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第二章
沈黙の里《七》
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目の前に、神々しいばかりの光が満ち溢れる。この真っ暗な沈黙の世界に、遥か高く天より降り注ぐ光には暖かさすらあった。陽の光もささず、張り詰めた凍えた空気が充満するこの場所に、神仏の慈悲が降り注ぐのだ。
暗闇に住まう死人の魂が、あまりの眩しさに悲鳴を上げ叫びだす。それはまるで、全てを奪われ蹂躪された魂の欠片が、跡形もなく粉砕されているかのようでもあった。
だが、神々しい光の渦の中から現れた一際眩しい光の玉は、何処までも優しく清らかで暖かかった。そこには、鬼女であった頃の血なまぐささなどない。
光の中からスッーと白い手が現れて、それと当時に子守唄が聞こえてくると、小さな赤子の影が光に導かれるようにヨチヨチと近づいた。小さな小さな手が白い手に伸ばされると、その白い手は赤子を優しく抱き上げる。
赤子が抱き上げられるのと、抱き上げられた赤子が光に包まれて消えて行くのはほぼ同時だった。
「良い子、ね」
子守唄が消えて、優しい鬼子母神の声が響き渡る。その手が天に帰す為に消え行く赤子の身体を抱きしめて、“良い子” と言われた赤子がニッコリと笑う。
母親と死に別れ、一人ぼっちの寂しさや悲しさ、苦しさから解き放たれ、赤子が満面の笑みをたたえ鬼子母神に抱きつき消えて行った。腕の中から赤子が消え去ると、鬼子母神は初めて辺りを見回し、そして静かに微笑んだ。
鬼子母神の双眸に映るのは、沙麼蘿。嘗て鬼子母神は、天上界で釈迦如来に連れられた幼い沙麼蘿を見たことがある。
白磁で作られた人形のようにも見える幼子の睛眸に感情の彩りはなく、無表情で常に少し下を見つめ言葉を発することもない。天人達からは恐れ気味悪がられ、誰一人として沙麼蘿に近づくこともなかった。
それでも、鬼子母神の睛眸に映るのはただの小さな幼子。“どのような子供であろうとも、決して見捨てるようなことはいたしません” そう誓った通りに、無表情の幼子を見て優しく微笑んだ。
「貴女が私を呼び出すとは、思いもしませんでした。以前お会いしたのは、まだ貴女がこんなに小さかった時のこと」
そう言って鬼子母神の手が、幼かった沙麼蘿を思い出し動く。
「でも、随分お変わりになられた。観世音菩薩の瓔珞を鷲掴みになさるのは、如何なものかとは思いますが」
釈迦如来の説法を聞いていた時のことを思い出した鬼子母神がクスリと笑う。白磁の人形だった幼子が僅かばかりの心を持ち、その睛眸に彩りを持った。
子供の成長を見守るのもまた鬼子母神の役目の一つであり、それが鬼神の王であった阿修羅の血族ならばなおさらのこと、喜ばしいと思う。
「それにしても、このような場所があったとは。此処は、なんと悲しき場所でしょう」
沙麼蘿から視線を外し、再び自分が降り立った暗闇を見回した鬼子母神が呟く。その昔、まだ鬼女であった訶梨帝母は、子供を求め様々な地に出没した。だが、その土地がどんなに貧しく苦しい生活をしていた場所であったとしても、これ程までに悲しい場所はなかった。
「これでは、誰も救われない」
このままでは、この暗闇に住まう魂は、誰一人として救われない。鬼子母神は、何故沙麼蘿が自分を此処に呼び出したのか、そのことを瞬時に悟った。
「良いでしょう。この暗闇に住まう全ての魂を助けましょう。どのような子供や母親であっても、それは私が護り助けるべき者。この身は、全ての子供と母親の為にあるのですから」
そう言うと、鬼子母神は沙麼蘿の近くにいた玄奘に視線を落とした。
「其処な三蔵、妙法蓮華経を」
この地を全て浄化し数多の魂を救うには、鬼子母神の力と共に、さらなる浄化の力をもたらす経文の力が必要となる。玄奘は素早く鬼子母神の言葉の意味を理解しその場に腰を下ろすと、玻璃の数珠を握りしめ経を読み始めた。
妙法蓮華経は法華経と呼ばれる。法華経は、万人を救い成仏させる仏の一乗妙法の力。諸経の王とも呼ばれる法華経には、この経典自体にたいへんな功徳がある。
お経を読むだけ、所持するだけでも功徳があるその法華経を、かの三蔵か読むのだ。玄奘の法華経にその場に清浄な空気が渦を巻きはじめ、鬼子母神は満足したように微笑んで前を向くと、再び優しく子守唄を唄いだした。
すると、その子守唄に誘われるように数多の魂が集まりだす。そして、鬼子母神の声が天上から降り注ぐ光と混ざり合うと、それはさらに輝きを増し、次の瞬間には鬼子母神の後ろから沢山の童子達が現れた。
童子達は鬼子母神の唄声に導かれるまま、わぁーと辺りに駆け出す。そして子供らしい無邪気な顔をして、ニッコリと笑って暗闇に住まう魂達に手を差し伸べた。
此処に現れた童子達は、鬼子母神の子供達や鬼子母神に救われ仏教に帰依し、鬼子母神の手伝いをしながら暮らしている子供達だ。
いっぱいの笑み浮かべ、苦しみ悲しむ魂達に手を差し伸べる童子達。それに誘われるように、そこにいる子供や母親達が自分の手を伸ばす。
童子と、この世界の住人の手が触れ合う。すると、先程鬼子母神が抱き上げた幼子が天に帰したように、童子達の手に触れた魂達が一斉に輝き天に帰す為に消えて行った。
「すげぇーな」
辺り一面が光に包まれて行く様を見て、思わず悟空が呟く。童子達は次々と辺りを駆け回り、幾人もの魂を天に帰して行った。
「これが、神仏の慈悲ってやつか」
「これで全ての魂が、救われると」
その光り輝く光景を、鬼神と邪神の血を引く悟浄と八戒は、僅かに顔を背けながら見た。自分達の前に現れたあの子供の魂は、無事に天に帰すことができただろうか。
消えて行く魂達を見つめ、今度こそは迷うことなく天に帰せと、法華経を読む玄奘をはじめ皆がそう思いながら見送った。
********
慈悲→仏•菩薩が人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除くこと
蹂躪→踏みにじること。踏みつけること。暴威•暴力•強権を持って他を犯すこと
粉砕→こなごなに打ち砕くこと。徹底的に打ちのめすこと
一際→他と比べて特に目立っているさま。一段と
白磁→白素地に無色の釉薬をかけた磁器の総称
如何なものか→相手の言動や意見、判断などに対して婉曲的(えんきょくてき)に疑問を呈する表現
説法→仏の教えを説き伝えること
其処な→そこにいる。そこにある。そこの
一乗妙法→法華経に説かれている一乗の教え。四字熟語では妙法一乗
諸経→多くの経文
功徳→神仏のめぐみ。ごりやく
童子→子供のこと。仏•菩薩•明王などの眷属につける名
背ける→後ろやわきの方へ向ける。視線や顔をそらす
次回投稿は25日か26日が目標です。
暗闇に住まう死人の魂が、あまりの眩しさに悲鳴を上げ叫びだす。それはまるで、全てを奪われ蹂躪された魂の欠片が、跡形もなく粉砕されているかのようでもあった。
だが、神々しい光の渦の中から現れた一際眩しい光の玉は、何処までも優しく清らかで暖かかった。そこには、鬼女であった頃の血なまぐささなどない。
光の中からスッーと白い手が現れて、それと当時に子守唄が聞こえてくると、小さな赤子の影が光に導かれるようにヨチヨチと近づいた。小さな小さな手が白い手に伸ばされると、その白い手は赤子を優しく抱き上げる。
赤子が抱き上げられるのと、抱き上げられた赤子が光に包まれて消えて行くのはほぼ同時だった。
「良い子、ね」
子守唄が消えて、優しい鬼子母神の声が響き渡る。その手が天に帰す為に消え行く赤子の身体を抱きしめて、“良い子” と言われた赤子がニッコリと笑う。
母親と死に別れ、一人ぼっちの寂しさや悲しさ、苦しさから解き放たれ、赤子が満面の笑みをたたえ鬼子母神に抱きつき消えて行った。腕の中から赤子が消え去ると、鬼子母神は初めて辺りを見回し、そして静かに微笑んだ。
鬼子母神の双眸に映るのは、沙麼蘿。嘗て鬼子母神は、天上界で釈迦如来に連れられた幼い沙麼蘿を見たことがある。
白磁で作られた人形のようにも見える幼子の睛眸に感情の彩りはなく、無表情で常に少し下を見つめ言葉を発することもない。天人達からは恐れ気味悪がられ、誰一人として沙麼蘿に近づくこともなかった。
それでも、鬼子母神の睛眸に映るのはただの小さな幼子。“どのような子供であろうとも、決して見捨てるようなことはいたしません” そう誓った通りに、無表情の幼子を見て優しく微笑んだ。
「貴女が私を呼び出すとは、思いもしませんでした。以前お会いしたのは、まだ貴女がこんなに小さかった時のこと」
そう言って鬼子母神の手が、幼かった沙麼蘿を思い出し動く。
「でも、随分お変わりになられた。観世音菩薩の瓔珞を鷲掴みになさるのは、如何なものかとは思いますが」
釈迦如来の説法を聞いていた時のことを思い出した鬼子母神がクスリと笑う。白磁の人形だった幼子が僅かばかりの心を持ち、その睛眸に彩りを持った。
子供の成長を見守るのもまた鬼子母神の役目の一つであり、それが鬼神の王であった阿修羅の血族ならばなおさらのこと、喜ばしいと思う。
「それにしても、このような場所があったとは。此処は、なんと悲しき場所でしょう」
沙麼蘿から視線を外し、再び自分が降り立った暗闇を見回した鬼子母神が呟く。その昔、まだ鬼女であった訶梨帝母は、子供を求め様々な地に出没した。だが、その土地がどんなに貧しく苦しい生活をしていた場所であったとしても、これ程までに悲しい場所はなかった。
「これでは、誰も救われない」
このままでは、この暗闇に住まう魂は、誰一人として救われない。鬼子母神は、何故沙麼蘿が自分を此処に呼び出したのか、そのことを瞬時に悟った。
「良いでしょう。この暗闇に住まう全ての魂を助けましょう。どのような子供や母親であっても、それは私が護り助けるべき者。この身は、全ての子供と母親の為にあるのですから」
そう言うと、鬼子母神は沙麼蘿の近くにいた玄奘に視線を落とした。
「其処な三蔵、妙法蓮華経を」
この地を全て浄化し数多の魂を救うには、鬼子母神の力と共に、さらなる浄化の力をもたらす経文の力が必要となる。玄奘は素早く鬼子母神の言葉の意味を理解しその場に腰を下ろすと、玻璃の数珠を握りしめ経を読み始めた。
妙法蓮華経は法華経と呼ばれる。法華経は、万人を救い成仏させる仏の一乗妙法の力。諸経の王とも呼ばれる法華経には、この経典自体にたいへんな功徳がある。
お経を読むだけ、所持するだけでも功徳があるその法華経を、かの三蔵か読むのだ。玄奘の法華経にその場に清浄な空気が渦を巻きはじめ、鬼子母神は満足したように微笑んで前を向くと、再び優しく子守唄を唄いだした。
すると、その子守唄に誘われるように数多の魂が集まりだす。そして、鬼子母神の声が天上から降り注ぐ光と混ざり合うと、それはさらに輝きを増し、次の瞬間には鬼子母神の後ろから沢山の童子達が現れた。
童子達は鬼子母神の唄声に導かれるまま、わぁーと辺りに駆け出す。そして子供らしい無邪気な顔をして、ニッコリと笑って暗闇に住まう魂達に手を差し伸べた。
此処に現れた童子達は、鬼子母神の子供達や鬼子母神に救われ仏教に帰依し、鬼子母神の手伝いをしながら暮らしている子供達だ。
いっぱいの笑み浮かべ、苦しみ悲しむ魂達に手を差し伸べる童子達。それに誘われるように、そこにいる子供や母親達が自分の手を伸ばす。
童子と、この世界の住人の手が触れ合う。すると、先程鬼子母神が抱き上げた幼子が天に帰したように、童子達の手に触れた魂達が一斉に輝き天に帰す為に消えて行った。
「すげぇーな」
辺り一面が光に包まれて行く様を見て、思わず悟空が呟く。童子達は次々と辺りを駆け回り、幾人もの魂を天に帰して行った。
「これが、神仏の慈悲ってやつか」
「これで全ての魂が、救われると」
その光り輝く光景を、鬼神と邪神の血を引く悟浄と八戒は、僅かに顔を背けながら見た。自分達の前に現れたあの子供の魂は、無事に天に帰すことができただろうか。
消えて行く魂達を見つめ、今度こそは迷うことなく天に帰せと、法華経を読む玄奘をはじめ皆がそう思いながら見送った。
********
慈悲→仏•菩薩が人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除くこと
蹂躪→踏みにじること。踏みつけること。暴威•暴力•強権を持って他を犯すこと
粉砕→こなごなに打ち砕くこと。徹底的に打ちのめすこと
一際→他と比べて特に目立っているさま。一段と
白磁→白素地に無色の釉薬をかけた磁器の総称
如何なものか→相手の言動や意見、判断などに対して婉曲的(えんきょくてき)に疑問を呈する表現
説法→仏の教えを説き伝えること
其処な→そこにいる。そこにある。そこの
一乗妙法→法華経に説かれている一乗の教え。四字熟語では妙法一乗
諸経→多くの経文
功徳→神仏のめぐみ。ごりやく
童子→子供のこと。仏•菩薩•明王などの眷属につける名
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