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本編
小太郎さんたらお手紙食べたい
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なんと葛西と藤川が、あの後他の教室を回ってくれたらしく、、、
無事組み分け表を集めることができた。マジでありがとう、、、
後日、上条先輩から謝罪?もうけて(ていうか、恥ずかしい話、俺が勝手に転んだだけだけど、、、)
『、、、、、、後藤田の処罰は俺に任せてくれ』
って据わった目で語ってました、、、
先輩の首元の噛み跡には気づかないふりをした
----------------------------------------------------------------------------------------
兎にも角にも、着々と体育祭に向けての準備は整ってきた中、俺はまた、生徒会に呼び出しを受けてしまった、、、のだが
「会長さーん、、、お話ししてくださらないならかえり「まて」」
「、、、うぬ」
道端のアリを虐めて快感を得てそうな副会長から雑務のお達しかと思いきや
生徒会室には、、、えー、と山田?佐藤?、、、山中、、、河田、、、
「田中だ」
「えっ!!」
「大方、いまだに名前を覚えきれていないのだろうとなど予想がつく、、、全く、、、これだから平凡は」
「、、、あはは、、、、、、はぁ💢」
はぁ?平凡を馬鹿にしてんじゃねーよ!!
お前、平凡の偉大さをしらねぇだろ!
平凡とはいわゆる基準値!!基準値がなければ、この世の優劣をつけることすらままならないんだからな!!
平凡に感謝しとけよ!(?)
「それで中田会長、俺になんのようで?」
「、、、おまえ、わざと間違えてるだろ」
「さてなんのことやら」
俺に意地悪する人間は、俺に意地悪されても文句言えねぇよな!
「、、、、、、、、、みつる」
「はぁ?」
「充!!!」
「充、、、?、、、あぁ、葛西のことですね」
そう。絶賛俺が情緒育成計画を進めている葛西充くんだ
この間の件では、結構真面目に反省したらしく、ここ一週間ほど、俺の後ろでしょんぼりしつつ、何かと俺に気にかけてくれていた
(俺が木登りすんなって怒っても翌日にはすっかり忘れてるくせに)
まぁ、、、素直にお叱りを受け入れられることができたのならいいことなのだろう、知らんけど
うんうん!甥っ子ガチ勢理事長もご満悦の成長速度と言えるだろう、知らんけど
「いくら俺が葛西のお守り役だからって、過去の器物破損や暴動沙汰での被害のご相談には乗れませんよ、、、請求なら理事長に」
「ち、ちがう!その件についてはもう解決している、、、!」
え、ガチでそんな話あったのかよ、、、冗談で言ったのに
うぅ、、、どうか昔の葛西のヤンチャさが、二度と再発しませんように
「、、、充に、体育祭が終わり、夏休みに入ったら、で、デートに誘おうと思うのだが、、、」
「え、会長って葛西のこと好きなんですか?」
「え?、、、、、、あ」
いま、絶対ポロって言っちゃっただろ
「あ、あ、いや!あ、嫌じゃな、、、!」
「あー、、、はいはい。大丈夫です。これ以上突っ込みませんから」
早くご飯食べたい(昼ごはんを中断してまでやってきた)
「で、それで?俺になんの関係があるっていうんですか」
「、、、この文を充に渡して欲しい、、、」
「そんぐらい自分で渡せよヘタレ!!!!!!!!!!!!!!」
------------------------------------------------------------------------------------
「お、俺はヘタレではない!!これは、、、そう、そうだ、最近会長としての体育祭の雑務が忙しくてな、、、直接向かうことができないから、充の使いであるお前に俺直々に頼んでやろうとしてたんだ!」
「嘘つけよ!この時間に葛西を呼び出せばよかったでしょ!!
てか使いじゃねぇし!!俺は葛西の保護者だから!!」
「な、な、なんだと?!?!お前、充の家族になりたいとでもいいたいのか!!やはりお前も充を狙って、、、!!」
「、、、あー、うそうそ、、、いやマジで嘘、撤回して、、、ていうか、記憶なくしてくれ」
ずっと葛西のお守りしてたからなんか子育てしてる気になってるんだよ!
『小太郎くん、、、僕とだけ、家族になるんだよね?』
うわー、、、イマジナリーレオンが黒い笑み浮かべてるよ
マジでごめんって
「クソ、、、空気にも満たない平凡かと思ってたが、身の程もしれないバカだとは思わなかったぞ、、、」
「だから違うってば!!」
ていうか、あんたのその平凡に対する暴言なんなの?!
平凡に親でも殺されたの?!
平凡(概念)がどうやって人殺すんだよ!!(自分自身にツッコミ)
「いや、充の可愛さの前ではやはり何者も抗うことはできないだろう、、、余計な者まで魅了して、、、、、、排除しなければ」
排除?!?!
排除っていいました今?!?!
ご存知ですか?人を消すことはできないんですよ!消しゴムマジックは三次元には通用しないんです!三次元で物理的に消してしまえば犯罪ですよ!!
「あーーー!もうっ!!わかりました!渡せばいいんですよね?!これで俺が葛西に邪な気持ち持ってないって信じてくれるなら渡すぐらいやってやりますよ!」
「、、、ふん、最初から頷いておけばよかったんだ!!
、、、、、、じゃあ頼む」
なんで最後しおらしくするんだよ!怒るに怒りきれねぇじゃん!!
------------------------------------------------------------------------------------
受け取るなり、もう用済みだと言わんばかりに追い出された
あのヘタレ、、、やっぱむかつく
、、、まぁ、割とガチで葛西のこと好きそうだったから届けるだけしますよ
はぁ、、、俺優しいな!!きっと明日は俺の善行で虹がかかるよな!
、、、てか、手紙分厚っ
札束入ってたりしねぇよな?
無事組み分け表を集めることができた。マジでありがとう、、、
後日、上条先輩から謝罪?もうけて(ていうか、恥ずかしい話、俺が勝手に転んだだけだけど、、、)
『、、、、、、後藤田の処罰は俺に任せてくれ』
って据わった目で語ってました、、、
先輩の首元の噛み跡には気づかないふりをした
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兎にも角にも、着々と体育祭に向けての準備は整ってきた中、俺はまた、生徒会に呼び出しを受けてしまった、、、のだが
「会長さーん、、、お話ししてくださらないならかえり「まて」」
「、、、うぬ」
道端のアリを虐めて快感を得てそうな副会長から雑務のお達しかと思いきや
生徒会室には、、、えー、と山田?佐藤?、、、山中、、、河田、、、
「田中だ」
「えっ!!」
「大方、いまだに名前を覚えきれていないのだろうとなど予想がつく、、、全く、、、これだから平凡は」
「、、、あはは、、、、、、はぁ💢」
はぁ?平凡を馬鹿にしてんじゃねーよ!!
お前、平凡の偉大さをしらねぇだろ!
平凡とはいわゆる基準値!!基準値がなければ、この世の優劣をつけることすらままならないんだからな!!
平凡に感謝しとけよ!(?)
「それで中田会長、俺になんのようで?」
「、、、おまえ、わざと間違えてるだろ」
「さてなんのことやら」
俺に意地悪する人間は、俺に意地悪されても文句言えねぇよな!
「、、、、、、、、、みつる」
「はぁ?」
「充!!!」
「充、、、?、、、あぁ、葛西のことですね」
そう。絶賛俺が情緒育成計画を進めている葛西充くんだ
この間の件では、結構真面目に反省したらしく、ここ一週間ほど、俺の後ろでしょんぼりしつつ、何かと俺に気にかけてくれていた
(俺が木登りすんなって怒っても翌日にはすっかり忘れてるくせに)
まぁ、、、素直にお叱りを受け入れられることができたのならいいことなのだろう、知らんけど
うんうん!甥っ子ガチ勢理事長もご満悦の成長速度と言えるだろう、知らんけど
「いくら俺が葛西のお守り役だからって、過去の器物破損や暴動沙汰での被害のご相談には乗れませんよ、、、請求なら理事長に」
「ち、ちがう!その件についてはもう解決している、、、!」
え、ガチでそんな話あったのかよ、、、冗談で言ったのに
うぅ、、、どうか昔の葛西のヤンチャさが、二度と再発しませんように
「、、、充に、体育祭が終わり、夏休みに入ったら、で、デートに誘おうと思うのだが、、、」
「え、会長って葛西のこと好きなんですか?」
「え?、、、、、、あ」
いま、絶対ポロって言っちゃっただろ
「あ、あ、いや!あ、嫌じゃな、、、!」
「あー、、、はいはい。大丈夫です。これ以上突っ込みませんから」
早くご飯食べたい(昼ごはんを中断してまでやってきた)
「で、それで?俺になんの関係があるっていうんですか」
「、、、この文を充に渡して欲しい、、、」
「そんぐらい自分で渡せよヘタレ!!!!!!!!!!!!!!」
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「お、俺はヘタレではない!!これは、、、そう、そうだ、最近会長としての体育祭の雑務が忙しくてな、、、直接向かうことができないから、充の使いであるお前に俺直々に頼んでやろうとしてたんだ!」
「嘘つけよ!この時間に葛西を呼び出せばよかったでしょ!!
てか使いじゃねぇし!!俺は葛西の保護者だから!!」
「な、な、なんだと?!?!お前、充の家族になりたいとでもいいたいのか!!やはりお前も充を狙って、、、!!」
「、、、あー、うそうそ、、、いやマジで嘘、撤回して、、、ていうか、記憶なくしてくれ」
ずっと葛西のお守りしてたからなんか子育てしてる気になってるんだよ!
『小太郎くん、、、僕とだけ、家族になるんだよね?』
うわー、、、イマジナリーレオンが黒い笑み浮かべてるよ
マジでごめんって
「クソ、、、空気にも満たない平凡かと思ってたが、身の程もしれないバカだとは思わなかったぞ、、、」
「だから違うってば!!」
ていうか、あんたのその平凡に対する暴言なんなの?!
平凡に親でも殺されたの?!
平凡(概念)がどうやって人殺すんだよ!!(自分自身にツッコミ)
「いや、充の可愛さの前ではやはり何者も抗うことはできないだろう、、、余計な者まで魅了して、、、、、、排除しなければ」
排除?!?!
排除っていいました今?!?!
ご存知ですか?人を消すことはできないんですよ!消しゴムマジックは三次元には通用しないんです!三次元で物理的に消してしまえば犯罪ですよ!!
「あーーー!もうっ!!わかりました!渡せばいいんですよね?!これで俺が葛西に邪な気持ち持ってないって信じてくれるなら渡すぐらいやってやりますよ!」
「、、、ふん、最初から頷いておけばよかったんだ!!
、、、、、、じゃあ頼む」
なんで最後しおらしくするんだよ!怒るに怒りきれねぇじゃん!!
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受け取るなり、もう用済みだと言わんばかりに追い出された
あのヘタレ、、、やっぱむかつく
、、、まぁ、割とガチで葛西のこと好きそうだったから届けるだけしますよ
はぁ、、、俺優しいな!!きっと明日は俺の善行で虹がかかるよな!
、、、てか、手紙分厚っ
札束入ってたりしねぇよな?
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