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5章 風呂とかき氷と甘々の目撃者たち
16 ※ 〜ちょっとジェイデン
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「旦那様ぁ、ちゅ、キスぅ気持ちぃっ…ん、ちゅぅ。」
キスの合間に服を脱いでいく。
昨日は甚平で脱ぎやすかったが、今日はシャツなのでキスを中断しないと脱げない。
もう愛し合う予定があるときは甚平か作務衣なんかを着ていようかな。
身体の前面で重ね合わせて着る和服類は、脱ぐのがとにかく楽だからな。
一度離れて上衣を脱ぐと、ジェイデンがうっとり見上げてくれる。
ついでにズボンと下着も脱ぐと、真っ赤になって目を逸らされた。
こういった初々しい反応をしてくれると、ちょっとホッとする。
今夜のジェイデンは何というか…魔性っぽいからな。
恥ずかしがるジェイデンの腰に跨がりむちむち雄っぱいの感触を堪能する。
筋肉にハリがあって、でも固くない、素晴らしい弾力の魅惑のむちむち…。
そんな俺を息を乱して見上げるジェイデンがエロい。
半開きの唇が俺を誘っているとしか思えない。
少し薄めの唇はぷるぷるで、そちらも魅惑の感触だ。
その唇をふにふにと挟むようにキスをしているとジェイデンの下半身が揺れ始めた。
お互いの性器を擦り付けるように腰を使ってくる。
無意識……ではなさそうだな。
瞳を潤ませ精一杯誘ってくれているのか。
薬も効いている時間だろうし、そろそろ良いか。
「ジェイデン、もっと愛らしいあなたが見たい。抱いても良いか?」
◇◇◇◇◇
「ジェイデン、もっと愛らしいあなたが見たい。抱いても良いか?」
自分が愛らしいなんて思えませんが、旦那様に抱いてもらえると思うと喜びが湧き上がります。
どうやったらその気になってもらえるのか分からず、浅ましくも自分の昂りを押し付けてしまいました。
自分でも拙い誘い方だとは思うのですが、旦那様は応えてくださるようです。
「はい、旦那様。たくさん愛してください。」
そうお願いしたわたしの上から脚の間に移動して腰を掴み、「うん、じゃあいくよ」と言う言葉と共に後孔に旦那様の熱を感じて慌ててしまいます。
「だっ、旦那様?待って下さい!」
旦那様の旦那様はご立派過ぎて、今のわたしでは閨の薬無しで受け入れることができません!
「どうした、ジェイデン。怖くなったか?」
こんな状況で待ったをかけてしまったわたしを気遣ってくださるのはうれしいですが、今はお薬を!
でも薬の事を忘れるくらいわたしを望んでくださっているのでしょうか。
そうだとしたら、震えるほどの喜びです。
「あの、旦那様……申し訳ないのですが、閨の薬を……。」
心配そうにわたしを見つめていた旦那様のお顔が和らぎました。
「もう入れてある。20分経ってるから効果もでてるはずだよ。」
………はい?
いつの間に!
そもそも、わたしに分からないように注入などできるのでしょうか?
「ジェイデンが気付かなかったって事は、怖い思いはしなかったんだよな?良かった。」
そう言って柔らかい笑顔を見せてくださる旦那様が尊いです。
でも!
わたしを思い遣って下さるのは嬉しいですが、別の意味で恐ろしいです旦那様!
「可愛いジェイデン、俺を受け入れて…。っく。……ふふ、ほら入った。夜の薬も効いてる…ね?」
動揺が治まらいうちに旦那様の先端が入ってきました。
昨日より衝撃は少ないですが、圧迫感が凄いです。
「はっあ…ん、だんなさま、おっき…の、うれし…っぁん!」
ああ、また旦那様の力が増しました。
そのままゆっくり少しずつ、動きたいのを耐えるように旦那様がわたしのナカに来てくれました。
行き止まりまで進み、わたしが慣れるのを待って言葉をかけてくださいます。
「奥まで入ったの、分かるか?」
「はい、おくまで、だんなさまで、いっぱい、です。……んぁっ。」
わたしの奥で旦那様が脈打ちました。
じとっと見つめられて、きょとんとしてしまいましたが、何でしょう?
旦那様は「あとこれだけ残ってる」と言ってわたしの手を取り、結合部に導きました。
……あと3センチくらいでしょうか?
旦那様を受け入れている下腹部に掌をあて、続けました。
「ジェイデンが望んでくれたけど、ここにはまだ全部は入らないんだ。慣れて柔らかくなって、もっと俺に愛されて溶けたら、もう少し入るよ。」
閨事に疎いわたしに理解出来るように優しく諭してくださる旦那様。
でも全部入るとは言って下さらないのですね……。
「ああジェイデン、そんな顔しないで。続きがあるから。」
旦那様の指先が、体内の旦那様の先端を差しました。
「ここ分かるか?奥の入口。ここを開ければ全部入る。でも今日はまだムリだと思うから、ゆっくり進めて行こう。」
「情けないです…。お慕いする方を受け入れることも叶わないなんて。旦那様に気を遣わせてばかりで…。」
本当に情けなくて涙が出そうです。
でも泣いてしまっては旦那様が気に病んでしまうでしょう。
ここは我慢です。
「どうしてそう思う?俺はね、ジェイデン…嬉しいんだよ。」
嬉しい…?
手間がかるだけで旦那様に満足して頂けないのに?
ただ寝転がっているだけで、旦那様に気持ち良くなってもらえていないのに?
「ジェイデンのまっさらな身体を俺が拓いて行けるんだ。ジェイデンに俺の痕を刻んで、俺に抱かれるための身体に育てて行けるなんて、凄く贅沢で嬉しい事だと思わないか?さっき『一緒に』って約束しただろ。もう忘れたのか?」
忘れるわけありません!
旦那様……旦那様はどうしてわたしを喜ばせる事ばかり言って下さるのでしょう。
嬉しくて、幸せで、旦那様が愛しくて…心も身体もきゅんきゅんします。
キスの合間に服を脱いでいく。
昨日は甚平で脱ぎやすかったが、今日はシャツなのでキスを中断しないと脱げない。
もう愛し合う予定があるときは甚平か作務衣なんかを着ていようかな。
身体の前面で重ね合わせて着る和服類は、脱ぐのがとにかく楽だからな。
一度離れて上衣を脱ぐと、ジェイデンがうっとり見上げてくれる。
ついでにズボンと下着も脱ぐと、真っ赤になって目を逸らされた。
こういった初々しい反応をしてくれると、ちょっとホッとする。
今夜のジェイデンは何というか…魔性っぽいからな。
恥ずかしがるジェイデンの腰に跨がりむちむち雄っぱいの感触を堪能する。
筋肉にハリがあって、でも固くない、素晴らしい弾力の魅惑のむちむち…。
そんな俺を息を乱して見上げるジェイデンがエロい。
半開きの唇が俺を誘っているとしか思えない。
少し薄めの唇はぷるぷるで、そちらも魅惑の感触だ。
その唇をふにふにと挟むようにキスをしているとジェイデンの下半身が揺れ始めた。
お互いの性器を擦り付けるように腰を使ってくる。
無意識……ではなさそうだな。
瞳を潤ませ精一杯誘ってくれているのか。
薬も効いている時間だろうし、そろそろ良いか。
「ジェイデン、もっと愛らしいあなたが見たい。抱いても良いか?」
◇◇◇◇◇
「ジェイデン、もっと愛らしいあなたが見たい。抱いても良いか?」
自分が愛らしいなんて思えませんが、旦那様に抱いてもらえると思うと喜びが湧き上がります。
どうやったらその気になってもらえるのか分からず、浅ましくも自分の昂りを押し付けてしまいました。
自分でも拙い誘い方だとは思うのですが、旦那様は応えてくださるようです。
「はい、旦那様。たくさん愛してください。」
そうお願いしたわたしの上から脚の間に移動して腰を掴み、「うん、じゃあいくよ」と言う言葉と共に後孔に旦那様の熱を感じて慌ててしまいます。
「だっ、旦那様?待って下さい!」
旦那様の旦那様はご立派過ぎて、今のわたしでは閨の薬無しで受け入れることができません!
「どうした、ジェイデン。怖くなったか?」
こんな状況で待ったをかけてしまったわたしを気遣ってくださるのはうれしいですが、今はお薬を!
でも薬の事を忘れるくらいわたしを望んでくださっているのでしょうか。
そうだとしたら、震えるほどの喜びです。
「あの、旦那様……申し訳ないのですが、閨の薬を……。」
心配そうにわたしを見つめていた旦那様のお顔が和らぎました。
「もう入れてある。20分経ってるから効果もでてるはずだよ。」
………はい?
いつの間に!
そもそも、わたしに分からないように注入などできるのでしょうか?
「ジェイデンが気付かなかったって事は、怖い思いはしなかったんだよな?良かった。」
そう言って柔らかい笑顔を見せてくださる旦那様が尊いです。
でも!
わたしを思い遣って下さるのは嬉しいですが、別の意味で恐ろしいです旦那様!
「可愛いジェイデン、俺を受け入れて…。っく。……ふふ、ほら入った。夜の薬も効いてる…ね?」
動揺が治まらいうちに旦那様の先端が入ってきました。
昨日より衝撃は少ないですが、圧迫感が凄いです。
「はっあ…ん、だんなさま、おっき…の、うれし…っぁん!」
ああ、また旦那様の力が増しました。
そのままゆっくり少しずつ、動きたいのを耐えるように旦那様がわたしのナカに来てくれました。
行き止まりまで進み、わたしが慣れるのを待って言葉をかけてくださいます。
「奥まで入ったの、分かるか?」
「はい、おくまで、だんなさまで、いっぱい、です。……んぁっ。」
わたしの奥で旦那様が脈打ちました。
じとっと見つめられて、きょとんとしてしまいましたが、何でしょう?
旦那様は「あとこれだけ残ってる」と言ってわたしの手を取り、結合部に導きました。
……あと3センチくらいでしょうか?
旦那様を受け入れている下腹部に掌をあて、続けました。
「ジェイデンが望んでくれたけど、ここにはまだ全部は入らないんだ。慣れて柔らかくなって、もっと俺に愛されて溶けたら、もう少し入るよ。」
閨事に疎いわたしに理解出来るように優しく諭してくださる旦那様。
でも全部入るとは言って下さらないのですね……。
「ああジェイデン、そんな顔しないで。続きがあるから。」
旦那様の指先が、体内の旦那様の先端を差しました。
「ここ分かるか?奥の入口。ここを開ければ全部入る。でも今日はまだムリだと思うから、ゆっくり進めて行こう。」
「情けないです…。お慕いする方を受け入れることも叶わないなんて。旦那様に気を遣わせてばかりで…。」
本当に情けなくて涙が出そうです。
でも泣いてしまっては旦那様が気に病んでしまうでしょう。
ここは我慢です。
「どうしてそう思う?俺はね、ジェイデン…嬉しいんだよ。」
嬉しい…?
手間がかるだけで旦那様に満足して頂けないのに?
ただ寝転がっているだけで、旦那様に気持ち良くなってもらえていないのに?
「ジェイデンのまっさらな身体を俺が拓いて行けるんだ。ジェイデンに俺の痕を刻んで、俺に抱かれるための身体に育てて行けるなんて、凄く贅沢で嬉しい事だと思わないか?さっき『一緒に』って約束しただろ。もう忘れたのか?」
忘れるわけありません!
旦那様……旦那様はどうしてわたしを喜ばせる事ばかり言って下さるのでしょう。
嬉しくて、幸せで、旦那様が愛しくて…心も身体もきゅんきゅんします。
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