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転生編-27
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すでに私がここで過ごして1か月たった
生活にも慣れてきた
お店も慣れてきた
そしてなんと!
初のお給料ももらえた!
こんなにいただけません!っていったのに
「マキアちゃんのミルク入りコフェアとジャムのおかげでとても売り上げが伸びたのよ」といってもらえた
それだけで十分うれしいし、家賃だって込みなのに・・・
ありがたくもらっておくか
貯めておいても損なこともないしね
キッチンの鍋をしまっている場所の影のほうに・・・
・・・奥の奥に
お金を入れて隠しておいている
ふふ・・へそくりみたい
ある程度たまったら銀行にでも預けに行ってみようかな
今日は週に一度のお休みの日!
石鹸がきれたので、買い物に行く予定
朝ごはんを食べて、いざ出発!
街中は相変わらずの賑わい具合!
あちこちからいい匂いがする~
お昼には串焼き食べよう
目当ての雑貨屋さんへ入る
「いらっしゃいませ」
うさぎ属のおじさんが「マキアちゃん、今日もかわいいね」と声をかけてくれる
しれっとこんな子供にまでほめてくれるなんて、うさぎ属って女たらし??
「こんにちは!ザックさん!」
まぁ言われて悪い気はしないしね
挨拶のようにほめてくるのはもう慣れたな
石鹸コーナーにいったんだけど、全部白一択・・・
似たようなものしかない
高級なものはあるけども、匂いもないし色もない
あれ、もしかして石鹸もこういう感じ?
むむむ~いろんなにおいのものが欲しかったな
色付きとかあったらテンションあがるのにな
まぁいいか~・・・
とりあえず今まで使っていた石鹸より少しいいものを購入してみた
お給料も入ったしね
贅沢してみよう
さてさて次は食料~!
実はもうジャムに飽きてしまった私・・・
まだカフェでは人気のメニューだけど、ジャムもさすがにフラーグムだけだと飽きるしね
自分用のおやつを買いきた
しかし・・・ないな~
あまり甘いものとか食べないのかな??
果物のチップスとかはあるけど、もっとザ・ケーキみたいな・・・
いろんなところを見たけどやはりない
きょろきょろしながら露店を見て回る
あれ、みたことがあるでかい犬が・・・
「あ!!ガロさん!!」
呼びかけると数人振り向いた
どうやらお仕事中だったらしい
同じような制服を着ている人がなんだ?なんだ?とみてくる
「よ!チビ!今日は休みか??」
「はい。今日は買い物に来ていました」
周りの人にもペコリと頭を下げる
「だれだ?ガロの妹??」隣から同じ犬耳の背の高い人が話しかけてくる
「ちげーって。ほら、前に話したリッタの店で働いているってチビだよ」
チビチビって・・・
「ああ~!」一同納得しているようだ
「俺も前に食べに行ったんだぜ~すごいおいしかったよ!あのジャム!」
おお~ジャム人気すごい!
やはり甘いものが好きなんだろうな
「ありがとうございます。またおまちしております」
にっこりと営業スマイルだ
ガロさんに仕事中かと聞けば
「俺ら警備隊だから、地区の見回りや壁の監視もやっているんだ」といっている
そういえば、犬地区以外ってみたことがないよね
帰りに地図でも買ってみよう
「あ、ガロさん・・ちょっとお尋ねしたいのですが・・・」
甘いものを探していると伝えたら、果物や砂糖を紹介された
いやいやいや
そうじゃなくて
やはりお菓子ってものはないのか
よし
こうなったら自分で作るか!
なんとか記憶に残っているレシピでためしに何個か・・・といろいろと思案
「マキア~俺ら仕事に戻るぜ、気を付けてかえるんだぞ~」
「あ、はい!!またお店にいらして下さいね」
「みなさん、頑張ってください」
みんなにっこりと頭をポンポンしてくれる
妹的な立ち位置か??
頭を下げて見送る
よし。私は作る材料をそろえるか
材料を買い込み、家で食べられるように串焼きはテイクアウトした
文字は読めるので、本と地図も購入!
だいぶ楽しくなってきたぞ異世界!
まずはお菓子!
ふふふ~毎日いろんな味のを食べられるようにいろいろと作ってみようかな~
家に戻り、午後はずっとお菓子を作っていた
いろいろと考えて、今ある材料から作れる簡単なものからといえば
カップケーキとかクッキーかな??
挑戦してみよう!
覚えている材料をノートに書いといておいて・・・
分量がいまいち微妙だから、調節するためにも何種類かためしてみるか
一番おいしくできた分量をレシピとしよう
混ぜてオーブンで焼くのを待つだけ
カップケーキはプレーンと、あとは試しにいろいろと作ってみた
イチゴのような果物のフラーグム入り
ブルーベリーみたいな果物のウァッキーニウム入り
あとはジャガイモのようなホフカとベーコンと葉を混ぜたもの
朝食にもいいかなって
お総菜パンみたいでしょ
フフフ~明日の朝が楽しみ~
焼き上がりを待ちながら屋台でかった串焼きを食べる
安定のおいしさだ
さっき買った本を見てみる
『獣人建国』ってちょっと難しそうな本だったけど、以前ローアンが話をしてくれた
獣人と人のこととかも詳しくわかりそうだったしね
買った地図と眺めながら本に出てくる場所の確認もできる
私の行動範囲が狭すぎて、まだ犬地区から出たこともないしいろいろと新鮮だ
いい匂いがしてきた
小さめの紙コップにたくさん作ったので、明日リッタさんにもお裾分けしよう~
いいおやつができた
小さな胃にはあまり入らないけど、このサイズなら食べきれるのでちょうどいい
さて、ゆっくり本を読みながらカップケーキ食べてくつろぐぞ~
ザ・休日だ!
生活にも慣れてきた
お店も慣れてきた
そしてなんと!
初のお給料ももらえた!
こんなにいただけません!っていったのに
「マキアちゃんのミルク入りコフェアとジャムのおかげでとても売り上げが伸びたのよ」といってもらえた
それだけで十分うれしいし、家賃だって込みなのに・・・
ありがたくもらっておくか
貯めておいても損なこともないしね
キッチンの鍋をしまっている場所の影のほうに・・・
・・・奥の奥に
お金を入れて隠しておいている
ふふ・・へそくりみたい
ある程度たまったら銀行にでも預けに行ってみようかな
今日は週に一度のお休みの日!
石鹸がきれたので、買い物に行く予定
朝ごはんを食べて、いざ出発!
街中は相変わらずの賑わい具合!
あちこちからいい匂いがする~
お昼には串焼き食べよう
目当ての雑貨屋さんへ入る
「いらっしゃいませ」
うさぎ属のおじさんが「マキアちゃん、今日もかわいいね」と声をかけてくれる
しれっとこんな子供にまでほめてくれるなんて、うさぎ属って女たらし??
「こんにちは!ザックさん!」
まぁ言われて悪い気はしないしね
挨拶のようにほめてくるのはもう慣れたな
石鹸コーナーにいったんだけど、全部白一択・・・
似たようなものしかない
高級なものはあるけども、匂いもないし色もない
あれ、もしかして石鹸もこういう感じ?
むむむ~いろんなにおいのものが欲しかったな
色付きとかあったらテンションあがるのにな
まぁいいか~・・・
とりあえず今まで使っていた石鹸より少しいいものを購入してみた
お給料も入ったしね
贅沢してみよう
さてさて次は食料~!
実はもうジャムに飽きてしまった私・・・
まだカフェでは人気のメニューだけど、ジャムもさすがにフラーグムだけだと飽きるしね
自分用のおやつを買いきた
しかし・・・ないな~
あまり甘いものとか食べないのかな??
果物のチップスとかはあるけど、もっとザ・ケーキみたいな・・・
いろんなところを見たけどやはりない
きょろきょろしながら露店を見て回る
あれ、みたことがあるでかい犬が・・・
「あ!!ガロさん!!」
呼びかけると数人振り向いた
どうやらお仕事中だったらしい
同じような制服を着ている人がなんだ?なんだ?とみてくる
「よ!チビ!今日は休みか??」
「はい。今日は買い物に来ていました」
周りの人にもペコリと頭を下げる
「だれだ?ガロの妹??」隣から同じ犬耳の背の高い人が話しかけてくる
「ちげーって。ほら、前に話したリッタの店で働いているってチビだよ」
チビチビって・・・
「ああ~!」一同納得しているようだ
「俺も前に食べに行ったんだぜ~すごいおいしかったよ!あのジャム!」
おお~ジャム人気すごい!
やはり甘いものが好きなんだろうな
「ありがとうございます。またおまちしております」
にっこりと営業スマイルだ
ガロさんに仕事中かと聞けば
「俺ら警備隊だから、地区の見回りや壁の監視もやっているんだ」といっている
そういえば、犬地区以外ってみたことがないよね
帰りに地図でも買ってみよう
「あ、ガロさん・・ちょっとお尋ねしたいのですが・・・」
甘いものを探していると伝えたら、果物や砂糖を紹介された
いやいやいや
そうじゃなくて
やはりお菓子ってものはないのか
よし
こうなったら自分で作るか!
なんとか記憶に残っているレシピでためしに何個か・・・といろいろと思案
「マキア~俺ら仕事に戻るぜ、気を付けてかえるんだぞ~」
「あ、はい!!またお店にいらして下さいね」
「みなさん、頑張ってください」
みんなにっこりと頭をポンポンしてくれる
妹的な立ち位置か??
頭を下げて見送る
よし。私は作る材料をそろえるか
材料を買い込み、家で食べられるように串焼きはテイクアウトした
文字は読めるので、本と地図も購入!
だいぶ楽しくなってきたぞ異世界!
まずはお菓子!
ふふふ~毎日いろんな味のを食べられるようにいろいろと作ってみようかな~
家に戻り、午後はずっとお菓子を作っていた
いろいろと考えて、今ある材料から作れる簡単なものからといえば
カップケーキとかクッキーかな??
挑戦してみよう!
覚えている材料をノートに書いといておいて・・・
分量がいまいち微妙だから、調節するためにも何種類かためしてみるか
一番おいしくできた分量をレシピとしよう
混ぜてオーブンで焼くのを待つだけ
カップケーキはプレーンと、あとは試しにいろいろと作ってみた
イチゴのような果物のフラーグム入り
ブルーベリーみたいな果物のウァッキーニウム入り
あとはジャガイモのようなホフカとベーコンと葉を混ぜたもの
朝食にもいいかなって
お総菜パンみたいでしょ
フフフ~明日の朝が楽しみ~
焼き上がりを待ちながら屋台でかった串焼きを食べる
安定のおいしさだ
さっき買った本を見てみる
『獣人建国』ってちょっと難しそうな本だったけど、以前ローアンが話をしてくれた
獣人と人のこととかも詳しくわかりそうだったしね
買った地図と眺めながら本に出てくる場所の確認もできる
私の行動範囲が狭すぎて、まだ犬地区から出たこともないしいろいろと新鮮だ
いい匂いがしてきた
小さめの紙コップにたくさん作ったので、明日リッタさんにもお裾分けしよう~
いいおやつができた
小さな胃にはあまり入らないけど、このサイズなら食べきれるのでちょうどいい
さて、ゆっくり本を読みながらカップケーキ食べてくつろぐぞ~
ザ・休日だ!
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