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第29話 ブラスト堕つ
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ワールドオーダーの体内には動力源としてマイクロ原子炉が組み込まれている。それが臨界点を超えて暴走すれば、小型の原子爆弾と同じことになる。
「そんなことをすればキミも!」
「だから言ったろ? 道連れにしてやるってな」
「ブラスト!」
WO-2はよろめくWO-9を置き去りにして、魔人の元に歩き始めた。
「さあ、決着を付けようぜ。勝負だ!」
体に沿って垂らした魔人の右手に魔力が集中し、真っ赤な輝きを発した。
「よう、そんなに正直なプレイで良いのかい? 決め手が魔法になるのはわかっていたけどよ」
WO-2は左足をその場で思い切り踏み込むと、右足を頭の上まで振り上げた。テコンドーのネリョチャギ、踵落しの始動であった。
だが踵を振り下ろしたとしても、ぶつける相手がいない。一体何をしようというのか?
伸ばしたままの右足を振り下ろす代わりに、WO-2は胸に膝を着けたまま膝から踵までを水平に倒した。
右足のすねはロケットランチャーのように、真っ直ぐ魔人の胸に向けられていた。
「GrrwO!」
WO-2の意図に気付いて、魔人は急いで右手を前に伸ばした。
「へへ、余裕を見せすぎたな。早撃ちはこっちの勝ちだ」
WO-2の噴射装置が特大の炎を噴き出した。その熱量はシブキの白熱流をはるかに超える。
巨大魔鳥の魔核をエネルギー源とするからこそ可能な規模であった。
真っ白な熱線が、火球を放つ隙さえ与えずに魔人の体を飲み込んだ。
轟轟と耳を弄する音を発して、大気は燃え上がり、魔人の体も体表面が炭化してしまった。
だが、それでも魔人は倒れなかった。魔力の防壁と共に表皮が破られても、まだ外骨格が残されていた。
防御力のほとんどを奪われながらも、魔人は生き残った。
「GwwoaaAAAA!」
「いちいち耳障りな野郎だぜ。オレのターンはまだ終わってないぜ!」
右足を降ろしたWO-2は本来の使い方で、白熱流を制御し、地表すれすれを飛んで魔人に突っ込んだ。
そのまま魔人の胴体を抱きかかえて空へと離陸する。
「音楽は聞こえているか? これがオレ達のラストダンスだぜ!」
WO-2は魔人を道連れに自爆するため、保安装置をオーバーライドしてマイクロ原子炉を暴走させた。
<あばよ、スバル。世話になったな! 後のことは頼んだぜ>
<ブラストーっ!>
WO-2を追い掛ける余力もなく、立ち尽くしていたWO-9は、空中でもつれ合う魔人とWO-2を見上げて叫んだ。
WO-2の体内で暴走した原子炉が急激に温度を上昇させた。
それを魔人のエネルギー探知能力は見逃さなかった。
「Gwoa! BoaAAA!」
最後の魔力を左手に込めて、魔人は密着したWO-2の胸に突きこんだ。
「ぐふっ!」
真っ赤に燃える腕は、勢いそのままにWO-2の背中から突き出た。
その手にマイクロ原子炉を握り締めて。
「くそぉっ!」
WO-2はもがいたが、もはや力の元を失っていた。やがてがっくりと力を失って動かなくなった。
「ブラストっ!」
WO-9の呼びかけも空しく、100メートル以上の高さからWO-2の抜け殻のような体は地上に落下した。
原子炉を握りつぶした魔人は満身創痍であったが、残りの魔力をかき集めて重力魔法を展開した。半透明の黒い力場に包まれて、ゆっくりと地上まで降りてきた。
「ブラスト、ブラストっ!」
WO-9はブラストに駆け寄り必死に呼びかけたが、返事は無かった。その体はピクリとも動かない。
そっとブラストを地面に横たえると、WO-9は魔人に向かって歩き出した。
「ブラストがやり残したことはボクがやり遂げる」
左手にWO-2のレイガンを握り締め、WO-9は右足を引きずりながら前に進んだ。体中から煙を上げている魔人が、それを迎え撃つ。
「お前は『力』を、ボクは『スピード』を失った。お前には一体何が残っている? 飢えか、憎しみか?」
「BoaaAAAA!」
「ボクには『友』がいる!」
そう叫ぶと、WO-9は残るすべてを込めて左足で踏み切った。
魔人の腕をかいくぐって胴体にしがみ付く。
WO-9がまたも自爆を図るのではないかと魔人は焦り、そのエネルギー源に探知の目を向けた。
「GrowA?」
魔人が探知したのは過熱する原子炉ではなかった。WO-9の体内に大量のエネルギーを感知したが、それは制御され、安定して流れていた。
流れて行く先は……左手のレイガンだった。
「オーバードライブ2! これがボクの奥の手だ!」
定格の数十倍にもあたるエネルギーがレイガンに流れ込み、レーザー発生回路を焼き切りながら強力な光線を発生させた。
一瞬輝いた光線は狙いあやまたず魔人の魔核を貫き、燃やし尽くした。
「GMooaaAAAHH!」
魔力を使い果たした魔人は、限界を超えたパワーを集めたレーザーを止めることができなかった。
サイボーグ戦士がレイガンを握る時、グリップと手のひらが結合し、体内の原子炉からパワー供給される仕組みになっていたのだ。
OD2は肉体のみでなく、肉体と一体化したレイガンまでもパワーアップする効果を持っていた。
魔核を焼き尽くされた魔人はぐずぐずと崩れながら、灰のように砕けて地面に落ちた。
「ブラスト! アンジェリカ、ブラストは? 生命反応はあるのか?」
「バックアップバッテリーで脳の生命維持をしているわ。でも早く治療しないと危ない。魔核の拒否反応はそのまま、いえ、むしろ悪化しているから」
「ミレイユ王女からナノマシンを取り出せば、ブラストの治療はできるんだろう?」
「とにかく急いで王城に帰って。一刻を争うわ」
「わかった。ODを使ってブラストを運ぶよ」
「王女にはワタシから事情を伝えておくわ」
倒れたまま動かないWO-2の体と、ちぎれ飛んだ自分の右腕と握ったままのレイガンを回収し、WO-9は王城への道を急いだ。
正常時のODに比べれば半分にも満たない速度しか出せなかったが、それでも酷使され尽くしたWO-9のサイバネティック器官にとっては甚大な負担になった。王城の前に到着した時には四肢は異常振動をし始めており、歩くだけでもがくがくと全身が震えた。
「勇者殿!」
従者たちを引き連れて駆け寄って来たのはランドー将軍であった。わらわらと従者たちがWO-9達を取り囲む何人かで担ごうとしたが、サイボーグの体は見かけより重い。
「台車だ。誰か、台車を持って来い!」
早速届けられた荷物運搬用の台車に載せられて、2人のサイボーグ戦士は王城に運び込まれた。
「う、腕がちぎれている……」
「こっちは息をしていないぞ」
台車を動かすのも4人掛かりだ。
「無様な格好ですみません」
運ばれながら、WO-9は自分たちの不甲斐無さをわびた。1日と経たぬ間に戦線離脱してしまうとは。
「いえ、とんでもありません。1体で国1つを滅ぼすことのできる魔人2体を倒されたと伺っております」
「ありがとうございました」
従者たちは台車を押しながら、口々に礼を述べた。涙をこぼしている者もいる。
家族や知人を魔物に殺された者もそこには含まれていた。
(リリーは元気でいるかなあ……)
王城の前庭を通過しながら、スバルはぼんやりと幼い少女の面影を想い出していた。
◆◆◆
サイボーグ戦士たちが運び込まれたのは、治療院の一室でも工作室でもなかった。
この世界へのゲートが開いた聖廟に、2人は再び戻って来た。この部屋を飛び出したのは、ほんの半日前のことであった。
「勇者殿。この度は魔物ならびに魔人の討伐、誠に大儀であった。ロマーニ王国を代表して礼を言う」
2人を出迎えたのは国王その人であった。治療の邪魔をしたくないという理由で、短く礼だけを伝えると国王はその場をミレイユ王女に預けて聖廟を去った。
「勇者様、父のそっけない態度をお許しください。王として勇者様にへつらっていると見られるような対応はできぬのです」
後を引き取ったミレイユが、国王の態度が淡泊である理由を告げ、2人の勇者に頭を下げた。
「気にしていません。そんなことよりブラストの治療にご協力ください」
「そんなことをすればキミも!」
「だから言ったろ? 道連れにしてやるってな」
「ブラスト!」
WO-2はよろめくWO-9を置き去りにして、魔人の元に歩き始めた。
「さあ、決着を付けようぜ。勝負だ!」
体に沿って垂らした魔人の右手に魔力が集中し、真っ赤な輝きを発した。
「よう、そんなに正直なプレイで良いのかい? 決め手が魔法になるのはわかっていたけどよ」
WO-2は左足をその場で思い切り踏み込むと、右足を頭の上まで振り上げた。テコンドーのネリョチャギ、踵落しの始動であった。
だが踵を振り下ろしたとしても、ぶつける相手がいない。一体何をしようというのか?
伸ばしたままの右足を振り下ろす代わりに、WO-2は胸に膝を着けたまま膝から踵までを水平に倒した。
右足のすねはロケットランチャーのように、真っ直ぐ魔人の胸に向けられていた。
「GrrwO!」
WO-2の意図に気付いて、魔人は急いで右手を前に伸ばした。
「へへ、余裕を見せすぎたな。早撃ちはこっちの勝ちだ」
WO-2の噴射装置が特大の炎を噴き出した。その熱量はシブキの白熱流をはるかに超える。
巨大魔鳥の魔核をエネルギー源とするからこそ可能な規模であった。
真っ白な熱線が、火球を放つ隙さえ与えずに魔人の体を飲み込んだ。
轟轟と耳を弄する音を発して、大気は燃え上がり、魔人の体も体表面が炭化してしまった。
だが、それでも魔人は倒れなかった。魔力の防壁と共に表皮が破られても、まだ外骨格が残されていた。
防御力のほとんどを奪われながらも、魔人は生き残った。
「GwwoaaAAAA!」
「いちいち耳障りな野郎だぜ。オレのターンはまだ終わってないぜ!」
右足を降ろしたWO-2は本来の使い方で、白熱流を制御し、地表すれすれを飛んで魔人に突っ込んだ。
そのまま魔人の胴体を抱きかかえて空へと離陸する。
「音楽は聞こえているか? これがオレ達のラストダンスだぜ!」
WO-2は魔人を道連れに自爆するため、保安装置をオーバーライドしてマイクロ原子炉を暴走させた。
<あばよ、スバル。世話になったな! 後のことは頼んだぜ>
<ブラストーっ!>
WO-2を追い掛ける余力もなく、立ち尽くしていたWO-9は、空中でもつれ合う魔人とWO-2を見上げて叫んだ。
WO-2の体内で暴走した原子炉が急激に温度を上昇させた。
それを魔人のエネルギー探知能力は見逃さなかった。
「Gwoa! BoaAAA!」
最後の魔力を左手に込めて、魔人は密着したWO-2の胸に突きこんだ。
「ぐふっ!」
真っ赤に燃える腕は、勢いそのままにWO-2の背中から突き出た。
その手にマイクロ原子炉を握り締めて。
「くそぉっ!」
WO-2はもがいたが、もはや力の元を失っていた。やがてがっくりと力を失って動かなくなった。
「ブラストっ!」
WO-9の呼びかけも空しく、100メートル以上の高さからWO-2の抜け殻のような体は地上に落下した。
原子炉を握りつぶした魔人は満身創痍であったが、残りの魔力をかき集めて重力魔法を展開した。半透明の黒い力場に包まれて、ゆっくりと地上まで降りてきた。
「ブラスト、ブラストっ!」
WO-9はブラストに駆け寄り必死に呼びかけたが、返事は無かった。その体はピクリとも動かない。
そっとブラストを地面に横たえると、WO-9は魔人に向かって歩き出した。
「ブラストがやり残したことはボクがやり遂げる」
左手にWO-2のレイガンを握り締め、WO-9は右足を引きずりながら前に進んだ。体中から煙を上げている魔人が、それを迎え撃つ。
「お前は『力』を、ボクは『スピード』を失った。お前には一体何が残っている? 飢えか、憎しみか?」
「BoaaAAAA!」
「ボクには『友』がいる!」
そう叫ぶと、WO-9は残るすべてを込めて左足で踏み切った。
魔人の腕をかいくぐって胴体にしがみ付く。
WO-9がまたも自爆を図るのではないかと魔人は焦り、そのエネルギー源に探知の目を向けた。
「GrowA?」
魔人が探知したのは過熱する原子炉ではなかった。WO-9の体内に大量のエネルギーを感知したが、それは制御され、安定して流れていた。
流れて行く先は……左手のレイガンだった。
「オーバードライブ2! これがボクの奥の手だ!」
定格の数十倍にもあたるエネルギーがレイガンに流れ込み、レーザー発生回路を焼き切りながら強力な光線を発生させた。
一瞬輝いた光線は狙いあやまたず魔人の魔核を貫き、燃やし尽くした。
「GMooaaAAAHH!」
魔力を使い果たした魔人は、限界を超えたパワーを集めたレーザーを止めることができなかった。
サイボーグ戦士がレイガンを握る時、グリップと手のひらが結合し、体内の原子炉からパワー供給される仕組みになっていたのだ。
OD2は肉体のみでなく、肉体と一体化したレイガンまでもパワーアップする効果を持っていた。
魔核を焼き尽くされた魔人はぐずぐずと崩れながら、灰のように砕けて地面に落ちた。
「ブラスト! アンジェリカ、ブラストは? 生命反応はあるのか?」
「バックアップバッテリーで脳の生命維持をしているわ。でも早く治療しないと危ない。魔核の拒否反応はそのまま、いえ、むしろ悪化しているから」
「ミレイユ王女からナノマシンを取り出せば、ブラストの治療はできるんだろう?」
「とにかく急いで王城に帰って。一刻を争うわ」
「わかった。ODを使ってブラストを運ぶよ」
「王女にはワタシから事情を伝えておくわ」
倒れたまま動かないWO-2の体と、ちぎれ飛んだ自分の右腕と握ったままのレイガンを回収し、WO-9は王城への道を急いだ。
正常時のODに比べれば半分にも満たない速度しか出せなかったが、それでも酷使され尽くしたWO-9のサイバネティック器官にとっては甚大な負担になった。王城の前に到着した時には四肢は異常振動をし始めており、歩くだけでもがくがくと全身が震えた。
「勇者殿!」
従者たちを引き連れて駆け寄って来たのはランドー将軍であった。わらわらと従者たちがWO-9達を取り囲む何人かで担ごうとしたが、サイボーグの体は見かけより重い。
「台車だ。誰か、台車を持って来い!」
早速届けられた荷物運搬用の台車に載せられて、2人のサイボーグ戦士は王城に運び込まれた。
「う、腕がちぎれている……」
「こっちは息をしていないぞ」
台車を動かすのも4人掛かりだ。
「無様な格好ですみません」
運ばれながら、WO-9は自分たちの不甲斐無さをわびた。1日と経たぬ間に戦線離脱してしまうとは。
「いえ、とんでもありません。1体で国1つを滅ぼすことのできる魔人2体を倒されたと伺っております」
「ありがとうございました」
従者たちは台車を押しながら、口々に礼を述べた。涙をこぼしている者もいる。
家族や知人を魔物に殺された者もそこには含まれていた。
(リリーは元気でいるかなあ……)
王城の前庭を通過しながら、スバルはぼんやりと幼い少女の面影を想い出していた。
◆◆◆
サイボーグ戦士たちが運び込まれたのは、治療院の一室でも工作室でもなかった。
この世界へのゲートが開いた聖廟に、2人は再び戻って来た。この部屋を飛び出したのは、ほんの半日前のことであった。
「勇者殿。この度は魔物ならびに魔人の討伐、誠に大儀であった。ロマーニ王国を代表して礼を言う」
2人を出迎えたのは国王その人であった。治療の邪魔をしたくないという理由で、短く礼だけを伝えると国王はその場をミレイユ王女に預けて聖廟を去った。
「勇者様、父のそっけない態度をお許しください。王として勇者様にへつらっていると見られるような対応はできぬのです」
後を引き取ったミレイユが、国王の態度が淡泊である理由を告げ、2人の勇者に頭を下げた。
「気にしていません。そんなことよりブラストの治療にご協力ください」
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