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雑にチンポジを直す加賀さん
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〈倉知編〉
ソファに座って、二人でテレビを観ているときだった。
加賀さんが、唐突にズボンの中に手を突っ込んだ。
横顔を見る。目線はテレビに注がれたままで、ズボンの中で股間をゴソゴソと何かしている。
すぐに手を引っ込めて、何事もなかったかのように、テレビを観ながら「このパンめっちゃ美味そう」と言った。
「あの、今のって」
「ん?」
「取り出して、見せてくれるのかと思ったんですけど、違いました?」
「え? なんの話?」
加賀さんが俺を見て、「あ」と気づいた顔になった。
「別に、チンポジ直しただけだよ?」
「なんだ、チンポジ……」
がっかりはしたが、とはいえ、加賀さんが恥ずかしげもなくポジションを直す動作は好きだし、ご褒美であることには変わりがない。にやけてしまう口元を隠し、咳払いでごまかした。
「テレビ観てんのにいきなりチンコ放り出したらやべえ奴じゃん」
加賀さんがおかしそうに肩を揺らした。
「やばくないです。加賀さんなら望むところです」
「はー、まったくお前は、しょうがねえな」
笑いながら、再び手を突っ込むと、さらけ出したブツを軽く握って振る。
柔らかそうなそれを食い入るように見つめてから、かぶりつく。
〈おわり〉
ソファに座って、二人でテレビを観ているときだった。
加賀さんが、唐突にズボンの中に手を突っ込んだ。
横顔を見る。目線はテレビに注がれたままで、ズボンの中で股間をゴソゴソと何かしている。
すぐに手を引っ込めて、何事もなかったかのように、テレビを観ながら「このパンめっちゃ美味そう」と言った。
「あの、今のって」
「ん?」
「取り出して、見せてくれるのかと思ったんですけど、違いました?」
「え? なんの話?」
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「別に、チンポジ直しただけだよ?」
「なんだ、チンポジ……」
がっかりはしたが、とはいえ、加賀さんが恥ずかしげもなくポジションを直す動作は好きだし、ご褒美であることには変わりがない。にやけてしまう口元を隠し、咳払いでごまかした。
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「やばくないです。加賀さんなら望むところです」
「はー、まったくお前は、しょうがねえな」
笑いながら、再び手を突っ込むと、さらけ出したブツを軽く握って振る。
柔らかそうなそれを食い入るように見つめてから、かぶりつく。
〈おわり〉
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