救われる。
そして稀少な能力である鑑定能力が自身にある事がわかり、ブロディア王国の公都ハメルンの裏通りにあるロンメルの店で働かせてもらう事になった。
そして、ロンメルから店の番頭を任された悟は《サト》と名前を変え、命の恩人であるロンメルへの恩返しのため、商店を大きくしようと鑑定能力を駆使して、海千山千の商人達や荒くれ者の冒険者達を相手に日夜奮闘するのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる