電車の男ー社会人編ー番外編

月世

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倉知先生のバレンタインデー

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〈倉知編〉

「今日はバレンタインデーです」
 朝礼での校長の第一声にハッとし、背筋が伸びた。
 そうだ、今日は二月十四日だ。
「うちは知っての通り、ゆるい校則、和気あいあいの校風ですので、生徒間のチョコのやり取りはそっと見守りましょう。それと、毎年言いますが、私はチョコが好きです」
 よろしくお願いしますと頭を下げる校長に、職員室の中がほのぼのとした笑いに包まれた。
「あ、そうだ。生徒からのチョコを受け取るのは自由ですが、お返しは絶対にしないこと」
 視線はなぜか、俺のほうを向いていた。
 新婚として認識されている教師に、わざわざチョコを渡す生徒が果たしているのかと思ったが、浅見先生は平然と「いるいる」と肩をすくめた。
「浅見先生だって既婚者だけど、毎年多いよねえ」
 先生たちのデスクに個包装のチョコを配り歩きながら、西村先生が言った。
「口に板チョコ突っ込まれたり、開封済みのスナック菓子押しつけられたり、あいつら俺で遊んでるんですよ」
「愛されてますね」
 浅見先生は、俺の目標とする教師だ。俺もこんなふうに、肩の力を抜いて生徒に接することができるようになりたい。
「俺からのアドバイスだけど、本気のチョコ渡す子には気をつけてね」
「え、受け取るとまずいんですか?」
 訊くと、浅見先生と西村先生が顔を見合わせた。
「そうねえ、断るのが無難かな。そのあとの学校生活にも支障出るでしょ。だから受け取るにしても断るにしても、慎重にね。期待させるのも駄目だけど、傷つけるような断り方はもっと駄目。生徒の性質を見極めるのよ。がんばって」
 抽象的でなかなかに難しいが、西村先生の言いたいことはなんとなくわかる。
「今日は忙しいぞ。覚悟しとけよ」
 浅見先生に脅されて覚悟はしていたつもりだったが、一限目の授業が終了すると同時にあらゆる方向からチョコを差し出され、困惑した。どうやって本命か義理かを見極めたらいいのかわからない。本命チョコはないと思いたいが、断れば公平だし、悩まなくて済む。
「みんな、あの、気持ちは嬉しいけど」
「先生、これ手作りチョコです」
「沖縄限定のチロルチョコ、見てください」
「先生の奥さん、やきもち妬く人ですか?」
「奥さんと一緒に食べてください」
「あの、みんな」
「こらーっ!」
 大声と同時に教室のドアが開いたと思ったら、一年一組の持田町子がずかずかと歩み寄り、「整列! ここに一列に並んで!」と突然仕切り始めた。隣のクラスの生徒が仕切っているというのに、みんな素直だった。一列に並んで、先頭の子が俺にポッキーの箱を差し出した。
「奥さんとポッキーゲームしてください」
「ありがとう、でも、受け取れない。ごめんなさい」
 頭を下げると、えー、なんでー、とブーイングが巻き起こる。
「先生がいらないなら俺にちょうだい」
 一人の男子が席を立って名乗りを上げたが、たくさんの無言の目に射られてしぼんでいく。
「いらないんじゃなくて、お返しもできないから申し訳なくて」
「えっ、お返し不要ですよ。先生、真面目なんだから。でもそういうところが好き」
 持田がうっとりと自分の体を抱きしめると、他の女子も「そうそう」と同意する。
「いらないです、お返し」
「部活の先輩、いろんな先生に渡してるって言ってましたよ」
「私たちの気持ち、適当に受け取ってくださーい」
「早くー、休み時間終わっちゃうー」
 急かされて、やむなく受け取った。差し出されるチョコを、お礼を言って受け取る動作を繰り返していると、加賀さんの顔がちらついた。
 毎年こんな感じなのだろうか。お返しはできないと宣言していても、チョコを渡されるのは心苦しい。断れば楽なのに加賀さんがそれをしないのは、やはり優しさだと思った。渡したあとの女の子たちは、嬉しそうで、満足している様子だ。彼女たちは、見返りを求めていない。チョコを渡すという行動に、喜びを見出しているのかもしれない。
「こっちの袋は手作りで、こっちは賞味期限が長い市販のお菓子です」
 受け取ったチョコ類をせっせと仕分けしていた持田町子が紙袋を二つ、手渡してくれた。
「ありがとう。すごい、用意がいいね」
「絶対こうなるってわかってたので」
「町子、マネージャーやん」
 偉い偉いと友人に頭を撫でられて、持田はご満悦だった。
「まあね、先生のことは全部私を通してよね。さ、先生、出待ちの子たちが待ってるから」
「出待ち?」
 持田に背中を押されて教室を出ると、数人の女子生徒が駆け寄ってきた。
 廊下を数歩進むたびにお菓子類を渡され、なぜか中には男子も数人いたが、職員室に戻る頃には紙袋の中はかなり賑やかになっていた。
「男子からも貰えるなんて、本当に鼻が高いです。さすが私の倉知先生」
 職員室までついてきていた持田が誇らしげに胸を張った。私の、とはどういうことだ、と苦笑する。
「ファンクラブ会長としては、バレンタインは絶対に外せないイベントではあるんですが」
 制服の上着のポケットに手を突っ込んで、持田が言った。
「私のは食べ物じゃないんです」
 ポケットから出てきたのは、封筒だった。両手で持って差し出してくる。
「心を込めて書いたメッセージカードです。お菓子とかたくさんもらっても食べるのしんどいでしょ? それにお菓子は食べたらなくなるけど、手紙はずっと残るもん。やったね、私の一人勝ち」
「ありがとう。あとで読みます」
「次の休み時間もマネージャーしようか?」
「ありがとう、大丈夫だよ。休み時間終わるから、もう行きなさい」
「はーい」
 元気に去っていく背中を見て、ホッとしていた。尾行の件もあるし、もしかしたら仰々しい告白をされるのではと危惧していたが、そんなことはなかった。
 そもそも、彼女の俺への感情は恋愛のそれとは別物なのだろう。
 左手薬指の指輪を見て、一番喜んでいたのは持田だ。結婚した、と嘆くのではなく、心から祝福してくれた。
 高校生というのは、複雑だ。大人と子どもの境界線にいるような。と言いつつ、自分もまだまだ半人前なのだが、彼らの前では教師として、精一杯大人ぶっていなければならない。
 今日も一日なんとか威厳を保つことに成功した。
 職員玄関を出て、深呼吸をする。学校から一歩外に出れば、スイッチが切り替わる。教師から二十三歳のただの男に戻り、頭の中は加賀さんでいっぱいになる。夜空の下で一人、にこ、とする。
 スマホが震えた。ポケットから取り出して画面を見ると、さらに頬が緩む。
『遅くなるからなんか適当に食って帰るわ』
 了解ですと送信すると、すぐに既読がついて、『電話していい?』と返ってきた。胸に温かいものが広がっていく。嬉しくて、意気揚々と「はい!」と送信したが、画面に表示された俺の発言は「ひい!」だった。すぐに既読がつき、カアッと頬を熱くなる。
「ひい……っ」
「あの、倉知先生」
 顔を上げると女子生徒が立っていた。鼻の頭と頬が真っ赤だ。彼女は口元を覆っていたマフラーを少し下げると、白い息を吐き出して「こんばんは」と言った。
 教師の顔にキリッと切り替え、スマホをポケットに片付けた。
「こんばんは。こんな時間にどうしたの?」
「先生を待ってました」
 まずい、と思ったが、彼女は後ろ手に持っていた透明の袋を差し出した。
「これ、クッキーです。たくさん練習して、やっと美味しいの作れるようになって、だから先生に食べてほしくて……」
 受け持ち外の、三年の生徒だ。三年生はもう授業がないのに、こんな時間にわざわざ学校の外で待っていた。今朝の西村先生の言葉を思い出す。慎重に、傷つけないように。
「私、昼休みに先生がバスケしてるの見て、カッコいいなって……。ずっと、いつも、見てました。先生がいてくれて、私の高校最後の年は、有意義でした。ありがとうございます。本当に、好きでした。受け取ってください」
 うつむいていて顔は見えなかったが、赤い膝小僧が震えているのがわかった。ひらひらのリボンでラッピングされた袋が、カサカサと音を立てている。
「ありがとう」
 そっと受け取ると、彼女が勢いよく顔を上げた。目の端に涙が見えたが、笑顔だった。先生が好きでした、と過去形で言った。もう彼女の中で、整理がついているのだ。
 何度も振り返って、何度も頭を下げて去っていく途中で、遠くから急に「先生!」と叫んだ。
「ご結婚、おめでとうございます!」
 声を振り絞ってそう言うと、踵を返し、駆けていく。今度は振り返らなかった。
 よかったのだろうか。本命は断るのが無難と聞いていたのに、なんの迷いもなく受け取ってしまった。教師として、正しかったのだろうか。
 足音が消えて静寂が戻ると、息をついた。スマホを操作し、耳にあてる。呼び出し音が三回鳴って、加賀さんが「もしもし」と応答した。声がなんだか笑っている。
「おつかれさまです。笑ってます?」
『おつかれ。ひいって、何、どうした。いつものことだけど可愛いな』
「もう、ほんとすいません。あの、ちょっと今……」
『うん』
 女子生徒に、好きだと言われてクッキーを受け取ってしまった。
 引かれるだろうか。
『女子高生に告白された?』
「えっ、見てました?」
 思わず周囲を見回して加賀さんの姿を探してしまった。
『マジか。さすが倉知先生』
「……なんか、突き返せなくて、受け取ってもよかったのかなって」
『喜んでた?』
「はい」
『じゃあよかったじゃん。気に病むな』
「はい、あ、楽になった」
 はは、と笑った加賀さんが、「倉知先生、チョコたくさんもらっただろ」とニヤニヤした声で言った。
「かなり、はい。加賀さんの気持ちがわかりました。あ、今年、どうでした?」
 夜道を歩きながら訊いた。
『あー、駄目、指輪しててもなんも関係ない。例年通り』
「その割に声が元気ですね」
『もう諦めてるからな、いろいろ。あー……』
 絞り出した「あー」が長く尾を引いている。
「やっぱりお疲れですね」
『正直、早く帰って倉知君を吸いたい』
「す、吸うって」
『トラブル対応あるし帰り遅いと思うわ。日付変わる前には帰りたいけど、先寝てて』
「え、大丈夫ですか?」
『うん、元気出た。倉知君、すっ……げえ好き』
 最後にチュッと音がした。ぞくっとして、スマホを取り落とすところだった。
「あの、外でそういう、色っぽい声出さないでください」
『はは、はあ、うん、もう切るわ。愛してる』
「……はい、お仕事頑張ってください。俺も、あ、愛してます」
 小声で囁くように言ったが、前から歩いてくるスーツの女性がちらっと俺を見た。ふふっと声を出して笑い、すれ違いざまにうんうんとうなずかれてしまった。
 自然と早足になる。
 でも今日は、バレンタインデーだ。浮かれていたって許される。まあ、俺は一年通して毎日加賀さんが好きで浮かれっぱなしではあるのだが。
 帰宅すると、加賀さんの「愛してる」とチュッという効果音を、浮かれた気持ちで何度も脳内で再生し、一人の夕飯を済ませ、明日の授業準備をして、筋トレをして、シャワーを浴びた。
 もうそろそろ明日になる。歯磨きをしながらスマホで時間を確認し、本当に日付が変わってしまうなあと心配していると、玄関のほうで音がした。
 帰ってきた。急いで口をゆすぎ、超特急で飛んでいくと、加賀さんが俺を見て「ははっ」と眉を下げて笑った。
「おかえりなさい。何か面白かったですか?」
「ただいま。いや、なんか、ほら、飼い主が帰ってきたときの犬みたいだなって。フローリングカリカリしながら走ってくるやつ。めっちゃ可愛い。おいで」
 加賀さんが優しい。もうなんだか、全身からオーラが立ち上って見えるほどに、優しさを感じる。胸の中に顔をうずめると、加賀さんの手が後ろ頭を撫でた。
「よーしよしよし、おりこう」
 声の出し方とか表情とか、一挙手一投足から疲れがひしひしと伝わってくる。撫でられながら、俺が加賀さんを、こういうふうに癒したい、と強く思った。
 体を離し、大きく両手を広げてみせた。
「加賀さん、はい」
「ん?」
「バレンタインとお仕事、本当にお疲れ様でした。あの、甘えてください」
 笑いを噛み殺した顔でネクタイを緩めた加賀さんが、俺の頬を両手で包み込む。
「とりあえず、キスさせて」
 唇が重なって、日付が、変わる。

〈おわり〉
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