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閉じ込められたら襲われた

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◇◇ジルベルト◇◇

「しっかしあのジルが従順になったもんだな。」

「ん…、仕置きをされて、反省したんだ。このようなわたしは好みではないか?」

「いいや、素直で可愛いぞ。そんなモン舐めてないでこっちへ来い。」

言われたとおりに起き上がってジーンに身を寄せると喜びが待っていた。

「約束どおり抱いてやる。ちゅぅ、俺の脚を跨いで膝立ちになれ。」

「うれしいっ、好きだ、好きぃ…。ジーン、そなただけを愛している。」

「泣くな、ジル。これくらいで泣いてたらこの先ずっと泣き続けることになるぞ。」

「ジーンに愛されて泣き続けるなら本望だ。」

「お前は本当に……。いや、その分可愛がってやるか。」

「んっ、も、大丈夫…だからぁ。」

わたしの尻孔にジーンの指が入ってきて拡げてくれるが、それすらも焦らされているように感じてしまう。
仕置きが終わったなら、もう待てない。

「このままっぁ、入れても、いいか?」

「あー…ちょっと苛め過ぎたか?なぁ、ジル。もうお仕置き中じゃねえし、ムリヤリじゃなきゃ好きにして良いんだ。お前は何がしたい?」

「ジーンが欲しい…。」

ジーンの屹立に尻孔をひたりと宛てがいながらねだる。
瞳を覗き込み、嫌悪の色がないことを確かめてから腰を落とした。

「ぅく…っ、ぁん…はぁ……はいった…ぁ。」

「半分くらいな。これで満足か?」

体内から感じるジーンの熱にうっとりしていると、そんなことを聞かれた。

「ぜんぶ…が、いい。……ふぁっ、ああっ!」

もっと受け入れたくて腰を揺らすと前立腺を掠めてしまった。
ランディの指で刺激されたときはどうということもなかったので失念していたが、ココは今まで抱いてきた男たちが悶え狂っていた場所だった。
それはわたしも例外ではなく途轍もない快感が迸った。

「あっん、じーん、いいっ!……は、ぁん、いいっ!」

「そうかよ。っ、もっと、っく、咥えこんで、俺のもヨくしてくれ。」

「ああぁ!いいっ!ひぃぁっ、おくぅ…はぁ…だめぇ!」

「ダメじゃねえ!イイだ、ろっ!」

「ーーーーーーっ!………っは、あっ…も、むりぃっ!」

思い切り腰を落とされ、自らの先端から白濁が散った。
だがジーンはまだだった。
ランディにしたように、わたしにも子種を注いでくれるだろうか…。

「お前が俺を望んだんだ。責任取って愛されろ、ジル。」

「んぅ、あいされるぅ…じーんに、あい…された、ぃ。」

わたしの願いに引きずられて身体が子種を搾り取ろうと収縮しているのか、より一層ジーンの熱を感じる。
腰を掴むジーンの力が強くなり、激しく揺すられる。

「お前も、お前の身体もっ、素直で可愛いな。全部っ、飲み込めっ、ふっ!」

そう言いながらわたしの奥に注いでくれたジーンの全てが愛おしい。
何度も達していたわたしは吐精できなかったが、ジーンがわたしで快感を享受してくれたことがうれしい。

「よく頑張ったな、ジル。ちゅぅ。色っぽくてヨかったぞ。」

「うれしっ、ジーン、すき。」

「俺も好きだ、ジル。お前の可愛いトコは俺だけが知っていればいい。他のヤツらにはバラさねえようにな、ちゅ。」

「わかった。ちゅっ。」

名残り惜しいがジーンがナカから去ってしまった。
次はいつ愛してくれるだろうか…。

「ランも、手ぇ貸してくれてありがとうな。」

「あれくらいどうということもない。その、ジーン?私とも仕置きではない、こっ恋人のセックスをしてもらえるだろうか?」

「そんなのいくらでもしてやる。お前もジルも俺のモンだし、俺もお前らのモンだ。来い、ラン。」

「えっと、今から?言いづらいけど、その、………大丈夫?硬さとか。」

確かにランとわたしを立て続けに抱いてくれた。
現にわたしはしばらく射精せないだろう。
悔しいがペニスにも力はない。

だがジーンに心配は無用だった。

「コレ見りゃあ一発で分かるだろ?」

「「すっごい………。」」

そこには変わらぬ力強さでそそり勃つ昂りがあった。

「まあ、たとえお前らにフクロの中身を全部搾られても問題無い。身体強化の応用で子種も作れるし魔力が続く限り回復できるからな。特級探索者サマをナメんなよ。で、どうする?ラン。」

「ジーン、ジーン……。私を孕ませて…くれ。」

「いいぞ、孕め、ラン。ハラが膨れるまで注いでやろうな。」

ああ…なんという男なのだジーンは。
我らの幸せはジーンとともにある。





だが、幸福な時間を過ごすわたしたちは知らなかった。
この日、天に光の柱が立ち昇ったことを。
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