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5章 風呂とかき氷と甘々の目撃者たち
33 ※ 〜ジェイデン
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「ジェイデン、可愛いね。」
そう言ってもらえるのは光栄ですが、わたしを組み敷く手際の良さといったら…。
何をされたのかも分からないまま旦那様を見上げていると、唇に指先が触れました。
ふにふにと揉まれたり優しくなぞられると、旦那様とのキスを思い返してしまって指ではなく唇が欲しくなります。
ですがわたしの求めるそれは今、雄っぱいの先端にありました。
キスができないことを少し残念に思っていると、旦那様の指が不埒な動きで口内を犯しはじめました。
口蓋をなぞりあげられれば、旦那様の旦那様を口淫した感触を思い出してしまいます。
旦那様ご自身を迎え入れたく思っていると下半身から快感が送り込まれました。
「んっ……らんにゃしゃま?ふぁっ!ぁ…ん…、にゃにをにゃしゃって……ひゃあっ!」
嵌めたままのメルヴィンとお揃いのリングを確認するように撫でられ、そのまま弱いところを扱かれます。
旦那様の表情が見たくて少し頭を上げましたが、雄っぱいを可愛がってくださっているので髪で目元が見えません。
そのかわり、舌舐めずりするところを見てしまいました。
瞳が見えないことで返って旦那様の色香が増しているようにさえ感じます。
そうさせているのがわたしだと思うともう我慢などできません。
旦那様がくださる快感に身を任せ、呆気なく吐精してしまいました。
「はぁ、はぁ、……らんにゃしゃま、きしゅ、ほし、れしゅ。」
我慢できずにねだると、欲しかったものが与えられます。
ですが旦那様の美しい顔がっ!
「ジェイデン、ちゅ…本当に…ぷちゅっ、可愛い…ちゅぅ。」
嬉しいですが旦那様の頬と髪にわたしの子種がっ!
旦那様は特に気にすることもなく、わたし自身を可愛がってくださっていた指に付いている子種を舐め取っています。
あ……、もう、ダメです。
あまりの卑猥さに目眩がします。
旦那様が妖艶すぎて、吐精した直後なのに下半身が疼いて中心が張り詰めてしまいました。
メルヴィンは…と思い様子をうかがうと、やはり同じような状態です。
「お前さんのせいでオレまでこんなになっちまった。責任取ってくれ。」
「ははっ、いくらでも!じゃあ横になって、メルヴィン。ジェイデンはメルヴィンの腰に跨がってくれるか?」
服を脱いでメルヴィンと一緒に言われたとおりにすると、張り詰めた中心の裏側どうしが触れて何とも言えない居心地の悪さを感じてしまいます。
そんなわたしの腰を少しだけ持ち上げて、僅かにできた隙間に大きくなった旦那様ご自身を進めました。
「メルヴィン、頼んだ。」
「はいよ。」
何のことだろうかと思っていると、メルヴィンが三人の昂りをまとめて擦りはじめました。
旦那様は押し付けるように腰を使い、両手でわたしの雄っぱいを揉みしだき、項を吸ってくれます。
初めて背中から感じる旦那様の吐息に煽られ、自分からメルヴィンの手に昂りを押し付けて頂に登り詰めようと、はしたなく腰を揺らしてしまします。
「あっ、あっ、だんな、さまぁ!こっ…な、ことっ…んぁ。」
「イヤか?それとも怖い?」
イヤというより恥しく、怖くもないので首を横に振って答えます。
「じゃあもっと感じて?一緒に気持ち良くなろう。」
一緒に…。
そう言われると自分の中の箍が外れてしまうのを感じます。
性処理を手伝ってくれていたメルヴィンには弱いところはバレていますし、旦那様には胸の頂をきゅむっと抓まれていて、もう快感に流されることしかできません。
「めるゔぃんっ!だんなさまっ!も…でちゃ…あんっ!」
「いいぞ、射精せ。」
「イって、ジェイデン。…はむっ。」
その言葉と旦那様に耳朶を喰まれて快感が弾けてしまいました。
メルヴィンの上に崩れ落ちそうになるのを何とか我慢します。
「んっ、オレも、でるっ!……くぁっ。」
「俺も、も…少し……。はぁっ、射精すぞっ、……っく!」
続けてメルヴィンと旦那様も果て、メルヴィンの広い胸は三人分の白濁でドロドロです。
「ジェイデン、すごく色っぽかった…ちゅっ。メルヴィン、手伝ってくれてありがと…ちゅぅ。」
キスと同時に旦那様の魔力を感じます。
どうやら魔法で身体を清めてくださったようです。
「おう。お前さん、もうキレイにしたのか?」
「だって子種塗れのメルヴィンを見てたら際限なく盛っちゃうだろ?だから…。」
「そっ、そうか。」
「じゃあ俺は厨房で朝ごはんもらってくる。今日も二人と一緒に食べていいか?」
「いいけどちょっと待て。んで、背中向けろ。」
そう言って小瓶を取り出して、中身を旦那様の背中に塗っていきます。
「今塗ってんのは魔法薬だ。爪の痕くらいならすぐに治る。」
「え?それくらい気にしなくて良いのに…。」
「お前さんはオレらのために風呂を用意してくれるだろ?それと同じだ。オレらも何かしたいんだ。それにコレはお前さんと愛し合ったやつの特権だ。いいだろ?」
「メルヴィン……。分かった、ありがとう。じゃあ行って来るからダイニングで待ってて…ちゅう。」
ご機嫌で寝室を出る旦那様の背中を見送ってメルヴィンを見ると、ベッドの端に腰掛けて項垂れていました。
そんなに俯くようなことがあったでしょうか…。
「どうしました?」
「いや…シオンと二人でヤってる最中、何もできなかったと思ってな。そんなことでオレを捨てたりしないと分かってはいるんだ。ちゃんと愛されてるって…。だがオレとのセックスに飽きられたらどうしようって考えちまった。オレも昔はマンネリ感がでてきたら相手を換えてたからな…。」
「メルヴィン、それは……。」
「まあ、まだ大丈夫だろ。まだ…な。」
こういうとき経験の乏しいわたしは役に立ちません。
反対にメルヴィンはその経験で悩んでいるのですね。
誰か頼れる人は……。
「あっ!ロバートさんに聞いてみましょうか?」
あの夫々は今もラブラブですし、秘訣を教えてもらえば良いのでは?
「いや、ロバートは上級者だ。オレらみたいな初心者にはまだ早い。」
他に誰か……。
「………ラースくんは?」
「…ああ。あいつならオレらのことも知ってるし、モテるだろうから適任かもしれん。シオンに飽きられる前にちょっと聞いてみるか…?」
この調子なら近いうちにお世話になるかもしれません。
そのときはお願いしますね、ラースくん。
そう言ってもらえるのは光栄ですが、わたしを組み敷く手際の良さといったら…。
何をされたのかも分からないまま旦那様を見上げていると、唇に指先が触れました。
ふにふにと揉まれたり優しくなぞられると、旦那様とのキスを思い返してしまって指ではなく唇が欲しくなります。
ですがわたしの求めるそれは今、雄っぱいの先端にありました。
キスができないことを少し残念に思っていると、旦那様の指が不埒な動きで口内を犯しはじめました。
口蓋をなぞりあげられれば、旦那様の旦那様を口淫した感触を思い出してしまいます。
旦那様ご自身を迎え入れたく思っていると下半身から快感が送り込まれました。
「んっ……らんにゃしゃま?ふぁっ!ぁ…ん…、にゃにをにゃしゃって……ひゃあっ!」
嵌めたままのメルヴィンとお揃いのリングを確認するように撫でられ、そのまま弱いところを扱かれます。
旦那様の表情が見たくて少し頭を上げましたが、雄っぱいを可愛がってくださっているので髪で目元が見えません。
そのかわり、舌舐めずりするところを見てしまいました。
瞳が見えないことで返って旦那様の色香が増しているようにさえ感じます。
そうさせているのがわたしだと思うともう我慢などできません。
旦那様がくださる快感に身を任せ、呆気なく吐精してしまいました。
「はぁ、はぁ、……らんにゃしゃま、きしゅ、ほし、れしゅ。」
我慢できずにねだると、欲しかったものが与えられます。
ですが旦那様の美しい顔がっ!
「ジェイデン、ちゅ…本当に…ぷちゅっ、可愛い…ちゅぅ。」
嬉しいですが旦那様の頬と髪にわたしの子種がっ!
旦那様は特に気にすることもなく、わたし自身を可愛がってくださっていた指に付いている子種を舐め取っています。
あ……、もう、ダメです。
あまりの卑猥さに目眩がします。
旦那様が妖艶すぎて、吐精した直後なのに下半身が疼いて中心が張り詰めてしまいました。
メルヴィンは…と思い様子をうかがうと、やはり同じような状態です。
「お前さんのせいでオレまでこんなになっちまった。責任取ってくれ。」
「ははっ、いくらでも!じゃあ横になって、メルヴィン。ジェイデンはメルヴィンの腰に跨がってくれるか?」
服を脱いでメルヴィンと一緒に言われたとおりにすると、張り詰めた中心の裏側どうしが触れて何とも言えない居心地の悪さを感じてしまいます。
そんなわたしの腰を少しだけ持ち上げて、僅かにできた隙間に大きくなった旦那様ご自身を進めました。
「メルヴィン、頼んだ。」
「はいよ。」
何のことだろうかと思っていると、メルヴィンが三人の昂りをまとめて擦りはじめました。
旦那様は押し付けるように腰を使い、両手でわたしの雄っぱいを揉みしだき、項を吸ってくれます。
初めて背中から感じる旦那様の吐息に煽られ、自分からメルヴィンの手に昂りを押し付けて頂に登り詰めようと、はしたなく腰を揺らしてしまします。
「あっ、あっ、だんな、さまぁ!こっ…な、ことっ…んぁ。」
「イヤか?それとも怖い?」
イヤというより恥しく、怖くもないので首を横に振って答えます。
「じゃあもっと感じて?一緒に気持ち良くなろう。」
一緒に…。
そう言われると自分の中の箍が外れてしまうのを感じます。
性処理を手伝ってくれていたメルヴィンには弱いところはバレていますし、旦那様には胸の頂をきゅむっと抓まれていて、もう快感に流されることしかできません。
「めるゔぃんっ!だんなさまっ!も…でちゃ…あんっ!」
「いいぞ、射精せ。」
「イって、ジェイデン。…はむっ。」
その言葉と旦那様に耳朶を喰まれて快感が弾けてしまいました。
メルヴィンの上に崩れ落ちそうになるのを何とか我慢します。
「んっ、オレも、でるっ!……くぁっ。」
「俺も、も…少し……。はぁっ、射精すぞっ、……っく!」
続けてメルヴィンと旦那様も果て、メルヴィンの広い胸は三人分の白濁でドロドロです。
「ジェイデン、すごく色っぽかった…ちゅっ。メルヴィン、手伝ってくれてありがと…ちゅぅ。」
キスと同時に旦那様の魔力を感じます。
どうやら魔法で身体を清めてくださったようです。
「おう。お前さん、もうキレイにしたのか?」
「だって子種塗れのメルヴィンを見てたら際限なく盛っちゃうだろ?だから…。」
「そっ、そうか。」
「じゃあ俺は厨房で朝ごはんもらってくる。今日も二人と一緒に食べていいか?」
「いいけどちょっと待て。んで、背中向けろ。」
そう言って小瓶を取り出して、中身を旦那様の背中に塗っていきます。
「今塗ってんのは魔法薬だ。爪の痕くらいならすぐに治る。」
「え?それくらい気にしなくて良いのに…。」
「お前さんはオレらのために風呂を用意してくれるだろ?それと同じだ。オレらも何かしたいんだ。それにコレはお前さんと愛し合ったやつの特権だ。いいだろ?」
「メルヴィン……。分かった、ありがとう。じゃあ行って来るからダイニングで待ってて…ちゅう。」
ご機嫌で寝室を出る旦那様の背中を見送ってメルヴィンを見ると、ベッドの端に腰掛けて項垂れていました。
そんなに俯くようなことがあったでしょうか…。
「どうしました?」
「いや…シオンと二人でヤってる最中、何もできなかったと思ってな。そんなことでオレを捨てたりしないと分かってはいるんだ。ちゃんと愛されてるって…。だがオレとのセックスに飽きられたらどうしようって考えちまった。オレも昔はマンネリ感がでてきたら相手を換えてたからな…。」
「メルヴィン、それは……。」
「まあ、まだ大丈夫だろ。まだ…な。」
こういうとき経験の乏しいわたしは役に立ちません。
反対にメルヴィンはその経験で悩んでいるのですね。
誰か頼れる人は……。
「あっ!ロバートさんに聞いてみましょうか?」
あの夫々は今もラブラブですし、秘訣を教えてもらえば良いのでは?
「いや、ロバートは上級者だ。オレらみたいな初心者にはまだ早い。」
他に誰か……。
「………ラースくんは?」
「…ああ。あいつならオレらのことも知ってるし、モテるだろうから適任かもしれん。シオンに飽きられる前にちょっと聞いてみるか…?」
この調子なら近いうちにお世話になるかもしれません。
そのときはお願いしますね、ラースくん。
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