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本編
小太郎くんだってやられてばかりじゃないですよ
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「お待たせいたしましたー
ポテトSのお客様」
「、、、はい」
「キャラメルバナナパフェ、マスカルポーネパンケーキ、フランボワーズクレープ、チョコラズベリーブラウニー、バニラシェイクのお客様」
「はーい!!」
笹島小太郎、、、16歳
彼は基本、目立つのを苦手とし、控えめな生活を好んでいた
波風たたせず、争いを起こす前にどうにか回避しようと考える
交友関係で例えると
レオンと出会って4年付き合い初めて2年
下手したら、単身赴任中の父親より会話をしているかもしれないほど長い付き合いでも、今まで一度も喧嘩などしたこともない
母親や姉とも、反抗期と言うものがなぜか小太郎には来なかった
唯一の友人である藤川とも、お互いに言動に惑わされることはあれど、言い合いなどはしたこともない
まぁ、そもそも、小太郎君は他よりすこーしだけお友達が少なくて、、、身内以外の物事にそこまで興味を持てなかったので、自分に害がなければ、他人が何をしようが言われようが、気にしないものだから、トラブルがなかった
つまり笹島小太郎は、比較的控えめで穏やかな性格ではあった
、、、が、しかしそれはそれとして
きちんと自分の考えを持っていて、嫌いなものはとことん嫌いだと主張し、ごく稀に彼が主張することはなかなか譲らないところがある
そして今回
彼は生徒会にて放置プレイを強要され、挙句にはほぼ初対面のチャランポランに盗んだバイクで走り出すが如く、強制逃避行を余儀なくされ
つまりはそこそこイラついていたわけで
そんな中「俺が奢るよ、、、」と、言われたら
まぁ、遠慮なんてしないものだった
彼は甘いものに囲まれニッコニコである
--------------------------------------------------------
「うわぁ、、、あとはブラウニーだけじゃん、、、まさかほんとに食べ切るとは、、、」
「甘いものは別腹だろ」
「別腹どころじゃなくて、もうコタロー君の主食が甘いものみたいだよ」
「お前の奢りだからな」
「それはもちろん構わないけど、、、はははっ!!まさかこんなに頼まれるとはっ!てっきり遠慮してくるものかと思ってたよ」
「振り回されてる俺が可哀想だろ!相応の報酬だ」
「ごもっともだけどさぁ」
一週間分の甘味を腹に収めて、一息
会計はポテトとドリンクバーでお腹いっぱいだと
マジで言ってんの?
「いやぁ、、、でもたくさん食べる子っていいよねー!美味しそうに食べるの見てると作ってもないのにこっちが嬉しくなっちゃう」
「ほぉ?」
「うん!」
「それで?なんで会長と言い争ってたんだよ」
「、、、え~、、、それ言わなきゃダメ?」
「言いたくなかったら別にいいけど、俺を放置したままで熱中した討論ってどれほどのものだったのかなーって」
「、、、結構根に持つタイプ?」
「別に持たないけどイラつくことはイラつくよね」
「、、、、、、、、、説明させていただきます」
後の北本蓮(会計)(東西南北の北の人)の証言
↓
『いや~コタローくん案外気が強くてびっくりしたけど、、、今思えば会長に初対面で喧嘩売ってる子が大人しいわけなかったよねぇ~!
丸め込んで責任押し付けよーとしたのにさー
あはは、ほんとおもしろ~い』
尚、目は笑ってなかった模様
ポテトSのお客様」
「、、、はい」
「キャラメルバナナパフェ、マスカルポーネパンケーキ、フランボワーズクレープ、チョコラズベリーブラウニー、バニラシェイクのお客様」
「はーい!!」
笹島小太郎、、、16歳
彼は基本、目立つのを苦手とし、控えめな生活を好んでいた
波風たたせず、争いを起こす前にどうにか回避しようと考える
交友関係で例えると
レオンと出会って4年付き合い初めて2年
下手したら、単身赴任中の父親より会話をしているかもしれないほど長い付き合いでも、今まで一度も喧嘩などしたこともない
母親や姉とも、反抗期と言うものがなぜか小太郎には来なかった
唯一の友人である藤川とも、お互いに言動に惑わされることはあれど、言い合いなどはしたこともない
まぁ、そもそも、小太郎君は他よりすこーしだけお友達が少なくて、、、身内以外の物事にそこまで興味を持てなかったので、自分に害がなければ、他人が何をしようが言われようが、気にしないものだから、トラブルがなかった
つまり笹島小太郎は、比較的控えめで穏やかな性格ではあった
、、、が、しかしそれはそれとして
きちんと自分の考えを持っていて、嫌いなものはとことん嫌いだと主張し、ごく稀に彼が主張することはなかなか譲らないところがある
そして今回
彼は生徒会にて放置プレイを強要され、挙句にはほぼ初対面のチャランポランに盗んだバイクで走り出すが如く、強制逃避行を余儀なくされ
つまりはそこそこイラついていたわけで
そんな中「俺が奢るよ、、、」と、言われたら
まぁ、遠慮なんてしないものだった
彼は甘いものに囲まれニッコニコである
--------------------------------------------------------
「うわぁ、、、あとはブラウニーだけじゃん、、、まさかほんとに食べ切るとは、、、」
「甘いものは別腹だろ」
「別腹どころじゃなくて、もうコタロー君の主食が甘いものみたいだよ」
「お前の奢りだからな」
「それはもちろん構わないけど、、、はははっ!!まさかこんなに頼まれるとはっ!てっきり遠慮してくるものかと思ってたよ」
「振り回されてる俺が可哀想だろ!相応の報酬だ」
「ごもっともだけどさぁ」
一週間分の甘味を腹に収めて、一息
会計はポテトとドリンクバーでお腹いっぱいだと
マジで言ってんの?
「いやぁ、、、でもたくさん食べる子っていいよねー!美味しそうに食べるの見てると作ってもないのにこっちが嬉しくなっちゃう」
「ほぉ?」
「うん!」
「それで?なんで会長と言い争ってたんだよ」
「、、、え~、、、それ言わなきゃダメ?」
「言いたくなかったら別にいいけど、俺を放置したままで熱中した討論ってどれほどのものだったのかなーって」
「、、、結構根に持つタイプ?」
「別に持たないけどイラつくことはイラつくよね」
「、、、、、、、、、説明させていただきます」
後の北本蓮(会計)(東西南北の北の人)の証言
↓
『いや~コタローくん案外気が強くてびっくりしたけど、、、今思えば会長に初対面で喧嘩売ってる子が大人しいわけなかったよねぇ~!
丸め込んで責任押し付けよーとしたのにさー
あはは、ほんとおもしろ~い』
尚、目は笑ってなかった模様
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