俺にはラブラブな超絶イケメンのスパダリ彼氏がいるので、王道学園とやらに無理やり巻き込まないでくださいっ！！

本編

小太郎くんの写真フォルダを覗こうの回（藤川視点）

やぁやぁ、このいつ更新するかわかんねぇ未熟な作品をここまで見てくださってる紳士淑女の皆様

俺視点では初めまして

笹島の親友やらせてもらってる藤川智樹だ

今回は笹島と俺の出会いを､､､











､､､は、多分みなさま興味ねぇと思うから


「ちょいわり
俺トイレ行ってくる」
「おー」

今、笹島がスマホを写真フォルダ開いたまま、ここに置きっ放しでトイレに向かった

あとはわかるな？


そう！！！
笹島とカレピッピのイチャラブ写真を漁ろうではないか！！！！



たくっ
腐男子の目の前に餌置きっぱなしで放置する笹島が悪いんだからな！

喜んでむしゃぶりつくさせてもらうぜ



あ、一応薄目で見てくぞ
なんか見られたくないような写真もあるかも知れねぇし

カレピと笹島が写ってるものだけ瞳かっぴらいて見させてもらうわ










ほうほう､､､

うーむ




いや、こいつ彼氏以外の写真ないんだが？！？！？！


マジかよ！俺に対してはなんかたまに冷たいくせして、かれぴにベタ惚れなのか？
何それ美味し、（自重）






ほー
それにしても、ぜーんぶ幸せそうな顔してるなー

彼氏だけでも、ツーショットでも、笑顔以外の写真がないぞ
なんだよ幸せかよ！

くっそてぇてぇ







おっ
なんだこの動画

多分ピクニックに来てるんだろう
広い公園にレジャーシート引いて
その上で彼氏さんが惣菜パン食べてる



親友免罪符発動！
『後でバレても謝り倒そう』召喚！
動画を再生！





『レオンおいしー？』
『うん！ここのパン屋さん初めてだったけど、当たりだよ！』
『店内めちゃくちゃいい匂いだったもんな』
『そうだねぇ』


彼氏さんの顔には
『パン屋さんはどこもいい匂いするけど小太郎くんが可愛いからもうなんでもOKです』
って書いてある
気がする




『なーひとくちちょーだい？』
『いーよ、はいあーん』
『あー』




やばっ！！イケメンが近い！近い！
あー！顔面国宝だこれマジで！
初め笹島の話聞いた時には『身内贔屓もあるだろうな』とか考えてマジでごめん！！！！
舐めてかかったらいかんやつ！！！！



『！！、コーンマヨ！』
『ふふっせいかーい！』
『めちゃくちゃふわふわだなぁ』
『ねー！買ってから時間経ってるのに、やっぱりいいお店だったんだろうねぇ』
『じゃあさじゃあさ、次は菓子パン買おうぜ！』
『うん、そうだね､､､小太郎くん、マヨネーズついてるよ』








ご尊顔が近づいてきて､､､


『ちゅ』



動画はそこで終わった



--------------------------------------------------------



「ごめん、めちゃくちゃ混んでたわ～､､､っておい！！！
なんで俺のスマホ触ってんだこのバカ！」
「あれっ､､､ここってヘブン？」
「何言ってんだ馬鹿」
「多分意識飛んでた気がする」
「そうか､､､俺のスマホいじった罰だな」
「ごめんな､､､俺の心の中の腐男神から覗けと神託が降りてな」
「はぁ、まぁ別に見られて困るものは､､､



､､､動画とか見てねぇよな？」
「ウン、ミテナイヨ」


「絶対見てんだろ！！！！！！！あー！！！恥ずか死ぬ！！！！」
「仲が良くて何よりだわ」
「ウルセェニマニマすんな！！！！！」
「すまんすまん､､､そろそろ教室戻ろうぜ？相談されたことも明日にはまとめとくからさ」
「え、そんな早くできるのか？」
「大丈夫､､､てぇてぇ物閲覧料がわりだな」
「？､､､まぁ、頼んだぞ」
「おー！任せな！！！！」




その日、俺の推しカプが増えた