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3章 天使と仔猫と風呂と俺、マスコットを添えて
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「お前さんにそう言われちゃあ、引き下がるしかねえ。ズルいぞ。」
「ええ、ズルい男です。」
そういえばジェイデンはずっと敬語だな。
「ジェイデンはずっと敬語で喋っていたけど、緊張していたのか?」
きょとんとしてしまったけど、どうなんだろう。
しかしジェイデンの『きょとん』は可愛いな。
「ああ、もともとがこちらの話し方なんです。君と会話するときの『だね』とか『だよ』という語尾の話し方もワザとじゃないんだけど、メルヴィンが居ると習慣で敬語になっちゃうんだ。だから今みたいに混ざっちゃっても気にしないでくれると嬉しい。」
「わかった。固くなってるんじゃなきゃ良いんだ。それで、俺にお願いがあるんだろ?」
緊張してないなら話せるだろう。
きっとメルヴィンのことだし。
「うん。あのね、自分でもすごく勝手で我儘で難しいことをお願いするのは分かっているんだ。でも君に叶えてほしいことがある。」
「俺じゃきゃ駄目なんだろ?努力はするから言ってみて。」
「あのね、シオン。メルヴィンとわたし、両方を君のお嫁さんにしてくれないかな?わたしだけをお嫁さんにするのも大変だけど、メルヴィンを娶るのはもっと大変だ。それなのに二人ともだなんて現実的じゃないのは分かっている。でもメルヴィンはきっとわたしに君を譲って、自分は時々抱いてくれれば良いって言うと思う。」
さすがに良く分かっているな。
さっき言われたばかりだ。
「でもね、それじゃあ駄目なんだ。君に望まれて幸せなのは嘘じゃないのに、メルヴィンが幸せになれなければ、わたしも本当の意味で幸せにはなれないんだ。すごく時間がかかるのもわかっているから、いつまでも待つよ。だから二人とも君のものにしてほしい。お願い、シオン。」
ジェイデンにお願いってされると嬉しいな。
きっと叶えるよ。
それにしても…だ。
「だってよ、オニイチャン。俺の言った通りだっただろ。それに、あんたの言動はお見通しじゃないか。弟の方が、よっぽど男前だ。」
バツの悪い顔したって駄目だぞ。
頬を掻きながらメルヴィンが話し出す。
そんな仕草も可愛い。
「それなんだけどな、ジェイデン。お前が今言った事を、さっきオレはシオンに頼んだんだ。ギルドで腹を括った、逃さねえって言ったけど、それがお前のためだってアッサリバレてな…。断られたよ。」
「それって……。」
メルヴィンがまだくっついたままで居た俺とジェイデンを抱きしめる。
「あのな、ジェイデン。オレも、お前も、シオンに愛されて幸せになるんだってよ。なあ、シオン?」
「ん。」
メルヴィンにぎゅうぎゅうされて幸せだけど、喋れない。
「シオンがメルヴィンを説得したんですか?」
「ん。」
ジェイデンの力も強くなった。
「さすが、わたしたちの未来の旦那様です。」
「ん。」
褒めてくれてありがとう。
でも、そろそろ本格的に苦しい。
抱きしめる力を緩めてもらうためにタップしたら、二人揃って離れてしまった。
二人の雄っぱいが………。
「ごっ、ごめんなさい!わたしたち二人がかりで抱きしめたら苦しかったですよね?」
「オレも悪かった。年甲斐もなく浮かれてたみたいだ。」
「大丈夫。聞きたいことがあって喋りたかっただけだから。」
ちょっと格好つけて痩せ我慢してるけどな!
「なんだ?大事なことか?」
とてもな。
だから神妙に頷いて尋ねる。
「婚姻のことなんだ。」
緊張からか、二人の空気が固くなった。
「二人をお嫁さんにもらうと俺もこの国の人間になるのか?と、思ってな。二人の母国なのに申し訳ないが、さすがに今はまだこの国の人間になりたいとは思えないんだ。拉致されてすぐだし…。二人が居るから住むけどな。それで、この国の人間になるなら俺の中で折り合いを付けないと…と思って聞いてみたんだ。」
貴族がゴミだらけの国はできれば遠慮したいが、二人の故郷だからな。
そして明らかにホッとした様子で、メルヴィンが答えてくれた。
「それなら問題無い。国に婚姻を届け出るんじゃなくて、ギルドに届けを出せば所属は変わらない。ギルドにはハンターと元ハンターを対象にしたパートナー制度があるんだ。」
「高ランクハンターは国の財産だからね。婚姻で増減すると困るんだよ。だから各国もこの制度を認めてる。あとはハニートラップ対策だね。色仕掛けで引き抜かれないように。」
そんな都合の良い制度があるなんて、整備してくれた先人に感謝しなくては。
「二人はパートナー制度でも良いのか?」
「ああ。」
「ええ。」
「むしろハンターならこっちがスタンダードだ。面倒くさい手続きとか、全部ギルドでできるしな。」
「じゃあ、きっと待たせる事になるけど、二人とも俺のところに来て欲しい。好きだ、メルヴィン。ジェイデン。俺の未来の花嫁たち。今日、出会ったばかりだけど、一緒に幸せになろう。」
二人の手を取り口付ける。
「絶対に逃さねえから覚悟しとけよ、オレの未来の旦那サマ。」
「わたしの全てはあなたのものです、わたしの未来の旦那様。」
そう言って、二人で俺の頬にキスをくれた。
そんな温かい雰囲気の中でジェイデンがメルヴィンに質問した。
「それでメルヴィン、わたしが訪ねる前に旦那様と何をしていたのですか?是非とも答えてください。」
わぁ…、質問じゃなくて詰問だな、コレは。
「ええ、ズルい男です。」
そういえばジェイデンはずっと敬語だな。
「ジェイデンはずっと敬語で喋っていたけど、緊張していたのか?」
きょとんとしてしまったけど、どうなんだろう。
しかしジェイデンの『きょとん』は可愛いな。
「ああ、もともとがこちらの話し方なんです。君と会話するときの『だね』とか『だよ』という語尾の話し方もワザとじゃないんだけど、メルヴィンが居ると習慣で敬語になっちゃうんだ。だから今みたいに混ざっちゃっても気にしないでくれると嬉しい。」
「わかった。固くなってるんじゃなきゃ良いんだ。それで、俺にお願いがあるんだろ?」
緊張してないなら話せるだろう。
きっとメルヴィンのことだし。
「うん。あのね、自分でもすごく勝手で我儘で難しいことをお願いするのは分かっているんだ。でも君に叶えてほしいことがある。」
「俺じゃきゃ駄目なんだろ?努力はするから言ってみて。」
「あのね、シオン。メルヴィンとわたし、両方を君のお嫁さんにしてくれないかな?わたしだけをお嫁さんにするのも大変だけど、メルヴィンを娶るのはもっと大変だ。それなのに二人ともだなんて現実的じゃないのは分かっている。でもメルヴィンはきっとわたしに君を譲って、自分は時々抱いてくれれば良いって言うと思う。」
さすがに良く分かっているな。
さっき言われたばかりだ。
「でもね、それじゃあ駄目なんだ。君に望まれて幸せなのは嘘じゃないのに、メルヴィンが幸せになれなければ、わたしも本当の意味で幸せにはなれないんだ。すごく時間がかかるのもわかっているから、いつまでも待つよ。だから二人とも君のものにしてほしい。お願い、シオン。」
ジェイデンにお願いってされると嬉しいな。
きっと叶えるよ。
それにしても…だ。
「だってよ、オニイチャン。俺の言った通りだっただろ。それに、あんたの言動はお見通しじゃないか。弟の方が、よっぽど男前だ。」
バツの悪い顔したって駄目だぞ。
頬を掻きながらメルヴィンが話し出す。
そんな仕草も可愛い。
「それなんだけどな、ジェイデン。お前が今言った事を、さっきオレはシオンに頼んだんだ。ギルドで腹を括った、逃さねえって言ったけど、それがお前のためだってアッサリバレてな…。断られたよ。」
「それって……。」
メルヴィンがまだくっついたままで居た俺とジェイデンを抱きしめる。
「あのな、ジェイデン。オレも、お前も、シオンに愛されて幸せになるんだってよ。なあ、シオン?」
「ん。」
メルヴィンにぎゅうぎゅうされて幸せだけど、喋れない。
「シオンがメルヴィンを説得したんですか?」
「ん。」
ジェイデンの力も強くなった。
「さすが、わたしたちの未来の旦那様です。」
「ん。」
褒めてくれてありがとう。
でも、そろそろ本格的に苦しい。
抱きしめる力を緩めてもらうためにタップしたら、二人揃って離れてしまった。
二人の雄っぱいが………。
「ごっ、ごめんなさい!わたしたち二人がかりで抱きしめたら苦しかったですよね?」
「オレも悪かった。年甲斐もなく浮かれてたみたいだ。」
「大丈夫。聞きたいことがあって喋りたかっただけだから。」
ちょっと格好つけて痩せ我慢してるけどな!
「なんだ?大事なことか?」
とてもな。
だから神妙に頷いて尋ねる。
「婚姻のことなんだ。」
緊張からか、二人の空気が固くなった。
「二人をお嫁さんにもらうと俺もこの国の人間になるのか?と、思ってな。二人の母国なのに申し訳ないが、さすがに今はまだこの国の人間になりたいとは思えないんだ。拉致されてすぐだし…。二人が居るから住むけどな。それで、この国の人間になるなら俺の中で折り合いを付けないと…と思って聞いてみたんだ。」
貴族がゴミだらけの国はできれば遠慮したいが、二人の故郷だからな。
そして明らかにホッとした様子で、メルヴィンが答えてくれた。
「それなら問題無い。国に婚姻を届け出るんじゃなくて、ギルドに届けを出せば所属は変わらない。ギルドにはハンターと元ハンターを対象にしたパートナー制度があるんだ。」
「高ランクハンターは国の財産だからね。婚姻で増減すると困るんだよ。だから各国もこの制度を認めてる。あとはハニートラップ対策だね。色仕掛けで引き抜かれないように。」
そんな都合の良い制度があるなんて、整備してくれた先人に感謝しなくては。
「二人はパートナー制度でも良いのか?」
「ああ。」
「ええ。」
「むしろハンターならこっちがスタンダードだ。面倒くさい手続きとか、全部ギルドでできるしな。」
「じゃあ、きっと待たせる事になるけど、二人とも俺のところに来て欲しい。好きだ、メルヴィン。ジェイデン。俺の未来の花嫁たち。今日、出会ったばかりだけど、一緒に幸せになろう。」
二人の手を取り口付ける。
「絶対に逃さねえから覚悟しとけよ、オレの未来の旦那サマ。」
「わたしの全てはあなたのものです、わたしの未来の旦那様。」
そう言って、二人で俺の頬にキスをくれた。
そんな温かい雰囲気の中でジェイデンがメルヴィンに質問した。
「それでメルヴィン、わたしが訪ねる前に旦那様と何をしていたのですか?是非とも答えてください。」
わぁ…、質問じゃなくて詰問だな、コレは。
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