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第二章
雪中四友 〜蠟梅の咲く頃〜 《五》
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そこは、不思議な場所だった。この街に入る前から、微かに感じられた甘い香り。それが街に足を踏み入れた途端、高貴にも感じられる深みのある香りに変わった。
この街には其処彼処に蠟梅の木があり、玄奘達が泊まっている宿屋にも庭や離れに蠟梅の木があって、この時期はどの部屋からでも黄色い花びらをつける満開の蠟梅の木が見えるのだそうだ。だがそれは、宿屋に限ったことではない。商店や民家、人が住み暮らす場所の全てにも、蠟梅の木があった。
宿屋の仲居から聞いた平頂山の登り口にある蠟梅園は、それはそれは大きな蠟梅園だった。何処までも続く蠟梅の木を縫うように小道が作られており、それをひたすら登って行くと、黄色い花の中に一箇所だけ白と赤の色合いが現れて白梅と紅梅の梅の木が姿を現す。
その光景は、この世のものと言うよりは夢物語に出てくるような光景だった。黄色と白と赤が織りなす彩りは、仲居が言うようにとても美しく幻想的だ。近づけば、甘い香りにまじって感じる僅かな梅の香り。御師匠様が、玄奘に見せてやりたいと言っていたのも頷ける。金山寺から遠いこの場所に、御師匠様はどんな用があってやって来たのだろうか。
玄奘にとっては、李緑松が構える道観にある白木蓮と共に、金山寺にあった白梅も大切な思い出だった。白梅を見るたびに、玄奘は御師匠様のことを思い出すだろう。玄奘はそっとその手を、目の前の白梅に伸ばした。
「不思議な所だな」
そう呟いたのは、悟空だった。悟空が知る須弥山や花果山にも花を咲かせる木は幾つもあったが、その光景とは全く違う。一度行ったことがある蟠桃園ともまた違う。それでも
「小猿達が見たら喜びそうだ」
と、悟空は言った。小猿達なら、この甘い香りがする黄色い花がついた枝を飛び回り、その花を口に含んで遊びそうだと。ふと悟空の脳裏に、水簾洞の周りを走る小猿達の姿が浮かんで消えた。
そして悟空の隣にいた悟浄もまた、まるで輝かしいものでも見るように、双眸を細めてソレを見ていた。自分達が暮らしていた村にはこんな場所はなかった。この美しい光景を母や姉に見せてやることができたなら、どんなに喜んだだろうか。
もう二度会うことが叶わない、ただの道具に成り果てた父と姉を思い出し、自分と姉を守って息絶えた母を思い、悟浄は無意識にその右手で左手上腕につけられた臂釧を撫でた。
子供の頃からこの蠟梅で作られた薬を使っていた八戒も、その美しい光景を眺めて親戚にあずけて来た弟や妹のことを思い出す。幼い弟妹なら、この美しい光景の中を “きれいだね! きれいだね!” と言って、楽しげに走り回ることだろうと。
「まだ、此れだけの神力が残っているか」
『そうだな』
「皇」
玄奘達から離れた場所で、沙麼蘿はこの地に降り注がれた神力を感じとっていた。龍神が三日三晩に渡って降らせた雨は、この地上では遥か昔のことであるはずなのに、それでもまだこれだけの神力が残っている。その強い陽の氣が降り注ぐこの場所では、今の皇のように天上界から降りてこずとも姿を現すことができる。
『琅牙から、聞いたか』
まるで、陽炎のように映し出された揺らめく姿の皇か言った。その言葉に、静に沙麼蘿は頷く。
『妖怪など、お前の力の前では無にも等しいが “できる限り殺生をせず助けよ” とのことだ。おそらく、妖怪の王や長達が眠りにつき、誰かが仏界に助けを求めたのだろう』
琅牙から話は聞いた。この所、邪神に不穏な動きがあり、妖怪達を動かすために配下の者を各地に送り込んでいるようだと。そのためか、皇の所に仏界からの使者が来たと。
『私を通せば、お前を自由に使えると思っているのだろう』
「仏界の考えそうなことだ。好きなだけ恩に着せてやるといい」
そういって、沙麼蘿は不敵に笑った。
「やあやあ、とうからんものはおとにきけ、ちかくばよってめにもみよ!」
「われらこそは、へいちょうざんはれんげとうにすむ、ひゃっかくだいおうがむすこ!」
「きんかく!」
「ぎんかく!」
美しい蠟梅が咲き誇るこの場所に、突如として現れた小さな妖怪二人。人間で言えば七歳ほどに見えるその子供達は玄奘一行の前に姿を現すと、まるで大立ち回りをするようにその大きな袖を振り回しながら、くるくると回って名乗りをあげた。
その二人の子供は、鳶色の髪に露草色の衣を纏っていた。金角と名乗った子供は、大きな袖の縁に白茶色の雷紋が描かれており、鳶色の髪の上には小さめの水晶に似た六角柱の金色に輝くものが生えている。
隣にいる銀角と名乗った子供は、袖の縁が白土色の雷紋で、髪の上には銀色の六角柱が生えていた。だが、この子供達の姿で一際目を引くのはその双眸だ。
金角は右の睛眸は髪の色と同じ鳶色だが、その左の睛眸は金色で、銀角の左の睛眸は鳶色だが、右の睛眸は銀色だった。片方づつとは言え金睛と銀睛を持つ子供など、見たことがない。だが、
「ガキが、何を大袈裟に名乗ってやがる。どっかで見た芝居の台詞か」
傭兵として、数々の戦場をくぐり抜けて来た悟浄が、まるでお遊戯会のような子供二人を見て呟けば
「誰だ、子供に双刀なんて持たせた奴は」
と、玄奘が言った。
********
其処彼処→あちこち。方々
縫うように→物事や人々の狭い間を抜けて進む
幻想的→実際の世界から離れていて、まるで空想の世界にいるようなさま
双眸→両方のひとみ
陽炎→よく晴れて日射が強く、かつ風があまり強くない日に、道路やアスファルトの上、自動車の屋根部分の上などに立ち昇る、もやもやしたゆらめきのこと。蜃気楼の意味で使うこともある
不穏→おだやかでないこと。状況が不安定で危険をはらんでいること。また、そのさま
恩に着せる→恩を施したことについて、さらにありがたく思わせようとする
不敵に笑う→恐れ知らずな、雰囲気のある笑い方をするさま
突如→何の前触れもなく物事が起こるさま。突然
大立ち回り→激しい、派手な立ち回り。演劇における、大掛かりなアクションを指す表現
名乗り→戦において武士が味方や敵に向かって自分の姓名•身分•家系などの素性を大声で告げること。『遠からんものは音に聞け、近くば寄って目にも見よ』は、口上の慣用句にもなっている
鳶色→猛禽•トビの羽毛の色のような赤暗い茶褐色のこと
露草色→朝早くに咲く露草の花にちなんだ明るい薄青色のこと
纏う→身につける。着る
白茶色→薄くて明るい感じの茶色のこと
白土色→白い土の色をさす。“しらつち”とも言われる
雷紋→直線をつないで渦巻のような幾何学的模様を繰り返した文様のこと。ラーメン鉢の内側などによく見られる。万物•田畑を潤す雷雨を表す紋様のため、豊作•吉祥の象徴と考えられている
睛眸→ひとみ
大袈裟→物事を実質以上に誇張するさま。また、誇張されたさま
傭兵→金銭などの利益により雇われ、直接利害関係の無い戦争に参加する兵。また、その集団
双刀→中国の武具で、刀の一種。一つの鞘(さや)に二つ、または複数の刀身が入っているもので、同じ種類に双剣がある
次回投稿は3月3日か4日が目標です。
この街には其処彼処に蠟梅の木があり、玄奘達が泊まっている宿屋にも庭や離れに蠟梅の木があって、この時期はどの部屋からでも黄色い花びらをつける満開の蠟梅の木が見えるのだそうだ。だがそれは、宿屋に限ったことではない。商店や民家、人が住み暮らす場所の全てにも、蠟梅の木があった。
宿屋の仲居から聞いた平頂山の登り口にある蠟梅園は、それはそれは大きな蠟梅園だった。何処までも続く蠟梅の木を縫うように小道が作られており、それをひたすら登って行くと、黄色い花の中に一箇所だけ白と赤の色合いが現れて白梅と紅梅の梅の木が姿を現す。
その光景は、この世のものと言うよりは夢物語に出てくるような光景だった。黄色と白と赤が織りなす彩りは、仲居が言うようにとても美しく幻想的だ。近づけば、甘い香りにまじって感じる僅かな梅の香り。御師匠様が、玄奘に見せてやりたいと言っていたのも頷ける。金山寺から遠いこの場所に、御師匠様はどんな用があってやって来たのだろうか。
玄奘にとっては、李緑松が構える道観にある白木蓮と共に、金山寺にあった白梅も大切な思い出だった。白梅を見るたびに、玄奘は御師匠様のことを思い出すだろう。玄奘はそっとその手を、目の前の白梅に伸ばした。
「不思議な所だな」
そう呟いたのは、悟空だった。悟空が知る須弥山や花果山にも花を咲かせる木は幾つもあったが、その光景とは全く違う。一度行ったことがある蟠桃園ともまた違う。それでも
「小猿達が見たら喜びそうだ」
と、悟空は言った。小猿達なら、この甘い香りがする黄色い花がついた枝を飛び回り、その花を口に含んで遊びそうだと。ふと悟空の脳裏に、水簾洞の周りを走る小猿達の姿が浮かんで消えた。
そして悟空の隣にいた悟浄もまた、まるで輝かしいものでも見るように、双眸を細めてソレを見ていた。自分達が暮らしていた村にはこんな場所はなかった。この美しい光景を母や姉に見せてやることができたなら、どんなに喜んだだろうか。
もう二度会うことが叶わない、ただの道具に成り果てた父と姉を思い出し、自分と姉を守って息絶えた母を思い、悟浄は無意識にその右手で左手上腕につけられた臂釧を撫でた。
子供の頃からこの蠟梅で作られた薬を使っていた八戒も、その美しい光景を眺めて親戚にあずけて来た弟や妹のことを思い出す。幼い弟妹なら、この美しい光景の中を “きれいだね! きれいだね!” と言って、楽しげに走り回ることだろうと。
「まだ、此れだけの神力が残っているか」
『そうだな』
「皇」
玄奘達から離れた場所で、沙麼蘿はこの地に降り注がれた神力を感じとっていた。龍神が三日三晩に渡って降らせた雨は、この地上では遥か昔のことであるはずなのに、それでもまだこれだけの神力が残っている。その強い陽の氣が降り注ぐこの場所では、今の皇のように天上界から降りてこずとも姿を現すことができる。
『琅牙から、聞いたか』
まるで、陽炎のように映し出された揺らめく姿の皇か言った。その言葉に、静に沙麼蘿は頷く。
『妖怪など、お前の力の前では無にも等しいが “できる限り殺生をせず助けよ” とのことだ。おそらく、妖怪の王や長達が眠りにつき、誰かが仏界に助けを求めたのだろう』
琅牙から話は聞いた。この所、邪神に不穏な動きがあり、妖怪達を動かすために配下の者を各地に送り込んでいるようだと。そのためか、皇の所に仏界からの使者が来たと。
『私を通せば、お前を自由に使えると思っているのだろう』
「仏界の考えそうなことだ。好きなだけ恩に着せてやるといい」
そういって、沙麼蘿は不敵に笑った。
「やあやあ、とうからんものはおとにきけ、ちかくばよってめにもみよ!」
「われらこそは、へいちょうざんはれんげとうにすむ、ひゃっかくだいおうがむすこ!」
「きんかく!」
「ぎんかく!」
美しい蠟梅が咲き誇るこの場所に、突如として現れた小さな妖怪二人。人間で言えば七歳ほどに見えるその子供達は玄奘一行の前に姿を現すと、まるで大立ち回りをするようにその大きな袖を振り回しながら、くるくると回って名乗りをあげた。
その二人の子供は、鳶色の髪に露草色の衣を纏っていた。金角と名乗った子供は、大きな袖の縁に白茶色の雷紋が描かれており、鳶色の髪の上には小さめの水晶に似た六角柱の金色に輝くものが生えている。
隣にいる銀角と名乗った子供は、袖の縁が白土色の雷紋で、髪の上には銀色の六角柱が生えていた。だが、この子供達の姿で一際目を引くのはその双眸だ。
金角は右の睛眸は髪の色と同じ鳶色だが、その左の睛眸は金色で、銀角の左の睛眸は鳶色だが、右の睛眸は銀色だった。片方づつとは言え金睛と銀睛を持つ子供など、見たことがない。だが、
「ガキが、何を大袈裟に名乗ってやがる。どっかで見た芝居の台詞か」
傭兵として、数々の戦場をくぐり抜けて来た悟浄が、まるでお遊戯会のような子供二人を見て呟けば
「誰だ、子供に双刀なんて持たせた奴は」
と、玄奘が言った。
********
其処彼処→あちこち。方々
縫うように→物事や人々の狭い間を抜けて進む
幻想的→実際の世界から離れていて、まるで空想の世界にいるようなさま
双眸→両方のひとみ
陽炎→よく晴れて日射が強く、かつ風があまり強くない日に、道路やアスファルトの上、自動車の屋根部分の上などに立ち昇る、もやもやしたゆらめきのこと。蜃気楼の意味で使うこともある
不穏→おだやかでないこと。状況が不安定で危険をはらんでいること。また、そのさま
恩に着せる→恩を施したことについて、さらにありがたく思わせようとする
不敵に笑う→恐れ知らずな、雰囲気のある笑い方をするさま
突如→何の前触れもなく物事が起こるさま。突然
大立ち回り→激しい、派手な立ち回り。演劇における、大掛かりなアクションを指す表現
名乗り→戦において武士が味方や敵に向かって自分の姓名•身分•家系などの素性を大声で告げること。『遠からんものは音に聞け、近くば寄って目にも見よ』は、口上の慣用句にもなっている
鳶色→猛禽•トビの羽毛の色のような赤暗い茶褐色のこと
露草色→朝早くに咲く露草の花にちなんだ明るい薄青色のこと
纏う→身につける。着る
白茶色→薄くて明るい感じの茶色のこと
白土色→白い土の色をさす。“しらつち”とも言われる
雷紋→直線をつないで渦巻のような幾何学的模様を繰り返した文様のこと。ラーメン鉢の内側などによく見られる。万物•田畑を潤す雷雨を表す紋様のため、豊作•吉祥の象徴と考えられている
睛眸→ひとみ
大袈裟→物事を実質以上に誇張するさま。また、誇張されたさま
傭兵→金銭などの利益により雇われ、直接利害関係の無い戦争に参加する兵。また、その集団
双刀→中国の武具で、刀の一種。一つの鞘(さや)に二つ、または複数の刀身が入っているもので、同じ種類に双剣がある
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