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第三章 精霊達とボクの騒がしすぎる生活記録
『こちらの通信機は現在使われておりません』
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※ヨミが嘔吐します
食事中の方や苦手な方は閲覧をお控えください
———————————————————-
みなさんこんにちは
私は水の最上級精霊のルシーです
私たち精霊と、ルティが精霊界で暮らし始めて、早くも3年の月日が経とうとしています
あれからのルティは、、、
それはそれは可愛く成長しています
いや、もともと可愛さの上限突破は
していたのですけれど
さらに磨きがかかってきていて
学園で襲われたりしないか
心配が募っています
まぁ、私達が一生守るのですけれども
そんな愛くるしいルティのお願いは
なんでも叶えてあげるのが
私たち精霊の生きがいなのですが
、、、ひとつだけ、問題が続いているのです
それは、ルティから2年と数ヶ月前にお願いされた
第一王子との文通の件で
、、、彼と契約した光の最上級精霊
に通信機を使い必死に連絡を取っているのですが、、、
『こちらの通信機は現在使われておりません』
おい!!!着拒すな!!!!!
失礼、取り乱しました
というわけでルティにはまだいい答えを出せてなく、、、
ルティは、
「その精霊がボクの無事さえ伝えてくれてたらそれだけでも安心だよ!
無理しないでね!頑張ってくれてありがとう!!」
、、、はぁ、天使
彼は今何をしているんでしょう?
契約済みでしたらきっと第一王子の
そばに入るとは思うのですが、、、
なんせ彼は快楽主義ですから
また、どっか歩き回っているのでしょうか
彼は最上級精霊7人の中でも
、、、なんというか、問題児?的な存在だと思います
でも、悪い精霊とかではなく
仕事は、手をつけたらこなしますし
、、、そもそも手をつけないことがほとんどですけど
性格も悪いとかおかしいとかそんなわけではないですし
、、、チャラすぎてヨミとか本当に毛嫌いしていますけど
まぁ、あれだけ連絡を入れているのですから、いつかは折り返してくるでしょう、、、
多分、、、
———————————————————-
「こっちだろ」
「違うよ、右だよ」
「じゃあ左だな」
「え!ちょっと!!」
「ほらやっぱりな!ルティは顔に出しすぎなんだよ!w」
「ポーカーフェイスが家出状態だねぇ~」
「じゃあルティの罰ゲームで、隣の部屋のお菓子を取ってきてー!」
「ええっ!あそこの部屋薄暗くて怖いのに!!」
「俺さぁ~こないだあの部屋からうめき声聞こえたんだけど、、笑」
「トンファー!もう怖がらせないでよ!!!」
「大丈夫だよ、ルティ、ヨミと一緒に行こう?」
「ヨミ大好き~!!
トンファは嫌い!」
「っ!!!!!!!!」
ボク達は、今トランプ大会をしていた
ちょうどボクが負けて罰ゲームを喰らわされてる
ボク、トランプ本当に弱いんだよな~
なんでみんなわかっちゃうんだろ?
ヨミとお菓子を漁ってきて
元の部屋に戻ったら、トンファが
ガチで泣きそうだったので、全力で宥めた
ボクはみんな大好きだよー!
ここで暮らして三年
精霊のみんなの性格もだいぶわかってきた
イメージは、、、
ボクが末っ子で
ルシーが最強お母さん
ドンが弟たちを抑える長男
サンティスがツンデレ不良次男
フローラが小悪魔ドS三男
ヨミがボクには優しいけど周りに厳しい四男
、、、トンファはペットのわんちゃん
こんな感じ!!
毎日が楽しい
ボクの誕生日には盛大に祝ってくれる
前世の記憶を思い出した
薄暗い誕生日はもう過去のことで
今は、明るい記憶に乗り換えられたことが本当に嬉しい
ただただ毎日が幸せだ!
ボクはふいにヨミのことを見る
、、、ヨミはたまに何を考えてるのかわかんなくなっちゃうんだよな
いや、ボクのことを好きでいてくれるのは十分わかってるし!
他の精霊たちと、喧嘩もたまにはしてるけど(ヨミが口喧嘩で負けたことは一回もない)
でも、すごく仲良しなのはわかる
喧嘩するほど仲がいいってやつ
たまーに、ほんとたまーにだけど
何か懐かしんでるような
何か思い出に浸っているような
その時だけヨミはたぶん何かを思い出してる
少し悲しそうな顔で
ボクはヨミが悲しそうな顔しているところをを見つめると
ヨミはすぐに笑顔になって微笑んでくる
、、、無理してるのはわかってるけど
あまり触れないで欲しいのかな
ボクは精霊のみんなに幸せをもらっているから
ボクもみんなに、幸せになって欲しいけど、
、、、考え事をしていると
フローラが梅干しのお菓子を口に入れてきた
!!!すっぱ!!!!!
ボクが悶絶しているところを見て
ヨミは笑っている
今を笑ってくれてるなら
あまり深く触れないでおこう
そう誓った瞬間、、、
ルシーの叫び声が聞こえた
!?!?!?
ルシーは洗濯物を干してくるって
トランプを一旦抜けていたのに!
みんなで慌てて
洗濯物干し場がある庭に走っていく
そこには、地べたに座り込むルシーと、
なんか、なんか、とてもキラキラした
見知らぬお兄さんがいた
「よっ!!帰ってきたぜみんな!!
それに愛しいヨミ!お兄ちゃんだぞ❤️」
?!ヨミのお兄ちゃん?!?!
みんなは驚いてるのか誰も喋らない
慌ててヨミの方を見ると
「おぇぇぇぇぇ」
?!?!
吐いてる?!拒絶反応?!?!そこまで?!?!?!?!
ボクは何が何だかわからずに
棒立ちしていた
食事中の方や苦手な方は閲覧をお控えください
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みなさんこんにちは
私は水の最上級精霊のルシーです
私たち精霊と、ルティが精霊界で暮らし始めて、早くも3年の月日が経とうとしています
あれからのルティは、、、
それはそれは可愛く成長しています
いや、もともと可愛さの上限突破は
していたのですけれど
さらに磨きがかかってきていて
学園で襲われたりしないか
心配が募っています
まぁ、私達が一生守るのですけれども
そんな愛くるしいルティのお願いは
なんでも叶えてあげるのが
私たち精霊の生きがいなのですが
、、、ひとつだけ、問題が続いているのです
それは、ルティから2年と数ヶ月前にお願いされた
第一王子との文通の件で
、、、彼と契約した光の最上級精霊
に通信機を使い必死に連絡を取っているのですが、、、
『こちらの通信機は現在使われておりません』
おい!!!着拒すな!!!!!
失礼、取り乱しました
というわけでルティにはまだいい答えを出せてなく、、、
ルティは、
「その精霊がボクの無事さえ伝えてくれてたらそれだけでも安心だよ!
無理しないでね!頑張ってくれてありがとう!!」
、、、はぁ、天使
彼は今何をしているんでしょう?
契約済みでしたらきっと第一王子の
そばに入るとは思うのですが、、、
なんせ彼は快楽主義ですから
また、どっか歩き回っているのでしょうか
彼は最上級精霊7人の中でも
、、、なんというか、問題児?的な存在だと思います
でも、悪い精霊とかではなく
仕事は、手をつけたらこなしますし
、、、そもそも手をつけないことがほとんどですけど
性格も悪いとかおかしいとかそんなわけではないですし
、、、チャラすぎてヨミとか本当に毛嫌いしていますけど
まぁ、あれだけ連絡を入れているのですから、いつかは折り返してくるでしょう、、、
多分、、、
———————————————————-
「こっちだろ」
「違うよ、右だよ」
「じゃあ左だな」
「え!ちょっと!!」
「ほらやっぱりな!ルティは顔に出しすぎなんだよ!w」
「ポーカーフェイスが家出状態だねぇ~」
「じゃあルティの罰ゲームで、隣の部屋のお菓子を取ってきてー!」
「ええっ!あそこの部屋薄暗くて怖いのに!!」
「俺さぁ~こないだあの部屋からうめき声聞こえたんだけど、、笑」
「トンファー!もう怖がらせないでよ!!!」
「大丈夫だよ、ルティ、ヨミと一緒に行こう?」
「ヨミ大好き~!!
トンファは嫌い!」
「っ!!!!!!!!」
ボク達は、今トランプ大会をしていた
ちょうどボクが負けて罰ゲームを喰らわされてる
ボク、トランプ本当に弱いんだよな~
なんでみんなわかっちゃうんだろ?
ヨミとお菓子を漁ってきて
元の部屋に戻ったら、トンファが
ガチで泣きそうだったので、全力で宥めた
ボクはみんな大好きだよー!
ここで暮らして三年
精霊のみんなの性格もだいぶわかってきた
イメージは、、、
ボクが末っ子で
ルシーが最強お母さん
ドンが弟たちを抑える長男
サンティスがツンデレ不良次男
フローラが小悪魔ドS三男
ヨミがボクには優しいけど周りに厳しい四男
、、、トンファはペットのわんちゃん
こんな感じ!!
毎日が楽しい
ボクの誕生日には盛大に祝ってくれる
前世の記憶を思い出した
薄暗い誕生日はもう過去のことで
今は、明るい記憶に乗り換えられたことが本当に嬉しい
ただただ毎日が幸せだ!
ボクはふいにヨミのことを見る
、、、ヨミはたまに何を考えてるのかわかんなくなっちゃうんだよな
いや、ボクのことを好きでいてくれるのは十分わかってるし!
他の精霊たちと、喧嘩もたまにはしてるけど(ヨミが口喧嘩で負けたことは一回もない)
でも、すごく仲良しなのはわかる
喧嘩するほど仲がいいってやつ
たまーに、ほんとたまーにだけど
何か懐かしんでるような
何か思い出に浸っているような
その時だけヨミはたぶん何かを思い出してる
少し悲しそうな顔で
ボクはヨミが悲しそうな顔しているところをを見つめると
ヨミはすぐに笑顔になって微笑んでくる
、、、無理してるのはわかってるけど
あまり触れないで欲しいのかな
ボクは精霊のみんなに幸せをもらっているから
ボクもみんなに、幸せになって欲しいけど、
、、、考え事をしていると
フローラが梅干しのお菓子を口に入れてきた
!!!すっぱ!!!!!
ボクが悶絶しているところを見て
ヨミは笑っている
今を笑ってくれてるなら
あまり深く触れないでおこう
そう誓った瞬間、、、
ルシーの叫び声が聞こえた
!?!?!?
ルシーは洗濯物を干してくるって
トランプを一旦抜けていたのに!
みんなで慌てて
洗濯物干し場がある庭に走っていく
そこには、地べたに座り込むルシーと、
なんか、なんか、とてもキラキラした
見知らぬお兄さんがいた
「よっ!!帰ってきたぜみんな!!
それに愛しいヨミ!お兄ちゃんだぞ❤️」
?!ヨミのお兄ちゃん?!?!
みんなは驚いてるのか誰も喋らない
慌ててヨミの方を見ると
「おぇぇぇぇぇ」
?!?!
吐いてる?!拒絶反応?!?!そこまで?!?!?!?!
ボクは何が何だかわからずに
棒立ちしていた
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