55 / 221
マグマ帝国
五十五話 終わらない夜
しおりを挟む
朝からおはようございます、どうもレンです。よし、挨拶はしたぞ?偉いと褒めろ、昨日の夕方からずっと寝てて、気付いたら朝だった………いや、夜だった、朝にならなかったんだ。確実におかしい、結構寝ていたはずなのに朝にならないなんて
「まぁ、いいや、外の空気を吸うか」
出ようとした瞬間、腕を掴まれた
「っとと、なんだ?」
俺の腕を掴んだのは莉乃香だった
「今は外に出ちゃダメよ」
「え?なんで?」
「先に見た方が早いわね、来て」
腕を引っ張られる
「ちょっと!おい!」
何故か女子部屋に連れてかれた
そこに居たのは英雄ギルド、ケヴァン、店長さんが居た
「は?お、おい、なんだよ………これ………」
重傷者2名
紫織
クレア
「蓮が倒れた後の話、あの時蓮が倒れた後………クエストが始まったのよ」
「なんだって!?確かにクエストのタイミングはランダムだが………クリアした瞬間は来ないはず」
「うん、でも来たの、クエストがね………5-2の炎の皇帝を撃破ってクエストあったわよね?」
「あ、ああ」
「そのクエストが急に始まって………急に目の前現れて、紫織とクレアだけ狙って帰ってったのよ」
(ど、どういう事なんだ?紫織とキャシーを狙った?なんか意図があって狙ったのか?それとも誰かの指示か?また指示だろ、これ)
だったら、そっちを倒すか………炎の皇帝を倒すか………いや両方だな、そっちの方が効率的だ。頼むからこれ終わったら、幸せをくれよ………クレアと紫織に幸せをあげてやってくれ、その為には俺が選択を間違えなけりゃいいんだよな。任せろ………1回ミスしたら、次はない。とにかく倒さなきゃ………あ、てか、なんで外に出ちゃいけないんだろうか?それだけ気になるな
「なあ、莉乃香」
「ん?」
「なんで外に出ちゃいけないんだ?」
「窓から見えなかった?ちょっと霧がかってたの」
「確かに………ちょっと紫色ぽかったな」
「あれは特殊魔法の毒霧っちゅうんや、誰が使ったのか分からへんが帝国の住民は外に出れへんのや」
「毒霧………家から出た人は居るか?」
「みんな、たまたま家に居たお陰でなんとか無事や」
「そっか」
毒霧があるんだったら、外には出れない………どうやってアイツらを倒せばいいんだ?転移スキルとかで行けたりしないかな、いやでも知らない場所には飛べないしな。あれは一度見た場所にしか飛べないスキルだ………他に策が無い、無理矢理行ってもそれは自殺行為、無効化スキルならワンチャンあるか?それもクレインから教わったからな、試してみる価値はある
「ちょっとドア前に行ってくる」
「え?外は危険です!レンさん!」
「違うよ、ドア前だってば」
(ドア前?ドア前で何をする気なんだ?レンは)
宿のドア前に立つ
みんなに見られながら、やるの結構恥ずかしい
(クレイン、俺に教えてくれてありがとう)
スキル パーフェクトインヴァリッド
毒霧を無効化する
「お、めっちゃ効いたな」
なんと毒霧が晴れてしまった、またやりすぎちゃった………ごめんね、毒霧を作った人、俺には簡単すぎたかもしれない
「ま、マジかよ………」
「本当にやっちゃったわね………」
「はい、やっちゃいましたね」
システム妨害
その方法は正しくない為、時間が戻されます
(は?いや、正しいだろ!ちょっと待っ)
時間が戻される
ベッドの上だ、もう見た!ねぇ!見たってば!4回目だ!
「今回のマグマ帝国はそういう事が起きんのか、しかも時間が戻されたのは俺だけ?」
ガチャッ
「やっぱり居たのね」
「お、莉乃香」
「その状態だとしたら、蓮も時間が戻されたの?」
「な~んだ、仲間がいたのか」
「なんかもう慣れたみたいな感じがあるけど、1回経験したの?」
「まぁな、一回目を説明しよう」
1回目の方がまだ苦しかった、あの時は死を目の当たりにしたからな。あれは普通の人だと、メンタルが崩壊してるはずだ………だが奇跡的に俺はならなかった。前へ進もうという意思がメンタルに勝ったんだろうな。だけどあのまま………彼処に居たら、多分メンタルが崩壊してると思う、もう一生立ち上がれない………でも今はみんなが居るから大丈夫、莉乃香も居てくれてるしな
一回目に時間が戻った時の事を莉乃香に話した
「蓮、本当に成長したね」
「まぁ、莉乃香のおかげだな」
「ほ、褒めても何も無いわよ!/////」
「はは、変わらずだな、俺はそういう所が好きだぜ」
「ば、ばか!/////ばーかばーか!/////」
「えぇ………」
愛の告白をしたはずなのに、何故か罵られてしまった………まぁ、莉乃香らしいからいいけど………ツンデレって最高と思わないか?褒めたら、ツンデレボイスが聞けるんだぜ?はは、まぁ、イチャイチャ会話はここまでにして、本題だ
「毒霧って自動的に消えると思うか?」
「ん~無いわね、毒霧は使った本人が解除しないと………あの毒霧は晴れないと思うわ」
「だよな、てかあれは正しく無かったのか?」
「あれは正しいというよりかはゴリ押しすぎるのよ、多分もっと他に方法があるはず…………考えてみよっか」
「ああ、ってその前に会話聞きに行かないとな」
「確かにそうね」
再び、さっきの会話を聞いた
でも聞いていると、さっきの会話と全然違かった………そして重傷者も増えた、またや毒霧のせいか?
重傷者3名
クレア
紫織
ミラエル
残ったのは俺とエレナと莉乃香だ
「なんでエレナと莉乃香は無事なんだ?」
「私と莉乃香さんはクレアさんに先に戻って、果物を購入して待っててと言われたんですの」
(ん?待て、あの時は確かエレナと莉乃香はクレア達と居たはずだぞ、時間が戻った事で状況が変わったのか?勝手に変えられた、さっきは急にクエストが来たてか言って、前に炎の皇帝って奴が現れてやられて………でもやられたのは2名、こんな変わることがあるのだろうか………これあれか?タイムリープ的な事してんのか?まぁ、一時的なものなんだろうけどな)
「クレア達の様子はなんか変とかでは無かったのね?」
「見た感じではいつも通りでしたわ」
どうやったら、この終わらない夜を終らせられる………どうやったら、毒霧を消せる………パーフェクトインヴァリッドじゃ、効かなかった、外に出ても自殺行為………死んでも行くか?多分倒さなきゃ、時間次第でクレア、紫織、ミラエルは死ぬ………何をしたら、間に合うんだ?なんも出来ない、なんも…………
「仕方ない、俺一人で行くか」
「ダメよ、あんた死ぬわよ!」
「クエスト失敗してまた戻っても、お前に託すぜ、莉乃香」
「ダメ!行かないで!」
「お兄様!」
俺はその言葉を無視して外へ出た
苦しい、苦しい苦しい苦しい!毒霧って言ってもやばい方だ、毒霧には段階がある。一級、二級、三級、四級、五級と………この異常な苦しさを感じるのは、五級の毒霧だ
「かハッ!」
やっぱり、吐血は吐く
このまま毒霧を食らうと死にますと警告が流れる
「うるさい、知ってるよ」
(ヤバい、動けない………俺の弱点って毒なんだよ、持ってない、毒を処理するスキルを)
炎の皇帝とそのボスが目の前に来た、そのボスはフードを被っていて分からなかった
「あんだ、部外者が居るとはな」
「てめ……ぇ……は………なにも……ん……だ!」
「帝国の部外者はやれ」
武器を構えて真っ二つに切り刻んだ
莉乃香side
「はっ………!」
またここなの………てことは蓮は死んだの……?もうさっきのこと覚えてないんだとしたら、許さないわよ!
私はすぐさま、蓮の部屋に向かった
ガチャッ
「蓮!」
「あれ?莉乃香」
「蓮、さっきのこと覚えてるわよね!?」
「さっきのこと?ああ、ハーメルンを倒した事か?覚えてるぞ」
やはり、さっきのことは覚えていなかった………当たり前のことだと思ってる、でもちょっとくらい覚えてくれたっていいじゃない。なんで、なんで覚えてないのよ………蓮のばか………ばかばか!
「あの………ポコポコ叩かれて痛いんですが………」
「うるさい!蓮が悪いんだからね!!」
「俺一応倒れた身なんですけど!?」
「ばか………蓮のばか………」
「り、莉乃香………?」
涙を流していた
蓮が悪いんだから………私を心配させて………私の言葉を聞かずに勝手に突っ込んで………挙句にさっきのことまで忘れるなんて
「ご、ごめん」
「もっと撫でて」
「は、はい!」
数分間だけ時間を使った
「あ、てか、皆は?」
「重傷者4名よ」
「重傷者?怪我したのか?」
「今居る、英雄ギルドはほぼ全滅よ」
「なっ」
驚くのも無理無いわね、蓮は3度目の時間戻りを体験していないのだから………私だけ、3度目の体験をした。私だけ、3度目の情報を蓮に共有することが出来る
私は蓮に情報を共有した
この情報で終わらない夜を終わらせよう
「まぁ、いいや、外の空気を吸うか」
出ようとした瞬間、腕を掴まれた
「っとと、なんだ?」
俺の腕を掴んだのは莉乃香だった
「今は外に出ちゃダメよ」
「え?なんで?」
「先に見た方が早いわね、来て」
腕を引っ張られる
「ちょっと!おい!」
何故か女子部屋に連れてかれた
そこに居たのは英雄ギルド、ケヴァン、店長さんが居た
「は?お、おい、なんだよ………これ………」
重傷者2名
紫織
クレア
「蓮が倒れた後の話、あの時蓮が倒れた後………クエストが始まったのよ」
「なんだって!?確かにクエストのタイミングはランダムだが………クリアした瞬間は来ないはず」
「うん、でも来たの、クエストがね………5-2の炎の皇帝を撃破ってクエストあったわよね?」
「あ、ああ」
「そのクエストが急に始まって………急に目の前現れて、紫織とクレアだけ狙って帰ってったのよ」
(ど、どういう事なんだ?紫織とキャシーを狙った?なんか意図があって狙ったのか?それとも誰かの指示か?また指示だろ、これ)
だったら、そっちを倒すか………炎の皇帝を倒すか………いや両方だな、そっちの方が効率的だ。頼むからこれ終わったら、幸せをくれよ………クレアと紫織に幸せをあげてやってくれ、その為には俺が選択を間違えなけりゃいいんだよな。任せろ………1回ミスしたら、次はない。とにかく倒さなきゃ………あ、てか、なんで外に出ちゃいけないんだろうか?それだけ気になるな
「なあ、莉乃香」
「ん?」
「なんで外に出ちゃいけないんだ?」
「窓から見えなかった?ちょっと霧がかってたの」
「確かに………ちょっと紫色ぽかったな」
「あれは特殊魔法の毒霧っちゅうんや、誰が使ったのか分からへんが帝国の住民は外に出れへんのや」
「毒霧………家から出た人は居るか?」
「みんな、たまたま家に居たお陰でなんとか無事や」
「そっか」
毒霧があるんだったら、外には出れない………どうやってアイツらを倒せばいいんだ?転移スキルとかで行けたりしないかな、いやでも知らない場所には飛べないしな。あれは一度見た場所にしか飛べないスキルだ………他に策が無い、無理矢理行ってもそれは自殺行為、無効化スキルならワンチャンあるか?それもクレインから教わったからな、試してみる価値はある
「ちょっとドア前に行ってくる」
「え?外は危険です!レンさん!」
「違うよ、ドア前だってば」
(ドア前?ドア前で何をする気なんだ?レンは)
宿のドア前に立つ
みんなに見られながら、やるの結構恥ずかしい
(クレイン、俺に教えてくれてありがとう)
スキル パーフェクトインヴァリッド
毒霧を無効化する
「お、めっちゃ効いたな」
なんと毒霧が晴れてしまった、またやりすぎちゃった………ごめんね、毒霧を作った人、俺には簡単すぎたかもしれない
「ま、マジかよ………」
「本当にやっちゃったわね………」
「はい、やっちゃいましたね」
システム妨害
その方法は正しくない為、時間が戻されます
(は?いや、正しいだろ!ちょっと待っ)
時間が戻される
ベッドの上だ、もう見た!ねぇ!見たってば!4回目だ!
「今回のマグマ帝国はそういう事が起きんのか、しかも時間が戻されたのは俺だけ?」
ガチャッ
「やっぱり居たのね」
「お、莉乃香」
「その状態だとしたら、蓮も時間が戻されたの?」
「な~んだ、仲間がいたのか」
「なんかもう慣れたみたいな感じがあるけど、1回経験したの?」
「まぁな、一回目を説明しよう」
1回目の方がまだ苦しかった、あの時は死を目の当たりにしたからな。あれは普通の人だと、メンタルが崩壊してるはずだ………だが奇跡的に俺はならなかった。前へ進もうという意思がメンタルに勝ったんだろうな。だけどあのまま………彼処に居たら、多分メンタルが崩壊してると思う、もう一生立ち上がれない………でも今はみんなが居るから大丈夫、莉乃香も居てくれてるしな
一回目に時間が戻った時の事を莉乃香に話した
「蓮、本当に成長したね」
「まぁ、莉乃香のおかげだな」
「ほ、褒めても何も無いわよ!/////」
「はは、変わらずだな、俺はそういう所が好きだぜ」
「ば、ばか!/////ばーかばーか!/////」
「えぇ………」
愛の告白をしたはずなのに、何故か罵られてしまった………まぁ、莉乃香らしいからいいけど………ツンデレって最高と思わないか?褒めたら、ツンデレボイスが聞けるんだぜ?はは、まぁ、イチャイチャ会話はここまでにして、本題だ
「毒霧って自動的に消えると思うか?」
「ん~無いわね、毒霧は使った本人が解除しないと………あの毒霧は晴れないと思うわ」
「だよな、てかあれは正しく無かったのか?」
「あれは正しいというよりかはゴリ押しすぎるのよ、多分もっと他に方法があるはず…………考えてみよっか」
「ああ、ってその前に会話聞きに行かないとな」
「確かにそうね」
再び、さっきの会話を聞いた
でも聞いていると、さっきの会話と全然違かった………そして重傷者も増えた、またや毒霧のせいか?
重傷者3名
クレア
紫織
ミラエル
残ったのは俺とエレナと莉乃香だ
「なんでエレナと莉乃香は無事なんだ?」
「私と莉乃香さんはクレアさんに先に戻って、果物を購入して待っててと言われたんですの」
(ん?待て、あの時は確かエレナと莉乃香はクレア達と居たはずだぞ、時間が戻った事で状況が変わったのか?勝手に変えられた、さっきは急にクエストが来たてか言って、前に炎の皇帝って奴が現れてやられて………でもやられたのは2名、こんな変わることがあるのだろうか………これあれか?タイムリープ的な事してんのか?まぁ、一時的なものなんだろうけどな)
「クレア達の様子はなんか変とかでは無かったのね?」
「見た感じではいつも通りでしたわ」
どうやったら、この終わらない夜を終らせられる………どうやったら、毒霧を消せる………パーフェクトインヴァリッドじゃ、効かなかった、外に出ても自殺行為………死んでも行くか?多分倒さなきゃ、時間次第でクレア、紫織、ミラエルは死ぬ………何をしたら、間に合うんだ?なんも出来ない、なんも…………
「仕方ない、俺一人で行くか」
「ダメよ、あんた死ぬわよ!」
「クエスト失敗してまた戻っても、お前に託すぜ、莉乃香」
「ダメ!行かないで!」
「お兄様!」
俺はその言葉を無視して外へ出た
苦しい、苦しい苦しい苦しい!毒霧って言ってもやばい方だ、毒霧には段階がある。一級、二級、三級、四級、五級と………この異常な苦しさを感じるのは、五級の毒霧だ
「かハッ!」
やっぱり、吐血は吐く
このまま毒霧を食らうと死にますと警告が流れる
「うるさい、知ってるよ」
(ヤバい、動けない………俺の弱点って毒なんだよ、持ってない、毒を処理するスキルを)
炎の皇帝とそのボスが目の前に来た、そのボスはフードを被っていて分からなかった
「あんだ、部外者が居るとはな」
「てめ……ぇ……は………なにも……ん……だ!」
「帝国の部外者はやれ」
武器を構えて真っ二つに切り刻んだ
莉乃香side
「はっ………!」
またここなの………てことは蓮は死んだの……?もうさっきのこと覚えてないんだとしたら、許さないわよ!
私はすぐさま、蓮の部屋に向かった
ガチャッ
「蓮!」
「あれ?莉乃香」
「蓮、さっきのこと覚えてるわよね!?」
「さっきのこと?ああ、ハーメルンを倒した事か?覚えてるぞ」
やはり、さっきのことは覚えていなかった………当たり前のことだと思ってる、でもちょっとくらい覚えてくれたっていいじゃない。なんで、なんで覚えてないのよ………蓮のばか………ばかばか!
「あの………ポコポコ叩かれて痛いんですが………」
「うるさい!蓮が悪いんだからね!!」
「俺一応倒れた身なんですけど!?」
「ばか………蓮のばか………」
「り、莉乃香………?」
涙を流していた
蓮が悪いんだから………私を心配させて………私の言葉を聞かずに勝手に突っ込んで………挙句にさっきのことまで忘れるなんて
「ご、ごめん」
「もっと撫でて」
「は、はい!」
数分間だけ時間を使った
「あ、てか、皆は?」
「重傷者4名よ」
「重傷者?怪我したのか?」
「今居る、英雄ギルドはほぼ全滅よ」
「なっ」
驚くのも無理無いわね、蓮は3度目の時間戻りを体験していないのだから………私だけ、3度目の体験をした。私だけ、3度目の情報を蓮に共有することが出来る
私は蓮に情報を共有した
この情報で終わらない夜を終わらせよう
0
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
【第1章完結】王位を捨てた元王子、冒険者として新たな人生を歩む
凪木桜
ファンタジー
かつて王国の次期国王候補と期待されながらも、自ら王位を捨てた元王子レオン。彼は自由を求め、名もなき冒険者として歩み始める。しかし、貴族社会で培った知識と騎士団で鍛えた剣技は、新たな世界で否応なく彼を際立たせる。ギルドでの成長、仲間との出会い、そして迫り来る王国の影——。過去と向き合いながらも、自らの道を切り開くレオンの冒険譚が今、幕を開ける!

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
外れスキルは、レベル1!~異世界転生したのに、外れスキルでした!
武蔵野純平
ファンタジー
異世界転生したユウトは、十三歳になり成人の儀式を受け神様からスキルを授かった。
しかし、授かったスキルは『レベル1』という聞いたこともないスキルだった。
『ハズレスキルだ!』
同世代の仲間からバカにされるが、ユウトが冒険者として活動を始めると『レベル1』はとんでもないチートスキルだった。ユウトは仲間と一緒にダンジョンを探索し成り上がっていく。
そんなユウトたちに一人の少女た頼み事をする。『お父さんを助けて!』

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。

~僕の異世界冒険記~異世界冒険始めました。
破滅の女神
ファンタジー
18歳の誕生日…先月死んだ、おじぃちゃんから1冊の本が届いた。
小さい頃の思い出で1ページ目に『この本は異世界冒険記、あなたの物語です。』と書かれてるだけで後は真っ白だった本だと思い出す。
本の表紙にはドラゴンが描かれており、指輪が付属されていた。
お遊び気分で指輪をはめて本を開くと、そこには2ページ目に短い文章が書き加えられていた。
その文章とは『さぁ、あなたの物語の始まりです。』と…。
次の瞬間、僕は気を失い、異世界冒険の旅が始まったのだった…。
本作品は『カクヨム』で掲載している物を『アルファポリス』用に少しだけ修正した物となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる