愛を知らない僕は死んじゃう前に愛を知りたい

しおりんごん

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第四章 別に騙されたとか思ってないし今も変わらず大好きだけど、、、なるべく近寄らないでください(汗)

マァナントカナルサー

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いろんな問題が発覚したところで
ボクが何か対処できるわけではないので



、、、ボクは考えることを一旦辞めた

そう。一旦辞めるだけだ
別に放棄したわけではない
本当だよ




ギルが第一王子でも
なぜか同室でも
主人公らしき精霊の契約者がいなくても

、、、マァナントカナルサー






それよりも、ボクは待ちに待った学園生活を優先することにする

早く魔導書読みたい
研究したい
レッツエンジョイしたい






そしてボクは全てを1日で振り切って(前世では思えない病的なポジティブシンキング!!!)

部屋の片付けをしていた頃

ボクの部屋のドアがノックされた

ちなみにボクとギルにはそれぞれ個室があって、1番大きいフロアがロビーみたいな感じでキッチンとかソファとかテーブルとかが備わってる

すっごい綺麗な部屋でびっくりしました




ノックの相手は案の定ギルだった

と、そこで爆弾発言を投下



「ねぇルティ」

「?なぁに」

「同じベットで寝てもいいかな?」

「?!?!?!?!」


おおっと?新たな問題を増やさないでくださいよ


「いや、狭くない?」

「狭くはないよ。この部屋のベットはダブルだからね」

「で、でも~流石に15過ぎた男の子同士が同じベットで寝るのは、、、

、、、スコシハズカシイナー」



ボクは頬を染め上目遣い気味で話す

「!!!!!!!!」



そう。ボクは理解してしまった
もしかしたら、もしかしてだけど


ギルはボクの顔が好きなんじゃないんかと!!!!!

なんせこの自画自賛できる今世のボクの顔はナルシストになってしまっても理解できるレベルだ

、、、いや!ボクはナルシストではないよ!ほんとだよ!

正直前世と違いすぎて
ボクも第三者みたいに自分の顔を観察してしまうんだよな

それで!ギルはボクに婚約を申し込んだわけだと

やっぱりボクは一応公爵家の嫡男だし、この外見だし
王子様の婚約者としてもまぁ、及第点っぽいし

多分王様からとか直に言われたら、ギルも断れないでしょ?


ギルはボクのことは一応気に入ってくれてるみたいだから
それが幸いなこと?ではあるのかも

小説の話だと主人公と結ばれるギルだけど、人物は同じでも、ストーリは違う

ボクもギルのことは友達として好きだし、婚約も家のためなら受け入れ切れる

でも、恋愛面、、、というか
ボクはやっぱりまだわからないから

ゆっくり婚約者としての関わり方をすすめたい

とは思っているけど、それを改めてギルに話したらめちゃくちゃボクが意識してるみたいに思われるのも恥ずかしい

とりあえずギルから急激なスキンシップ恋人じみた行動を要求された場合には、ボクの顔面力をフル活用することにした!


「イキナリオナジベットトカー
ヤッパリスコシハズカシイシー」


どうだ!この少し恥じらいを残していながらも初々しい反応!!!!

そしてこの目の角度!
頬の赤み!
うるうるした瞳!

これでボクからお願いされたら断れないって知ってるからね!

精霊たちにお願いするときには大体こんな感じで行けば聞いてくれる!!

え?悪い子だなって?!

フフーンボクは一応悪役令息だったはずだからね!
まぁ、小悪魔的?な感じで許してくださぁ

小悪魔的とか正直意味とか知らないけど


「そっか、、、そうだよね
ルティはまだ恥ずかしいよね」

わかってくれたかな?!

「じゃあ、まずはハグから慣れていこうか」

おっと。代案があるとは聞いてないです











————————————————————

みなさんお久しぶりです~!
しおりんごんです!

なかなか更新できずに申し訳ありません😭

ようやく身の回りが落ち着いてきたので、ぼちぼち投稿を再開します😭

投稿してない間にも、たくさんの方からのお気に入り登録に感謝感激です😁

じつは、今考えていることがありまして、、、

アルファポリスさんが開催されるBL小説大賞にエントリーこの小説をさせていただこうかと思っております!

まだ実際にはエントリーしてはいないのですが、決意が固まり次第?参加させていただこうと思ってますので

そのときにはまたご報告させていただきます😆

これからも、お付き合いよろしくお願いします🥺🤲
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