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薄氷上のダンス
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私は彼女に最後の鉄槌を下そうとして、尻尾を構えた。
ぎゅぁぁぁっ
まるでそれは泣き叫ぶ様な悲痛な咆哮を上げて、どしんと音がして首を向けるとそこには金竜が私を見ていた。
ユリウスが来てしまった。
私は早く始末しなければと、思って尻尾を彼女へと伸ばした。
どしんと間に入り、ユリウスは私になにもさせないとしようとしたのだろう。
だが、背後にいるそれは。
「くっ……ここで貴方が来るとは……なんで視界がボヤけるの……お父様私を見捨てないで……早く、竜姫を………神血を……てにいれるの」
エスタレーラは立ち上がり、私へ向けてズタボロの身体で足を引きずり震えながらきていた。
懐古病は致死的な神経変性疾患で、治療法がなく、生きるために竜人族の血、人肉、竜化状態の時の竜肉などを吸ったり、喰らう事が主な特性である。
血を吸い、取り入れる行為によって、自らの力を保ち、過去の追憶を強制的に見る事が可能であり、力を強化するがその代償は非常に厳しい物である。
神経細胞の死滅と脳組織の破壊を伴い、初期症状から中期症状までの間、習慣化すると脳内の快楽物質の分泌が激しくなり、自らの意思ではほぼ止められなくなる。
その為、発症者を見つけた場合には即時拘束又は、殺害を推奨されている。
瞳が赤い燐光を放ち、中期症状になると爛れているのが特徴的である。
急速な認知機能の低下による記憶の妄想癖、又は短期記憶や注意力欠如などが起こり、視覚のぼやけや壊死などもある。
あの赤い燐光を見てから、ゾワっとする様な気持ち悪さに私の身体は震える。
私は伸ばした尻尾を戻し、ずるずると背後へ尻込みした。
背後から向かって来ていたそれを、金竜は尻尾で軽く吹き飛ばした。
あっ
私がやろうと思っていたのにと、思わずユリウスの方へ、ぐるるるるぅと少し不満であると物語る様な竜声を私は出した。
私をジッと不自然な程に感情の無い凪いだ青い瞳を向けており、私の方へずりずりと近寄ってきていた。
このままでは何をされるのかわからない。
慌てた私は空へと舞い上がろうと風の魔法を駆使して舞い上がる。
高度の空からのブレスでダメ押しの仕留めようと思ったが、私に遅れて金竜も舞い上がり、私と睨み合う状況になってしまった。
私は仕方なく、ホームへと行こうとして上空で竜化を解除した。
するすると変わっていく身体に金竜が慌てたのか、焦った様にバタバタと翼を羽ばたき、その後滑空して近寄ってきた。
竜の咆哮を上げて、青い瞳からは不安だとわかるぐらいだった。
涙を垂らして此方へと向かう彼を見て、私はその時、彼の心を傷つけてしまったのだと理解してしまった。
……彼をいつも心配させて不安にさせる不器用な私が、ユリウスを傷つけていることに気がついたのだ。
どうすれば、もっと上手く立ち回れるのだろうか。
それでも……私は悔いは無い。
結果的には彼の手というか尻尾を汚してしまった。
私の手で始末をつけたかったが。
ぐるぐると私はユリウスに顔を向ける事が出来ずに伸ばしかけた手を引っ込めた。
この気持ちや考えが上手く纏まらず、聞かれてもなにもを伝えられない。
このままで良いのか悩んだ。
今すぐにでも彼の手を取って歩みよったの方が良いのは明白だが、私はまた傷つけたくないのに傷付けるのが怖くて、私はホームと呟いた。
ぎゅっっっぁぁぁ
悲しみの咆哮を上げた彼を最後に私は愛しのホームへと移動したのだった。
「はぁ……後少しだったのに。」
ホームに戻り、疲れた身体を王座へと横たえて眠りにつく。
なにげにここが安心するし、回復力は断然上なのだ。
しかも、ユリウスは転移してこれない。
唯一、ここだけが彼から逃れる場所になっている。
チラリと横にある"彼"の為の王座を眺めて、ため息をついた。
「……どうしようかな、"約束"を思っきし破ったのは事実だから……私が悪いのはわかっているけど。」
ジクジクとあの悲しみの咆哮や感情が篭らない凪いだあの青い瞳が、彼がよく他人しているのを私に向けたのは異常だ。
それ程までに、彼を傷つけてしまったのだ。
「ユリウスごめんなさい……」
私は彼と共に居ない方が……
良いのかもしれない。
そう考えると胸が張り裂けて、砕け散りその破片がジクジクと刺さった様な痛みが走る。
身体は嫌だと訴えているけど、思考は疲れているからか悪い方にしか考えられない。
目が熱くなり、込み上げて涙がこぼれ落ちた。
会いたいのに……
会いたくない心がずしりと重しの様に残る。
テストは終わったけど、明日は登校できそうにないなと、私は眠気に微睡み意識は暗闇に溶けた。
「それで……愛しの婚約者様は遥か彼方の安全な場所に篭ったって?」
「あぁ、何日か過ぎているが……返信は二つ『申し訳ありません』『少し実家に帰っております』だ。実家は公爵家だろう。」
目の前の無造作に整えられていないのだが、それでも男の俺から見ても、女共が見たらうつつを抜かすぐらい顔立ちは良いと感じる男である友のユリウスは、頭を抑えてテーブルに突っ伏している。
「確か、そこってアレだよな?……元王城」
「そうだ……この国1番安全と言えるが……シアはほんと。逃げ足だけは天下一品なんだよ。」
「謝ったらどうか?怒ってないって言えば良いんじゃ……」
「それはもう送った……返答はなし。」
明らかに前と比べてユリウスは少し痩せている。
「ユリウス、食べているか?お前が倒れたらさすがに不味いだろう。帰ってきた時に……倒れたら心配かけるだろ。」
「うぐ、それはそうだが。」
昏い目をしたユリウスは、頭から一本角が生えているのを俺は指さすとシアと言いながら、彼女が着ていたのか女性の服を手に取り顔を埋めていた。
「そのあの場所から時々降りてきているんだろ?」
「あぁ、あそこには飲食物はないだろうからな。そこを狙って移動したんだが、直ぐ様逃げるから……ぁあ、後一歩だったのに。」
「それは……余計に逃げたくなるだろう。しかしながら、あの伝説の発祥地の街付近で戦った事で一部の民からは人気があって物語となっているそうだよな。この前友人が少し所用で行ったらしいが銀竜の残した氷槍を永遠に残そうと、戦っていた付近を観光地化していたそうだ。吹雪パンとか、氷飴とか聞いた時は面白かったな。」
「なんだそれは?」
胡乱げに見てきた目の前の美丈夫はそれだけでも様になるというのに、女の尻を追いかけるしか頭に無かったらしく、周りを見ていなかったらしい。
あぁ、俺も早く番を見つけたいものだ。
「ユリウス、疲れているのだろう。一眠りしてこい。疲れた身体では、いざ好いた女子が現れても満足した働きが出来ぬだろ?」
「……リーンハルト、前の口調に戻っているぞ?いっそ事、それで通したらどうだ?」
「ぐっ、それは嫌なんだよ。それに……お前なら正面突破できそうだが……しないのか?」
「それは色々面倒になるからな……次シアに逃げられたら……奥の手として考えるが……」
さすがに聖地に表から乗り込むのは人の目があるからと、ユリウスも避けていたのか。
俺は口元を抑えて、こいつがまともになって欲しいから、早めに戻ってきて欲しいと願った。
「ユリウス………」
私はさっき、目の前まで彼が迫ってきていたけれど、怖くなってホームへと帰還してしまった。
彼からは怒ってないとか、戻ってきて欲しいとか、一緒にいて欲しいと連絡が来る。
私は腰掛けて、頭を両手でかかえた。
「……戻ったら絶対……」
監禁の文字が浮かび上がり、常時気持ち良い事しかない生活がありそうで、足がすくむ。
彼が怒っていないとは思えない。
だが彼は嘘をつかないとは思う。
………でもずっとこのまま逃げる生活は無理だろう。
少し離れているだけで番の香りは高まっているだろうし、彼が目があった時に異様な程トロッとした熱のある目を向けられていたのはある。
長い事それに離れていたら、更に監禁が長引きそうで嫌だし、学園を休んでいる事は確かだ。
後数日行かないと補講を受ける事になりそうだ。
「なにか、きっかけが……」
私は偶然にも腕輪の収納に、少し古い時代らしいが、番におすすめスポットの書かれた本を眺めながら悩んだ。
なにかをしていないと、また不穏な考えが頭を過ぎる。
……ユリウスをまた傷つけてしまうかもしれない。
どれも、彼と行く予想をすると涙が込み上げてきてしまう。
私がここにいているのが原因で、私がいけないのに。
「ダメだな……私が悪いのに。」
目の端からまた涙が流れてきてしまい、袖で拭きながら、ページをめくる。
『仲直りデートスポット!5選☆』
私はそれを見て考えた。
この場所は良いかもしれない。
私は一旦冷静になれそうだ。
ここにいるとズブズブとずっと居たくなる様な気持ちになってしまうし、彼と話すキッカケとなるかもしれない。
「私……頑張るわ」
本来ならば、冬ではなく夏に来た方が映えるし、シーズンなのだろうけど、人の目が無い方が私達は良い。
フッと笑って私はその為に、何が必要かとか、どういう話から彼に伝えるべきかとか考えた。
ぎゅぁぁぁっ
まるでそれは泣き叫ぶ様な悲痛な咆哮を上げて、どしんと音がして首を向けるとそこには金竜が私を見ていた。
ユリウスが来てしまった。
私は早く始末しなければと、思って尻尾を彼女へと伸ばした。
どしんと間に入り、ユリウスは私になにもさせないとしようとしたのだろう。
だが、背後にいるそれは。
「くっ……ここで貴方が来るとは……なんで視界がボヤけるの……お父様私を見捨てないで……早く、竜姫を………神血を……てにいれるの」
エスタレーラは立ち上がり、私へ向けてズタボロの身体で足を引きずり震えながらきていた。
懐古病は致死的な神経変性疾患で、治療法がなく、生きるために竜人族の血、人肉、竜化状態の時の竜肉などを吸ったり、喰らう事が主な特性である。
血を吸い、取り入れる行為によって、自らの力を保ち、過去の追憶を強制的に見る事が可能であり、力を強化するがその代償は非常に厳しい物である。
神経細胞の死滅と脳組織の破壊を伴い、初期症状から中期症状までの間、習慣化すると脳内の快楽物質の分泌が激しくなり、自らの意思ではほぼ止められなくなる。
その為、発症者を見つけた場合には即時拘束又は、殺害を推奨されている。
瞳が赤い燐光を放ち、中期症状になると爛れているのが特徴的である。
急速な認知機能の低下による記憶の妄想癖、又は短期記憶や注意力欠如などが起こり、視覚のぼやけや壊死などもある。
あの赤い燐光を見てから、ゾワっとする様な気持ち悪さに私の身体は震える。
私は伸ばした尻尾を戻し、ずるずると背後へ尻込みした。
背後から向かって来ていたそれを、金竜は尻尾で軽く吹き飛ばした。
あっ
私がやろうと思っていたのにと、思わずユリウスの方へ、ぐるるるるぅと少し不満であると物語る様な竜声を私は出した。
私をジッと不自然な程に感情の無い凪いだ青い瞳を向けており、私の方へずりずりと近寄ってきていた。
このままでは何をされるのかわからない。
慌てた私は空へと舞い上がろうと風の魔法を駆使して舞い上がる。
高度の空からのブレスでダメ押しの仕留めようと思ったが、私に遅れて金竜も舞い上がり、私と睨み合う状況になってしまった。
私は仕方なく、ホームへと行こうとして上空で竜化を解除した。
するすると変わっていく身体に金竜が慌てたのか、焦った様にバタバタと翼を羽ばたき、その後滑空して近寄ってきた。
竜の咆哮を上げて、青い瞳からは不安だとわかるぐらいだった。
涙を垂らして此方へと向かう彼を見て、私はその時、彼の心を傷つけてしまったのだと理解してしまった。
……彼をいつも心配させて不安にさせる不器用な私が、ユリウスを傷つけていることに気がついたのだ。
どうすれば、もっと上手く立ち回れるのだろうか。
それでも……私は悔いは無い。
結果的には彼の手というか尻尾を汚してしまった。
私の手で始末をつけたかったが。
ぐるぐると私はユリウスに顔を向ける事が出来ずに伸ばしかけた手を引っ込めた。
この気持ちや考えが上手く纏まらず、聞かれてもなにもを伝えられない。
このままで良いのか悩んだ。
今すぐにでも彼の手を取って歩みよったの方が良いのは明白だが、私はまた傷つけたくないのに傷付けるのが怖くて、私はホームと呟いた。
ぎゅっっっぁぁぁ
悲しみの咆哮を上げた彼を最後に私は愛しのホームへと移動したのだった。
「はぁ……後少しだったのに。」
ホームに戻り、疲れた身体を王座へと横たえて眠りにつく。
なにげにここが安心するし、回復力は断然上なのだ。
しかも、ユリウスは転移してこれない。
唯一、ここだけが彼から逃れる場所になっている。
チラリと横にある"彼"の為の王座を眺めて、ため息をついた。
「……どうしようかな、"約束"を思っきし破ったのは事実だから……私が悪いのはわかっているけど。」
ジクジクとあの悲しみの咆哮や感情が篭らない凪いだあの青い瞳が、彼がよく他人しているのを私に向けたのは異常だ。
それ程までに、彼を傷つけてしまったのだ。
「ユリウスごめんなさい……」
私は彼と共に居ない方が……
良いのかもしれない。
そう考えると胸が張り裂けて、砕け散りその破片がジクジクと刺さった様な痛みが走る。
身体は嫌だと訴えているけど、思考は疲れているからか悪い方にしか考えられない。
目が熱くなり、込み上げて涙がこぼれ落ちた。
会いたいのに……
会いたくない心がずしりと重しの様に残る。
テストは終わったけど、明日は登校できそうにないなと、私は眠気に微睡み意識は暗闇に溶けた。
「それで……愛しの婚約者様は遥か彼方の安全な場所に篭ったって?」
「あぁ、何日か過ぎているが……返信は二つ『申し訳ありません』『少し実家に帰っております』だ。実家は公爵家だろう。」
目の前の無造作に整えられていないのだが、それでも男の俺から見ても、女共が見たらうつつを抜かすぐらい顔立ちは良いと感じる男である友のユリウスは、頭を抑えてテーブルに突っ伏している。
「確か、そこってアレだよな?……元王城」
「そうだ……この国1番安全と言えるが……シアはほんと。逃げ足だけは天下一品なんだよ。」
「謝ったらどうか?怒ってないって言えば良いんじゃ……」
「それはもう送った……返答はなし。」
明らかに前と比べてユリウスは少し痩せている。
「ユリウス、食べているか?お前が倒れたらさすがに不味いだろう。帰ってきた時に……倒れたら心配かけるだろ。」
「うぐ、それはそうだが。」
昏い目をしたユリウスは、頭から一本角が生えているのを俺は指さすとシアと言いながら、彼女が着ていたのか女性の服を手に取り顔を埋めていた。
「そのあの場所から時々降りてきているんだろ?」
「あぁ、あそこには飲食物はないだろうからな。そこを狙って移動したんだが、直ぐ様逃げるから……ぁあ、後一歩だったのに。」
「それは……余計に逃げたくなるだろう。しかしながら、あの伝説の発祥地の街付近で戦った事で一部の民からは人気があって物語となっているそうだよな。この前友人が少し所用で行ったらしいが銀竜の残した氷槍を永遠に残そうと、戦っていた付近を観光地化していたそうだ。吹雪パンとか、氷飴とか聞いた時は面白かったな。」
「なんだそれは?」
胡乱げに見てきた目の前の美丈夫はそれだけでも様になるというのに、女の尻を追いかけるしか頭に無かったらしく、周りを見ていなかったらしい。
あぁ、俺も早く番を見つけたいものだ。
「ユリウス、疲れているのだろう。一眠りしてこい。疲れた身体では、いざ好いた女子が現れても満足した働きが出来ぬだろ?」
「……リーンハルト、前の口調に戻っているぞ?いっそ事、それで通したらどうだ?」
「ぐっ、それは嫌なんだよ。それに……お前なら正面突破できそうだが……しないのか?」
「それは色々面倒になるからな……次シアに逃げられたら……奥の手として考えるが……」
さすがに聖地に表から乗り込むのは人の目があるからと、ユリウスも避けていたのか。
俺は口元を抑えて、こいつがまともになって欲しいから、早めに戻ってきて欲しいと願った。
「ユリウス………」
私はさっき、目の前まで彼が迫ってきていたけれど、怖くなってホームへと帰還してしまった。
彼からは怒ってないとか、戻ってきて欲しいとか、一緒にいて欲しいと連絡が来る。
私は腰掛けて、頭を両手でかかえた。
「……戻ったら絶対……」
監禁の文字が浮かび上がり、常時気持ち良い事しかない生活がありそうで、足がすくむ。
彼が怒っていないとは思えない。
だが彼は嘘をつかないとは思う。
………でもずっとこのまま逃げる生活は無理だろう。
少し離れているだけで番の香りは高まっているだろうし、彼が目があった時に異様な程トロッとした熱のある目を向けられていたのはある。
長い事それに離れていたら、更に監禁が長引きそうで嫌だし、学園を休んでいる事は確かだ。
後数日行かないと補講を受ける事になりそうだ。
「なにか、きっかけが……」
私は偶然にも腕輪の収納に、少し古い時代らしいが、番におすすめスポットの書かれた本を眺めながら悩んだ。
なにかをしていないと、また不穏な考えが頭を過ぎる。
……ユリウスをまた傷つけてしまうかもしれない。
どれも、彼と行く予想をすると涙が込み上げてきてしまう。
私がここにいているのが原因で、私がいけないのに。
「ダメだな……私が悪いのに。」
目の端からまた涙が流れてきてしまい、袖で拭きながら、ページをめくる。
『仲直りデートスポット!5選☆』
私はそれを見て考えた。
この場所は良いかもしれない。
私は一旦冷静になれそうだ。
ここにいるとズブズブとずっと居たくなる様な気持ちになってしまうし、彼と話すキッカケとなるかもしれない。
「私……頑張るわ」
本来ならば、冬ではなく夏に来た方が映えるし、シーズンなのだろうけど、人の目が無い方が私達は良い。
フッと笑って私はその為に、何が必要かとか、どういう話から彼に伝えるべきかとか考えた。
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