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【最終章 西上作戦】 武田家を滅ぼす策略に抗うべく、信長と家康打倒を決断す
第六十六話 武田勝頼と織田信長の差とは
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独裁者・武田信玄が、大量の血を吐いて倒れたことで……
当然ながら軍議は中断となった。
「薬師[医師のこと]を呼べ!
父上を奥へお連れするのだ!」
四郎勝頼の指示で、医師による介抱を受けるために信玄は退席する。
軍議の席に残った一族や家臣が今後について協議を始めた。
「既に大勢の者が、父上が病に侵されたことを知っている。
ここで動きを止めれば……
父上の身に何かあったと思われるに相違ない。
何か意見のある者は?」
山県昌景が応えた。
「勝頼様。
それがしに、一つ提案がございます」
「頼む」
「堀江城[現在の静岡県浜松市西区]を攻めては如何?
ここからすぐ近くにある小さな城です」
「堀江城?
浜名湖の東側にある城か」
「この城は、『湖』とつながっている船着き場があります」
「湖とつながっている、だと?」
「浜名湖の西側には宇津山城[現在の静岡県湖西市]があり……
この城も、湖とつながっている船着き場があると聞きます」
「なるほど。
浜名湖という湖を使った『補給線』があるのか」
「御意。
高天神城という難攻不落の城に守られた、『海』とつながっている船着き場と比べれば大したことはありませんが……
湖とつながっている船着き場も潰しておいた方がよろしいかと。
全ては、浜松城への鉄砲の弾丸と火薬の補給を断つために」
「昌景殿。
提案、有り難く思うぞ。
さて……
皆の者。
それがしは、父上が療養されている間に全軍で堀江城を攻めたいと思う。
何か異論はあるか?」
山県昌景が言った通り、堀江城は小さな城に過ぎない。
難攻不落の地形に恵まれてもいない。
信玄が回復するまで時間潰しに攻める城としては、まさに打って付けであった。
どこからも異論は出ず、堀江城攻めが決定した。
◇
4日後。
まさに想定外の出来事が起こっていた。
難攻不落の地形に恵まれてもいない小さな城が、3万人近い武田の大軍の攻撃に耐え抜いていたのだ。
信玄が回復するまでの時間潰しのため、犠牲を顧みないような総攻撃をしていなかったのはある。
だとしても堀江城の固さは尋常ではない。
「城主の大沢基胤は優れた武人と聞いていたが……
一個人の武勇でここまで強くなるものなのか?」
「勝頼様。
どうやら堀江城には、強力な援軍が千人以上も一緒に籠もっているようですな」
山県昌景である。
「強力な援軍?
一体、どこから?」
「旗を見るに……
井伊谷の軍勢かと」
「井伊谷?
確か、井伊直虎という女子が当主であったような……」
井伊直虎。
現在の浜松市北区引佐町一帯を治めていた井伊家の当主・井伊直盛の娘である。
父に男子がいなかったため、次郎法師直虎と名乗って井伊谷城の女城主となった。
一時は小野政次という家臣に城を乗っ取られてしまうが……
徳川家康の支援によって城主の地位に返り咲いている。
「昌景よ。
井伊直虎は、徳川家康に対して深い恩義があるはず。
その恩義に報いるべく命を捨てる覚悟で戦っているのであろう」
「命を捨てる覚悟で、ですか。
『死兵』とは厄介極まりないですな」
死兵とは……
自ら捨て駒となって戦場に留まって戦う兵士のことを言う。
もとより生還するつもりもなく死にもの狂いで戦っているため、攻める方は厄介極まりない。
3万人近い武田軍が数に物を言わせて総攻撃を加えれば制圧できるだろうが、それまでに夥しい屍を晒すことになるだろう。
「勝頼様。
大きな犠牲は出るでしょうが……
総攻撃を加えれば、今日中には堀江城を落とせるでしょう」
「……」
「どうなさいますか?
赤備えが、先陣を務めますぞ」
勝頼は、迷っていた。
堀江城を落として敵の補給線を断ちたいのは山々であったが……
信玄が不在のためか、ほとんどの一族や家臣たちは及び腰で役に立たない。
頼りになるのは大局を見ることができる優れた人物だけだ。
一緒にいる武田四天王の3人、山県昌景、内藤昌豊、馬場信春である。
ただし。
3人の軍勢は非常に貴重な存在でもある。
小さな城を攻めるために消耗を強いるのは、あまりにも勿体ない。
迷う勝頼に助け舟が来た。
「勝頼様。
お話中に失礼しますが……
信玄様が、回復されたようです」
「分かった。
すぐ参ろう。
昌景殿、しばし待たれよ」
勝頼は直ちに父の元へと向かった。
◇
「父上。
勝頼が参りました」
「勝頼よ……
息子よ。
相済まぬことをしたな」
「それがしこそ、堀江城を落とせず申し訳ありません」
「井伊谷の死兵が立て籠もっておるそうな。
あれは厄介だぞ」
「ご存知でしたか」
「貴重な赤備えを消耗したくない……
そなたの気持ちはよく分かる」
「父上は、どうすべきとお考えですか?」
「わしが、そなたほど若ければ……
直ちに堀江城を総攻撃する」
「貴重な赤備えを消耗させてでも、総攻撃すべきと?」
「いや。
武田四天王の軍勢ではなく、『他』の軍勢でな」
「他の軍勢?
穴山信君や武田信豊などの一族の軍勢でですか?」
「うむ」
「あれは、及び腰で戦意がありません。
加えて三方ヶ原合戦で最も消耗した武田軍中央を務めていました。
消耗が激しすぎるのではないかと」
「だからどうした?
実力のない武将が率いる軍勢など、どれだけ消耗しようが構わんではないか」
「……」
「息子よ。
そなたの実力は、わしを凌いでいる。
弟の信繁と同じかそれ以上だろう。
ただし……
その器用さが、『仇』となるかもしれん」
「仇とは?」
「器用な者の欠点は……
器用であるがゆえ、不器用な者ほど徹底的になれないことじゃ」
「……」
「望月千代女を存じておろう?」
「望月千代女……
父上に属している歩き巫女の頭ですな」
「わしが死ねば、そなたに属す歩き巫女の頭となる。
千代女は何度も申していた。
わしの後継者は、太郎義信しかいないと」
「……」
「『わしには四郎勝頼という、わしよりもずっと器用な息子がいる』
こう返したが……」
「千代女は何と?」
「『桁外れに純粋で、不器用な織田信長を相手にしたときに……
四郎勝頼様の器用さが、仇となるかもしれません』
と」
「……」
「わしが倒れる前の軍議の話だが。
わしが、そなたほど若ければ……
迷うことなくこう決断しただろう。
『浜松城を総攻撃して徳川家康を討つ』
とな」
「浜松城を総攻撃ですと!?」
「信君は愚かな無能者だが、一つだけ正解を語っていた。
『いくら民とはいえ、武器を手に取った以上……
殺されて当然では?』
と」
「武器を手に取ったのだから……
虐殺されるのも仕方ないと申されるのですか?」
「息子よ。
武器を手に取った民には、こう問うべきなのじゃ。
『覚悟はできているのか?』
と」
「……」
「わしが、そなたほど若ければ……
信君などよりももっと徹底的に浜松城を総攻撃する。
草の根を分けてでも武器を手に取った民を探し出し、ことごとく殺すだろう」
「何と!?」
「息子よ。
よく聞いてほしい。
あの織田信長ならば、これと同じか、それ以上のことを『やる』ぞ?」
◇
数年後。
武田信玄の言ったことは現実となった。
伊勢国の長島[現在の三重県桑名市]。
一向一揆の旗を掲げた数万の民が砦に立て籠もり、これを織田信長の軍勢が厳重に包囲している。
食料の尽きた民は……
ついに、降伏を申し出た。
信長は一つの条件を課す。
「一切の武器を捨てて砦を出れば、命だけは助けてやろう」
と。
降伏が受け入れられたと聞いて、数万の民が砦を出た。
これを見た織田軍の将兵から声が上がる。
「奴らは……
武器を捨てていないぞ!」
信長の怒りが爆発した。
「くそ坊主どもに言葉巧みに操られたとはいえ……
戦をろくに知らない素人が、何の覚悟もなく、何の戦略もなく、行き当りばったりの思い付きで武器を手に取ることが、どれだけ世の乱れを招いているか……
未だに理解できないのか!」
そして、一つの命令を発する。
「全軍!
奴らに銃口を向けよ。
老若男女問わず、全て撃ち殺せ」
この日。
数万人の民が虐殺された。
◇
純粋で、器用であった武田勝頼は……
武器を手に取った民を虐殺することを避けた。
一方。
桁外れに純粋で、しかも不器用であった織田信長は……
武器を手に取った民を容赦なく虐殺した。
両者が戦った結果は明らかである。
『器用』な武田勝頼は敗北し、武田家そのものを滅ぼしてしまった。
『不器用』な織田信長は勝利し、天下人たる地位を確実なものにした。
歴史にIFはないが……
不器用な太郎義信が武田家当主となり、器用な四郎勝頼が参謀として兄を支えていれば、歴史は大きく変わっていたのかもしれない。
【次話予告 第六十七話 西上作戦の破綻】
織田信長の軍勢を釘付けにする役割を担っていた朝倉義景から書状が届きます。
「このままでは、朝倉軍は撤退を余儀なくされる。
一刻も早く『西』へ兵を進めて欲しい」
と。
当然ながら軍議は中断となった。
「薬師[医師のこと]を呼べ!
父上を奥へお連れするのだ!」
四郎勝頼の指示で、医師による介抱を受けるために信玄は退席する。
軍議の席に残った一族や家臣が今後について協議を始めた。
「既に大勢の者が、父上が病に侵されたことを知っている。
ここで動きを止めれば……
父上の身に何かあったと思われるに相違ない。
何か意見のある者は?」
山県昌景が応えた。
「勝頼様。
それがしに、一つ提案がございます」
「頼む」
「堀江城[現在の静岡県浜松市西区]を攻めては如何?
ここからすぐ近くにある小さな城です」
「堀江城?
浜名湖の東側にある城か」
「この城は、『湖』とつながっている船着き場があります」
「湖とつながっている、だと?」
「浜名湖の西側には宇津山城[現在の静岡県湖西市]があり……
この城も、湖とつながっている船着き場があると聞きます」
「なるほど。
浜名湖という湖を使った『補給線』があるのか」
「御意。
高天神城という難攻不落の城に守られた、『海』とつながっている船着き場と比べれば大したことはありませんが……
湖とつながっている船着き場も潰しておいた方がよろしいかと。
全ては、浜松城への鉄砲の弾丸と火薬の補給を断つために」
「昌景殿。
提案、有り難く思うぞ。
さて……
皆の者。
それがしは、父上が療養されている間に全軍で堀江城を攻めたいと思う。
何か異論はあるか?」
山県昌景が言った通り、堀江城は小さな城に過ぎない。
難攻不落の地形に恵まれてもいない。
信玄が回復するまで時間潰しに攻める城としては、まさに打って付けであった。
どこからも異論は出ず、堀江城攻めが決定した。
◇
4日後。
まさに想定外の出来事が起こっていた。
難攻不落の地形に恵まれてもいない小さな城が、3万人近い武田の大軍の攻撃に耐え抜いていたのだ。
信玄が回復するまでの時間潰しのため、犠牲を顧みないような総攻撃をしていなかったのはある。
だとしても堀江城の固さは尋常ではない。
「城主の大沢基胤は優れた武人と聞いていたが……
一個人の武勇でここまで強くなるものなのか?」
「勝頼様。
どうやら堀江城には、強力な援軍が千人以上も一緒に籠もっているようですな」
山県昌景である。
「強力な援軍?
一体、どこから?」
「旗を見るに……
井伊谷の軍勢かと」
「井伊谷?
確か、井伊直虎という女子が当主であったような……」
井伊直虎。
現在の浜松市北区引佐町一帯を治めていた井伊家の当主・井伊直盛の娘である。
父に男子がいなかったため、次郎法師直虎と名乗って井伊谷城の女城主となった。
一時は小野政次という家臣に城を乗っ取られてしまうが……
徳川家康の支援によって城主の地位に返り咲いている。
「昌景よ。
井伊直虎は、徳川家康に対して深い恩義があるはず。
その恩義に報いるべく命を捨てる覚悟で戦っているのであろう」
「命を捨てる覚悟で、ですか。
『死兵』とは厄介極まりないですな」
死兵とは……
自ら捨て駒となって戦場に留まって戦う兵士のことを言う。
もとより生還するつもりもなく死にもの狂いで戦っているため、攻める方は厄介極まりない。
3万人近い武田軍が数に物を言わせて総攻撃を加えれば制圧できるだろうが、それまでに夥しい屍を晒すことになるだろう。
「勝頼様。
大きな犠牲は出るでしょうが……
総攻撃を加えれば、今日中には堀江城を落とせるでしょう」
「……」
「どうなさいますか?
赤備えが、先陣を務めますぞ」
勝頼は、迷っていた。
堀江城を落として敵の補給線を断ちたいのは山々であったが……
信玄が不在のためか、ほとんどの一族や家臣たちは及び腰で役に立たない。
頼りになるのは大局を見ることができる優れた人物だけだ。
一緒にいる武田四天王の3人、山県昌景、内藤昌豊、馬場信春である。
ただし。
3人の軍勢は非常に貴重な存在でもある。
小さな城を攻めるために消耗を強いるのは、あまりにも勿体ない。
迷う勝頼に助け舟が来た。
「勝頼様。
お話中に失礼しますが……
信玄様が、回復されたようです」
「分かった。
すぐ参ろう。
昌景殿、しばし待たれよ」
勝頼は直ちに父の元へと向かった。
◇
「父上。
勝頼が参りました」
「勝頼よ……
息子よ。
相済まぬことをしたな」
「それがしこそ、堀江城を落とせず申し訳ありません」
「井伊谷の死兵が立て籠もっておるそうな。
あれは厄介だぞ」
「ご存知でしたか」
「貴重な赤備えを消耗したくない……
そなたの気持ちはよく分かる」
「父上は、どうすべきとお考えですか?」
「わしが、そなたほど若ければ……
直ちに堀江城を総攻撃する」
「貴重な赤備えを消耗させてでも、総攻撃すべきと?」
「いや。
武田四天王の軍勢ではなく、『他』の軍勢でな」
「他の軍勢?
穴山信君や武田信豊などの一族の軍勢でですか?」
「うむ」
「あれは、及び腰で戦意がありません。
加えて三方ヶ原合戦で最も消耗した武田軍中央を務めていました。
消耗が激しすぎるのではないかと」
「だからどうした?
実力のない武将が率いる軍勢など、どれだけ消耗しようが構わんではないか」
「……」
「息子よ。
そなたの実力は、わしを凌いでいる。
弟の信繁と同じかそれ以上だろう。
ただし……
その器用さが、『仇』となるかもしれん」
「仇とは?」
「器用な者の欠点は……
器用であるがゆえ、不器用な者ほど徹底的になれないことじゃ」
「……」
「望月千代女を存じておろう?」
「望月千代女……
父上に属している歩き巫女の頭ですな」
「わしが死ねば、そなたに属す歩き巫女の頭となる。
千代女は何度も申していた。
わしの後継者は、太郎義信しかいないと」
「……」
「『わしには四郎勝頼という、わしよりもずっと器用な息子がいる』
こう返したが……」
「千代女は何と?」
「『桁外れに純粋で、不器用な織田信長を相手にしたときに……
四郎勝頼様の器用さが、仇となるかもしれません』
と」
「……」
「わしが倒れる前の軍議の話だが。
わしが、そなたほど若ければ……
迷うことなくこう決断しただろう。
『浜松城を総攻撃して徳川家康を討つ』
とな」
「浜松城を総攻撃ですと!?」
「信君は愚かな無能者だが、一つだけ正解を語っていた。
『いくら民とはいえ、武器を手に取った以上……
殺されて当然では?』
と」
「武器を手に取ったのだから……
虐殺されるのも仕方ないと申されるのですか?」
「息子よ。
武器を手に取った民には、こう問うべきなのじゃ。
『覚悟はできているのか?』
と」
「……」
「わしが、そなたほど若ければ……
信君などよりももっと徹底的に浜松城を総攻撃する。
草の根を分けてでも武器を手に取った民を探し出し、ことごとく殺すだろう」
「何と!?」
「息子よ。
よく聞いてほしい。
あの織田信長ならば、これと同じか、それ以上のことを『やる』ぞ?」
◇
数年後。
武田信玄の言ったことは現実となった。
伊勢国の長島[現在の三重県桑名市]。
一向一揆の旗を掲げた数万の民が砦に立て籠もり、これを織田信長の軍勢が厳重に包囲している。
食料の尽きた民は……
ついに、降伏を申し出た。
信長は一つの条件を課す。
「一切の武器を捨てて砦を出れば、命だけは助けてやろう」
と。
降伏が受け入れられたと聞いて、数万の民が砦を出た。
これを見た織田軍の将兵から声が上がる。
「奴らは……
武器を捨てていないぞ!」
信長の怒りが爆発した。
「くそ坊主どもに言葉巧みに操られたとはいえ……
戦をろくに知らない素人が、何の覚悟もなく、何の戦略もなく、行き当りばったりの思い付きで武器を手に取ることが、どれだけ世の乱れを招いているか……
未だに理解できないのか!」
そして、一つの命令を発する。
「全軍!
奴らに銃口を向けよ。
老若男女問わず、全て撃ち殺せ」
この日。
数万人の民が虐殺された。
◇
純粋で、器用であった武田勝頼は……
武器を手に取った民を虐殺することを避けた。
一方。
桁外れに純粋で、しかも不器用であった織田信長は……
武器を手に取った民を容赦なく虐殺した。
両者が戦った結果は明らかである。
『器用』な武田勝頼は敗北し、武田家そのものを滅ぼしてしまった。
『不器用』な織田信長は勝利し、天下人たる地位を確実なものにした。
歴史にIFはないが……
不器用な太郎義信が武田家当主となり、器用な四郎勝頼が参謀として兄を支えていれば、歴史は大きく変わっていたのかもしれない。
【次話予告 第六十七話 西上作戦の破綻】
織田信長の軍勢を釘付けにする役割を担っていた朝倉義景から書状が届きます。
「このままでは、朝倉軍は撤退を余儀なくされる。
一刻も早く『西』へ兵を進めて欲しい」
と。
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毎週の月曜日00:00に次話公開を目指しています。
スローペースの拙稿ではありますが、お付き合いいただければ嬉しいです。
(2022.04.04)
※信長公記を下地としていますが諸出来事の年次比定を含め随所に著者の創作および定説ではない解釈等がありますのでご承知置きください。
※アルファポリスの仕様上、「HOTランキング用ジャンル選択」欄を「男性向け」に設定していますが、区別する意図はとくにありません。
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