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ジーンの本気?
06 ※
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◇◇ランドルフ◇◇
「ーーーーーーっ!」
眼の前がチカチカして、何が起きたのかしばらく分からなかった。
少し落ち着くと、ジーンに奥を拓かれたのだと下腹からの感覚で気づいた。
立て続けに吐精せずに達した衝撃はとんでもないものだというのに、ジーンの攻めは容赦なく続いている。
「はあ……お前の奥は堪らんな。吸い付いてきて…っく、腰が止まらねえ。」
もうジーンへの愛しさと、与えられる快楽以外は何も分からなくなりそう。
こんなときに思うのは、自分がタフで良かったということだ。
ジルなら意識を飛ばしてしまうくらいの快楽の渦の中でさえジーンを煽ることができるのだから。
「ぉふっ!じーんの、すごすぎ…て、…おしり(雄尻)、こわれ、ちゃい、そぅ…。んおっ!はぁ…また、おっき…く、なったぁ…。」
「お前のせいでっ!デカくなった、コレでっ、孕め、ランっ!射精すぞっ!…くぅっ!」
「あひっ!…んああぁっ!」
一際強く突き上げながら「孕め」と言ってくれた。
私のナカで果てるときにジーンはいつもそう言ってくれる。
それが何より嬉しくて、幸せで、また絶頂してしまった。
「はっ、はっ、散々煽りやがって、っはあ、悪い男だ。ちゅうぅ。はっ、ん、ちゅ。」
私を詰りながらも顎を取ってキスをくれる、優しいジーン。
「ん、ちゅ、…ダメだった?」
「いいや、どエロくて最高だ。ちゅっ、そういうお前も愛してる。…くっ!そんなに締めんな。」
「だって、むちゅっ…キスしながらそんなこと言われたら…ちゅう…キュンキュンしちゃう…。」
「それもそうか。オレだってお前を振り向かせてしんどそうな体勢でキスしてるのに滾ってきそうだし。」
「ほんとうに?」
「尻に入ってるから分かるだろ?」
「うん、嬉しい。」
確かにおっきいままだけど、いつもおっきいから言われるまで分からなかった。
でも良いことを聞いた。
いろんな体勢をとれるようにストレッチしよう。
いつでも、たくさん口づけてもらえるように。
ゆっくりとジーンの熱が私の体内から去っていく。
身体の重なりがなくなるとベッドに沈みこんでしまう。
そこへおずおずとジルがやって来た。
「その、ジーン。正直に答えてほしいのだが…。」
「どうした、ジル?」
「わたしもランディのように、そなたを煽った方が良いのだろうか?」
はい?
そんなことをされたらいろいろ被っていまうから、できれば止めてほしい…。
でもそうやって悩む気持ちは良く分かるよ、ジル。
「いや、別にムリしてランの真似することはねえよ。」
「そうだろうか?ランディを抱くジーンは楽しそうで、わたしでは満足してもらえたいないのでは…と思ったのだ。だからわたしにできることなら遠慮なく言ってもらいたい。」
「ああ、そういうことか。だが要らん心配だ。ランはお前みたいに思い詰めていろいろやってるんじゃねえから楽しいんだ。ムリにやってもお互いに楽しめねえから、そこは勘違いすんなよ。何かするならお前が純粋にやってみたいと思うことをやってくれ。いいな?」
「承知した。少し考えてみる。」
「暴走する前にちゃんと質問できて偉いぞ、ジル。これから伴侶として一生をともにするんだ。焦らなくても時間はたくさんある。それにオレはお前が気持ち良くなって涙を流すのを見るのがすげえ好きだ。だからそのままのお前で十分だ。」
「ありがとう、ジーン。では純粋にやりたいことなら一緒にしてくれるか?」
「おう、いいぞ。」
「また風呂に入って、わたしの身体を使ってそなたを洗いたい。ランディも一緒にジーンを洗おう。どうだろうか?」
「もちろん、いいよ。」
これなら私の雄っぱいも活かせるし、そんなことをしそうにないジルの見た目とのギャップも楽しんでもらえそうだ。
「じゃあ遠慮なく伴侶二人に洗ってもらおうか。」
風呂の前に、男っぽく笑ったジーンの色気で逆上せそうだけど。
✽ストイックが無くなったので、明日から不定期更新になります。
次の章が書き上がるまでお待ちいただけるとうれしいです。
「ーーーーーーっ!」
眼の前がチカチカして、何が起きたのかしばらく分からなかった。
少し落ち着くと、ジーンに奥を拓かれたのだと下腹からの感覚で気づいた。
立て続けに吐精せずに達した衝撃はとんでもないものだというのに、ジーンの攻めは容赦なく続いている。
「はあ……お前の奥は堪らんな。吸い付いてきて…っく、腰が止まらねえ。」
もうジーンへの愛しさと、与えられる快楽以外は何も分からなくなりそう。
こんなときに思うのは、自分がタフで良かったということだ。
ジルなら意識を飛ばしてしまうくらいの快楽の渦の中でさえジーンを煽ることができるのだから。
「ぉふっ!じーんの、すごすぎ…て、…おしり(雄尻)、こわれ、ちゃい、そぅ…。んおっ!はぁ…また、おっき…く、なったぁ…。」
「お前のせいでっ!デカくなった、コレでっ、孕め、ランっ!射精すぞっ!…くぅっ!」
「あひっ!…んああぁっ!」
一際強く突き上げながら「孕め」と言ってくれた。
私のナカで果てるときにジーンはいつもそう言ってくれる。
それが何より嬉しくて、幸せで、また絶頂してしまった。
「はっ、はっ、散々煽りやがって、っはあ、悪い男だ。ちゅうぅ。はっ、ん、ちゅ。」
私を詰りながらも顎を取ってキスをくれる、優しいジーン。
「ん、ちゅ、…ダメだった?」
「いいや、どエロくて最高だ。ちゅっ、そういうお前も愛してる。…くっ!そんなに締めんな。」
「だって、むちゅっ…キスしながらそんなこと言われたら…ちゅう…キュンキュンしちゃう…。」
「それもそうか。オレだってお前を振り向かせてしんどそうな体勢でキスしてるのに滾ってきそうだし。」
「ほんとうに?」
「尻に入ってるから分かるだろ?」
「うん、嬉しい。」
確かにおっきいままだけど、いつもおっきいから言われるまで分からなかった。
でも良いことを聞いた。
いろんな体勢をとれるようにストレッチしよう。
いつでも、たくさん口づけてもらえるように。
ゆっくりとジーンの熱が私の体内から去っていく。
身体の重なりがなくなるとベッドに沈みこんでしまう。
そこへおずおずとジルがやって来た。
「その、ジーン。正直に答えてほしいのだが…。」
「どうした、ジル?」
「わたしもランディのように、そなたを煽った方が良いのだろうか?」
はい?
そんなことをされたらいろいろ被っていまうから、できれば止めてほしい…。
でもそうやって悩む気持ちは良く分かるよ、ジル。
「いや、別にムリしてランの真似することはねえよ。」
「そうだろうか?ランディを抱くジーンは楽しそうで、わたしでは満足してもらえたいないのでは…と思ったのだ。だからわたしにできることなら遠慮なく言ってもらいたい。」
「ああ、そういうことか。だが要らん心配だ。ランはお前みたいに思い詰めていろいろやってるんじゃねえから楽しいんだ。ムリにやってもお互いに楽しめねえから、そこは勘違いすんなよ。何かするならお前が純粋にやってみたいと思うことをやってくれ。いいな?」
「承知した。少し考えてみる。」
「暴走する前にちゃんと質問できて偉いぞ、ジル。これから伴侶として一生をともにするんだ。焦らなくても時間はたくさんある。それにオレはお前が気持ち良くなって涙を流すのを見るのがすげえ好きだ。だからそのままのお前で十分だ。」
「ありがとう、ジーン。では純粋にやりたいことなら一緒にしてくれるか?」
「おう、いいぞ。」
「また風呂に入って、わたしの身体を使ってそなたを洗いたい。ランディも一緒にジーンを洗おう。どうだろうか?」
「もちろん、いいよ。」
これなら私の雄っぱいも活かせるし、そんなことをしそうにないジルの見た目とのギャップも楽しんでもらえそうだ。
「じゃあ遠慮なく伴侶二人に洗ってもらおうか。」
風呂の前に、男っぽく笑ったジーンの色気で逆上せそうだけど。
✽ストイックが無くなったので、明日から不定期更新になります。
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