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伴侶の章 アレナドふたりの、はじめてがいっぱい
ジェイデン・アレナドは捧げたい 06 ※
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旦那様の全てが愛おしい…。
欲情の証に指先で触れ、それだけでは我慢できず口に含み慈しむと、先端から滲むものがありました。
わたしの愛撫で感じてくださっているかと思うと、それだけで濡れてしまいそうです。
熱くて硬いのに弾力もあって増々張り詰めてくる…。
そんな旦那様自身に夢中でしたが、わたしの経験不足とその…旦那様の旦那様が大きくて、口に咥えるのが辛くなってきました。
それに加えて、旦那様の中心はまだ大きくなるのでは…と思い至り思わず聞いてしまいました。
「あの、……こんな事を聞くのはマナー違反かもしれないのだけれど。シオンのコレは、どこまで、その…、大きくなるのですか?」
「今は7、8割くらいかな?」
7、8割…………。
10割になったらどんなに雄々しくなってしまうのか。
わたし達に入らなかったらどうすれば…。
ここまで来て最後までできなかったら泣いてしまいそうです。
でもメルヴィンが受け入れられたなら、わたしもきっと受け入れられる!はず!!
そのために頑張って閨の薬も自分で注入しました。
ですがいくら薬を使っても、元々の限界以上には拡がりませんし…。
いえ、我が身に旦那様をお迎えできないと決まったわけではないのですから、ネガティブな想像は止めなければ。
余計な心配は止めて、今は旦那様にもっと気持ち良くなってもらいましょう。
「わっ、分かりましたっ。あの、…頑張ります。」
ですが顎が怠くなってしまったので、舌と手で許してくださいね。
そそり勃つ旦那様の先端や裏側や段差を丁寧に舐めていきます。
「ありがとう、ジェイデン。これ以上になったらメルヴィンがツライだろうし、もう良いよ。」
名残惜しいですが、そう言われては仕方ありません。
また次回以降にお預けです。
「そんなにデカいのか?……………。」
のぞき込んだメルヴィンが絶句しています。
「……黙るのは止してくれ。」
「すまん。あー、なんだ、顔に似合わず、……エゲツないな?」
わかります。
大きさはどっしりとしたメルヴィンのものにも負けていませんからね。
それなのにエッジが効いていて控え目に言っても、ええ、それはもう……凄いです。
わたしが昔苛まれた張型など、比べるのも烏滸がましい程です。
そういえば、あの時わたしを見つけて助けたことになっている彼は出世してそれなりのポストにいるとか…。
「だから途中で止めてもらっただろ。」
いけません、こちらの方が大事です。
他の人に気を取られている場合ではありませんでした。
「メルヴィン、全ての造作が完璧な旦那様なのです。きっと旦那様ご自身こそが、抱かれる人にとって最高の形状なのでは?」
至高の姿をお持ちの旦那様なのですから、旦那様の旦那様もきっとそのはずです。
「………だな。シオンとヤッた後は、誰とヤッても満足できんだろうよ。」
「それがわたしたちのナカに…。」
先ほどまで口内で擦り上げていた旦那様の感触を思い出してうっとりしてしまいました。
わたしはこれまで他人の男根の温度を知りませんでした。
でも旦那様の熱を知った今は、胎内にそれを感じたくて溜まりません。
「そうだぞ。コレがあんたのナカを掻き回すんだ。覚悟しろ。」
ああ…。
なんと甘美な誘惑でしょうか…。
騎士時代に張型で犯されたとき、傷付けることが目的でもわたしには生身の陰茎を使う価値が無い…、勃起しないのかと絶望がより深くなった事を思い出しました。
でも今はそれで良かったと思えます。
わたしが怖いのは張型や人工物を挿れられることと、自慰行為のようです。
生身で後ろを犯されなかったからこそ旦那様自身を愛撫することができました。
全く怖くないといえば嘘になりますが、きっと胎内にも受け入れられると信じられます。
それに旦那様はわたしのことを『初めて』と言ってくれました。
そんな人にわたしを捧げられるのですから、怖気付いているわけにはいきません。
他の人が何と言おうとも、旦那様が喜んでくださればそれで良いのです。
そしていよいよメルヴィンが旦那様を受け入れる時がやって来ました。
丁寧に解されていた蕾から指が引き抜かれ、旦那様によってメルヴィンが花開く時が来ました。
「メルヴィン、そろそろ挿れる。怖くないか?」
「……怖い。でも、それよりお前さんが欲しい。」
あのメルヴィンでも…相手が旦那様でも初めては怖いのですね…。
不安と期待に揺れる感情は良く分かります。
それでも旦那様のものにして欲しい気持ちも。
メルヴィンの、誰も知らないまっさらな場所にゆっくりと昂りを沈めて行く旦那様。
身を震わせながらも健気にそれを受け入れるメルヴィン。
お互いを想い合う、何と素敵な二人でしょう…。
それに話すことすらできなくなっても、必死に頷いて返事をするメルヴィンの愛らしさといったら!
思わず嫉妬してしまいそうです。
「頑張ってくれて、ありがとう、メルヴィン。全部、入った。」
「あっ、しおん、おれのなかで、でかい、ままっ、でぇ、いてくれる、なんて。」
もう!メルヴィン!!
いじらしくて可愛いが過ぎます。
旦那様もそんな彼に煽られてか、纏う色香を増しています。
欲を湛えた瞳には確かにメルヴィンを気遣う思いも見受けられ、気持ちの通った行為にわたしの心まで満たされていくようです。
欲情の証に指先で触れ、それだけでは我慢できず口に含み慈しむと、先端から滲むものがありました。
わたしの愛撫で感じてくださっているかと思うと、それだけで濡れてしまいそうです。
熱くて硬いのに弾力もあって増々張り詰めてくる…。
そんな旦那様自身に夢中でしたが、わたしの経験不足とその…旦那様の旦那様が大きくて、口に咥えるのが辛くなってきました。
それに加えて、旦那様の中心はまだ大きくなるのでは…と思い至り思わず聞いてしまいました。
「あの、……こんな事を聞くのはマナー違反かもしれないのだけれど。シオンのコレは、どこまで、その…、大きくなるのですか?」
「今は7、8割くらいかな?」
7、8割…………。
10割になったらどんなに雄々しくなってしまうのか。
わたし達に入らなかったらどうすれば…。
ここまで来て最後までできなかったら泣いてしまいそうです。
でもメルヴィンが受け入れられたなら、わたしもきっと受け入れられる!はず!!
そのために頑張って閨の薬も自分で注入しました。
ですがいくら薬を使っても、元々の限界以上には拡がりませんし…。
いえ、我が身に旦那様をお迎えできないと決まったわけではないのですから、ネガティブな想像は止めなければ。
余計な心配は止めて、今は旦那様にもっと気持ち良くなってもらいましょう。
「わっ、分かりましたっ。あの、…頑張ります。」
ですが顎が怠くなってしまったので、舌と手で許してくださいね。
そそり勃つ旦那様の先端や裏側や段差を丁寧に舐めていきます。
「ありがとう、ジェイデン。これ以上になったらメルヴィンがツライだろうし、もう良いよ。」
名残惜しいですが、そう言われては仕方ありません。
また次回以降にお預けです。
「そんなにデカいのか?……………。」
のぞき込んだメルヴィンが絶句しています。
「……黙るのは止してくれ。」
「すまん。あー、なんだ、顔に似合わず、……エゲツないな?」
わかります。
大きさはどっしりとしたメルヴィンのものにも負けていませんからね。
それなのにエッジが効いていて控え目に言っても、ええ、それはもう……凄いです。
わたしが昔苛まれた張型など、比べるのも烏滸がましい程です。
そういえば、あの時わたしを見つけて助けたことになっている彼は出世してそれなりのポストにいるとか…。
「だから途中で止めてもらっただろ。」
いけません、こちらの方が大事です。
他の人に気を取られている場合ではありませんでした。
「メルヴィン、全ての造作が完璧な旦那様なのです。きっと旦那様ご自身こそが、抱かれる人にとって最高の形状なのでは?」
至高の姿をお持ちの旦那様なのですから、旦那様の旦那様もきっとそのはずです。
「………だな。シオンとヤッた後は、誰とヤッても満足できんだろうよ。」
「それがわたしたちのナカに…。」
先ほどまで口内で擦り上げていた旦那様の感触を思い出してうっとりしてしまいました。
わたしはこれまで他人の男根の温度を知りませんでした。
でも旦那様の熱を知った今は、胎内にそれを感じたくて溜まりません。
「そうだぞ。コレがあんたのナカを掻き回すんだ。覚悟しろ。」
ああ…。
なんと甘美な誘惑でしょうか…。
騎士時代に張型で犯されたとき、傷付けることが目的でもわたしには生身の陰茎を使う価値が無い…、勃起しないのかと絶望がより深くなった事を思い出しました。
でも今はそれで良かったと思えます。
わたしが怖いのは張型や人工物を挿れられることと、自慰行為のようです。
生身で後ろを犯されなかったからこそ旦那様自身を愛撫することができました。
全く怖くないといえば嘘になりますが、きっと胎内にも受け入れられると信じられます。
それに旦那様はわたしのことを『初めて』と言ってくれました。
そんな人にわたしを捧げられるのですから、怖気付いているわけにはいきません。
他の人が何と言おうとも、旦那様が喜んでくださればそれで良いのです。
そしていよいよメルヴィンが旦那様を受け入れる時がやって来ました。
丁寧に解されていた蕾から指が引き抜かれ、旦那様によってメルヴィンが花開く時が来ました。
「メルヴィン、そろそろ挿れる。怖くないか?」
「……怖い。でも、それよりお前さんが欲しい。」
あのメルヴィンでも…相手が旦那様でも初めては怖いのですね…。
不安と期待に揺れる感情は良く分かります。
それでも旦那様のものにして欲しい気持ちも。
メルヴィンの、誰も知らないまっさらな場所にゆっくりと昂りを沈めて行く旦那様。
身を震わせながらも健気にそれを受け入れるメルヴィン。
お互いを想い合う、何と素敵な二人でしょう…。
それに話すことすらできなくなっても、必死に頷いて返事をするメルヴィンの愛らしさといったら!
思わず嫉妬してしまいそうです。
「頑張ってくれて、ありがとう、メルヴィン。全部、入った。」
「あっ、しおん、おれのなかで、でかい、ままっ、でぇ、いてくれる、なんて。」
もう!メルヴィン!!
いじらしくて可愛いが過ぎます。
旦那様もそんな彼に煽られてか、纏う色香を増しています。
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