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解放編-31

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「やっべ!めっちゃうまいぞこれ」
ガロがマシュマロに感動している

でしょでしょ~
へへんと天狗になっちゃう

「このまま食べてもうまいな」

「いろいろとできるんだよ。クッキーにはさんでもいいし、焼いてもいいし」

「へ~これはリンク飛びつきそうだな」
むしゃむしゃ食べているw

「だよね~」

こういう時に限って最近来ない
せっけんの方が忙しいのかな?

「明日コントロール練習できるの?忙しくない?」

「俺は大丈夫だぜ~久しぶりにやるか」

ずっと忙しくてできていなかったから、大丈夫かな

「OK~じゃぁまたいつもの時間に行くね」

人属へ行ったり、仕事が忙しかったりと合わない日が多かったな~

でも、魔石への封入作業は家でジアンとやっていたし、魔力漏れはしていないし

いろいろみんなの手を煩わせてしまっているな



夕方からは新店舗オープンの最終打ち合わせだ
担当さんとシェフが集まって会議みたいだ

「それでは、こちらがそれぞれの地区の新商品メニューレシピになります」

「これは・・・またきれいな・・」

試作品を並べてみた
みんな凝視している

「どれがどの地区でもいいんですが、中の果物だけは違います」

「宝石みたいですね」

そうだよね~きらきらしている
みんなで試食会

「とてもさっぱりしていて、ジュースのようなでみずみずしさがありますね」

「食べ応えもあって、カロリーもなく女子に人気になりそうですね」

「この暑い時期の食べ物としてはとてもうってつけです」

猫、うさぎ属の地域への新店舗オープンに合わせて出す、三店舗同時新商品のゼリーは高評価だ

「様子を見て数か月は地区限定で出した後に、
全店舗で3種類販売できるようになればいいかなって思います」

限定は魅力的だが、将来的にはみんなに味わってもらいたいから

「はい。それは問題ありません」

「では、早速もちかえって作ってみますね」

「カップの容器と、値段はそろえてくださいね」

一応念を押す

「もちろんです。おまかせください」

ここの方々は利益利益と叫ばないのでいい
おいしいものに貪欲っていいよね~


「それではよろしくお願いいたします。」

いろいろと細かい打ち合わせも終わって、あとは各店舗へまかせるとしよう

あたしの出番はあとは新商品が出たときに、みんなにレシピを配ればいいだけだし

もうプリンの味違いとか、クッキーの種類を増やすとかでだめかなww



まぁまたなんかあったら小出しに出していこう





「・・・マキア・・・」

「・・!っうわ!!!びっくりした~」
リンクがたっていた

「なになに・・どうしたの!?」
久しぶりにあった気がする

「・・・アレナニ・・・」

指さす方を見ればおいしそうにゼリーを食べているシェフたちに姿w

「・・・リンク・・・大丈夫。たくさんあるから」

ぱぁ~~~っと表情が一変するしな
どんだけ食べたいんだよ

「だよね~わかってる~~さすがマキア!!」

「もうすぐ猫地区にもオープンするよ。その時には買いたい放題だね」

「そうなんだけどね~僕犬地区メインに動いているからさ~こっちの方が近いかも」

え~そうなんだ

あ、一応ジアンの側近だしね
そりゃそうか

他のお客さんにはまだ内緒だからね~と念を押しながらね
冷蔵庫から出してきて食べさせてあげる


「猫地区とうさぎ地区は違う味で出すけど、数か月後には全店舗で購入できるよ」

「まじで!よかった~」

ぺろりと「この味すきだ~」って言いながらウァッキーニウムを完食してる

「明日ガロと訓練あるけどリンク来る?」

「ああ~明日無理なんだ・・・ショック・・・」

毎回来てはお菓子やパニスをパクパク食べていたのに

「仕事?」

「そうそう~なんか思った以上に石鹸が好評でさ~生産が・・・」

「すごいね~」

「お菓子~たべたかったな~」

うなだれている

「またやるし、そのときにでもきて」

「へーい」

一息ついて、大量に買って帰っていった
忙しいと会えなくなるのも考え物だな~

最近ジアンも忙しいようで、あまりゆっくり会話もできていないような気がするし

ひと段落つくといいな
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