愛を知らない僕は死んじゃう前に愛を知りたい

しおりんごん

文字の大きさ
上 下
4 / 50
番外編 愉快な精霊六人組+きらきらバカ

6つの物を7人で分けるとかできるわけないだろ

しおりを挟む
今日は創造神様に依頼の報告を終えて
さらに褒美として、とある国で人気な
「プリン」をいただいた

実は、プリンをいただいたのは2回目で
初めて食べた時のあの衝撃は
いまだに思い出すことができる

あの衝撃は、、、やばいよ
ずっとプリンだけ食べていたい

創造神様はお優しい方なので
精霊界に住む6人分を渡してくださった


本当にありがたい、、、
1人分足りないとかだったら
また家に被害が及ぶかもしれなかったからね

ボクは久しぶりにスキップをしながら
家に帰った


夜ご飯を食べ終わった後、、、
みんなの目はキラキラしていた

食後のデザートがプリンだって知っていたからだ


ルシーがみんなにスプーンを渡し
さぁいただこう!!となったその瞬間



ピカッ!!!!!!!!


眩しっ!!!

はっ!!やばい!!!!
あいつ帰ってきた?!?!


「みんなぁー!
ただいま~みんな大好きカジくんだよ~
あっれ?それプリン?
え?!みんなボクのために買っててくれたのぉ~?!」

その瞬間
「第二次プリン争奪戦争」
の火蓋が落とされた

「お前の分はねーよ!!!!
帰れ!!ハウス!!!!」
「いやここがボクの家ですけれども?!」
「ウルセェ、、、いつも遊び呆けてるくせに都合いい時だけ帰ってくんなよ!」
「どうせまた契約者から契約解除されたんでしょ
なに?今度はなんで怒らせたの?」


「いや、魔法がうまく使えないのボクのせいにしてきたからさ、、、つい
『ウルセェ、お前の実力が足りねぇんだよ、努力すらしてもねぇのに、ボクに責任なすりつけなんなバカが
無駄に魔力は溜まってんのに
脳みそは足りねーんだな、あほがよ』
って言ったら国王にチクられて
追放された、、、」

「もう!毎回言っているでしょう?!
口が悪いんですよ!
相手の方も態度が悪いのはわかりますけど、、、一国の王子に向かってそれはダメです!」
「いや、だって全部ボクのせいとか
意味わかんないじゃん?そっちも頑張れよって話」
「だからってここに逃げんじゃねーよ!オメェのプリンねぇから!!!!」
「可哀想なボクに慰めの品を買っててくれたんじゃないの?!?!
ボクをお迎えしてくれたんじゃないのぉー、、、ねぇヨミ!!」

いや、こっちに話振んなよ

「、、、プリンはボク達の
それにお前がどこで何してるかとか
知んねーし、、、
そもそも帰ってくるとか思わねーよ」
「ごめんって~お兄ちゃんに会えなくて寂しかったんだなぁー、、、」

💢💢💢💢💢💢💢

「お前の脳みそも王子とどっこいどっこいだろ、、、
今すぐでてけ」
「えぇ~なんでそんなこと言うんだよー!もうほらぎゅー!」
「うわっ!こっち来んな!」
「おい!!俺を巻き込むなよ!!
ちょっと!!ルシー!こいつら離せ!!」
「もぅー!落ち着いてください!!!
一旦離れて!」
「ちょっと?!?!僕の髪飾り誰か踏んでるんだけど?!」






その時誰も気づいていなかった
戦争が始まり醜い言い争いが繰り広げられ、ついには乱闘が始まった中
ドンが全てプリンをたいらげていたことを、、、




つづかない
ちゃんちゃん♪
しおりを挟む
感想 40

あなたにおすすめの小説

巻き戻りした悪役令息は最愛の人から離れて生きていく

藍沢真啓/庚あき
BL
婚約者ユリウスから断罪をされたアリステルは、ボロボロになった状態で廃教会で命を終えた……はずだった。 目覚めた時はユリウスと婚約したばかりの頃で、それならばとアリステルは自らユリウスと距離を置くことに決める。だが、なぜかユリウスはアリステルに構うようになり…… 巻き戻りから人生をやり直す悪役令息の物語。 【感想のお返事について】 感想をくださりありがとうございます。 執筆を最優先させていただきますので、お返事についてはご容赦願います。 大切に読ませていただいてます。執筆の活力になっていますので、今後も感想いただければ幸いです。 他サイトでも公開中

勘弁してください、僕はあなたの婚約者ではありません

りまり
BL
 公爵家の5人いる兄弟の末っ子に生まれた私は、優秀で見目麗しい兄弟がいるので自由だった。  自由とは名ばかりの放置子だ。  兄弟たちのように見目が良ければいいがこれまた普通以下で高位貴族とは思えないような容姿だったためさらに放置に繋がったのだが……両親は兎も角兄弟たちは口が悪いだけでなんだかんだとかまってくれる。  色々あったが学園に通うようになるとやった覚えのないことで悪役呼ばわりされ孤立してしまった。  それでも勉強できるからと学園に通っていたが、上級生の卒業パーティーでいきなり断罪され婚約破棄されてしまい挙句に学園を退学させられるが、後から知ったのだけど僕には弟がいたんだってそれも僕そっくりな、その子は両親からも兄弟からもかわいがられ甘やかされて育ったので色々な所でやらかしたので顔がそっくりな僕にすべての罪をきせ追放したって、優しいと思っていた兄たちが笑いながら言っていたっけ、国外追放なので二度と合わない僕に最後の追い打ちをかけて去っていった。  隣国でも噂を聞いたと言っていわれのないことで暴行を受けるが頑張って生き抜く話です

例え何度戻ろうとも僕は悪役だ…

東間
BL
ゲームの世界に転生した留木原 夜は悪役の役目を全うした…愛した者の手によって殺害される事で…… だが、次目が覚めて鏡を見るとそこには悪役の幼い姿が…?! ゲームの世界で再び悪役を演じる夜は最後に何を手に? 攻略者したいNO1の悪魔系王子と無自覚天使系悪役公爵のすれ違い小説!

悪役令息の死ぬ前に

やぬい
BL
「あんたら全員最高の馬鹿だ」  ある日、高貴な血筋に生まれた公爵令息であるラインハルト・ニーチェ・デ・サヴォイアが突如として婚約者によって破棄されるという衝撃的な出来事が起こった。  彼が愛し、心から信じていた相手の裏切りに、しかもその新たな相手が自分の義弟だということに彼の心は深く傷ついた。  さらに冤罪をかけられたラインハルトは公爵家の自室に幽閉され、数日後、シーツで作った縄で首を吊っているのを発見された。  青年たちは、ラインハルトの遺体を抱きしめる男からその話を聞いた。その青年たちこそ、マークの元婚約者と義弟とその友人である。 「真実も分からないクセに分かった風になっているガキがいたからラインは死んだんだ」  男によって過去に戻された青年たちは「真実」を見つけられるのか。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?

みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。 ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる 色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

新しい道を歩み始めた貴方へ

mahiro
BL
今から14年前、関係を秘密にしていた恋人が俺の存在を忘れた。 そのことにショックを受けたが、彼の家族や友人たちが集まりかけている中で、いつまでもその場に居座り続けるわけにはいかず去ることにした。 その後、恋人は訳あってその地を離れることとなり、俺のことを忘れたまま去って行った。 あれから恋人とは一度も会っておらず、月日が経っていた。 あるとき、いつものように仕事場に向かっているといきなり真上に明るい光が降ってきて……? ※沢山のお気に入り登録ありがとうございます。深く感謝申し上げます。

公爵家の次男は北の辺境に帰りたい

あおい林檎
BL
北の辺境騎士団で田舎暮らしをしていた公爵家次男のジェイデン・ロンデナートは15歳になったある日、王都にいる父親から帰還命令を受ける。 8歳で王都から追い出された薄幸の美少年が、ハイスペイケメンになって出戻って来る話です。 序盤はBL要素薄め。

【完結】最強公爵様に拾われた孤児、俺

福の島
BL
ゴリゴリに前世の記憶がある少年シオンは戸惑う。 目の前にいる男が、この世界最強の公爵様であり、ましてやシオンを養子にしたいとまで言ったのだから。 でも…まぁ…いっか…ご飯美味しいし、風呂は暖かい… ……あれ…? …やばい…俺めちゃくちゃ公爵様が好きだ… 前置きが長いですがすぐくっつくのでシリアスのシの字もありません。 1万2000字前後です。 攻めのキャラがブレるし若干変態です。 無表情系クール最強公爵様×のんき転生主人公(無自覚美形) おまけ完結済み

処理中です...