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本編
なかなかままならないものだよな(読みにくっ!)
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オタク魂の共鳴をお互いに感じた俺たち(厨二感満載)は、古本屋から近くのファミレスに駆け込み語り合うことにした
学園では自意識生徒会のメンバーの一人として、一般生徒の俺は話すことなどないと思っていたけど、、、
「そこで、、、キャメロンが独白を始めた時はっ、もうっ、もうっ!」
「わかるぅぅっ!!お前がその話を語るのかっ!!って1時間は余韻に浸ってた!」
「そ、そうな、の!!」
もうおったまげるぐらい話が盛り上がった
みなさん。時間がある人は1話を読み返して欲しい(メタ発言失礼)
俺の人生において
ゲーム、漫画、アニメ、は三種の神器であり、生活必需品なんだ
レオンというスパダリ彼氏が横にいてくれるからリア充のかなりのアウトドアでパリピ、、、とまではいかないけど
わりかし外に出てデートや探索とかしてるけど(もちろん楽しいけど)
でも多分、レオンと出会わなかったら俺はさらにアニメとか漫画の二次元にのめり込んでて一切外にも出なかったと思うんだ
まぁ、何が言いたいのかというと、結構ガチでアニメとか漫画が好きってこと
んで
もちろんレオンは俺の趣味を理解してくれててそれこそネカフェにも連れてってくれるし、俺のおすすめ漫画も読んで感想もバッチリだしアニメも一緒に見てくれるし
藤川も腐男子なこともあってBL漫画から、ちょっとBL臭が漂う(藤川談)カップリングが出るスポーツ漫画やバトル漫画(女性キャラ皆無)も嗜んではいるけど
なんだろう
ここまで『ガチ』で語り合ったことはなかったからこの話し合いはめちゃくちゃ楽しくて新鮮だ
「いや~それにしてもまさか西条君がここまでガチだったとは、、、
ちょっと失礼なんだけど、あんまり話すこととか好きそうじゃなかったからびっくりしたよ」
「あ、うん、話すことは、嫌いじゃないけど、確かに少し苦手、、、
ほ、ら、僕って、顔はかっこいいんでしょ?」
「なんだ、嫌味か?」
「あ、いや!違うっ!そんなつもりじゃ!」
「ごめんごめん!嘘嘘!うん。確かにかっこいいよ!!」
「う、、、ありがと、
それで、ね、、、僕はアニメとか漫画がすき、だけど
そんな僕は、、、解釈違い、、、らしくて」
「え?」
「学園に入学した頃、、、たくさんの人に話しかけられて、、、僕は中学の頃友達がいなかったから、僕も嬉しくてたくさんアニメのことを話したんだ、、、
多分その時、みんなは僕のことを知りたかったんだろうけど、、、僕は、僕の好きなものを知って貰えば、仲良くなれるって、思っちゃってたから」
「ああ、、、」
確かにわからなくもない
自分のことを話すってなると結構難しい時もあるんだよな
それこそ俺は特に特出したことがないからうまく説明できないし
それなら自分の趣味を理解して貰えばどんな人間なのかわかってもらえるかも、、、って考えてしまう
もちろん押し付けは良くないけどさ!
「それ、で、その話にうんざりしちゃった子が、僕のアニメ好きを、解釈違い、って話してるのを聞いちゃって、、、
でもその子は、僕の話を昨日もニコニコしながら頷いて、聞いてたんだ
そう、だったけど、僕のことは、わかってもらえなくって
も、もちろん、わかってもらおうと押し付けたつもりはなかったんだけど!
でも、みんなが笑顔の裏で、僕の話に、悪態をついてるのかも、って思っちゃったら、話すのが怖くなって、、、」
「そっか、、、」
きっと話しかけていた生徒は西条君の顔の良さに惹きつけられていた者たちだろう
あわよくばお互いに仲良くなってお近くに、、、みたいな邪な考えで話しかけたけど
実際はアニメの話しか話さないし、でもその話に悪態づけたら西条君の近くに入れないし、、、みたいなのがチワワの心境か
今話した西条君の印象ではもちろん趣味の押し付けとかはしていないと思う
西条君自身も仲良くなりたいがために自分の好きなものを話していたんだろう
でも、楽しく話していた相手が裏ではそんなことを考えていたなんて知ってしまうと、、、確かに会話というものが怖くなってしまうかもしれない
「ご、ごめん、なんか暗い話、して
僕ばっか話してたよね、、、こういう所がダメなんだ、ごめん」
「んーん、、、全然大丈夫。教えてくれてありがとな
それでさ、、、もしよければこれからも俺とのオタク語り付き合ってよ」
「え?」
「西条君と話すのめちゃくちゃ楽しかったし!西条君もアニメも漫画も大好きなのが十分わかったし!
俺もまだまだ話したいし、それに、俺でよければ西条の話も聞かせて欲しいし!
なんだろ、、、同志?みたいな?好きなもの共有できるのってスッゲェ嬉しかったからさ!」
「っ!!」
全ての人と分かり合えたり、共有できたらそれは幸せなんだろうけど
やっぱり現実はそううまくいかないから
少しでも分かり合えた西条君との縁はここで終わらせるべきではないんだろうな
「う、うん!!!、こちらこそ!僕でよければ!」
「うん、俺でよければ」
というわけで、オタ友ゲットだぜ!!!!
↓連絡先交換した
「え、笹島君のアイコン、エドリー?!」
「えっ!アルカドも知ってんの?!」
「う、うん!もちろん!!!連載当初から追いかけてるよ!」
「同志よ!!!!!!!」
【結論・小太郎君は天然タラシの無差別癒し振り撒き人】
レオン『僕以外の人間を魅了しないで!!!!!!』
レオンが二人の関係性を知って、嫉妬で狂う日は来るのでしょうか、、、
学園では自意識生徒会のメンバーの一人として、一般生徒の俺は話すことなどないと思っていたけど、、、
「そこで、、、キャメロンが独白を始めた時はっ、もうっ、もうっ!」
「わかるぅぅっ!!お前がその話を語るのかっ!!って1時間は余韻に浸ってた!」
「そ、そうな、の!!」
もうおったまげるぐらい話が盛り上がった
みなさん。時間がある人は1話を読み返して欲しい(メタ発言失礼)
俺の人生において
ゲーム、漫画、アニメ、は三種の神器であり、生活必需品なんだ
レオンというスパダリ彼氏が横にいてくれるからリア充のかなりのアウトドアでパリピ、、、とまではいかないけど
わりかし外に出てデートや探索とかしてるけど(もちろん楽しいけど)
でも多分、レオンと出会わなかったら俺はさらにアニメとか漫画の二次元にのめり込んでて一切外にも出なかったと思うんだ
まぁ、何が言いたいのかというと、結構ガチでアニメとか漫画が好きってこと
んで
もちろんレオンは俺の趣味を理解してくれててそれこそネカフェにも連れてってくれるし、俺のおすすめ漫画も読んで感想もバッチリだしアニメも一緒に見てくれるし
藤川も腐男子なこともあってBL漫画から、ちょっとBL臭が漂う(藤川談)カップリングが出るスポーツ漫画やバトル漫画(女性キャラ皆無)も嗜んではいるけど
なんだろう
ここまで『ガチ』で語り合ったことはなかったからこの話し合いはめちゃくちゃ楽しくて新鮮だ
「いや~それにしてもまさか西条君がここまでガチだったとは、、、
ちょっと失礼なんだけど、あんまり話すこととか好きそうじゃなかったからびっくりしたよ」
「あ、うん、話すことは、嫌いじゃないけど、確かに少し苦手、、、
ほ、ら、僕って、顔はかっこいいんでしょ?」
「なんだ、嫌味か?」
「あ、いや!違うっ!そんなつもりじゃ!」
「ごめんごめん!嘘嘘!うん。確かにかっこいいよ!!」
「う、、、ありがと、
それで、ね、、、僕はアニメとか漫画がすき、だけど
そんな僕は、、、解釈違い、、、らしくて」
「え?」
「学園に入学した頃、、、たくさんの人に話しかけられて、、、僕は中学の頃友達がいなかったから、僕も嬉しくてたくさんアニメのことを話したんだ、、、
多分その時、みんなは僕のことを知りたかったんだろうけど、、、僕は、僕の好きなものを知って貰えば、仲良くなれるって、思っちゃってたから」
「ああ、、、」
確かにわからなくもない
自分のことを話すってなると結構難しい時もあるんだよな
それこそ俺は特に特出したことがないからうまく説明できないし
それなら自分の趣味を理解して貰えばどんな人間なのかわかってもらえるかも、、、って考えてしまう
もちろん押し付けは良くないけどさ!
「それ、で、その話にうんざりしちゃった子が、僕のアニメ好きを、解釈違い、って話してるのを聞いちゃって、、、
でもその子は、僕の話を昨日もニコニコしながら頷いて、聞いてたんだ
そう、だったけど、僕のことは、わかってもらえなくって
も、もちろん、わかってもらおうと押し付けたつもりはなかったんだけど!
でも、みんなが笑顔の裏で、僕の話に、悪態をついてるのかも、って思っちゃったら、話すのが怖くなって、、、」
「そっか、、、」
きっと話しかけていた生徒は西条君の顔の良さに惹きつけられていた者たちだろう
あわよくばお互いに仲良くなってお近くに、、、みたいな邪な考えで話しかけたけど
実際はアニメの話しか話さないし、でもその話に悪態づけたら西条君の近くに入れないし、、、みたいなのがチワワの心境か
今話した西条君の印象ではもちろん趣味の押し付けとかはしていないと思う
西条君自身も仲良くなりたいがために自分の好きなものを話していたんだろう
でも、楽しく話していた相手が裏ではそんなことを考えていたなんて知ってしまうと、、、確かに会話というものが怖くなってしまうかもしれない
「ご、ごめん、なんか暗い話、して
僕ばっか話してたよね、、、こういう所がダメなんだ、ごめん」
「んーん、、、全然大丈夫。教えてくれてありがとな
それでさ、、、もしよければこれからも俺とのオタク語り付き合ってよ」
「え?」
「西条君と話すのめちゃくちゃ楽しかったし!西条君もアニメも漫画も大好きなのが十分わかったし!
俺もまだまだ話したいし、それに、俺でよければ西条の話も聞かせて欲しいし!
なんだろ、、、同志?みたいな?好きなもの共有できるのってスッゲェ嬉しかったからさ!」
「っ!!」
全ての人と分かり合えたり、共有できたらそれは幸せなんだろうけど
やっぱり現実はそううまくいかないから
少しでも分かり合えた西条君との縁はここで終わらせるべきではないんだろうな
「う、うん!!!、こちらこそ!僕でよければ!」
「うん、俺でよければ」
というわけで、オタ友ゲットだぜ!!!!
↓連絡先交換した
「え、笹島君のアイコン、エドリー?!」
「えっ!アルカドも知ってんの?!」
「う、うん!もちろん!!!連載当初から追いかけてるよ!」
「同志よ!!!!!!!」
【結論・小太郎君は天然タラシの無差別癒し振り撒き人】
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レオンが二人の関係性を知って、嫉妬で狂う日は来るのでしょうか、、、
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