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第二章
夕景山の揺籃歌《十》
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書いても書いても村から出られないため、今回はカットできそうな所は全カットで頑張ってみましたが、その分わかりづらくなっているかも知れません(T_T)
少し長めになりましたが、これで次回は村を出られるはず。たぶん、きっと(-_-;)
********
「えっ…」
明陽の言葉に、夫と義母に連れて行かれそうになっていた女は振り返って明陽を見る。今あの子は何と言った、“おじさんが人買いに売ってた子供のこと” そう言わなかったかと。
「な、何をいったい」
明陽に指さされた女の夫は、僅かにその顔色を変え声を上ずらせる。弟の口から出たその言葉に、八戒は沙麼蘿を見て “お願いします” と言った。
今一度、沙麼蘿は明陽の双眸を垣間見る。その睛眸に映し出される光景は、真実を映す鏡。まだ幼い明陽が、見ず知らずの村人に嘘をつくはずもないことは、誰もがわかっている。
沙麼蘿は、くるりと振り返り女の夫の顔を見た。振り返った瞬間に真っ赤な襦裙の袖が揺れ、男の身体を冷たい風が吹き抜ける。近づいてくる女のただならぬ気配に思わず後ずさったのは、男にやましいことがあるからか。
眼の前まで行かずとも、男の双眸を見ることなど沙麼蘿には容易い。明陽の睛眸から見たことを確認する、ただそれだけのことだ。すべてが終わると、沙麼蘿は玄奘に向かって小さく頷いて見せた。
「そうか、間違いないようだな」
「な…何が、間違いないんだ!」
玄奘の呟きに男が慌てたように声を荒げると
「お前が、子供達を売ったことだ」
と、玄奘が冷たい声で答える。
「あん…た。嘘…よ、ね」
子を失ってもなお、女にとってこの村は幸せの楽園だった。飢えることもなく、いつも家族や村人が仲良く笑って暮らせるそんな場所。それがよもや、自分の夫が我が子を売っていたなどと…。
「いい加減にしろ! 言いがかりつけやがって、村のもんでもないよそ者のあんたらが、何勝手なこと言いやがる!」
怒りを含んだ男の声に
「確かに俺等はよそ者だ。けどな、大神をただのよそ者が連れてると思ったら大間違いだぜ」
「そうです。何せ此方にいらっしゃるのは、あの三蔵法師様なのですからね」
悟浄と八戒がわざと大袈裟な口振りでそう言えば、辺りから “三蔵法師様“ ”本当に” とざわめきが起き始める。
「さ…三蔵法師様だから、何だって言うんだ。我が子をどうしようが、親の俺の勝手だろう!」
男は、三蔵法師の名に一瞬怯む様子を見せたが、何が悪いと言わんばかりに悪態をつくように言った。
「あんた…。本当に…本当に、あの子達を売った…のッ!」
「だったらどうしたってんだ! そのおかげでお前も、いい暮らしができてるじゃねぇか。その着物だって、あいつを売った金子で買ったもんだ」
「う…、そ…」
今女が身につけている着物は、最初の子を失くし悲しんでいた時に “元気出せ、いつかきっと見つかるさ” と言う優しい言葉と共に夫がくれた物だった。綺麗な色をした、上等な着物。
夫の気づかいが嬉しくて、女はこの着物を大切にしてきた。袖口がすり切れてきたけれど、自分で手直しして着ている。だけど、それが我が子を売って得た金子で買ったものだったなんて。
カタカタと震えながらその場に座り込んだ女に、そばにいた義母は
「この村じゃよくあることさ。あんたもこの村に嫁いできたなら、くよくよと言うのはおよし。子供なんて、また作ればいいだけじゃないか。代わりはいくらだって作れる、そうだろう」
と、まるでそれが何事でもないと言うように言った。
「お義母、さん…」
あの貧しい村で、食べる物に事欠いても、着る物に事欠いても、それでも女は大切に育てられた。食べる物がなかった時、両親は何日も食べ物を口にしなくても、子供達には一口の芋や木ノ実を食べさせてくれた。
“子供は村の宝” 、それは村長を始めとする大人達の口癖だった。女だって僅かな金子で売られるようにしてこの村に来たが、それは成人したからだ。
成人すれば家を継ぐ長男以外は村を出ることが多い。多くは女のように他の村に嫁ぐため、男なら村長の知り合いに紹介された働き先に行って働くため。そうなれば村に帰ってくる者は少ないが、仕送りをする者は多い。そしてその仕送りが、村の支えにもなっている。
皆、貧しいなりに自分が大切に育てられたことを知っているから仕送りをする。村長の知り合いの商人が良い人で、決して酷い場所に連れて行かれることがないと知っているから安心して村を出ていくことができる。それなのに…。
「子供は、村の宝。あたしの生まれた村だって、貧しかったから子供を売ることはしょっちゅうだった。あたしだって金子をもらって此処に来た。でもそれは、成人したからだよ。年端も行かない子供を売るなんて、あの子達は何処に売られて行ったんだい!」
貧しさ故に売られると言うことを知っていた女は、夫に縋るようにして尋ねた。
「知るか。どっちも、初めて会った人買いだったからな」
「あ…ぁ…、嘘だ…。そんなこと、あの子達どんな目に」
村で村長が言っていた。人買いには真っ当な人買いもいるが悪い奴もたくさんいる。そんな奴は二束三文で子供を買い取って売りつけるため、何処に連れて行かれるかもわからず、行った先で酷い扱いを受けることもあると。
だから、“信用できる商人以外には子供を預けてはいけない” 村長はそう言って知り合いの商人にしか頼まなかったのだ。人のいいあの商人は、できる限りいい条件の働き先、できる限りいい条件の嫁ぎ先を見つけて来てくれて、必ず行き先を教えてくれた。
売られた子供達の行き先は、真っ当な所じゃない。咄嗟にそのことを悟った女は、たった一人残された幼子の手を引いて立ち上がる。
「やっと帰るきになったかい。さぁ、行くよ」
「帰ら、ない! あたしが行くのは村の外。あたしは、子供達を捜しに行く!」
「何バカなことを言ってるんだお前!」
「そうさ。子が欲しいなら、また産めばいいじゃないか」
「売る子が欲しいなら、新しい嫁を貰えばいい! あたしはもう、あんたの所には戻らない!」
女は夫と義母を見据え、キッパリと言い放つ。
「何勝手なこと言ってんだい。お前にどれだけの金子をかけてやったか、わかってんのかい!」
「わかってます! だから一生懸命働いて、お義母さんやお義父さんには楽をしてもらおうと、あたしは尽くしてきた。あたしがしてもらった分は、もう十分に返してる。もう此処にはいられない。あたしの子を、取り戻さないと」
何時も穏やかで働き者だった嫁。何時も “お義母さんとお義父さんはゆっくりしてて下さい” と、畑仕事も家事も全部率先して働いてくれた嫁。夫にだって優しかった。そんな絵に描いたような幸せが、一瞬にして崩れ去って行く。
「大神様、ありがとうございました」
女は琉格泉の前に来て頭を地面にこすりつけるように挨拶をすると、幼子を抱きかかえ走って行った。
「見たか八戒。あれは、お前の親族だった者達に訪れる次なる姿の一つかも知れない。秋になれば、十分な金子が手に入る。それがわかっていながら、一度手に入れた金子を使うことを覚えた奴らは、使うことしか考えられない。無駄に金子を使わなければ、秋に得た収入だけで一年過ごすことができると言うのに、使うことだけを覚えた奴らはそれを数ヶ月も立たぬうちに使い切る。そうやって金子がなくなれば、秋まで待てずに我が子を売って次の収入を得る。神隠しなどと言う体のいい言葉で誤魔化して、自分達のために我が子を売るんだ。私欲のためだけに二束三文で子を売って一時の欲を満たし、その子がどんな地獄に落とされるのか考えもしない。その因果は、必ず自分に返ってくると言うのにだ。この村では、多くの人間が同じことをしている。秋に得た収入だけでこうなる者達がいるなら、毎月お前が送っていた金子を湯水のように使い続けていた者達は、いったいどうなると思う。お前が手をくださずとも行く末は見えている、そう言った意味がわかったか」
「玄奘」
玄奘の言葉に、八戒は少しだけ振り返り親族であった人間達が住む家を見た。悪因悪果、そう遠くない未来、自ら業によってその身を滅ぼすことになる叔母一家のことなど、もう自分達には関係ないことだ。たが、八戒にはもがき苦しむ叔母夫婦の姿が見えたような気がした。
「行こうか」
兄にそう言われ、明陽と桂英も辛く苦しい生活を強いられたあの家を見た。それが、八戒と明陽と桂英が見た、親族と言われた人達に関する最後の記憶だった。
********
上ずる→声が高く浮ついたような調子になる。興奮して気持ちが高ぶり、落ち着きがなくなる。逆上する
襦裙→上は襦、下はスカート(裙)という装束
やましい→良心がとがめる。後ろめたい
容易い→わけなくできるさま。容易である。やさしい
冷たい声→声に抑揚がなく感情がこもっていないさま
大袈裟→物事を実質以上に誇張するさま。また、誇張されたさま
怯む→おじけづいてしりごみする。気後れする
くよくよと→いつまでも気にかけて、あれこれと思い悩むさま
事欠く→物が不足する。なくて不自由する
真っ当→まともなさま。まじめなさま。いい加減なところがなく、きちんとしているさま
二束三文→売値が非常に安いこと。投げ売り
咄嗟→ごくわずかな時間
体のいい→表向きで言うのにはちょうどいい、他人に聞こえが良い、といった言い回し
因果→仏語。前に行った善悪の行為が、それに対応した結果となって現れるとする考え
湯水のように→湯や水を使うように惜しげもなく、また無駄に、などの意味の表現
悪因悪果→悪因は必ず悪果をもたらすこと。悪い行為をすれば、それが原因となって、必ず悪い結果が生ずること
業→仏語。意志による身心の活動、行為。善心による善業、悪心による悪業、善悪いずれでもない無記業に分けることもある。
次回投稿は8月1日か2日が目標ですが、少し遅れることがあるかもしれませんm(_ _)m
少し長めになりましたが、これで次回は村を出られるはず。たぶん、きっと(-_-;)
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「えっ…」
明陽の言葉に、夫と義母に連れて行かれそうになっていた女は振り返って明陽を見る。今あの子は何と言った、“おじさんが人買いに売ってた子供のこと” そう言わなかったかと。
「な、何をいったい」
明陽に指さされた女の夫は、僅かにその顔色を変え声を上ずらせる。弟の口から出たその言葉に、八戒は沙麼蘿を見て “お願いします” と言った。
今一度、沙麼蘿は明陽の双眸を垣間見る。その睛眸に映し出される光景は、真実を映す鏡。まだ幼い明陽が、見ず知らずの村人に嘘をつくはずもないことは、誰もがわかっている。
沙麼蘿は、くるりと振り返り女の夫の顔を見た。振り返った瞬間に真っ赤な襦裙の袖が揺れ、男の身体を冷たい風が吹き抜ける。近づいてくる女のただならぬ気配に思わず後ずさったのは、男にやましいことがあるからか。
眼の前まで行かずとも、男の双眸を見ることなど沙麼蘿には容易い。明陽の睛眸から見たことを確認する、ただそれだけのことだ。すべてが終わると、沙麼蘿は玄奘に向かって小さく頷いて見せた。
「そうか、間違いないようだな」
「な…何が、間違いないんだ!」
玄奘の呟きに男が慌てたように声を荒げると
「お前が、子供達を売ったことだ」
と、玄奘が冷たい声で答える。
「あん…た。嘘…よ、ね」
子を失ってもなお、女にとってこの村は幸せの楽園だった。飢えることもなく、いつも家族や村人が仲良く笑って暮らせるそんな場所。それがよもや、自分の夫が我が子を売っていたなどと…。
「いい加減にしろ! 言いがかりつけやがって、村のもんでもないよそ者のあんたらが、何勝手なこと言いやがる!」
怒りを含んだ男の声に
「確かに俺等はよそ者だ。けどな、大神をただのよそ者が連れてると思ったら大間違いだぜ」
「そうです。何せ此方にいらっしゃるのは、あの三蔵法師様なのですからね」
悟浄と八戒がわざと大袈裟な口振りでそう言えば、辺りから “三蔵法師様“ ”本当に” とざわめきが起き始める。
「さ…三蔵法師様だから、何だって言うんだ。我が子をどうしようが、親の俺の勝手だろう!」
男は、三蔵法師の名に一瞬怯む様子を見せたが、何が悪いと言わんばかりに悪態をつくように言った。
「あんた…。本当に…本当に、あの子達を売った…のッ!」
「だったらどうしたってんだ! そのおかげでお前も、いい暮らしができてるじゃねぇか。その着物だって、あいつを売った金子で買ったもんだ」
「う…、そ…」
今女が身につけている着物は、最初の子を失くし悲しんでいた時に “元気出せ、いつかきっと見つかるさ” と言う優しい言葉と共に夫がくれた物だった。綺麗な色をした、上等な着物。
夫の気づかいが嬉しくて、女はこの着物を大切にしてきた。袖口がすり切れてきたけれど、自分で手直しして着ている。だけど、それが我が子を売って得た金子で買ったものだったなんて。
カタカタと震えながらその場に座り込んだ女に、そばにいた義母は
「この村じゃよくあることさ。あんたもこの村に嫁いできたなら、くよくよと言うのはおよし。子供なんて、また作ればいいだけじゃないか。代わりはいくらだって作れる、そうだろう」
と、まるでそれが何事でもないと言うように言った。
「お義母、さん…」
あの貧しい村で、食べる物に事欠いても、着る物に事欠いても、それでも女は大切に育てられた。食べる物がなかった時、両親は何日も食べ物を口にしなくても、子供達には一口の芋や木ノ実を食べさせてくれた。
“子供は村の宝” 、それは村長を始めとする大人達の口癖だった。女だって僅かな金子で売られるようにしてこの村に来たが、それは成人したからだ。
成人すれば家を継ぐ長男以外は村を出ることが多い。多くは女のように他の村に嫁ぐため、男なら村長の知り合いに紹介された働き先に行って働くため。そうなれば村に帰ってくる者は少ないが、仕送りをする者は多い。そしてその仕送りが、村の支えにもなっている。
皆、貧しいなりに自分が大切に育てられたことを知っているから仕送りをする。村長の知り合いの商人が良い人で、決して酷い場所に連れて行かれることがないと知っているから安心して村を出ていくことができる。それなのに…。
「子供は、村の宝。あたしの生まれた村だって、貧しかったから子供を売ることはしょっちゅうだった。あたしだって金子をもらって此処に来た。でもそれは、成人したからだよ。年端も行かない子供を売るなんて、あの子達は何処に売られて行ったんだい!」
貧しさ故に売られると言うことを知っていた女は、夫に縋るようにして尋ねた。
「知るか。どっちも、初めて会った人買いだったからな」
「あ…ぁ…、嘘だ…。そんなこと、あの子達どんな目に」
村で村長が言っていた。人買いには真っ当な人買いもいるが悪い奴もたくさんいる。そんな奴は二束三文で子供を買い取って売りつけるため、何処に連れて行かれるかもわからず、行った先で酷い扱いを受けることもあると。
だから、“信用できる商人以外には子供を預けてはいけない” 村長はそう言って知り合いの商人にしか頼まなかったのだ。人のいいあの商人は、できる限りいい条件の働き先、できる限りいい条件の嫁ぎ先を見つけて来てくれて、必ず行き先を教えてくれた。
売られた子供達の行き先は、真っ当な所じゃない。咄嗟にそのことを悟った女は、たった一人残された幼子の手を引いて立ち上がる。
「やっと帰るきになったかい。さぁ、行くよ」
「帰ら、ない! あたしが行くのは村の外。あたしは、子供達を捜しに行く!」
「何バカなことを言ってるんだお前!」
「そうさ。子が欲しいなら、また産めばいいじゃないか」
「売る子が欲しいなら、新しい嫁を貰えばいい! あたしはもう、あんたの所には戻らない!」
女は夫と義母を見据え、キッパリと言い放つ。
「何勝手なこと言ってんだい。お前にどれだけの金子をかけてやったか、わかってんのかい!」
「わかってます! だから一生懸命働いて、お義母さんやお義父さんには楽をしてもらおうと、あたしは尽くしてきた。あたしがしてもらった分は、もう十分に返してる。もう此処にはいられない。あたしの子を、取り戻さないと」
何時も穏やかで働き者だった嫁。何時も “お義母さんとお義父さんはゆっくりしてて下さい” と、畑仕事も家事も全部率先して働いてくれた嫁。夫にだって優しかった。そんな絵に描いたような幸せが、一瞬にして崩れ去って行く。
「大神様、ありがとうございました」
女は琉格泉の前に来て頭を地面にこすりつけるように挨拶をすると、幼子を抱きかかえ走って行った。
「見たか八戒。あれは、お前の親族だった者達に訪れる次なる姿の一つかも知れない。秋になれば、十分な金子が手に入る。それがわかっていながら、一度手に入れた金子を使うことを覚えた奴らは、使うことしか考えられない。無駄に金子を使わなければ、秋に得た収入だけで一年過ごすことができると言うのに、使うことだけを覚えた奴らはそれを数ヶ月も立たぬうちに使い切る。そうやって金子がなくなれば、秋まで待てずに我が子を売って次の収入を得る。神隠しなどと言う体のいい言葉で誤魔化して、自分達のために我が子を売るんだ。私欲のためだけに二束三文で子を売って一時の欲を満たし、その子がどんな地獄に落とされるのか考えもしない。その因果は、必ず自分に返ってくると言うのにだ。この村では、多くの人間が同じことをしている。秋に得た収入だけでこうなる者達がいるなら、毎月お前が送っていた金子を湯水のように使い続けていた者達は、いったいどうなると思う。お前が手をくださずとも行く末は見えている、そう言った意味がわかったか」
「玄奘」
玄奘の言葉に、八戒は少しだけ振り返り親族であった人間達が住む家を見た。悪因悪果、そう遠くない未来、自ら業によってその身を滅ぼすことになる叔母一家のことなど、もう自分達には関係ないことだ。たが、八戒にはもがき苦しむ叔母夫婦の姿が見えたような気がした。
「行こうか」
兄にそう言われ、明陽と桂英も辛く苦しい生活を強いられたあの家を見た。それが、八戒と明陽と桂英が見た、親族と言われた人達に関する最後の記憶だった。
********
上ずる→声が高く浮ついたような調子になる。興奮して気持ちが高ぶり、落ち着きがなくなる。逆上する
襦裙→上は襦、下はスカート(裙)という装束
やましい→良心がとがめる。後ろめたい
容易い→わけなくできるさま。容易である。やさしい
冷たい声→声に抑揚がなく感情がこもっていないさま
大袈裟→物事を実質以上に誇張するさま。また、誇張されたさま
怯む→おじけづいてしりごみする。気後れする
くよくよと→いつまでも気にかけて、あれこれと思い悩むさま
事欠く→物が不足する。なくて不自由する
真っ当→まともなさま。まじめなさま。いい加減なところがなく、きちんとしているさま
二束三文→売値が非常に安いこと。投げ売り
咄嗟→ごくわずかな時間
体のいい→表向きで言うのにはちょうどいい、他人に聞こえが良い、といった言い回し
因果→仏語。前に行った善悪の行為が、それに対応した結果となって現れるとする考え
湯水のように→湯や水を使うように惜しげもなく、また無駄に、などの意味の表現
悪因悪果→悪因は必ず悪果をもたらすこと。悪い行為をすれば、それが原因となって、必ず悪い結果が生ずること
業→仏語。意志による身心の活動、行為。善心による善業、悪心による悪業、善悪いずれでもない無記業に分けることもある。
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