上 下
18 / 26

18話

しおりを挟む


次の日



朝のうるさいアラームが鳴る。



「うるさいなぁぁぁ」



ちょっと不機嫌になりながらアラームを止める。



やはり昨日の疲れが溜まっているからだらうか?全然寝てもスッキリしない。



だるく眠たい体を起こす。



「今日ぐらい学校休みたいぐらいだな…」



それもそうだろう。昨日みたいな、とてつもないぐらいありえないことの連発なんて、普通に過ごしていたら考えられないことだろう。



「眠たい眠たい眠たい…眠すぎるだろ」



そうため息をすると洗面所まで歩き、目を細めながら、顔を洗い、歯を磨く。



やはり顔を洗うと、ちょっとは目が覚める。

目が覚めると言っても、頭はぼーっとしたままだけどな。



そんなことを考えながら、歯を磨き終わり、朝食を食べようとする。



「今日は疲れてるから、パン焼いて食べるかなぁ」



疲れている時はいつも手間がかからないものにしているのだ。まあほとんどはパンだけど…



「いつもお世話になっています!!」



そう放つとトースターにパンをいれ、焼けるまで待つ。



その間、学校へ行く準備を終わらせる。



パンが焼け、パンを食べてると…



「そーいえば、今日も花音と一緒に学校へいくんだった…」



そうあの裏切り者と一緒に学校へ行かなければならない。寝てる時しか余裕はないのかといわんばかりだ。



そして待ちあわせの時間から遅れないようにパンを食べ終え、家から出ていく。




風もない快晴の朝を歩き、待ちあわせ場所まで歩くと、花音の姿が見える。



「あ、いた!尊くん!おはよー!」



朝だとは思えられないほど元気に声をかける。

これが前の俺だったら、さらに惚れてしまうほどである。



「おはよう!」



元気を無理やりつくり声をかける。



そしてお互いの顔を見合わせると…



「ん…あれ!尊くん…顔変わった?」



その瞬間俺は思い出す!

そうだ…ステータスが上がってちょっとイケメンになったんだった…



「いや…特に何も変わってないと思うよ?」



バレないように誤魔化す。



「なんか…前よりイケメンな気がするんだけどなぁ」



「気のせいじゃないかな…」



「まあそんな一日で変わるようなことなんてないし…勘違いだよね」



「まあな」



適当に相づちをしながら会話を終わらせ、違う話しをしながら学校へ向かった。






しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

新訳・親友を裏切った男が絶望するまで

はにわ
ファンタジー
レイツォは幼い頃から神童と呼ばれ、今では若くしてルーチェ国一とも噂される高名な魔術師だ。 彼は才能に己惚れることなく、常に努力を重ね、高みを目指し続けたことで今の実力を手に入れていた。 しかし、そんな彼にも常に上をいく、敵わない男がいた。それは天才剣士と評され、レイツォとは幼い頃からの親友である、ディオのことである。 そしてやってきたここ一番の大勝負にもレイツォは死力を尽くすが、またもディオの前に膝をつくことになる。 これによりディオは名声と地位・・・全てを手に入れた。 対してディオに敗北したことにより、レイツォの負の感情は、本人も知らぬ間に高まりに高まり、やがて自分で制することが出来なくなりそうなほど大きく心の中を渦巻こうとする。 やがて彼は憎しみのあまり、ふとした機会を利用し、親友であるはずのディオを出し抜こうと画策する。 それは人道を踏み外す、裏切りの道であった。だが、レイツォは承知でその道へ足を踏み出した。 だが、その歩みの先にあったのは、レイツォがまるで予想だにしない未来であった。 ------------ 某名作RPGがリメイクされるというので、つい勢いでオマージュ?パロディ?を書いてみました。

[完結]勇者の旅の裏側で

八月森
ファンタジー
神官の少女リュイスは、神殿から預かったある依頼と共に冒険者の宿〈剣の継承亭〉を訪れ、そこで、店内の喧騒の中で一人眠っていた女剣士アレニエと出会う。                                      起き抜けに暴漢を叩きのめしたアレニエに衝撃を受けたリュイスは、衝動のままに懇願する。               「私と一緒に……勇者さまを助けてください!」                                        「………………はい?」                                                   『旅半ばで魔王の側近に襲われ、命を落とす』と予見された勇者を、陰から救い出す。それが、リュイスの持ち込んだ依頼だった。                                                       依頼を受諾したアレニエはリュイスと共に、勇者死亡予定現場に向かって旅立つ。                             旅を通じて、彼女たちは少しずつその距離を縮めていく。                                          しかし二人は、お互いに、人には言えない秘密を抱えていた。                                         人々の希望の象徴として、表舞台を歩む勇者の旅路。その陰に、一組の剣士と神官の姿が見え隠れしていたことは、あまり知られていない。                                                これは二人の少女が、勇者の旅を裏側で支えながら、自身の居場所を見つける物語。                            ・1章には勇者は出てきません。                                                     ・本編の視点は基本的にアレニエかリュイス。その他のキャラ視点の場合は幕間になります。                    ・短い場面転換は―――― 長い場面転換は*** 視点切替は◆◇◆◇◆ で区切っています。                    ・小説家になろう、カクヨム、ハーメルンにも掲載しています。

死んで全ての凶運を使い果たした俺は異世界では強運しか残ってなかったみたいです。〜最強スキルと強運で異世界を無双します!〜

猫パンチ
ファンタジー
主人公、音峰 蓮(おとみね れん)はとてつもなく不幸な男だった。 ある日、とんでもない死に方をしたレンは気づくと神の世界にいた。 そこには創造神がいて、レンの余りの不運な死に方に同情し、異世界転生を提案する。 それを大いに喜び、快諾したレンは創造神にスキルをもらうことになる。 ただし、スキルは選べず運のみが頼り。 しかし、死んだ時に凶運を使い果たしたレンは強運の力で次々と最強スキルを引いてしまう。 それは創造神ですら引くほどのスキルだらけで・・・ そして、レンは最強スキルと強運で異世界を無双してゆく・・・。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

異世界転移したら傭兵団を率いることになりました

響 恭也
ファンタジー
士官候補生だった俺こと、有田義信は、戦場で狙撃兵によって倒された。 死んだはずだったが目覚めてみるとなぜか戦場のど真ん中で、傭兵隊長のガイウスに拾われる。 帝国の権力争いに敗れて戦場で消息を絶ったガイウスから傭兵団を引き継ぐことになる。 そして、西方辺境から物語は動き出す。魔物の氾濫と分裂する帝国。歴戦の傭兵、ガイウスからアルと名付けられた少年は何を成すのか。

クラス転移で神様に?

空見 大
ファンタジー
集団転移に巻き込まれ、クラスごと異世界へと転移することになった主人公晴人はこれといって特徴のない平均的な学生であった。 異世界の神から能力獲得について詳しく教えられる中で、晴人は自らの能力欄獲得可能欄に他人とは違う機能があることに気が付く。 そこに隠されていた能力は龍神から始まり魔神、邪神、妖精神、鍛冶神、盗神の六つの神の称号といくつかの特殊な能力。 異世界での安泰を確かなものとして受け入れ転移を待つ晴人であったが、神の能力を手に入れたことが原因なのか転移魔法の不発によりあろうことか異世界へと転生してしまうこととなる。 龍人の母親と英雄の父、これ以上ない程に恵まれた環境で新たな生を得た晴人は新たな名前をエルピスとしてこの世界を生きていくのだった。 現在設定調整中につき最新話更新遅れます2022/09/11~2022/09/17まで予定

英霊召喚 ~ハズレと呼ばれた召喚魔法で、過去の大賢者を召喚して史上最強~

向原 行人
ファンタジー
適性クラスが最弱と呼ばれる召喚士だと判定されてしまった俺は、今まで騎士になるために努力してきたが、突然魔法の勉強をさせられる事に。 魔法の事なんて全然知らないけれど、とりあえず召喚魔法とやらを使ってみると、あろう事かゴーストが召喚されてしまった。 しかし、全く使えないと思っていたのだが、実はそのゴーストが大昔に大賢者と呼ばれて居たらしく、こっそり魔法の知識を授けてくれる。 ……って、ちょっと待った。やけに強力過ぎる……って、これ魔導書で紹介されてるロスト・マジックじゃねーかっ!

強さがすべての魔法学園の最下位クズ貴族に転生した俺、死にたくないからゲーム知識でランキング1位を目指したら、なぜか最強ハーレムの主となった!

こはるんるん
ファンタジー
気づいたら大好きなゲームで俺の大嫌いだったキャラ、ヴァイスに転生してしまっていた。 ヴァイスは伯爵家の跡取り息子だったが、太りやすくなる外れスキル【超重量】を授かったせいで腐り果て、全ヒロインから嫌われるセクハラ野郎と化した。 最終的には魔族に闇堕ちして、勇者に成敗されるのだ。 だが、俺は知っていた。 魔族と化したヴァイスが、作中最強クラスのキャラだったことを。 外れスキル【超重量】の真の力を。 俺は思う。 【超重量】を使って勇者の王女救出イベントを奪えば、殺されなくて済むんじゃないか? 俺は悪行をやめてゲーム知識を駆使して、強さがすべての魔法学園で1位を目指す。

処理中です...