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ひとり
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〈倉知編〉
いってらっしゃいのキスのあと。加賀さんを呼び止めた。
「あ、待って。ネクタイ、曲がってます」
「ん、直して」
「失礼します」
神経質に微調整を繰り返す俺を、加賀さんは辛抱強く待ってくれた。できた、とネクタイから顔を上げると、目尻を下げた加賀さんと視線がぶつかった。
「七世」
「はっ!」
突然名前を呼ばれたせいで、動揺が激しい。加賀さんは吹き出して、「家臣かなんか?」とおかしそうに肩を揺すってから、俺の頬を撫でた。
「サンキュ。仕事頑張れるわ」
優しい顔でふわりと笑って、頬を撫でていた手を首の後ろに回してきた。引き寄せられ、唇が重なった。二度目のいってらっしゃいのキスは、一度目よりも、深い。腰が、背中が、ざわついた。目を開けていられない。固く閉じて、まずい、やめて、と腹の奥で絶叫した。
このままでは、とてもまずい。
「よし、いってきます」
解放された俺は、ふらつきそうなのを全力で堪え、平静を装い、笑って手を振った。
「いってらっしゃい、気をつけて」
渾身の演技だ。頑張った。おもに、下半身が。奮い立ちそうになるのをどうにかして抑えつけることに成功した。
「すごい、やればできるんだ」
自分の下半身を自画自賛したものの、すぐに抑えが効かなくなった。
美しく微笑んだ唇の、柔らかい感触。頬を撫でる手のひらの、熱。
七世、と俺を呼ぶ愛しい人。
体のあちこちに、余韻が残っている。
「加賀さん、好き」
声に出すと、駄目になった。胸を掻きむしりたくなるほどに、好きだと、欲しいと思ってしまう。苦しい。好きすぎて、もどかしい。
触りたい。抱きしめたい。
息が上がり、下腹部が脈を打つ。
どうしたら。どうしたら、気が紛れるだろう。
必死で円周率を唱えてみるものの、効果がない。なぜなら、この部屋には加賀さんの痕跡が多すぎる。どこを見ても加賀さんを連想してしまうのだ。
箸もマグカップも、枕も布団も、あの人が触れたものすべてが愛しい。
「俺は、変だ……」
洗濯機の前で、うずくまる。加賀さんの下着を握り締め、うめき声を絞り出した。
早くこの下着を洗濯機に投入しなければ。そして、煩悩を一緒に洗い流すのだ。さあ、今だ、下着を離せ。下着。パンツ。加賀さんの、パンツ。加賀さんの。
理性を失い、手が、颯爽と股間を捕らえた。
こんなことは、駄目だ。
頭ではわかっているのに、体は抑制が効かない。
欲望に支配された俺は、自慰行為に及んだ。
あろうことか、加賀さんのあれこれを思い浮かべ、彼の下着を使って、自慰行為に及んだのだ。
最低だ。最悪なことをしてしまった。
終わると、罪悪感に押し潰され、しばらく立ち上がることができなかった。呆然と、自分の出した白い体液を眺めていた。
俺は、加賀さんを穢してしまった。あの美しい、清廉な、天使のような人を自慰の道具にしたのだ。
涙が出てきた。ごめんなさい、と心の中で何度も何度もつぶやいた。そうしたからといって、なんの解決にもならない。早く、本人に謝りたい。
ぐすぐすと鼻をすすりながら、スマホを操作した。
ごめんなさい。本当にごめんなさい。
それだけの短い文章を送信し、深呼吸してから気持ちを入れ替えた。
学校に行こう。
家のことを済ませ、玄関で靴を履いていると、スマホが震えた。画面を見ると、加賀さんからの着信だった。心臓がドキッと跳ね、次に、チクチクと痛みがやってきた。再びの、罪悪感。恐る恐る電話に出ると、加賀さんが「何やらかした?」と明るい声色で言った。
「加賀さん」
『おう、どした?』
「ごめんなさい」
『うん、いいよ。許す』
「駄目です、許したら駄目です」
『はは』
俺が何をしたのか知れば、きっと呆れる。嫌われる。
「加賀さんに嫌われたら、俺」
絶望が押し寄せる。頭を抱え、ごめんなさい、ともう一度謝った。
『え、ほんと何したの? なんか壊したとか? 皿割った? 怪我してない? 大事なものなんて倉知君以外ないからな?』
いつもなら舞い上がってルンルンになる加賀さんのありがたい言葉も、罪悪感を濃くするばかりだ。
「あとで……、夜にお話します」
『何、さっき普通だったじゃん。この短い時間で一体何が』
加賀さんが言葉を切った。
『うん、帰ったら聞くわ。じゃあな』
三秒くらいの間を開けて、どこか笑いを含んだ声で言うと、通話が切れた。勤務前の忙しい時間帯にややこしいことをした、とさらに落ち込んだ。
どうしてこんなにも暗く、沈んでしまうのだろう。自慰とは恐ろしい。自己嫌悪は長く続いた。一日中どんよりしたままで、帰宅しても、気分は晴れない。不快感を与えずに、自慰行為を告白し、謝罪する方法をずっと考えていた。難しい問題だ。一向にまとまらない。
そうこうするうちに、玄関のドアが開く音。
走った。廊下を滑り、膝を折ると、両手を床について、ひたいを押し当てた。
「おかえりなさい」
「お、おう。すげえ、出た、スライディング土下座」
「加賀さん、俺、加賀さんを穢してしまいました」
ひたいを冷たい床に当てたままで、叫ぶ。目を閉じる。頭の中で科白を組み立てていると、鈍い音がゴン、と耳の横で鳴った。横目で見た。通勤鞄だ。怒っているから乱暴に置いたというより、ただ単に重いのだ。
「具体的に言うと?」
頭の上から加賀さんの声が降ってくる。
「穢すってのはつまり?」
気のせいじゃない。声が笑っている。恐る恐る顔を上げると、口元をにやつかせた加賀さんが腕組みをして俺を見下ろしていた。
「その……、つまり……、加賀さんを、……加賀さんで? いや、加賀さんの?」
どう言えば気持ち悪くないか考えてみたが、どう言ってもきっと気持ちが悪い。
首をひねっていると、加賀さんが吹き出した。
「ごめん、わかった、俺が言ってやろう。俺をおかずにしてオナニーした。だろ?」
「お、おかず」
「俺をネタにして抜いた、とも言う」
「うぅ、やめて」
いたたまれない。泣き声で小さく謝ると、加賀さんが目の前に屈み込んだ。
「なんで謝るんだよ。別にすりゃいいだろ」
「でも」
穢したみたいで嫌なのだ。
そう言うと、加賀さんが「ごめん、わかんねえ」と笑った。
「リアルで抱いてるくせに、想像で抱くのは穢してるって発想はおかしいだろ」
ハッとなる。そうか、実際に抱いているのなら、いいのか。
「いいんですか……?」
頭を上げて、姿勢を正し、おずおずと訊いた。
「いいよ。だって俺もオナるならおかずは絶対倉知君だし、お前だって俺以外で抜かないだろ。もし俺がお前で抜いたって言ったらどう? イヤ? キモイ?」
「いえ、まさか、あの、光栄です」
加賀さんがエロい単語ばかり口にするのが恥ずかしくなってきた。目を泳がせて唇を噛み、でも、と言いよどむ。
「でも?」
「あの、俺、加賀さんのパンツで」
「ちょ、パンツ? 俺のパンツで抜いたの?」
これはもしかして言わないほうがよかったのかもしれない。慌てて、「ごめんなさい!」と大声を張り上げる。
「え、パンツをどうしたの? 匂い嗅いだとか?」
「してませんしてません」
すごく嗅ぎたかったのだが、それは我慢した。顔の前で手を振って、必死で否定する。
「じゃあ被った?」
「してません、けど、その、なんというか、本当に失礼いたしました」
深々と頭を下げる。
「いいよ。ていうかお前、昨日もヤッたのに、自家発電とか元気だよな」
「自家発電?」
加賀さんが右手を握って振ってみせた。じわりと熱くなった頬を、加賀さんの冷たい手のひらが包み込む。
「律義にオナニー報告する倉知君が可愛い」
ごちそうさま、と囁いて、キスをされた。よかった。怒られなかった。嫌われなかった。
安堵で泣きそうになった瞬間、加賀さんが「で?」と訊いた。
「俺のどんな痴態を妄想して抜いたの?」
「えっ、いや、あの、痴態っていうか」
いってらっしゃいのキス、七世と呼ぶ声、その他もろもろを思い出して、それから。
「まあいいや」
俺の肩をポンと叩くと、腰を上げた。
「とりあえず、俺のパンツをどう使ったのか、再現してもらおうかな」
「さっ、再現?」
「倉知君のオナニー、めっちゃエロい。見せて」
ネクタイを緩めながら、加賀さんが、甘美に笑う。
〈おわり〉
いってらっしゃいのキスのあと。加賀さんを呼び止めた。
「あ、待って。ネクタイ、曲がってます」
「ん、直して」
「失礼します」
神経質に微調整を繰り返す俺を、加賀さんは辛抱強く待ってくれた。できた、とネクタイから顔を上げると、目尻を下げた加賀さんと視線がぶつかった。
「七世」
「はっ!」
突然名前を呼ばれたせいで、動揺が激しい。加賀さんは吹き出して、「家臣かなんか?」とおかしそうに肩を揺すってから、俺の頬を撫でた。
「サンキュ。仕事頑張れるわ」
優しい顔でふわりと笑って、頬を撫でていた手を首の後ろに回してきた。引き寄せられ、唇が重なった。二度目のいってらっしゃいのキスは、一度目よりも、深い。腰が、背中が、ざわついた。目を開けていられない。固く閉じて、まずい、やめて、と腹の奥で絶叫した。
このままでは、とてもまずい。
「よし、いってきます」
解放された俺は、ふらつきそうなのを全力で堪え、平静を装い、笑って手を振った。
「いってらっしゃい、気をつけて」
渾身の演技だ。頑張った。おもに、下半身が。奮い立ちそうになるのをどうにかして抑えつけることに成功した。
「すごい、やればできるんだ」
自分の下半身を自画自賛したものの、すぐに抑えが効かなくなった。
美しく微笑んだ唇の、柔らかい感触。頬を撫でる手のひらの、熱。
七世、と俺を呼ぶ愛しい人。
体のあちこちに、余韻が残っている。
「加賀さん、好き」
声に出すと、駄目になった。胸を掻きむしりたくなるほどに、好きだと、欲しいと思ってしまう。苦しい。好きすぎて、もどかしい。
触りたい。抱きしめたい。
息が上がり、下腹部が脈を打つ。
どうしたら。どうしたら、気が紛れるだろう。
必死で円周率を唱えてみるものの、効果がない。なぜなら、この部屋には加賀さんの痕跡が多すぎる。どこを見ても加賀さんを連想してしまうのだ。
箸もマグカップも、枕も布団も、あの人が触れたものすべてが愛しい。
「俺は、変だ……」
洗濯機の前で、うずくまる。加賀さんの下着を握り締め、うめき声を絞り出した。
早くこの下着を洗濯機に投入しなければ。そして、煩悩を一緒に洗い流すのだ。さあ、今だ、下着を離せ。下着。パンツ。加賀さんの、パンツ。加賀さんの。
理性を失い、手が、颯爽と股間を捕らえた。
こんなことは、駄目だ。
頭ではわかっているのに、体は抑制が効かない。
欲望に支配された俺は、自慰行為に及んだ。
あろうことか、加賀さんのあれこれを思い浮かべ、彼の下着を使って、自慰行為に及んだのだ。
最低だ。最悪なことをしてしまった。
終わると、罪悪感に押し潰され、しばらく立ち上がることができなかった。呆然と、自分の出した白い体液を眺めていた。
俺は、加賀さんを穢してしまった。あの美しい、清廉な、天使のような人を自慰の道具にしたのだ。
涙が出てきた。ごめんなさい、と心の中で何度も何度もつぶやいた。そうしたからといって、なんの解決にもならない。早く、本人に謝りたい。
ぐすぐすと鼻をすすりながら、スマホを操作した。
ごめんなさい。本当にごめんなさい。
それだけの短い文章を送信し、深呼吸してから気持ちを入れ替えた。
学校に行こう。
家のことを済ませ、玄関で靴を履いていると、スマホが震えた。画面を見ると、加賀さんからの着信だった。心臓がドキッと跳ね、次に、チクチクと痛みがやってきた。再びの、罪悪感。恐る恐る電話に出ると、加賀さんが「何やらかした?」と明るい声色で言った。
「加賀さん」
『おう、どした?』
「ごめんなさい」
『うん、いいよ。許す』
「駄目です、許したら駄目です」
『はは』
俺が何をしたのか知れば、きっと呆れる。嫌われる。
「加賀さんに嫌われたら、俺」
絶望が押し寄せる。頭を抱え、ごめんなさい、ともう一度謝った。
『え、ほんと何したの? なんか壊したとか? 皿割った? 怪我してない? 大事なものなんて倉知君以外ないからな?』
いつもなら舞い上がってルンルンになる加賀さんのありがたい言葉も、罪悪感を濃くするばかりだ。
「あとで……、夜にお話します」
『何、さっき普通だったじゃん。この短い時間で一体何が』
加賀さんが言葉を切った。
『うん、帰ったら聞くわ。じゃあな』
三秒くらいの間を開けて、どこか笑いを含んだ声で言うと、通話が切れた。勤務前の忙しい時間帯にややこしいことをした、とさらに落ち込んだ。
どうしてこんなにも暗く、沈んでしまうのだろう。自慰とは恐ろしい。自己嫌悪は長く続いた。一日中どんよりしたままで、帰宅しても、気分は晴れない。不快感を与えずに、自慰行為を告白し、謝罪する方法をずっと考えていた。難しい問題だ。一向にまとまらない。
そうこうするうちに、玄関のドアが開く音。
走った。廊下を滑り、膝を折ると、両手を床について、ひたいを押し当てた。
「おかえりなさい」
「お、おう。すげえ、出た、スライディング土下座」
「加賀さん、俺、加賀さんを穢してしまいました」
ひたいを冷たい床に当てたままで、叫ぶ。目を閉じる。頭の中で科白を組み立てていると、鈍い音がゴン、と耳の横で鳴った。横目で見た。通勤鞄だ。怒っているから乱暴に置いたというより、ただ単に重いのだ。
「具体的に言うと?」
頭の上から加賀さんの声が降ってくる。
「穢すってのはつまり?」
気のせいじゃない。声が笑っている。恐る恐る顔を上げると、口元をにやつかせた加賀さんが腕組みをして俺を見下ろしていた。
「その……、つまり……、加賀さんを、……加賀さんで? いや、加賀さんの?」
どう言えば気持ち悪くないか考えてみたが、どう言ってもきっと気持ちが悪い。
首をひねっていると、加賀さんが吹き出した。
「ごめん、わかった、俺が言ってやろう。俺をおかずにしてオナニーした。だろ?」
「お、おかず」
「俺をネタにして抜いた、とも言う」
「うぅ、やめて」
いたたまれない。泣き声で小さく謝ると、加賀さんが目の前に屈み込んだ。
「なんで謝るんだよ。別にすりゃいいだろ」
「でも」
穢したみたいで嫌なのだ。
そう言うと、加賀さんが「ごめん、わかんねえ」と笑った。
「リアルで抱いてるくせに、想像で抱くのは穢してるって発想はおかしいだろ」
ハッとなる。そうか、実際に抱いているのなら、いいのか。
「いいんですか……?」
頭を上げて、姿勢を正し、おずおずと訊いた。
「いいよ。だって俺もオナるならおかずは絶対倉知君だし、お前だって俺以外で抜かないだろ。もし俺がお前で抜いたって言ったらどう? イヤ? キモイ?」
「いえ、まさか、あの、光栄です」
加賀さんがエロい単語ばかり口にするのが恥ずかしくなってきた。目を泳がせて唇を噛み、でも、と言いよどむ。
「でも?」
「あの、俺、加賀さんのパンツで」
「ちょ、パンツ? 俺のパンツで抜いたの?」
これはもしかして言わないほうがよかったのかもしれない。慌てて、「ごめんなさい!」と大声を張り上げる。
「え、パンツをどうしたの? 匂い嗅いだとか?」
「してませんしてません」
すごく嗅ぎたかったのだが、それは我慢した。顔の前で手を振って、必死で否定する。
「じゃあ被った?」
「してません、けど、その、なんというか、本当に失礼いたしました」
深々と頭を下げる。
「いいよ。ていうかお前、昨日もヤッたのに、自家発電とか元気だよな」
「自家発電?」
加賀さんが右手を握って振ってみせた。じわりと熱くなった頬を、加賀さんの冷たい手のひらが包み込む。
「律義にオナニー報告する倉知君が可愛い」
ごちそうさま、と囁いて、キスをされた。よかった。怒られなかった。嫌われなかった。
安堵で泣きそうになった瞬間、加賀さんが「で?」と訊いた。
「俺のどんな痴態を妄想して抜いたの?」
「えっ、いや、あの、痴態っていうか」
いってらっしゃいのキス、七世と呼ぶ声、その他もろもろを思い出して、それから。
「まあいいや」
俺の肩をポンと叩くと、腰を上げた。
「とりあえず、俺のパンツをどう使ったのか、再現してもらおうかな」
「さっ、再現?」
「倉知君のオナニー、めっちゃエロい。見せて」
ネクタイを緩めながら、加賀さんが、甘美に笑う。
〈おわり〉
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