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第一章 カインド村
六話 恩返し、最終クエスト
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説得の為、村の人達の所へ向かう俺達
着いたのはいいが、その人達に見つかり
「見つけたぞ!」
「アイツらが!村長を!」
「この村から出て行け!」
などと言われる
「話を聞いてください!」
「うるさい!あんたもあの人らに肩を持つって言うの!?」
「お母さん!」
「リンジェ!下がってなさい!」
石ころを投げつけられた
「いたっ!」
「お前ら……」
「やめなさ」
「やめてください!話を聞いてください!」
皆の耳に届くくらいの声量を出し切り、その声量に押されたのか黙り込む
「彼らは……彼らは決して悪い人達ではありません!」
「じゃあ、証明しろよ!」
「そうだ、そうだ!証明だ証明!」
次は証明しろだのなんだの言い始めた、これに対応するのは難しい、けど俺より凄い人なんだって信じてる
「証明はありません、けど……私見たんです、彼らがこの村を守る為にモンスターと戦い、村長を助けようと剣を置いて話し合い、村長の仇を取ろうとして格上の相手に挑んだりしていたのを!」
「ミヤナさん……」
「お母さん……」
「私も!私も救われました!この方達に!」
と発言をしていたのはあのボス戦の時に居た子だ、どうやら元気みたいだな
「あの子は……」
「俺は見たぞ!あんた達が村の為に一生懸命戦ってくれたのを!だからこの人達を悪く言わないでやってくれ!」
俺達の戦いは多くの人が見ていたようだ、なんだか恥ずかしいな、後もう一押し
「私は彼に救われました、レンという名を持つ男の子に私は救われました、だから断言出来ます!彼が村長を見殺しになんてしないって!」
「ミヤナ………」
「本当に見殺しにしてないんだな?」
「当たり前だろ?むしろ救おうとした、けど何者かが村長を殺した」
あの時に少しでも強ければ、少しでも説得力があれば、後一歩であの人を救えたかもしれない、だから
「すまなかった……俺は君達の村長を助けることは出来なかった、これは実力が無いせいだ、本当にすまなかった……!」
頭を下げた
「レンさん……」
「私からもごめん……私も実力が無いせいで村長を救えなかったの……本当にごめんなさい……」
クレアも頭を下げた
「そこまで謝られるとこっちが悪くなるじゃねぇか、頭を上げてくれ、2人とも」
頭を上げた
「俺達の方こそ、状況を見てなかったのに2人を責め上げてしまったな……すまない……!」
「私もごめんなさい……!」
責めてきた村の人達は俺らに頭を下げた。やっぱり良い人達なんだ、それくらい村長を大事にしていた。いや、村長は家族みたいな人だったのかもしれない、だから救えなかったのは本当に悔いでしかない
「皆、頭を上げて」
頭を上げた
「この件はとりあえず終わりよ、皆で仲良くして欲しいだけなの、だから貴方達を説得した」
「そうだね、彼らを責めてももう戻って来ない……」
「戻って……戻って来なくても仇は必ず取る!だからアイツの件は俺……いや俺達に任せてくれないか?」
「でもまた猛毒に!」
「大丈夫だ、今度は絶対負けない、例え、猛毒を食らおうと足が切断されようと心臓をくり抜かれても倒す」
もうアイツに負けてられない、二度と負けない、村の人達は俺達が絶対守ってみせるから。こういう時こそ冷静にこれからこういう事はどんどん起こるはずだ、だから強くらならないと行けないんだ
「な、なあ、俺達も協力させてくれないか!」
「戦闘なら慣れてる!きっと君達の役に立つはず!」
「信用は出来ないかもだけど……でも私達もこの村を守りたい!」
「どうする?レン、多分戦いたい気持ちはレンだけじゃないと思う」
「もちろん私も居ますよ!」
どうやら、皆、戦いたい、守りたい、気持ちはあるようだ。良い戦力になりそうだな、こういう時こそ皆で力を合わせるべき
「分かった、皆で守ろう、この村を!」
「「「「おぉーーーー!!」」」」
一致団結
「良い仲間出来たね、リンジェ」
「うん、2人は世界一優しい人だよ」
緊急クエスト「村の人を説得せよ」がクリアされました
クエスト1-3が解放されました
クエスト1-3「この村を守りきれ」
着いたのはいいが、その人達に見つかり
「見つけたぞ!」
「アイツらが!村長を!」
「この村から出て行け!」
などと言われる
「話を聞いてください!」
「うるさい!あんたもあの人らに肩を持つって言うの!?」
「お母さん!」
「リンジェ!下がってなさい!」
石ころを投げつけられた
「いたっ!」
「お前ら……」
「やめなさ」
「やめてください!話を聞いてください!」
皆の耳に届くくらいの声量を出し切り、その声量に押されたのか黙り込む
「彼らは……彼らは決して悪い人達ではありません!」
「じゃあ、証明しろよ!」
「そうだ、そうだ!証明だ証明!」
次は証明しろだのなんだの言い始めた、これに対応するのは難しい、けど俺より凄い人なんだって信じてる
「証明はありません、けど……私見たんです、彼らがこの村を守る為にモンスターと戦い、村長を助けようと剣を置いて話し合い、村長の仇を取ろうとして格上の相手に挑んだりしていたのを!」
「ミヤナさん……」
「お母さん……」
「私も!私も救われました!この方達に!」
と発言をしていたのはあのボス戦の時に居た子だ、どうやら元気みたいだな
「あの子は……」
「俺は見たぞ!あんた達が村の為に一生懸命戦ってくれたのを!だからこの人達を悪く言わないでやってくれ!」
俺達の戦いは多くの人が見ていたようだ、なんだか恥ずかしいな、後もう一押し
「私は彼に救われました、レンという名を持つ男の子に私は救われました、だから断言出来ます!彼が村長を見殺しになんてしないって!」
「ミヤナ………」
「本当に見殺しにしてないんだな?」
「当たり前だろ?むしろ救おうとした、けど何者かが村長を殺した」
あの時に少しでも強ければ、少しでも説得力があれば、後一歩であの人を救えたかもしれない、だから
「すまなかった……俺は君達の村長を助けることは出来なかった、これは実力が無いせいだ、本当にすまなかった……!」
頭を下げた
「レンさん……」
「私からもごめん……私も実力が無いせいで村長を救えなかったの……本当にごめんなさい……」
クレアも頭を下げた
「そこまで謝られるとこっちが悪くなるじゃねぇか、頭を上げてくれ、2人とも」
頭を上げた
「俺達の方こそ、状況を見てなかったのに2人を責め上げてしまったな……すまない……!」
「私もごめんなさい……!」
責めてきた村の人達は俺らに頭を下げた。やっぱり良い人達なんだ、それくらい村長を大事にしていた。いや、村長は家族みたいな人だったのかもしれない、だから救えなかったのは本当に悔いでしかない
「皆、頭を上げて」
頭を上げた
「この件はとりあえず終わりよ、皆で仲良くして欲しいだけなの、だから貴方達を説得した」
「そうだね、彼らを責めてももう戻って来ない……」
「戻って……戻って来なくても仇は必ず取る!だからアイツの件は俺……いや俺達に任せてくれないか?」
「でもまた猛毒に!」
「大丈夫だ、今度は絶対負けない、例え、猛毒を食らおうと足が切断されようと心臓をくり抜かれても倒す」
もうアイツに負けてられない、二度と負けない、村の人達は俺達が絶対守ってみせるから。こういう時こそ冷静にこれからこういう事はどんどん起こるはずだ、だから強くらならないと行けないんだ
「な、なあ、俺達も協力させてくれないか!」
「戦闘なら慣れてる!きっと君達の役に立つはず!」
「信用は出来ないかもだけど……でも私達もこの村を守りたい!」
「どうする?レン、多分戦いたい気持ちはレンだけじゃないと思う」
「もちろん私も居ますよ!」
どうやら、皆、戦いたい、守りたい、気持ちはあるようだ。良い戦力になりそうだな、こういう時こそ皆で力を合わせるべき
「分かった、皆で守ろう、この村を!」
「「「「おぉーーーー!!」」」」
一致団結
「良い仲間出来たね、リンジェ」
「うん、2人は世界一優しい人だよ」
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