5 / 12
5話「貴族との決闘は決闘でなくて死闘」
しおりを挟む
ベアトリスという貴族の女子から聞き捨てならない言葉を聞くと、俺はつい衝動に駆られるがままに口調が少々荒っぽくなりながらも反論した。
すると彼女は徐に手を顎に当てながら考え込む仕草を見せると、
「姉貴? ……ああ、なるほど。貴方が噂の聖剣を扱えるという男子ですか。通りで学院の制服を着ている訳ですわね。てっきり誰かの従者かと私は思いましたけど」
と言いながら興味深そうな視線を向けながら俺を見ては僅かに口の端を上げていた。
「そんなことを聞いてるんじゃねえ! 俺の質問に答えろ!」
だがベアトリスが先に返してきた言葉は俺の質問を全く無視したものであり、明らかに下級の平民の質問には答える気が毛頭ないという雰囲気が伝わってくる。
「はぁ……これだから男という生き物は嫌なんですの。目先のことばかり優先させる野蛮な生き物。少しはゆとりを持つということも大事なことですわよ」
大きさ溜息を吐き捨てたあと彼女は右手を額に当てると、そのまま首を左右にゆっくりと揺らして男という性別を完全に馬鹿にしているような素振りを見せていた。
しかしそこで俺の中で何かが明確に大きく脈動すると、それは怒りの許容値が限界を突破した事を自分でも理解していて、ベアトリスを睨みつけたまま歩みを進めて近づく。
「んだよ。俺の質問には答えずに偉そうに性別差別か? はっ、この国の貴族は随分と――」
怒声混じりの言葉を呟きながら彼女の元へと近づいて胸倉を掴もうと右手を僅かに上げると、その瞬間不意に背中に何かが当たる感覚を受けてそのまま勢い良く前方に投げ出された。
それはまるで俺がこの世界に来る要因となった駅のホームから放り出された時みたいな、それと同じ感じであり全思考が一旦止まりかけるが何とか意識を保とうとする。
けれど俺が前方に倒れ込む寸前に見た光景はベアトリスの豊満な胸が視界一杯に広がっていて、気が付いた時には既に為すすべもなく顔中がマシュマロのような弾力と柔らかさを併せ持つ何かに包まれたまま廊下に倒れ込んだ。
「あーもう、一体なにぃ?」
すると俺の背後からはそんな軽い感じの声が聞こえてきて、一体誰が自分の背中を押したのかと確認しようと体を起こそうとする。
だがそれと同時に顔も動かそうとすると、
「んあっ……」
という何とも妖艶の色を孕んだ声色が短く聞こえて、その漏れ出たような声は確かに俺の耳にしっかりと残っていた。
その瞬間なにかこれは不味い状態に陥っているのではと本能で悟ると慌てて状況を確認しようと顔を上げるが、俺の視界の先にはベアトリスが頬を赤く染め上げて何故か潤んだ瞳で睨みを利かせていた。
「あ、ああ……ごごご、ごめん!」
そんな彼女を目の当たりにしたことで先程まで業火の炎の如く湧いていた怒りの感情が一瞬にして鎮火すると、急いでベアトリスの体から離れようと起き上がる。
「ッ……この下等な男風情がよくも、わたくしの清い体を汚しましたわね! 絶対に許しませんわ! 今この場でバーンズ家の名の元に貴方に決闘を申込みますの!」
俺が立ち上がったあと直ぐにベアトリスも起き上がると、怒りなのか何なのかは分からないが顔を歪めて人差し指を向けながらそう言い切った。しかしその言葉を口にした瞬間に周りの女子達が一斉に青ざめた顔や哀れみの視線を俺に向けきた。
たかが決闘を挑まれただけで何故そんなにも死を宣告された死刑囚を見るような瞳や顔色を向けてくるのかと疑問に思うが、その決闘と言うのは俺としても願ってもいないことであり当然男として受けて立つ他ない。なんせ姉貴を馬鹿にされて、そのままにしておける筈がないからだ。
「ああ、受けて立つぜ。その決闘を」
ベアトリスを睨みながら息巻いて返すと周りの女子達は目を丸くさせて、より一層俺を絞首台へと歩みを進める者みたいな視線を向けていた。
「その言葉しかと聞き届けましたわよ。詳しい内容は後日またお話致しますの。それまで精々残りの時間を楽しむことですのよ」
そう言い切ると彼女は最後に俺に対して軽蔑のような眼差しを少し向けると、そのまま横を通り過ぎて姿を消していった。
「や、やばいよ!」
そしてベアトリスの姿が完全に見えなくなったあと一人の女子が声を唐突に上げると、この場の空気は一瞬にして重々しいものから解放された。
それから俺が視線を周囲に配ると背中に当たってきた女子は既に居ないのか、何処にもそれらしき人物は見えなかった。恐らく俺がベアトリスと話している間に姿を消したのだろう。
だがそれよりも先に何が一体やばいのだろうか。取り敢えず聞いてみることにする。
「どうしたんだ?」
「あ、あのね! 貴族が自らの家名を名乗って決闘を申し込む時は、本気も本気で下手したらハヤト君が死ぬことになるんだよ!」
すると一人の女子は両手で握り拳を作りながら自身の胸元へと近づけて、興奮と恐怖心が複雑に絡み合うような表情を見せつつ死という言葉を口にしていた。しかも同時に周りを取り囲む女子達も小さく頷いて反応を見せている。
「ははっ、んな大袈裟な」
軽く笑いながら女子達の言葉と反応を受け取ると、幾ら決闘と言えど中世時代のように命を賭けた死闘を繰り広げる訳でもないだろうにと返す。
「大袈裟じゃないよ! 貴族は家名に絶対のプライドを持っていて、それを持ち出すということは一族の威信に掛けてハヤト君を倒すって意味なんだよ!」
最初に話し掛けてきた女子が再び口を開くと俺の知らない貴族という特質な者たちの説明を始めてくれて、それを聞くにどうやらこの世界の貴族は関わると面倒事に発展する確率が高いらしい。
一族の威信に賭けて絶対に俺を倒すとはなんだろうか。
ベアトリス個人からならばまだ分かるが、何故そこで家名を持ち出す必要があるのだろうか。
俺にはいまいち理解が追いつかないが可能性として女尊男卑の思想が影響しているのかも知れない。
「ハヤト君……死んじゃうのか……」
「悔いはないようにね?」
「あたし、ハヤト君のこと忘れないから!」
次々と身勝手な事を言い出す女子達ではあるが中には本気で涙を流す者も居て貴族との決闘が死を持って完結するものであるならば、俺はとんでもない事を受けてしまったのではと今更ながらに恐怖心が湧いた。
しかしだからと言って姉貴を貶されたことに関しては許せる訳もなく、恐怖心よりも怒りの感情が上回っているのだ。絶対にベアトリスには謝らせるという意志のもとに。
「なんだ、この騒ぎは。お前が何かしたのか?」
そう聞こえてくるのは前の方からで俺が視線を向けると、そこにはハンカチをポケットに仕舞う幼馴染のヒカリが居て視線を周囲に向けては困惑している様子であった。
「あーいや、実は本の少し前に色々とありまして……あははっ」
貴族の胸に顔を埋めて決闘を挑まれたなんて死んでも言えないとして、取り敢えず愛想笑いのような表情を作りつつ誤魔化す道を選ぶ。基本的にこうすることで人は深く事情を聞いてくることはない。よほど人の事情に首を突っ込みたがる、お節介な性格をしていなければな。
「……誤魔化さずに言え。なにがあった?」
僅かな間を空けたあとヒカリが口を開くと同時に瞳を据えて真剣な表情を見せてくると、俺が適当に誤魔化そうとしているのを見抜いているのか距離を縮めて来た。
けれどそこで俺は思い出す。こういう時のヒカリには一切の誤魔化しが聞かずに何故か本質を見抜く力に優れていて、今の今まで俺は彼女に対して何かを隠し通せたことがないことを。
「やっぱり無理かぁ……。えーっとな、実はさっき――」
もはやこれ以上の隠し事はヒカリの怒りを買う事になるとして、色々と諦めると先程までの事を全て事細かに話し始めることにした。それに俺が話さなければ周りの女子達に聞かれる可能性も残っていて、ならば自らが話し方がマシと言えるだろう。
すると彼女は徐に手を顎に当てながら考え込む仕草を見せると、
「姉貴? ……ああ、なるほど。貴方が噂の聖剣を扱えるという男子ですか。通りで学院の制服を着ている訳ですわね。てっきり誰かの従者かと私は思いましたけど」
と言いながら興味深そうな視線を向けながら俺を見ては僅かに口の端を上げていた。
「そんなことを聞いてるんじゃねえ! 俺の質問に答えろ!」
だがベアトリスが先に返してきた言葉は俺の質問を全く無視したものであり、明らかに下級の平民の質問には答える気が毛頭ないという雰囲気が伝わってくる。
「はぁ……これだから男という生き物は嫌なんですの。目先のことばかり優先させる野蛮な生き物。少しはゆとりを持つということも大事なことですわよ」
大きさ溜息を吐き捨てたあと彼女は右手を額に当てると、そのまま首を左右にゆっくりと揺らして男という性別を完全に馬鹿にしているような素振りを見せていた。
しかしそこで俺の中で何かが明確に大きく脈動すると、それは怒りの許容値が限界を突破した事を自分でも理解していて、ベアトリスを睨みつけたまま歩みを進めて近づく。
「んだよ。俺の質問には答えずに偉そうに性別差別か? はっ、この国の貴族は随分と――」
怒声混じりの言葉を呟きながら彼女の元へと近づいて胸倉を掴もうと右手を僅かに上げると、その瞬間不意に背中に何かが当たる感覚を受けてそのまま勢い良く前方に投げ出された。
それはまるで俺がこの世界に来る要因となった駅のホームから放り出された時みたいな、それと同じ感じであり全思考が一旦止まりかけるが何とか意識を保とうとする。
けれど俺が前方に倒れ込む寸前に見た光景はベアトリスの豊満な胸が視界一杯に広がっていて、気が付いた時には既に為すすべもなく顔中がマシュマロのような弾力と柔らかさを併せ持つ何かに包まれたまま廊下に倒れ込んだ。
「あーもう、一体なにぃ?」
すると俺の背後からはそんな軽い感じの声が聞こえてきて、一体誰が自分の背中を押したのかと確認しようと体を起こそうとする。
だがそれと同時に顔も動かそうとすると、
「んあっ……」
という何とも妖艶の色を孕んだ声色が短く聞こえて、その漏れ出たような声は確かに俺の耳にしっかりと残っていた。
その瞬間なにかこれは不味い状態に陥っているのではと本能で悟ると慌てて状況を確認しようと顔を上げるが、俺の視界の先にはベアトリスが頬を赤く染め上げて何故か潤んだ瞳で睨みを利かせていた。
「あ、ああ……ごごご、ごめん!」
そんな彼女を目の当たりにしたことで先程まで業火の炎の如く湧いていた怒りの感情が一瞬にして鎮火すると、急いでベアトリスの体から離れようと起き上がる。
「ッ……この下等な男風情がよくも、わたくしの清い体を汚しましたわね! 絶対に許しませんわ! 今この場でバーンズ家の名の元に貴方に決闘を申込みますの!」
俺が立ち上がったあと直ぐにベアトリスも起き上がると、怒りなのか何なのかは分からないが顔を歪めて人差し指を向けながらそう言い切った。しかしその言葉を口にした瞬間に周りの女子達が一斉に青ざめた顔や哀れみの視線を俺に向けきた。
たかが決闘を挑まれただけで何故そんなにも死を宣告された死刑囚を見るような瞳や顔色を向けてくるのかと疑問に思うが、その決闘と言うのは俺としても願ってもいないことであり当然男として受けて立つ他ない。なんせ姉貴を馬鹿にされて、そのままにしておける筈がないからだ。
「ああ、受けて立つぜ。その決闘を」
ベアトリスを睨みながら息巻いて返すと周りの女子達は目を丸くさせて、より一層俺を絞首台へと歩みを進める者みたいな視線を向けていた。
「その言葉しかと聞き届けましたわよ。詳しい内容は後日またお話致しますの。それまで精々残りの時間を楽しむことですのよ」
そう言い切ると彼女は最後に俺に対して軽蔑のような眼差しを少し向けると、そのまま横を通り過ぎて姿を消していった。
「や、やばいよ!」
そしてベアトリスの姿が完全に見えなくなったあと一人の女子が声を唐突に上げると、この場の空気は一瞬にして重々しいものから解放された。
それから俺が視線を周囲に配ると背中に当たってきた女子は既に居ないのか、何処にもそれらしき人物は見えなかった。恐らく俺がベアトリスと話している間に姿を消したのだろう。
だがそれよりも先に何が一体やばいのだろうか。取り敢えず聞いてみることにする。
「どうしたんだ?」
「あ、あのね! 貴族が自らの家名を名乗って決闘を申し込む時は、本気も本気で下手したらハヤト君が死ぬことになるんだよ!」
すると一人の女子は両手で握り拳を作りながら自身の胸元へと近づけて、興奮と恐怖心が複雑に絡み合うような表情を見せつつ死という言葉を口にしていた。しかも同時に周りを取り囲む女子達も小さく頷いて反応を見せている。
「ははっ、んな大袈裟な」
軽く笑いながら女子達の言葉と反応を受け取ると、幾ら決闘と言えど中世時代のように命を賭けた死闘を繰り広げる訳でもないだろうにと返す。
「大袈裟じゃないよ! 貴族は家名に絶対のプライドを持っていて、それを持ち出すということは一族の威信に掛けてハヤト君を倒すって意味なんだよ!」
最初に話し掛けてきた女子が再び口を開くと俺の知らない貴族という特質な者たちの説明を始めてくれて、それを聞くにどうやらこの世界の貴族は関わると面倒事に発展する確率が高いらしい。
一族の威信に賭けて絶対に俺を倒すとはなんだろうか。
ベアトリス個人からならばまだ分かるが、何故そこで家名を持ち出す必要があるのだろうか。
俺にはいまいち理解が追いつかないが可能性として女尊男卑の思想が影響しているのかも知れない。
「ハヤト君……死んじゃうのか……」
「悔いはないようにね?」
「あたし、ハヤト君のこと忘れないから!」
次々と身勝手な事を言い出す女子達ではあるが中には本気で涙を流す者も居て貴族との決闘が死を持って完結するものであるならば、俺はとんでもない事を受けてしまったのではと今更ながらに恐怖心が湧いた。
しかしだからと言って姉貴を貶されたことに関しては許せる訳もなく、恐怖心よりも怒りの感情が上回っているのだ。絶対にベアトリスには謝らせるという意志のもとに。
「なんだ、この騒ぎは。お前が何かしたのか?」
そう聞こえてくるのは前の方からで俺が視線を向けると、そこにはハンカチをポケットに仕舞う幼馴染のヒカリが居て視線を周囲に向けては困惑している様子であった。
「あーいや、実は本の少し前に色々とありまして……あははっ」
貴族の胸に顔を埋めて決闘を挑まれたなんて死んでも言えないとして、取り敢えず愛想笑いのような表情を作りつつ誤魔化す道を選ぶ。基本的にこうすることで人は深く事情を聞いてくることはない。よほど人の事情に首を突っ込みたがる、お節介な性格をしていなければな。
「……誤魔化さずに言え。なにがあった?」
僅かな間を空けたあとヒカリが口を開くと同時に瞳を据えて真剣な表情を見せてくると、俺が適当に誤魔化そうとしているのを見抜いているのか距離を縮めて来た。
けれどそこで俺は思い出す。こういう時のヒカリには一切の誤魔化しが聞かずに何故か本質を見抜く力に優れていて、今の今まで俺は彼女に対して何かを隠し通せたことがないことを。
「やっぱり無理かぁ……。えーっとな、実はさっき――」
もはやこれ以上の隠し事はヒカリの怒りを買う事になるとして、色々と諦めると先程までの事を全て事細かに話し始めることにした。それに俺が話さなければ周りの女子達に聞かれる可能性も残っていて、ならば自らが話し方がマシと言えるだろう。
0
お気に入りに追加
53
あなたにおすすめの小説
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比世界は大変らしい。(ただしイケメンに限る)
@aozora
ファンタジー
ひろし君は狂喜した。「俺ってこの世界の主役じゃね?」
このお話は、男女比が狂った世界で女性に優しくハーレムを目指して邁進する男の物語…ではなく、そんな彼を端から見ながら「頑張れ~」と気のない声援を送る男の物語である。
「第一章 男女比世界へようこそ」完結しました。
男女比世界での脇役少年の日常が描かれています。
「第二章 中二病には罹りませんー中学校編ー」完結しました。
青年になって行く佐々木君、いろんな人との交流が彼を成長させていきます。
ここから何故かあやかし現代ファンタジーに・・・。どうしてこうなった。
「カクヨム」さんが先行投稿になります。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる