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本編
おっまえ!仲間かよ!!!!!!!!!
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「、、、早く帰ろ」
理事長の言動に多少の不快さを胸に残しながらも、俺は誰もいない教室に戻った
------------------------------------------
放課後は生徒会の追っかけや、部活動、、、名誉帰宅部員の誇りをもとに最速帰宅を心掛ける、これらのいずれかの生徒がほとんどで教室内に残って何かをしてる人はいなかった
ちなみに俺は名誉帰宅部員にはなれない
なぜなら毎日ではないけど、放課後はレオンとのデートがあるからな!!
今日はデートの約束はなかったから古本屋にでも寄ろうかな
今俺は、一昔前に連載されてた漫画に今更ながらハマってしまって、、、
古本屋で中古本から巻数を揃え始めていた
俺は中身を読めれば良い派だから中古でも全然気にならないし
古本屋は金欠高校生オタクには聖地だな
街中とは言わないけど、比較的賑やかな商店街に俺の行きつけの古本屋がある
ここは小説から参考書、調理本や趣味雑誌、もちろん漫画も
幅広く揃えていて、販売数も多く値段も良心的な俺御用達の古本屋だ
「いらっしゃいませーこんにちは~」
お、今日は人も少ないみたいだ
販売してる本も多いから店内を少し歩きにくいのが難点だ
とても人気な店だし、休みの日とかは大体混雑してる
前に一度レオンと休日に来たけど、、、レオンの高い身長と、程よい筋肉がついている細マッチョのガタイのせいでレオンは店内でもみくちゃにされて帰り道でちょっと半べそかいてた、、、
「んふふっ」
あ、思い出して笑っちゃった、、、ごめんレオン
でもあの時の
「僕がもっとスリムで小太郎くんに付き添えたらっ!!、、、
、、、そっか、、、小人になれば良いんだ」
って悟りを開いた顔は今でもたまに思い出し笑いしてしまう
多分あれはガチだった
「、、、えっ、
会長を馬鹿にしてた子だ、、、」
「はい?」
振り返るとそこには、、、
大きな壁がありましたとさ
「えっ!うわっ!」
「あっ、ごめ、」
はぁ!びっくりした、、、と思って壁を見上げると、
「あ、東西南北の人」
「、、、西条勝己、、、だよ」
あぁそうだ
生徒会東西南北+田中、の無口書記くんだ
「こんにちは?」
「、、、こ、んにちは」
なんで話しかけてきたんだ?
それにしても学園のアイドルも古本屋に来たりするんだなぁ
というか
「あれ?生徒会はないの?」
なんかいつも集まってるイメージあるけど
「、、、今日は、、、もともと休み、、、で、」
「あ、そんなんだ」
うん。会話終了
なんなんだ?なんか用事あった?
それとも前、会長馬鹿にした時(自覚はある)の俺のことを咎めにきたとか?
いやでも怒られることはしてないだろ、、、多分
それだったら先にそっちが俺のことボロクソ言ってたし
「、、、、、、その漫画」
「え、これ?」
「う、ん、、、好きなの?」
「あー、いや、最近今更ながらにハマっちゃってさ~結構マイナーって感じの漫画らしいから新品が少なくて、最近古本屋で集め回ってる感じ」
「!!、、、この漫画の、、、良さがわかる?」
「ん?うん?面白いよなぁこの漫画
一般ウケを狙ってないのがなんか逆に良いって言うか、、、ストーリーを理解するのに何回も読んでやっとって感じだけど、それが楽しいって感じでさー
もっと人気出れば良いのに、、、」
「そ、そ、うなんだよ!!みんなにおすすめして見たんだけど、、、いまいちわかって、もらえないし、、、でも読めば面白さがわかるって、念押ししても、諦めちゃう人も多いし、、、」
お?書記くん、、、結構いける口なんか?
「わかる!やっぱわかりやすいストーリーの方をみんな選んじゃうからな、、、でも、五巻の巻末に乗ってるこの作者の伝説の読み切りがすげぇ面白いんだよ!
原作の世界線と変わらない設定の話で原作に対する考察材料も結構載っててさ!!」
「そ、そうなんだ、よ!!この漫画の元の設定を、裏付けれる内容を話してたり、ストーリーの深みが増したと、いうか、
それに、番外編の主人公が、口にしたあの伝説のセリフが、あの」
「「僕の全てを彼らに託そう!!」」
俺たちは熱い握手を交わした
理事長の言動に多少の不快さを胸に残しながらも、俺は誰もいない教室に戻った
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放課後は生徒会の追っかけや、部活動、、、名誉帰宅部員の誇りをもとに最速帰宅を心掛ける、これらのいずれかの生徒がほとんどで教室内に残って何かをしてる人はいなかった
ちなみに俺は名誉帰宅部員にはなれない
なぜなら毎日ではないけど、放課後はレオンとのデートがあるからな!!
今日はデートの約束はなかったから古本屋にでも寄ろうかな
今俺は、一昔前に連載されてた漫画に今更ながらハマってしまって、、、
古本屋で中古本から巻数を揃え始めていた
俺は中身を読めれば良い派だから中古でも全然気にならないし
古本屋は金欠高校生オタクには聖地だな
街中とは言わないけど、比較的賑やかな商店街に俺の行きつけの古本屋がある
ここは小説から参考書、調理本や趣味雑誌、もちろん漫画も
幅広く揃えていて、販売数も多く値段も良心的な俺御用達の古本屋だ
「いらっしゃいませーこんにちは~」
お、今日は人も少ないみたいだ
販売してる本も多いから店内を少し歩きにくいのが難点だ
とても人気な店だし、休みの日とかは大体混雑してる
前に一度レオンと休日に来たけど、、、レオンの高い身長と、程よい筋肉がついている細マッチョのガタイのせいでレオンは店内でもみくちゃにされて帰り道でちょっと半べそかいてた、、、
「んふふっ」
あ、思い出して笑っちゃった、、、ごめんレオン
でもあの時の
「僕がもっとスリムで小太郎くんに付き添えたらっ!!、、、
、、、そっか、、、小人になれば良いんだ」
って悟りを開いた顔は今でもたまに思い出し笑いしてしまう
多分あれはガチだった
「、、、えっ、
会長を馬鹿にしてた子だ、、、」
「はい?」
振り返るとそこには、、、
大きな壁がありましたとさ
「えっ!うわっ!」
「あっ、ごめ、」
はぁ!びっくりした、、、と思って壁を見上げると、
「あ、東西南北の人」
「、、、西条勝己、、、だよ」
あぁそうだ
生徒会東西南北+田中、の無口書記くんだ
「こんにちは?」
「、、、こ、んにちは」
なんで話しかけてきたんだ?
それにしても学園のアイドルも古本屋に来たりするんだなぁ
というか
「あれ?生徒会はないの?」
なんかいつも集まってるイメージあるけど
「、、、今日は、、、もともと休み、、、で、」
「あ、そんなんだ」
うん。会話終了
なんなんだ?なんか用事あった?
それとも前、会長馬鹿にした時(自覚はある)の俺のことを咎めにきたとか?
いやでも怒られることはしてないだろ、、、多分
それだったら先にそっちが俺のことボロクソ言ってたし
「、、、、、、その漫画」
「え、これ?」
「う、ん、、、好きなの?」
「あー、いや、最近今更ながらにハマっちゃってさ~結構マイナーって感じの漫画らしいから新品が少なくて、最近古本屋で集め回ってる感じ」
「!!、、、この漫画の、、、良さがわかる?」
「ん?うん?面白いよなぁこの漫画
一般ウケを狙ってないのがなんか逆に良いって言うか、、、ストーリーを理解するのに何回も読んでやっとって感じだけど、それが楽しいって感じでさー
もっと人気出れば良いのに、、、」
「そ、そ、うなんだよ!!みんなにおすすめして見たんだけど、、、いまいちわかって、もらえないし、、、でも読めば面白さがわかるって、念押ししても、諦めちゃう人も多いし、、、」
お?書記くん、、、結構いける口なんか?
「わかる!やっぱわかりやすいストーリーの方をみんな選んじゃうからな、、、でも、五巻の巻末に乗ってるこの作者の伝説の読み切りがすげぇ面白いんだよ!
原作の世界線と変わらない設定の話で原作に対する考察材料も結構載っててさ!!」
「そ、そうなんだ、よ!!この漫画の元の設定を、裏付けれる内容を話してたり、ストーリーの深みが増したと、いうか、
それに、番外編の主人公が、口にしたあの伝説のセリフが、あの」
「「僕の全てを彼らに託そう!!」」
俺たちは熱い握手を交わした
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