俺にはラブラブな超絶イケメンのスパダリ彼氏がいるので、王道学園とやらに無理やり巻き込まないでくださいっ！！

本編

この後、惚気話じゃないのに惚気話するなよ〜とか言われてそれで惚気じゃねーし！って言ったらいや惚気だろ！って逆ギレされた（ゲシュタルト崩壊）

「俺には兼ねてからお付き合いさせていただいている男性がいまして､､､」
「続けて？」

なんだその「俺は全てわかってるから」みたいな微妙に腹立つ顔



「続けてって､､､なに言えばいいんだよ」
「んじゃ、この高校のやつ？俺の見立てでは違うと思うんだけど」
「ん、まぁ、違う学校のやつですね､､､はい」
「だよなーこの高校にいるんだとしたら俺の目を潜り抜けて付き合えるなんて無理だっつーの」


お前はなんだ
歴戦のBLハンターか


「ご年齢は？」
「､､､年下」
「え、ショタこ、」
「一個下！！！セーフだろ！！！！！！！！！」

あられもしない容疑を疑われるのは勘弁

「ほーん､､､んで？どんな人なのさ」





どんな人､､､か

どんな
どんな？

「おうじさま？､､､あっ」

やっべ
つい口にでっちゃった





「あははははっ！！！！！マジで？！？！笹島、彼氏のことそんなふうに思ってんの？！」
「う、うるせぇ！ちげぇよ！ただ、めちゃくちゃ優しいし、めちゃくちゃかっこいいし、俺よりも大人びてるし､､､
、ちょっとだけ王子様みたいなやつだとは思ったけど
いつも思ってるわけじゃねぇし！」

「はいはいごちそうさま」
「なにがだ？！」


うわ～､､､藤川がスッゲェニヤニヤしてみてくる
恋バナってこんなに小っ恥ずかしいものなのか？！



「それで？なんか俺にその彼氏さんがらみの頼み事があるんじゃねーの？」
「あ、あーうんそう､､､実はさ」





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「笹島､､､いくらお前の彼氏がかっこいいとしても､､､ここのチワワたちは美形判定基準超高いから、逆レイプなんてそうそう起こんねえって
性格やら、倫理観やらは置いとけば、顔がいいやつはこの学園にはそこそこいるし」


倫理観を置いていかないであげて下さい


「あー、うん、それは知ってるけどさ～
俺の彼氏は贔屓目なしでえげつない面してるんだわ」
「それはかっこいい方のえげつなさだよな？捉え方にしてはえげつない不細工とも取れるけど」
「かっこいいに決まってるだろ馬鹿！」
「ほーん､､､それなら写真とか見せておくれよ
この歴戦BLハンターの俺の目に映れば、歴代の俺的攻めレジェンズと比べれるからさ」

おい、なんで俺が受けだと確定してるんだ







､､､いや受けだけども！！！！！！！！！