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人属編-28
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その後隣の円卓が置いてある部屋へ移動する
すごい円卓とかって
ちゃんと公平性を考えているのね
リリー様やエルデ様もいた
みんな先に挨拶を済ませたようだ
円卓にはメインメンバーが座り、あたしやバケットさんなんかは後ろに控えた
「あらためて、わが第一王子ルドの結婚式のためによく来てくださった。感謝する」
シドニー王の隣にはルド王子がすわっていた
「皆様、お久しぶりです。この旅は遠い道のりのなか、わざわざありがとうございました」
しっかりと挨拶ができている
21歳で結婚か~これは早いのか遅いのか・・よくわからないな
じゃっかん社交辞令っぽい、仮面かぶったような貼り付けた笑顔が気持ち悪いけど
そんなもんか?
獣人側もエルデ様から順にお祝いの挨拶をしていく
「現在の獣人属代表をしております、エルデ・ベケットと申します。この度のご結婚大変おめでとうございます・・・・・」
獣人属は三年に一度代表が交代する
世襲制の王族には考えられないことだろう
全員挨拶が済んだところで、今後の話や雑談が入ってくる
メイドさんがお茶を運びはじめた
「おいおいおい、これじゃない。マキア殿のDULCISのお菓子はないのかね?」
シドニー王がメイドの持ってきたお菓子柄ではなく、DULCISのお菓子を持って来いといっている
「・・・」
メイドさん困っている
「・・ただいま、確認してまいります」
「本当に好きなんですね」
リリー様がシドニー王に甘いもの好きなのかと尋ねている
「いやぁ~人属にもお菓子はあるんだが、DULCISのお菓子を食べてからはこっちのファンになってな~」
フォッフォッフォッ!と髭とおなかを揺らしている
お土産は段ボール5箱分くらい大量に持ってきているから、どんどん出せるだろう
「お気に召して何よりです。今では各地区6店舗までの展開しているんです」
ジアンが俺の妻自慢が始まった
「おぉ!すばらしい!是非、人属店も欲しいものだな~ダンテ!」と隣に座っているおじいちゃんに声をかけている
・・・あれ
あのおじいちゃん・・・あ!!!前にDULCISでお菓子買ってくれた人属じゃん!!
「はい。わたくしも大好物でございます」
偉い人だったのか・・・
ぱちりと目があってニコリとされた
多分気づいているんだ
あたしと店で会ったってこと
軽く会釈しといたけど、すごいな・・こんなことあるんだ
その後メイドさんがDULCISのお菓子を運んでくれる
「そうそう!!これだこれだ!おお!これはなんだ!?みたことがないぞ!」
新しいお菓子に興奮している
お菓子で場が和むなんて・・・考えてもみなかった
「DULCISではどんどん新作をだしていて、本日お持ちできませんでしたが冷菓類のお菓子も出ておりますよ」
さすがに日持ちもしないので、お持ちできませんでしたが・・・とジアンがいうと、めっちゃ残念そうな顔をしている
「今度獣人地区に行くのを楽しみにしておくか・・・」
がっかり・・って感じがかわいい
その後難しい話をはじめたが、シドニー王はずっと何かしら食べていたw
隣に座っているルド王子は一切手を付けない
わかりやすい。獣人が作ったものは食べないのね
解散し、そのまま晩餐会となった
凄いごちそうが並んだが、明日の結婚式ではなもっと豪勢に・・・とか言っている
あんだけお菓子食べたのに、まだ入るのかというくらい豪勢にかぶりついているシドニー王
立派なおなかのわけだわな
「(ねーねー味つけ濃くない?)」
隣に座っているリンクがベ~と苦虫を食べた顔で舌をだしてきた
「ふふふ・・そうかもだけど、でもおいしいよ」
小声で話すが、ちらりと見るとあまりみんな食事に手を付けていないようだ
脂ギタギタの料理が多すぎて、長時間馬車に揺られて旅をしてきた後には確かにきついわな
まぁおなかが満たされればいいかくらい食べて、あとは静かに笑顔で黙っていた
ちょっと意外だったのが、ガロw
めっちゃマナーよく食べているw
あんなガロみたことない
やるときはちゃんとできる子だったのねw
ちらちらと目が合うのは第二王女のミレイ様
13歳の聡明な王女様って聞いていたけど、きっと同じくらいの年齢の子がいる・・とか興味持たれているんだろう
あたし17歳だけどね・・・
ミレイ様の隣に座っている妖艶美女がナターシャ様だね
すんげー美人w
胸なんて零れ落ちそうだぜちきしょう
19歳で・・縁談が決まっているんだよね
相手がうらやましいぜ
たまに目があえば、フフって感じで微笑んでくれて
あたしも悩殺ノックアウトだわ
すごい円卓とかって
ちゃんと公平性を考えているのね
リリー様やエルデ様もいた
みんな先に挨拶を済ませたようだ
円卓にはメインメンバーが座り、あたしやバケットさんなんかは後ろに控えた
「あらためて、わが第一王子ルドの結婚式のためによく来てくださった。感謝する」
シドニー王の隣にはルド王子がすわっていた
「皆様、お久しぶりです。この旅は遠い道のりのなか、わざわざありがとうございました」
しっかりと挨拶ができている
21歳で結婚か~これは早いのか遅いのか・・よくわからないな
じゃっかん社交辞令っぽい、仮面かぶったような貼り付けた笑顔が気持ち悪いけど
そんなもんか?
獣人側もエルデ様から順にお祝いの挨拶をしていく
「現在の獣人属代表をしております、エルデ・ベケットと申します。この度のご結婚大変おめでとうございます・・・・・」
獣人属は三年に一度代表が交代する
世襲制の王族には考えられないことだろう
全員挨拶が済んだところで、今後の話や雑談が入ってくる
メイドさんがお茶を運びはじめた
「おいおいおい、これじゃない。マキア殿のDULCISのお菓子はないのかね?」
シドニー王がメイドの持ってきたお菓子柄ではなく、DULCISのお菓子を持って来いといっている
「・・・」
メイドさん困っている
「・・ただいま、確認してまいります」
「本当に好きなんですね」
リリー様がシドニー王に甘いもの好きなのかと尋ねている
「いやぁ~人属にもお菓子はあるんだが、DULCISのお菓子を食べてからはこっちのファンになってな~」
フォッフォッフォッ!と髭とおなかを揺らしている
お土産は段ボール5箱分くらい大量に持ってきているから、どんどん出せるだろう
「お気に召して何よりです。今では各地区6店舗までの展開しているんです」
ジアンが俺の妻自慢が始まった
「おぉ!すばらしい!是非、人属店も欲しいものだな~ダンテ!」と隣に座っているおじいちゃんに声をかけている
・・・あれ
あのおじいちゃん・・・あ!!!前にDULCISでお菓子買ってくれた人属じゃん!!
「はい。わたくしも大好物でございます」
偉い人だったのか・・・
ぱちりと目があってニコリとされた
多分気づいているんだ
あたしと店で会ったってこと
軽く会釈しといたけど、すごいな・・こんなことあるんだ
その後メイドさんがDULCISのお菓子を運んでくれる
「そうそう!!これだこれだ!おお!これはなんだ!?みたことがないぞ!」
新しいお菓子に興奮している
お菓子で場が和むなんて・・・考えてもみなかった
「DULCISではどんどん新作をだしていて、本日お持ちできませんでしたが冷菓類のお菓子も出ておりますよ」
さすがに日持ちもしないので、お持ちできませんでしたが・・・とジアンがいうと、めっちゃ残念そうな顔をしている
「今度獣人地区に行くのを楽しみにしておくか・・・」
がっかり・・って感じがかわいい
その後難しい話をはじめたが、シドニー王はずっと何かしら食べていたw
隣に座っているルド王子は一切手を付けない
わかりやすい。獣人が作ったものは食べないのね
解散し、そのまま晩餐会となった
凄いごちそうが並んだが、明日の結婚式ではなもっと豪勢に・・・とか言っている
あんだけお菓子食べたのに、まだ入るのかというくらい豪勢にかぶりついているシドニー王
立派なおなかのわけだわな
「(ねーねー味つけ濃くない?)」
隣に座っているリンクがベ~と苦虫を食べた顔で舌をだしてきた
「ふふふ・・そうかもだけど、でもおいしいよ」
小声で話すが、ちらりと見るとあまりみんな食事に手を付けていないようだ
脂ギタギタの料理が多すぎて、長時間馬車に揺られて旅をしてきた後には確かにきついわな
まぁおなかが満たされればいいかくらい食べて、あとは静かに笑顔で黙っていた
ちょっと意外だったのが、ガロw
めっちゃマナーよく食べているw
あんなガロみたことない
やるときはちゃんとできる子だったのねw
ちらちらと目が合うのは第二王女のミレイ様
13歳の聡明な王女様って聞いていたけど、きっと同じくらいの年齢の子がいる・・とか興味持たれているんだろう
あたし17歳だけどね・・・
ミレイ様の隣に座っている妖艶美女がナターシャ様だね
すんげー美人w
胸なんて零れ落ちそうだぜちきしょう
19歳で・・縁談が決まっているんだよね
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たまに目があえば、フフって感じで微笑んでくれて
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