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本編
全体から小太郎くんへの友好度が5上がった!小太郎くんから北本くんへの恐怖が10上がった!
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「葛西~えーっと、、、あー、、、と、、、、会長さんから手紙、、、」
名前忘れてわけじゃないぞ!!役職の方がわかりやすいかなって思っただけだ!
、、、確か山田だろ?
「あ、小太郎おかえり!、、、誠一郎から手紙?」
「え、ちょ、みたいっっっ!!」
「、、、藤川、、、自重しろ」
「あはは!ちょっと待ってな!俺が読んで渡して良さそうだったら見せてやるよ!」
葛西の情緒が順調に育ってきていて母は嬉しいです
「うわっ!すっごい量だなぁ」
「札束とか入ってたりしなかった?」
「ないない!全部手紙だぞ?スッゲーびっしり書かれてる、、、」
「昼休み終わるまでに読み終えれるかよ」
「大丈夫だぞ!俺、昔から本は読み続けてきてたから早読は得意なんだ!」
なんと、意外な特技が、、、
、、、というか、失礼を承知していうと葛西と本というあまりにも予想がつかないマッチングだと思うが、、、
あ、でも、あの理事長が言ってたことを踏まえたら、あまり外に出してもらえてなかったみたいだし、、、
本当に部屋に篭りきりだったって言うなら、読書とかはもう慣れているのかも、、、
、、、今のアグレッシブな葛西は今までの反動だったりする?
「おし!おわった!智樹!読んでいーぞ」
「供給あざます」
「本当に早いな、、、葛西、俺も何が書いてあったか気になる」
(俺様ヘタレな会長のラブレターがどれほどのものか気になる)
「えーっと、初めの方はお日柄もよく、、、みたいな定型分で、そこから俺との思い出?みたいなのがバーって書いてあって、最後に夏休み遊びに行こうって書いてあった」
、、、きっと、多分、おそらく
葛西との思い出は口説き文句で、遊びに行こう、はデートのお誘い?だよな?
これはどっちだ
会長がチキって素直に言えなかったのか、それとも葛西が鈍感すぎて恋愛方面で捉えなかったのか、、、
「いやいやいやいや!葛西くん!これは会長様から葛西くんに対してのデートのお誘いだよ!」
「だよな?!」
さすが藤川!特に意味のない関係性の男同士でも深読みしすぎの男!
「え?そうなのか」
「そうとしか思えない文章だよ!ほら、『長期休暇に入っても時間が許す限り共に過ごしたい、、、願わくば、2人きりで』なんて、お誘い以外で使う?!」
「クッセェセリフだ、「笹島ちょっと黙って!!」」
うぐ、、、藤川にチョコスティックパン詰められた、、、うまうま
それにしても、かなり本気のお誘いだというのにIミリも分かってない葛西、、、
やっとのことで王道ストーリーに漕ぎ着けそうな展開に目がない藤川がいなかったら、葛西は絶対他の人も追加で誘ってただろ
「え、え?デートって、好きな人とするんじゃないのか?」
「だから会長は葛西くんのこと、、、!あーいや、これはモブが口にするわけには、、、あー!漫画のお助けキャラみたいに万能じゃないから俺!すぐネタバレしちまう!」
「、、、?どうしたんだ智樹!どこか悪いのか?!」
「大丈夫だ葛西、、、藤川はちょっと過剰な供給について来れなくなっちまったんだ、、、」
「お、おう?」
「とにかく、わからなかったら、中田会長に直接聞いてきなよ。これどういう意味?って」
「わ、分かった!小太郎が言うなら、、、!」
あー、、、
ラブレター送った人からこれどういう意味?って聞かれるのちょっと可哀想か?
決死の思いで書いた文がIミリも伝わってないってことだもんな、、、
うん。まぁいっか
会長には葛西は素直だから素直な言葉で伝えないと分かってもらえないって身をもって知ってもらおう
ついでに2人の仲がうまく行ったら葛西のお守りも少しは免除されるだろ
、、、というか、独占したがって外されそうだけど、、、まぁ、葛西と改めて良いお友達になろうってわけで
会長とは正直いい思い出ねぇけど、一応応援はしとこ
--------------------------------------------------------------------------------------------------
~後日~
「あ~!!コタローくんじゃぁん」
「ひっ!!ナチュパス会計っっ」(ナチュラルサイコパス)
「ん?サキュバス?」
「間違えました!!!」
「あははっ!俺そんなヤリチンとかじゃないしー!人と触れ合うのとか気持ち悪くね?」
「さ、左様ですか、、、、、、あ、あの、拙者ちょうどお飲み物を購入しようと思ってまして、昼休みも長くはないのでこれにて失礼、、、!」
「あっは!なにそのキャラー!てか、まだ昼休み30分ぐらいあるよー?俺も買いに行くから一緒行こうか?」
「ひぇ」
「ん?行こうか!」
「ひゃい」
なんで2回言ってきたの?
、、、なんで有無を言わさず2回言ってきたの?!(2回目)
う、うぅ、、、
レオーーーン!ふじかわぁぁぁ!葛西でもいいよー!!!
たしゅけて、、、コノヒトニガテ、、、
「ねぇねぇコタローくん!前は俺たちの名前一切分からなかったみたいだけど、もうそろそろおぼえたぁ?」
「、、、あ、」
俺、死んだかも
これはナチュパス会計の名前言ってみろのくだりでしょうか
生徒会の役職付きは、、、
東西南北、、、東西南北、、、
東、、、は、サディスト副会長だろ?
俺、あの一件から親衛隊長の上条先輩とたまーに会話するから、自然に混ぜてくる最近の東堂様語りで名前覚えたんだよ
で、西は西条だろ?
この間、葛西と藤川と俺と西条でゲーセン行ってきたんだよ
葛西が初めてのゲーセンだっていうから入り口抜けたら固まってて笑った
あと、西条ゲームめちゃうまかった、、、さすが同志
ちなみに藤川めちゃクレーンゲーム上手い
五百円渡せば大体取ってくれる
、、、って、思い出にふけてる場合か!
(ここまでの脳内思考で過ぎた時間0.5秒)
えーっとえーっと
残るは南と北!!
南か、北か、、、!
わかんねぇぇぇ!!!
うぅ、、、心の中でナチュパス会計なんて適当なあだ名で呼んでたバチが当たったんだ、、、
もう一か八か、、、
よし、北にしよう!!北から始まるわりと多めの苗字で、、、!
「き、」
「き~?」
「き、き、きた、はら、、、!」
その瞬間、小太郎の脳内で呆れかえった誰かの声が響いてきた、、、!
『名札見ろよばーか』
俺はすかさず目の前の人間の胸元に目を向ける!!!
「北本さんですよね!!!!!!!」
「そーでーす!大正解~」
死線を潜り抜けたぁぁぁ!!!
ありがとう!どっかの誰かの呆れ返った声!!!!!!!
ありがとう俺の視力!!!!!!!
「んじゃあ、名前は、、、?」
「、、、、、、ごめんなしゃい」
許してつかあさい、、、許してつかあさい、、、
------------------------------------------------------------------------------------
ピッ、、、ガゴンっっ
「じゃーね~お先に~コタローくん今度は名前で呼んでねぇ?」
「、、、ヒャイ」
覚えました!覚えました!
北本蓮さんです!もう忘れません!!!!😭
会計の姿が見えなくなった途端に疲れが湧き上がってきてついしゃがんでしまう
、、、あー!こわかったよ!マジで!
あの人本当に同じ学年?!てか、同じ人間?!?!
なんか滲み出てるもん!!なんか、この世の全て見下してるような、それでもって興味がないような、、、なんか異様な雰囲気がさ!
幸いここの自販機は人当たりが少ない場所だから親衛隊とかはいない、、、から会計と並んで歩いてても大丈夫だったろう
会計の親衛隊の人たちって、あの人の本質のどこを好きになったのだろうか、、、
類は友を呼ぶ、、、って言うし
似たような思考の人の集まりなのかも
いや、でもその説で行くと副会長がど変態ってことに、、、
「、、、あなたこんなところでなに蹲ってるんですか」
「ごめんなさい、、、ど変態なんて言ってごめんなさい、、、」
「はぁ?」
「おい、織、どこに行って、、、あ、平凡」
「っっ!!お、お言葉ですが会長!いつも俺のこと平凡平凡って言ってきて!会長こそ名前覚えてないですよね?!」
「覚えているに決まってるだろ。お前は笹島小太郎だろ?」
「フルネーム?!?!」
「いくら違うクラスとは言え、一応ともに準備してきた仲でしょう、、、これぐらい大抵の生徒は覚えられますよ」
「俺は全生徒覚えているぞ、、、会長だからな!!」
くそっ!今回に限っては会長たちが正しいっっ!
「あ、でも俺、東堂さんのフルネームは分かりますよ!東堂織さんでしょ?」
「おや、やっと覚えてくれましたか」
「、、、俺は」
「佐藤会長ですよね?」
「田中だっっっ!!!!!!!!!」
「、、、ふふっ」
?!
サディストが笑った!!
こ、これはとうとう天変地異の前触れか、、、
「、、、なに笑ってるんだ、織」
「いえ、ただ、こんなに賑やかに話すのは久しぶりだなと、、、」
「まぁ、ここ一週間は体育祭の最終確認でまともに会話などしてないからな」
「え、会話すら?!」
「まぁ、毎年恒例の生徒会の修羅場の一つですよ」
「生徒会への就任時には覚悟していたが予想以上の慌ただしさだった」
「え、え~お疲れ様です?」
「それは体育祭が終わってから言ってください。あなたにも、もう少し雑務を頼みますよ」
「、、、はーい」
実は俺の体育祭参加免除のための仕事は組み分け回収だけとはいかず、、、
ちょっと前までなんだかんだたまーに生徒会にお邪魔して雑務を手伝っていた
結構きついものだし、レオンともゆっくり過ごす時間が減りつつあったけど、、、
「おい平凡、この間言っていた花束よりいいプレゼントとやらは考えてきたのだろうな?」
「付き合ってもないのに花束を渡されるのは困るって私でも分かります」
「う、うるさい!デートの締めくくりは花束だって書いてあったから、、、!」
「どれだけの仲でのデートかによりますよ」
ほんのすこーしだけ、基本生徒会室にいる会長と、副会長と仲が深まった気もしなくもなくもない
んまぁ、ほとんど、口が滑った会長が開き直ってしてくる恋愛相談とかだけど
「分かりました。じゃあ今日も雑務手伝うついでに俺の歴代もらってキュンとしたプレゼントランキングを教えてあげますよ!」
「平凡、、、お前、恋人がいるのか?」
「マチガエマシタ」
たまーに口が滑る
名前忘れてわけじゃないぞ!!役職の方がわかりやすいかなって思っただけだ!
、、、確か山田だろ?
「あ、小太郎おかえり!、、、誠一郎から手紙?」
「え、ちょ、みたいっっっ!!」
「、、、藤川、、、自重しろ」
「あはは!ちょっと待ってな!俺が読んで渡して良さそうだったら見せてやるよ!」
葛西の情緒が順調に育ってきていて母は嬉しいです
「うわっ!すっごい量だなぁ」
「札束とか入ってたりしなかった?」
「ないない!全部手紙だぞ?スッゲーびっしり書かれてる、、、」
「昼休み終わるまでに読み終えれるかよ」
「大丈夫だぞ!俺、昔から本は読み続けてきてたから早読は得意なんだ!」
なんと、意外な特技が、、、
、、、というか、失礼を承知していうと葛西と本というあまりにも予想がつかないマッチングだと思うが、、、
あ、でも、あの理事長が言ってたことを踏まえたら、あまり外に出してもらえてなかったみたいだし、、、
本当に部屋に篭りきりだったって言うなら、読書とかはもう慣れているのかも、、、
、、、今のアグレッシブな葛西は今までの反動だったりする?
「おし!おわった!智樹!読んでいーぞ」
「供給あざます」
「本当に早いな、、、葛西、俺も何が書いてあったか気になる」
(俺様ヘタレな会長のラブレターがどれほどのものか気になる)
「えーっと、初めの方はお日柄もよく、、、みたいな定型分で、そこから俺との思い出?みたいなのがバーって書いてあって、最後に夏休み遊びに行こうって書いてあった」
、、、きっと、多分、おそらく
葛西との思い出は口説き文句で、遊びに行こう、はデートのお誘い?だよな?
これはどっちだ
会長がチキって素直に言えなかったのか、それとも葛西が鈍感すぎて恋愛方面で捉えなかったのか、、、
「いやいやいやいや!葛西くん!これは会長様から葛西くんに対してのデートのお誘いだよ!」
「だよな?!」
さすが藤川!特に意味のない関係性の男同士でも深読みしすぎの男!
「え?そうなのか」
「そうとしか思えない文章だよ!ほら、『長期休暇に入っても時間が許す限り共に過ごしたい、、、願わくば、2人きりで』なんて、お誘い以外で使う?!」
「クッセェセリフだ、「笹島ちょっと黙って!!」」
うぐ、、、藤川にチョコスティックパン詰められた、、、うまうま
それにしても、かなり本気のお誘いだというのにIミリも分かってない葛西、、、
やっとのことで王道ストーリーに漕ぎ着けそうな展開に目がない藤川がいなかったら、葛西は絶対他の人も追加で誘ってただろ
「え、え?デートって、好きな人とするんじゃないのか?」
「だから会長は葛西くんのこと、、、!あーいや、これはモブが口にするわけには、、、あー!漫画のお助けキャラみたいに万能じゃないから俺!すぐネタバレしちまう!」
「、、、?どうしたんだ智樹!どこか悪いのか?!」
「大丈夫だ葛西、、、藤川はちょっと過剰な供給について来れなくなっちまったんだ、、、」
「お、おう?」
「とにかく、わからなかったら、中田会長に直接聞いてきなよ。これどういう意味?って」
「わ、分かった!小太郎が言うなら、、、!」
あー、、、
ラブレター送った人からこれどういう意味?って聞かれるのちょっと可哀想か?
決死の思いで書いた文がIミリも伝わってないってことだもんな、、、
うん。まぁいっか
会長には葛西は素直だから素直な言葉で伝えないと分かってもらえないって身をもって知ってもらおう
ついでに2人の仲がうまく行ったら葛西のお守りも少しは免除されるだろ
、、、というか、独占したがって外されそうだけど、、、まぁ、葛西と改めて良いお友達になろうってわけで
会長とは正直いい思い出ねぇけど、一応応援はしとこ
--------------------------------------------------------------------------------------------------
~後日~
「あ~!!コタローくんじゃぁん」
「ひっ!!ナチュパス会計っっ」(ナチュラルサイコパス)
「ん?サキュバス?」
「間違えました!!!」
「あははっ!俺そんなヤリチンとかじゃないしー!人と触れ合うのとか気持ち悪くね?」
「さ、左様ですか、、、、、、あ、あの、拙者ちょうどお飲み物を購入しようと思ってまして、昼休みも長くはないのでこれにて失礼、、、!」
「あっは!なにそのキャラー!てか、まだ昼休み30分ぐらいあるよー?俺も買いに行くから一緒行こうか?」
「ひぇ」
「ん?行こうか!」
「ひゃい」
なんで2回言ってきたの?
、、、なんで有無を言わさず2回言ってきたの?!(2回目)
う、うぅ、、、
レオーーーン!ふじかわぁぁぁ!葛西でもいいよー!!!
たしゅけて、、、コノヒトニガテ、、、
「ねぇねぇコタローくん!前は俺たちの名前一切分からなかったみたいだけど、もうそろそろおぼえたぁ?」
「、、、あ、」
俺、死んだかも
これはナチュパス会計の名前言ってみろのくだりでしょうか
生徒会の役職付きは、、、
東西南北、、、東西南北、、、
東、、、は、サディスト副会長だろ?
俺、あの一件から親衛隊長の上条先輩とたまーに会話するから、自然に混ぜてくる最近の東堂様語りで名前覚えたんだよ
で、西は西条だろ?
この間、葛西と藤川と俺と西条でゲーセン行ってきたんだよ
葛西が初めてのゲーセンだっていうから入り口抜けたら固まってて笑った
あと、西条ゲームめちゃうまかった、、、さすが同志
ちなみに藤川めちゃクレーンゲーム上手い
五百円渡せば大体取ってくれる
、、、って、思い出にふけてる場合か!
(ここまでの脳内思考で過ぎた時間0.5秒)
えーっとえーっと
残るは南と北!!
南か、北か、、、!
わかんねぇぇぇ!!!
うぅ、、、心の中でナチュパス会計なんて適当なあだ名で呼んでたバチが当たったんだ、、、
もう一か八か、、、
よし、北にしよう!!北から始まるわりと多めの苗字で、、、!
「き、」
「き~?」
「き、き、きた、はら、、、!」
その瞬間、小太郎の脳内で呆れかえった誰かの声が響いてきた、、、!
『名札見ろよばーか』
俺はすかさず目の前の人間の胸元に目を向ける!!!
「北本さんですよね!!!!!!!」
「そーでーす!大正解~」
死線を潜り抜けたぁぁぁ!!!
ありがとう!どっかの誰かの呆れ返った声!!!!!!!
ありがとう俺の視力!!!!!!!
「んじゃあ、名前は、、、?」
「、、、、、、ごめんなしゃい」
許してつかあさい、、、許してつかあさい、、、
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ピッ、、、ガゴンっっ
「じゃーね~お先に~コタローくん今度は名前で呼んでねぇ?」
「、、、ヒャイ」
覚えました!覚えました!
北本蓮さんです!もう忘れません!!!!😭
会計の姿が見えなくなった途端に疲れが湧き上がってきてついしゃがんでしまう
、、、あー!こわかったよ!マジで!
あの人本当に同じ学年?!てか、同じ人間?!?!
なんか滲み出てるもん!!なんか、この世の全て見下してるような、それでもって興味がないような、、、なんか異様な雰囲気がさ!
幸いここの自販機は人当たりが少ない場所だから親衛隊とかはいない、、、から会計と並んで歩いてても大丈夫だったろう
会計の親衛隊の人たちって、あの人の本質のどこを好きになったのだろうか、、、
類は友を呼ぶ、、、って言うし
似たような思考の人の集まりなのかも
いや、でもその説で行くと副会長がど変態ってことに、、、
「、、、あなたこんなところでなに蹲ってるんですか」
「ごめんなさい、、、ど変態なんて言ってごめんなさい、、、」
「はぁ?」
「おい、織、どこに行って、、、あ、平凡」
「っっ!!お、お言葉ですが会長!いつも俺のこと平凡平凡って言ってきて!会長こそ名前覚えてないですよね?!」
「覚えているに決まってるだろ。お前は笹島小太郎だろ?」
「フルネーム?!?!」
「いくら違うクラスとは言え、一応ともに準備してきた仲でしょう、、、これぐらい大抵の生徒は覚えられますよ」
「俺は全生徒覚えているぞ、、、会長だからな!!」
くそっ!今回に限っては会長たちが正しいっっ!
「あ、でも俺、東堂さんのフルネームは分かりますよ!東堂織さんでしょ?」
「おや、やっと覚えてくれましたか」
「、、、俺は」
「佐藤会長ですよね?」
「田中だっっっ!!!!!!!!!」
「、、、ふふっ」
?!
サディストが笑った!!
こ、これはとうとう天変地異の前触れか、、、
「、、、なに笑ってるんだ、織」
「いえ、ただ、こんなに賑やかに話すのは久しぶりだなと、、、」
「まぁ、ここ一週間は体育祭の最終確認でまともに会話などしてないからな」
「え、会話すら?!」
「まぁ、毎年恒例の生徒会の修羅場の一つですよ」
「生徒会への就任時には覚悟していたが予想以上の慌ただしさだった」
「え、え~お疲れ様です?」
「それは体育祭が終わってから言ってください。あなたにも、もう少し雑務を頼みますよ」
「、、、はーい」
実は俺の体育祭参加免除のための仕事は組み分け回収だけとはいかず、、、
ちょっと前までなんだかんだたまーに生徒会にお邪魔して雑務を手伝っていた
結構きついものだし、レオンともゆっくり過ごす時間が減りつつあったけど、、、
「おい平凡、この間言っていた花束よりいいプレゼントとやらは考えてきたのだろうな?」
「付き合ってもないのに花束を渡されるのは困るって私でも分かります」
「う、うるさい!デートの締めくくりは花束だって書いてあったから、、、!」
「どれだけの仲でのデートかによりますよ」
ほんのすこーしだけ、基本生徒会室にいる会長と、副会長と仲が深まった気もしなくもなくもない
んまぁ、ほとんど、口が滑った会長が開き直ってしてくる恋愛相談とかだけど
「分かりました。じゃあ今日も雑務手伝うついでに俺の歴代もらってキュンとしたプレゼントランキングを教えてあげますよ!」
「平凡、、、お前、恋人がいるのか?」
「マチガエマシタ」
たまーに口が滑る
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