95 / 153
二章 猟犬の掟
第23話 偽りの世界と知りながら〈後編 影の猟犬〉
しおりを挟む
30
雑用のシド・ペテルは眉をひそめる。
ヴィーがいつまで経っても戻って来ない。カイムの傍でふらふらしているのを見咎めて、念の為エレベーター付近で待っていたのだ。案の定現れる様子がない。
ヴィーはいつも勝手に歩き回っては、カイムへ甘える真似をして迷惑を掛ける。もうヴィーは仔犬ではない。立派な猟犬だ。なのに改める様子が全く見られない。
シドはヴィーのいい加減なところを見ていると、苛立ちが収まらなくなる。まだ彼女が幼い頃ならば、シドもそれ程ヴィーに不快感を覚えることはなかった。しかし時が経つに連れて、いつまでこのような態度で仕事に向き合うのかと、責め立てたくなった。
だが、シドにはそんな資格はない。先輩と言っても、所詮はただの同僚なのだし。
――そして、そもそもヴィーは。
隊長がヴィーを猫の仔のように引きずって来る。
「離して、たいちょー!」
「うるさい、静かにしないとカイムに言い付けるぞ」
「嘘、嘘、黙るから」
ジェイドがシドを見止めると、安堵したようにため息をつく。
「丁度いい、シド。この馬鹿を仕事へ連れて行ってくれ」
「お任せください」
「うわ、たいちょ。私シド嫌いなの」
「それはよかった、バッキバキに締めてもらえ」
「げろげろ。あたし、シドより強いもん」
「じゃあ、シド、悪いが頼んだぞ」
シドは思わずヴィーの細い手首を掴む。
隊長が立ち去ると、エレベーターを二人で待った。
「離してよ」シドへ顔を向けようとしない。
「自分で解けるだろう」
ヴィーはシドへ、顔をくるりと向けて眉を顰めると、舌をべーと子供のように出す。そうしてから、腕のちょっとした動作で、シドの大きな手を払ってしまった。腕力は一切使っていないのが、シドには見た目にも体感的にも判る。
「なんで、そこで素直に手を離さないかな。だから、女の子に嫌われるの」
「嫌われようが、嫌われまいが、そんな事、ヴィーには関係ない」
「それはそうでした。シドの女関係なんか知りたくもない」
エレベーターが停まると、先客の猟犬が二人乗っている。シドとヴィーはエレベーターの端々へ別れて乗る。
「お前等、また喧嘩してるのかよ」若い猟犬が苦く笑う。
「シドが嫌がらせしてくるのよ」
「人聞きの悪い事を言うな」
「シドもヴィーも、やかましいわ。箱の中では黙れ」仕事をして来た先輩の猟犬が、切れかかっている。まだ血を浴びて興奮状態なのが伝わって来た。
エレベーターから押し出されるように、二人は目的の階へ下りた。そのまま何となく、二人は黙り込んでしまい、埋める気の無い距離を十分に空けると、無言で作業室へ戻って来た。
作業室では雑用へ個々に作業台を与えられて、影の身の回りの諸事に当たる。影は九人であるから必ずサポートも最低九人以上在籍するように、猟犬を配置している。雑用とは呼ばれながら、シド達は紛れも無く選び抜かれたエリートだ。単なる雑用というより、影に育成されている段階だと認識する方が正しい。
作業室には、よりによって誰もいなかった。
ヴィーは案外と素直に作業台につくと、様々な備品の点検を始める。彼女の手際は驚く程よく、手間という手間もかからずに作業工程を進めて行く。
シドは違う意味でため息をつく。
ヴィーはおそるべき天才肌なのだ。そして同時に超攻撃特化型の恐ろしい猟犬でもあった。シドはヴィーに一生勝てないという考えに憚りはないし、彼女へ限っては、恥だとも思わない。何故ならシドには、正常なヒトらしい恐怖心が具わっているからだ。
――上の方々もヴィーくらいなら、ちゃらんぽらんでも赦すのだろう。現にカイム様はこいつに甘い。
「知っているか? お前は次期影候補だと噂されているぞ」
「え? 私はやだなー」
「何故だ。取り立てていただけるなら、喜んで受けるべきだろう」
「だって、影になったら何かと任務へ行かないといけないじゃない。カイム様と離れるのは嫌だよ」
「変な奴だな。主人のお役に立てるなら本望だろう」
「それは男とは違うもの」
シドは口を噤む。ヴィーに言われて初めて気付いて、そして彼女に気付かされた事に驚きを覚えた。
現在の主人は男性であるカイムだ。主人の嗜好にもよるが、雌猟犬は雄猟犬と違って、別の奉仕行為が出来ることが多い。主人に寵愛されれば、それは擬似的であっても、妻として扱われることもありうる。褒められたことではないが、子すら授かれば、その地位は安泰であろう。
だが、今の主人は愛さない。
猟犬へ性関係の愛を求めないのだ。
「……まあ、まだどうなるかは分からない」シドは口元で呟く。
「シドだって候補じゃない。今回副隊長を含めて三人除隊しちゃったから、アトラスとシドが新しい隊員だー、って言ってるのも聞いたよ」
「俺は……いや、何でもない。確かに、この三人辺りが次の影じゃないかって、言われているようだが」
「シドは影になりたいの?」
「取り立てていただけるのならば、俺は何にでも喜んでなろう」
「まあ、出世が出来れば嬉しいわよね。肉片すら帰って来ないかもしれないけど」
「それは猟犬だ、皆覚悟はあるだろう」
「私はそんなのないよ。カイム様のお嫁さんになる」
シドは微かに眉根が寄る。やはり、彼が思う通りの言葉がヴィーから漏れた。主人の指向を理解しているはずなのに。
「子供じゃあるまいし、馬鹿げた事は言うな」
「馬鹿じゃないよ!」
「だったら何だって言うんだ」
「どうしてシドに、そんな事話さないといけないの」
――傷付くのはお前だ。
シドは言葉を呑み込んだ。彼にヴィーの何を否定する権利があろう。彼女の個人的な事柄に踏み込んで、何故傷付けなくてはいけない。
「――何でもない、忘れてくれ」
ヴィーがシドを見つめて瞬いている。すると、彼女は大人びた小さな微笑みを浮べた。
「……ありがとう、シド」
あまり聞いた事のないお礼の言葉に、ヴィーから目を逸らす。
シドは彼女といるのが辛くなったが、その理由は分からなかった。あれ程ヴィーを仕事へ戻そうと考えを巡らせていたのに、今はシド自身が作業室から無意味に離れてしまった。
雑用のシド・ペテルは眉をひそめる。
ヴィーがいつまで経っても戻って来ない。カイムの傍でふらふらしているのを見咎めて、念の為エレベーター付近で待っていたのだ。案の定現れる様子がない。
ヴィーはいつも勝手に歩き回っては、カイムへ甘える真似をして迷惑を掛ける。もうヴィーは仔犬ではない。立派な猟犬だ。なのに改める様子が全く見られない。
シドはヴィーのいい加減なところを見ていると、苛立ちが収まらなくなる。まだ彼女が幼い頃ならば、シドもそれ程ヴィーに不快感を覚えることはなかった。しかし時が経つに連れて、いつまでこのような態度で仕事に向き合うのかと、責め立てたくなった。
だが、シドにはそんな資格はない。先輩と言っても、所詮はただの同僚なのだし。
――そして、そもそもヴィーは。
隊長がヴィーを猫の仔のように引きずって来る。
「離して、たいちょー!」
「うるさい、静かにしないとカイムに言い付けるぞ」
「嘘、嘘、黙るから」
ジェイドがシドを見止めると、安堵したようにため息をつく。
「丁度いい、シド。この馬鹿を仕事へ連れて行ってくれ」
「お任せください」
「うわ、たいちょ。私シド嫌いなの」
「それはよかった、バッキバキに締めてもらえ」
「げろげろ。あたし、シドより強いもん」
「じゃあ、シド、悪いが頼んだぞ」
シドは思わずヴィーの細い手首を掴む。
隊長が立ち去ると、エレベーターを二人で待った。
「離してよ」シドへ顔を向けようとしない。
「自分で解けるだろう」
ヴィーはシドへ、顔をくるりと向けて眉を顰めると、舌をべーと子供のように出す。そうしてから、腕のちょっとした動作で、シドの大きな手を払ってしまった。腕力は一切使っていないのが、シドには見た目にも体感的にも判る。
「なんで、そこで素直に手を離さないかな。だから、女の子に嫌われるの」
「嫌われようが、嫌われまいが、そんな事、ヴィーには関係ない」
「それはそうでした。シドの女関係なんか知りたくもない」
エレベーターが停まると、先客の猟犬が二人乗っている。シドとヴィーはエレベーターの端々へ別れて乗る。
「お前等、また喧嘩してるのかよ」若い猟犬が苦く笑う。
「シドが嫌がらせしてくるのよ」
「人聞きの悪い事を言うな」
「シドもヴィーも、やかましいわ。箱の中では黙れ」仕事をして来た先輩の猟犬が、切れかかっている。まだ血を浴びて興奮状態なのが伝わって来た。
エレベーターから押し出されるように、二人は目的の階へ下りた。そのまま何となく、二人は黙り込んでしまい、埋める気の無い距離を十分に空けると、無言で作業室へ戻って来た。
作業室では雑用へ個々に作業台を与えられて、影の身の回りの諸事に当たる。影は九人であるから必ずサポートも最低九人以上在籍するように、猟犬を配置している。雑用とは呼ばれながら、シド達は紛れも無く選び抜かれたエリートだ。単なる雑用というより、影に育成されている段階だと認識する方が正しい。
作業室には、よりによって誰もいなかった。
ヴィーは案外と素直に作業台につくと、様々な備品の点検を始める。彼女の手際は驚く程よく、手間という手間もかからずに作業工程を進めて行く。
シドは違う意味でため息をつく。
ヴィーはおそるべき天才肌なのだ。そして同時に超攻撃特化型の恐ろしい猟犬でもあった。シドはヴィーに一生勝てないという考えに憚りはないし、彼女へ限っては、恥だとも思わない。何故ならシドには、正常なヒトらしい恐怖心が具わっているからだ。
――上の方々もヴィーくらいなら、ちゃらんぽらんでも赦すのだろう。現にカイム様はこいつに甘い。
「知っているか? お前は次期影候補だと噂されているぞ」
「え? 私はやだなー」
「何故だ。取り立てていただけるなら、喜んで受けるべきだろう」
「だって、影になったら何かと任務へ行かないといけないじゃない。カイム様と離れるのは嫌だよ」
「変な奴だな。主人のお役に立てるなら本望だろう」
「それは男とは違うもの」
シドは口を噤む。ヴィーに言われて初めて気付いて、そして彼女に気付かされた事に驚きを覚えた。
現在の主人は男性であるカイムだ。主人の嗜好にもよるが、雌猟犬は雄猟犬と違って、別の奉仕行為が出来ることが多い。主人に寵愛されれば、それは擬似的であっても、妻として扱われることもありうる。褒められたことではないが、子すら授かれば、その地位は安泰であろう。
だが、今の主人は愛さない。
猟犬へ性関係の愛を求めないのだ。
「……まあ、まだどうなるかは分からない」シドは口元で呟く。
「シドだって候補じゃない。今回副隊長を含めて三人除隊しちゃったから、アトラスとシドが新しい隊員だー、って言ってるのも聞いたよ」
「俺は……いや、何でもない。確かに、この三人辺りが次の影じゃないかって、言われているようだが」
「シドは影になりたいの?」
「取り立てていただけるのならば、俺は何にでも喜んでなろう」
「まあ、出世が出来れば嬉しいわよね。肉片すら帰って来ないかもしれないけど」
「それは猟犬だ、皆覚悟はあるだろう」
「私はそんなのないよ。カイム様のお嫁さんになる」
シドは微かに眉根が寄る。やはり、彼が思う通りの言葉がヴィーから漏れた。主人の指向を理解しているはずなのに。
「子供じゃあるまいし、馬鹿げた事は言うな」
「馬鹿じゃないよ!」
「だったら何だって言うんだ」
「どうしてシドに、そんな事話さないといけないの」
――傷付くのはお前だ。
シドは言葉を呑み込んだ。彼にヴィーの何を否定する権利があろう。彼女の個人的な事柄に踏み込んで、何故傷付けなくてはいけない。
「――何でもない、忘れてくれ」
ヴィーがシドを見つめて瞬いている。すると、彼女は大人びた小さな微笑みを浮べた。
「……ありがとう、シド」
あまり聞いた事のないお礼の言葉に、ヴィーから目を逸らす。
シドは彼女といるのが辛くなったが、その理由は分からなかった。あれ程ヴィーを仕事へ戻そうと考えを巡らせていたのに、今はシド自身が作業室から無意味に離れてしまった。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

友人Aの俺は女主人公を助けたらハーレムを築いていた
山田空
ファンタジー
絶対に報われない鬱ゲーというキャッチコピーで売り出されていたゲームを買った俺はそのゲームの主人公に惚れてしまう。
ゲームの女主人公が報われてほしいそう思う。
だがもちろん報われることはなく友人は死ぬし助けてくれて恋人になったやつに裏切られていじめを受ける。
そしてようやく努力が報われたかと思ったら最後は主人公が車にひかれて死ぬ。
……1ミリも報われてねえどころかゲームをする前の方が報われてたんじゃ。
そう考えてしまうほど報われない鬱ゲーの友人キャラに俺は転生してしまった。
俺が転生した山田啓介は第1章のラストで殺される不幸の始まりとされるキャラクターだ。
最初はまだ楽しそうな雰囲気があったが山田啓介が死んだことで雰囲気が変わり鬱ゲーらしくなる。
そんな友人Aに転生した俺は半年を筋トレに費やす。
俺は女主人公を影で助ける。
そしたらいつのまにか俺の周りにはハーレムが築かれていて
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる