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倉知君、コンドームを買う。
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〈倉知編〉
「コンドーム、なくなりました」
空き箱を折り畳み、コンパクトにまとめると、ごみ箱に投げ入れた。
加賀さんがベッドの上で、うん、と返事をする。
「明日買ってくるわ」
あくびをしながらそう言うと、枕を抱き締めて寝る体勢に入る。
「加賀さん」
「んー」
「俺が買ってきます」
「えー? なんで?」
「だって、えっと、ほら、俺が着けるものだし」
変な理由をこじつけてしまった。加賀さんが、なんだそりゃ、と吹き出した。
「確かに着けるのはおもにお前だけど」
「はい、だから俺が買ってきます」
「買える? 大丈夫?」
「大丈夫です、任せてください」
張り切って答えた。
そして次の日。学校の帰りに、ドラッグストアに寄った。
店に入るとレジに立つ店員を確認した。女の人だ。あの人に、コンドームを渡してレジを通して貰わなければならない。
想像するだけで奇妙な恥ずかしさに顔が熱くなった。どうしてみんな、平気なんだろう、と思った。みんなというか、加賀さんだ。そう、加賀さんは平気すぎるのだ。
一緒に買い物に行ったとき、あまりのオープンさに面食らってしまった。棚に並ぶコンドームの箱を、まるでお菓子を選ぶ子どものように無邪気に眺めて吟味し、「0.02ミリのやつにする?」と、俺に意見を求めてきた。
周りに誰もいなかったからそんなことを言ったのだろうが、緊張感と羞恥心でどうにかなりそうだった。
「0.01とかほとんどナマだよな」
平然と言う加賀さんに対して、俺は無様にうずくまるしかなかった。
それにレジも問題だ。中が透けないように紙袋に入れてくれるのだが、コンドームだと認識すると、店員がチラチラと加賀さんを意味ありげな目で見る。気のせいかもしれないが、その視線がなんとなく居心地が悪くて、だから俺は加賀さんにコンドームを買わせたくない。
コンドームから連想するものは、一つしかない。それと加賀さんを結びつけられるのが、いやなのだ。
多分こんなことを言ったら呆れる。だからあえて言わなかった。
それにしても。
難易度が高い。売り場を歩き回り、避妊薬、とわかりやすくタグのついたコーナーを発見し、足を止めたはいいが、汗がにじんで動悸がした。駄目だ、直視できない。
「いらっしゃいませー」
店員がにこやかに通り過ぎていく。それだけなのに、大げさに体が跳ねた。その場にしゃがみこんで、大きく息を吐く。我ながら挙動不審だ。もっとさりげなく、スマートにいけると思っていたのに。
過剰反応する俺が変なのか? 加賀さんみたいに平然としているのが正解なのか?
どっちでもいい。とにかく早く買って、帰ろう。
深呼吸してから、屈んだままラインナップを確認する。
安くてたくさん入ったやつでいいかな、と値段を見ていると、「すいません」と声が聞こえた。
ハッと顔を上げると、カートを押した女性が立っていた。
「後ろ通りますね」
「あっ、はい、すいません」
慌てて立ち上がり、隅によけると、女性の目がコンドームの棚に注がれた。そして、ものすごく柔和な笑みを浮かべて俺の顔を見上げ、通り過ぎて行った。顔どころか体まで火がついたように熱くなる。
手ひどい辱めを受けたような感覚は、どうにも慣れない。くじけそうだ。
やっぱり買うのは加賀さんに任せようか。いや、恥ずかしくて買えませんでした、と手ぶらで帰ったら確実に笑われる。
やってやる。俺だって、やるときはやる。
顔面を手のひらで叩きつけて、コンドームの群れに正面から対峙する。
どうしてこんなに種類があるんだ、とめまいがしそうだ。一体何がどう違うのだろうか。
いつも使っているコンドームを見つけて手を伸ばしたが、値段を見て驚いた。こんなに高いものだったのか。一度きりの使い捨てなのに不経済だ。高い理由を知りたい。
パッケージの裏を読んでも、よくわからない。ゴムじゃないコンドーム、とはいったいどういう意味だろうか。生体適合性の高いポリウレタン素材、とある。肌のぬくもりを瞬時に伝えます、自然な使用感が得られます、という文言には惹かれるものがある。
いや、待てよ。こっちの三箱セットのものはリーズナブルだ。十二個入りの三箱でこの値段だ。単価が安い。今のところ、最有力候補だ。でも、こんなものを買ったらどれだけやる気満々なんだと思われないだろうか。とはいえこれを買えば長持ちする。何度も買いにこなくても済む。それになんといっても安い。よし、これだ。
コンドームを掴んでレジに向かう。ちょうど客は誰も並んでいない。今がチャンスだ。
「いらっしゃいませ! 商品お預かりします」
レジの店員は派手な感じの若い女の子だった。高校生かもしれない。やけに気合の入った様子で頭を勢いよく下げて、両手を突き出してくる。あっけにとられながら手渡して、はたと気づいた。カムフラージュに一緒に何か買おうと思っていたのを忘れていた。単体で買うなんて、どんな猛者だよ、と頭を抱えたくなった。
「えっと、マイバッグとポイントカードはお持ちですか?」
「あ、いえ、ありません」
「こちらで用意しますね」
透明なレジ袋に入れてから、突然「あっ、違う」と声を上げた。
「これ、紙袋に入れたほうがいいやつですよね」
「え」
「危ないところでした!」
よく見ると名札に初心者マークがついている。どうやら新人らしい。
「いや、あの、そのままでいいです」
「でもほら透けて見えるし、待っててください。今、すぐ、これを、こうして、あれ? 入んない?」
恐ろしく手際が悪い。ブツブツ言いながら紙袋にコンドームを入れるのを、俺の後ろについていた女性が笑って見ている。いたたまれない。会計を済ませると、まるで強盗犯のごとく猛ダッシュで店を飛び出した。
疲弊した。コンドーム一つ買うのが、こんなにも大変だったとは。
「お、ちゃんと買えたか。偉い偉い」
夜。帰宅した加賀さんが、ベッドの上に置いたレジ袋に気づいて俺を労ってくれた。
「買えましたけど、ほんと消耗しました。恥ずかしいし、緊張するし、汗だくになるし」
「はは、なんか目に浮かぶわ。どれ」
紙袋のテープをはがして戦果を確認する加賀さんが、げ、と声を上げた。
「お前これ、最下層のゴムじゃねえか」
「え、なんですか、どういうことですか」
「クソ安いやつだろ。いつものなかった?」
「ありましたけど、熟考した結果、これにしました」
「単価安いからだろ。さては主婦根性発揮したな」
ばれている。
「ゴム臭いし使った感じだいぶ違うんだよな」
俺は顔を覆ってベッドの上に崩れ落ちた。
「え、あれ、何、どした」
「凹みました」
ものすごく頑張ったつもりなのにダメ出しをされて落ち込んだ。
「めちゃくちゃ恥ずかしい思いしたのに、あの苦労は一体……」
「あー、なんかごめん」
加賀さんがベッドに腰掛けて俺の頭を撫でてくる。
「よしよし、よくやった。頑張ったよな、うん。つーか三箱もあんのかよ。だいぶ持つよな。二か月? 三か月? 長い道のりだな、おい」
ぶうたれる加賀さんの手から、コンドームの箱を奪い取り、ベッドの上に押し倒した。
「あ、怒った?」
ニヤニヤして加賀さんが言った。
「そんなに持つわけないじゃないですか。一か月あれば使い切れます」
「三十六個だぞ。一日一個使っても余るよな」
「責任とって、頑張って消費します」
俺の下で、加賀さんがおかしそうに吹き出した。
「無駄に男らしいな」
「早速使いましょうか」
唇に吸いついて、目を見て訊いた。加賀さんが俺から顔を背けて、「やべえ」と弱々しく漏らす。
「今なんかちょっとときめいた」
視線を俺に戻したとき、目の中に隠し切れない熱が揺らいで見えた。
これはこれで怪我の功名というか、俺にとっては美味しい展開だ。
はじめてのおつかいは、成功裏に終わった。
〈おわり〉
「コンドーム、なくなりました」
空き箱を折り畳み、コンパクトにまとめると、ごみ箱に投げ入れた。
加賀さんがベッドの上で、うん、と返事をする。
「明日買ってくるわ」
あくびをしながらそう言うと、枕を抱き締めて寝る体勢に入る。
「加賀さん」
「んー」
「俺が買ってきます」
「えー? なんで?」
「だって、えっと、ほら、俺が着けるものだし」
変な理由をこじつけてしまった。加賀さんが、なんだそりゃ、と吹き出した。
「確かに着けるのはおもにお前だけど」
「はい、だから俺が買ってきます」
「買える? 大丈夫?」
「大丈夫です、任せてください」
張り切って答えた。
そして次の日。学校の帰りに、ドラッグストアに寄った。
店に入るとレジに立つ店員を確認した。女の人だ。あの人に、コンドームを渡してレジを通して貰わなければならない。
想像するだけで奇妙な恥ずかしさに顔が熱くなった。どうしてみんな、平気なんだろう、と思った。みんなというか、加賀さんだ。そう、加賀さんは平気すぎるのだ。
一緒に買い物に行ったとき、あまりのオープンさに面食らってしまった。棚に並ぶコンドームの箱を、まるでお菓子を選ぶ子どものように無邪気に眺めて吟味し、「0.02ミリのやつにする?」と、俺に意見を求めてきた。
周りに誰もいなかったからそんなことを言ったのだろうが、緊張感と羞恥心でどうにかなりそうだった。
「0.01とかほとんどナマだよな」
平然と言う加賀さんに対して、俺は無様にうずくまるしかなかった。
それにレジも問題だ。中が透けないように紙袋に入れてくれるのだが、コンドームだと認識すると、店員がチラチラと加賀さんを意味ありげな目で見る。気のせいかもしれないが、その視線がなんとなく居心地が悪くて、だから俺は加賀さんにコンドームを買わせたくない。
コンドームから連想するものは、一つしかない。それと加賀さんを結びつけられるのが、いやなのだ。
多分こんなことを言ったら呆れる。だからあえて言わなかった。
それにしても。
難易度が高い。売り場を歩き回り、避妊薬、とわかりやすくタグのついたコーナーを発見し、足を止めたはいいが、汗がにじんで動悸がした。駄目だ、直視できない。
「いらっしゃいませー」
店員がにこやかに通り過ぎていく。それだけなのに、大げさに体が跳ねた。その場にしゃがみこんで、大きく息を吐く。我ながら挙動不審だ。もっとさりげなく、スマートにいけると思っていたのに。
過剰反応する俺が変なのか? 加賀さんみたいに平然としているのが正解なのか?
どっちでもいい。とにかく早く買って、帰ろう。
深呼吸してから、屈んだままラインナップを確認する。
安くてたくさん入ったやつでいいかな、と値段を見ていると、「すいません」と声が聞こえた。
ハッと顔を上げると、カートを押した女性が立っていた。
「後ろ通りますね」
「あっ、はい、すいません」
慌てて立ち上がり、隅によけると、女性の目がコンドームの棚に注がれた。そして、ものすごく柔和な笑みを浮かべて俺の顔を見上げ、通り過ぎて行った。顔どころか体まで火がついたように熱くなる。
手ひどい辱めを受けたような感覚は、どうにも慣れない。くじけそうだ。
やっぱり買うのは加賀さんに任せようか。いや、恥ずかしくて買えませんでした、と手ぶらで帰ったら確実に笑われる。
やってやる。俺だって、やるときはやる。
顔面を手のひらで叩きつけて、コンドームの群れに正面から対峙する。
どうしてこんなに種類があるんだ、とめまいがしそうだ。一体何がどう違うのだろうか。
いつも使っているコンドームを見つけて手を伸ばしたが、値段を見て驚いた。こんなに高いものだったのか。一度きりの使い捨てなのに不経済だ。高い理由を知りたい。
パッケージの裏を読んでも、よくわからない。ゴムじゃないコンドーム、とはいったいどういう意味だろうか。生体適合性の高いポリウレタン素材、とある。肌のぬくもりを瞬時に伝えます、自然な使用感が得られます、という文言には惹かれるものがある。
いや、待てよ。こっちの三箱セットのものはリーズナブルだ。十二個入りの三箱でこの値段だ。単価が安い。今のところ、最有力候補だ。でも、こんなものを買ったらどれだけやる気満々なんだと思われないだろうか。とはいえこれを買えば長持ちする。何度も買いにこなくても済む。それになんといっても安い。よし、これだ。
コンドームを掴んでレジに向かう。ちょうど客は誰も並んでいない。今がチャンスだ。
「いらっしゃいませ! 商品お預かりします」
レジの店員は派手な感じの若い女の子だった。高校生かもしれない。やけに気合の入った様子で頭を勢いよく下げて、両手を突き出してくる。あっけにとられながら手渡して、はたと気づいた。カムフラージュに一緒に何か買おうと思っていたのを忘れていた。単体で買うなんて、どんな猛者だよ、と頭を抱えたくなった。
「えっと、マイバッグとポイントカードはお持ちですか?」
「あ、いえ、ありません」
「こちらで用意しますね」
透明なレジ袋に入れてから、突然「あっ、違う」と声を上げた。
「これ、紙袋に入れたほうがいいやつですよね」
「え」
「危ないところでした!」
よく見ると名札に初心者マークがついている。どうやら新人らしい。
「いや、あの、そのままでいいです」
「でもほら透けて見えるし、待っててください。今、すぐ、これを、こうして、あれ? 入んない?」
恐ろしく手際が悪い。ブツブツ言いながら紙袋にコンドームを入れるのを、俺の後ろについていた女性が笑って見ている。いたたまれない。会計を済ませると、まるで強盗犯のごとく猛ダッシュで店を飛び出した。
疲弊した。コンドーム一つ買うのが、こんなにも大変だったとは。
「お、ちゃんと買えたか。偉い偉い」
夜。帰宅した加賀さんが、ベッドの上に置いたレジ袋に気づいて俺を労ってくれた。
「買えましたけど、ほんと消耗しました。恥ずかしいし、緊張するし、汗だくになるし」
「はは、なんか目に浮かぶわ。どれ」
紙袋のテープをはがして戦果を確認する加賀さんが、げ、と声を上げた。
「お前これ、最下層のゴムじゃねえか」
「え、なんですか、どういうことですか」
「クソ安いやつだろ。いつものなかった?」
「ありましたけど、熟考した結果、これにしました」
「単価安いからだろ。さては主婦根性発揮したな」
ばれている。
「ゴム臭いし使った感じだいぶ違うんだよな」
俺は顔を覆ってベッドの上に崩れ落ちた。
「え、あれ、何、どした」
「凹みました」
ものすごく頑張ったつもりなのにダメ出しをされて落ち込んだ。
「めちゃくちゃ恥ずかしい思いしたのに、あの苦労は一体……」
「あー、なんかごめん」
加賀さんがベッドに腰掛けて俺の頭を撫でてくる。
「よしよし、よくやった。頑張ったよな、うん。つーか三箱もあんのかよ。だいぶ持つよな。二か月? 三か月? 長い道のりだな、おい」
ぶうたれる加賀さんの手から、コンドームの箱を奪い取り、ベッドの上に押し倒した。
「あ、怒った?」
ニヤニヤして加賀さんが言った。
「そんなに持つわけないじゃないですか。一か月あれば使い切れます」
「三十六個だぞ。一日一個使っても余るよな」
「責任とって、頑張って消費します」
俺の下で、加賀さんがおかしそうに吹き出した。
「無駄に男らしいな」
「早速使いましょうか」
唇に吸いついて、目を見て訊いた。加賀さんが俺から顔を背けて、「やべえ」と弱々しく漏らす。
「今なんかちょっとときめいた」
視線を俺に戻したとき、目の中に隠し切れない熱が揺らいで見えた。
これはこれで怪我の功名というか、俺にとっては美味しい展開だ。
はじめてのおつかいは、成功裏に終わった。
〈おわり〉
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