最初から最強ぼっちの俺は英雄になります

総長ヒューガ

文字の大きさ
上 下
42 / 220
コールド帝国

四十二話 ハメられた罠

しおりを挟む
リンジェside

私達は手分けして探している……だけど中々ブラックナイトが見つからない………ここでやられたって言う冒険者も見当たらない、どこにいるんだろう………

「ん~、ブラックナイトが居ないよ~?」

「そうね………なんか罠にハマったみたいな感じね」

「うん……なんかずっと罠にハマってる感じだよね」

「ん~ブラックナイトが居るとか~?」

「ちょっと怖いこと言わないでくれるかしら?」

「いや、ブラックナイトではないですが………モンスターの匂いが漂っています」

「モンスター?この先に?」

「はい」

「行くしかないわね」

 この先を進んだ

 やっぱり私達はハメられた、この人達に……嫌な予感はしてた、この人達は私達が止めないと

「ブラックナイト………」

「モンスターの匂いがしたはずなのになんで………」

「いやモンスターなら居るよ、彼処に」

指さした場所にはモンスターが多数

ミッション2 「氷地下ダンジョンのボスを討伐」ミッション失敗

「ブラックナイトは私達が止めるわよ」

「うん、分かった」

「あれれ~?君達も居るんだ~?」

「おいおい、1人でモンスター狩るなんてずるいぞ、ヴェッタ」

「んあ?なんだ、居たのか、正義ギルド」

「もう広まってるみたいだね~」

「広まるの早すぎますよ、昨日作ったばかりなのに」

「ついでに仕留めるか、ヴェッタ、マーガレット」

「いいよ~仕留めようか~」

トップ3には居ないみたいだけど………けど、この人達……結構強いかもしれない、しかもやけに広まるのが早い………報告は誰から聞いてるのかも分からない、どうやって倒すかだよね……いや、作戦が無くても倒さなきゃ、また冒険者から犠牲が増えるだけ

「私はこの方を倒すわ、なんか目で喧嘩売られたもの」

「なんかごめんね~あまりにも弱そうに見えたから~」

「あら、言ってくれるじゃない……貴方名前は?」

「ヒス・マーガレット、君は~?」

「アイシャ・エレナよ、覚えておきなさい」

「は~い」

アイシャ・エレナvsヒス・マーガレット

「じゃあ、俺はお前にしようか」

指を刺される

「わ、私!?」

選ばれたのはリンジェだった

「ああ、お前の血くれよ」

「え……ちょっとキモイかも……」

「キモっ!?貴様!」

「え……だって事実を言ったまでだよ……?」

「くっ………名前は!名前はなんだ!決闘だ!」

「まずは自分から名乗るって習わなかったの?」

「おい!つくづくウザイな!はぁ……まぁいい、デッド・エヴァンだ、お前の名前は!」

「アーロエ・リンジェだよ、デッドさんよりかは真面目」

「なぁんだ!てめぇはさっきから!」

「あ、気に触ったならごめんなさい」

なんかこの人の逆鱗に触れたみたい………だって騒がしいんだもん……この人……早く戦いたいのは分かるけど、もうちょっと静かにして欲しかったかな………耳が痛いかも……正義ギルドの初任務がブラックナイトと決闘なんて………もっと楽な任務だったら、楽したかったのに

「謝るな!マジでむず痒い!絶対謝るな!」

「なんかブラックナイトって感じがしないね、もっと荒れてる人なのかと思ったよ」

「ブラックナイトっつっても荒れて戦う人は居ないが、でも俺達は正義ギルドなんかには負けないな、こちらにはお前らの討伐任務が与えられてるから」

「私が貴方を仕留める、始めるよ、デッド・エヴァンさん」

「来いよ!アーロエ・リンジェ!」

デッド・エヴァンvsアーロエ・リンジェ

キャシーside

「ラストはお前達か」

「うん~そうだよ~、ていうか、君意外と冷静だね~」

「戦闘狂のアイツらとは違う、俺はただ……静かに暮らしたいだけだからな」

「あの………貴方は……貴方達は何故プレイヤーを殺すんですか?」

「何故……か……ブラックナイトだから?」

「もうちょっと具体的に~」

「具体的に………リーダーの為にか?」

「リーダーって~?」

「サカキ………ブラックナイトのトップ」

「そうなんですね」

まだ強敵がうじゃうじゃ居るんだ~やだなぁ~これからこの人と戦うのに、それを聞かされたら………戦う気失せちゃうよ~帰っていいかな~?それとも戦った方がいい~?ダーリンが居たら~私、戦う気満々だったんだけど~ダーリンが居ないから戦う気が無い~

「そろそろ戦いますか?私達も」

「そうしようか」

キャシー&ノア・ミラエルvsステュアート・ヴェッタ

レンside

俺とこいつは今、決闘をしている

決闘してるのはいいが、弱すぎる………いや俺が強すぎるのもあるかもしれない………マジですみません、殻が無い俺は強いんで

「クッ………はァ、はァ、はァ………強いなァ、お前ェ」

「どうも」

「お前ェは何故そんなにつぇぇんだァ?」

「卵の殻が剥けた俺は強いんで」

「あァ?何言ってんだァ?」

(通じなかった!泣くよ!?)

「お前ェとは楽しめそうだなァ」

「同感だ、そろそろ最大火力で行こうぜ」

「なんだァ、気づいてたのかよォ」

「あれが本気じゃなきゃ、弱すぎる」

卵の殻が剥けてない状態だと弱すぎる………相手にならないって言ったら、失礼だけど………本当に勝負にならないくらい、だから俺は本気で来て欲しいと言った………さて、俺も本気出しますかね、最大火力で行かせてもらおうか

相手は短剣を2本出てきた

「二刀流か、いいね……そっちの方が楽しめそう」

「行くぜェ、ルラァッ!」

剣と双剣がぶつかり合う

(一気に来るか、だったら)

一旦下がる

けどすぐ追いつかれる

「くッ!」

「どうだァ?まだ全力じゃねェがなァ!」

押される

(中々だな……俺がこいつを倒さないと、アテナは奪われてしまう)

スキル ウィンドエッジ

「やっばっ!」

ギリ避ける

「っぶね、隙を突かれる所だった」

「チェッ、外したかァ」

「すぅーーーふぅーーー」

「だがァ、1発だけじゃねぇぜェ?」

スキル ウィンドエッジ

「やっば!」

腹に刺さる

「かハッ!」

「まだまだァ!」

「クッソ、溝内はやばい……コホッコホッ………」

スキル ウィンドエッジ

何発も来る

「ッ、マジ危ねぇ……!」

一気に近づいてきた

「終わりだァ!」

スキル 加速

スキル パーフェクトヒール

「ふぅ、危ないね~」

「んなッ、いつのまに回復ォ?いつからしやがったァ」

「ん~、いい攻撃だったよ、ゼノ」

「馬鹿なァ、あんな瀕死状態だったのによォ、避けれる訳がァ」

「さてお前の試し斬りは終わりだ、今度はこっちの番」

スキル 雷切

切り裂く

「ッ!グハァッ!」

「どう?俺の試し斬りは」

(コイツ、異常な速さだなァ………)

「さて、一気に方を付けようか」

斬りかかってくる

ジャンプして躱してゼノを地面に叩きつけた

「かハァッ」

着地

「素晴らしい攻撃だったよ、ゼノ………お前も楽になれ」

「俺が……俺が負けるかァァァァァ!!」

短剣2本を素手で抑えた

「んなッ!なんだとォ!?」

ゼノの武器を折って距離を取る

俺は武器を切り替える

「安らかに眠れ、ゼノ」

スキル フローズンブリザード

「はァァァッ!!」

折れた短剣で立ち向かう

ゆっくりと歩き

短剣を退かして斬る

地面から雪嵐が発生してそのまま凍り、落下で割れて彼は天へと行った

(…………人と戦うのってなんか心苦しいな……早く、このゲームを終わらせたい)

「安らかに眠れ、ゼノ」

ぽつりと呟き、仲間の元へ戻った

「終わったか?」

「いや全然溶けない………これじゃ、冷えて死んじまう」

「俺に任せろ」

「え?レン、いけるの?」

「こういう時の最強って便利だよな」

スキル ボイルドウォーター

熱湯で氷を溶かした

「ま、マジか、未来の俺はここまで出来るとは……」

(本当にチートすぎるくらい凄いよ、こういうの一瞬で終わらせちゃうのはレンしか居ないね)

溶かして出てきた、アテナ

「アテナ!」

支える、ゼウス

脈を測ってみた

「ど、どうだ?」

「ん~うん、脈はあるね、後は焚き火とかで1日待てば……多分起きるだろ」

「そうか………良かった……本当に……!」

「なんとか解決したみたいだね」

ミッション3「アテナを救出」がクリアされました

「お、クリア~」

「クリアしたか、だがまだミッション4が残ってるぞ」

「まだ居たのか、てことはリンジェ達側に居るのか」

「だ、大丈夫なのか?アイツらは」

「大丈夫だろ、な?」

「うん、今はリンジェ達を信じよう」

「あ、ああ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!

仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。 しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。 そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。 一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった! これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~

いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。 他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。 「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。 しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。 1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化! 自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働! 「転移者が世界を良くする?」 「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」 追放された少年の第2の人生が、始まる――! ※本作品は他サイト様でも掲載中です。

異世界で俺だけレベルが上がらない! だけど努力したら最強になれるらしいです?

澤檸檬
ファンタジー
旧題 努力=結果  異世界の神の勝手によって異世界に転移することになった倉野。  実際に異世界で確認した常識と自分に与えられた能力が全く違うことに少しずつ気付く。  異世界の住人はレベルアップによってステータスが上がっていくようだったが、倉野にだけレベルが存在せず、行動を繰り返すことによってスキルを習得するシステムが採用されていた。  そのスキル習得システムと異世界の常識の差が倉野を最強の人間へと押し上げていく。  だが、倉野はその能力を活かして英雄になろうだとか、悪用しようだとかそういった上昇志向を見せるわけでもなく、第二の人生と割り切ってファンタジーな世界を旅することにした。  最強を隠して異世界を巡る倉野。各地での出会いと別れ、冒険と楽しみ。元居た世界にはない刺激が倉野の第二の人生を彩っていく。

異世界転移しましたが、面倒事に巻き込まれそうな予感しかしないので早めに逃げ出す事にします。

sou
ファンタジー
蕪木高等学校3年1組の生徒40名は突如眩い光に包まれた。 目が覚めた彼らは異世界転移し見知らぬ国、リスランダ王国へと転移していたのだ。 「勇者たちよ…この国を救ってくれ…えっ!一人いなくなった?どこに?」 これは、面倒事を予感した主人公がいち早く逃げ出し、平穏な暮らしを目指す物語。 なろう、カクヨムにも同作を投稿しています。

凡人がおまけ召喚されてしまった件

根鳥 泰造
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。  仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。  それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。  異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。  最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。  だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。  祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。

劣悪だと言われたハズレ加護の『空間魔法』を、便利だと思っているのは僕だけなのだろうか?

はらくろ
ファンタジー
海と交易で栄えた国を支える貴族家のひとつに、 強くて聡明な父と、優しくて活動的な母の間に生まれ育った少年がいた。 母親似に育った賢く可愛らしい少年は優秀で、将来が楽しみだと言われていたが、 その少年に、突然の困難が立ちはだかる。 理由は、貴族の跡取りとしては公言できないほどの、劣悪な加護を洗礼で授かってしまったから。 一生外へ出られないかもしれない幽閉のような生活を続けるよりも、少年は屋敷を出て行く選択をする。 それでも持ち前の強く非常識なほどの魔力の多さと、負けず嫌いな性格でその困難を乗り越えていく。 そんな少年の物語。

処理中です...