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3章 天使と仔猫と風呂と俺、マスコットを添えて
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「お前さん、またそんな事言って!オレにパンツを選ぶ権利はねえのかっ!」
「あるに決まってる。ただ、パンツの線がわからない物にしてほしいだけだ。」
紐かTバックかノーパンから選ぶと良い。
いっそ全部乗せで、穿いてないほど布面積が小さい紐のTバックでも良いんじゃないか。
総レースを忘れていたな。
シームレスのパンツも下着のラインがわからないが、ここは敢えて無視だ。
「選択肢が少な過ぎるだろうが!」
5つもあるのに贅沢な。
「そんな事言われてもな。上を目指すなら下着にも気を使うべきだろ?ジェイデンと自分の雄尻を見比べて、どちらの下着が相応しいか、もうわかっているじゃないか。」
「ぐっ!確かにその通りだ。その通りだが、そもそもお前さんがこんなピチピチなズボンを穿かせるからだろうが!」
さっきまでホットパンツ穿いてたくせに何を言っているんだ、この男は。
「失礼な。俺はジェイデンとお揃いのズボンを渡しただけだ。文句があるなら彼に言ってくれ。」
「ジェイデン!お前のせいかっ!」
「わっ、わたしですかっ!?そんな!いきなり酷いですよ!」
「しかもお前はパンツ渡されただけで穿いてねえだろ!オレばっかりこんなの穿かされるなんて納得いかねえ!お前も穿け!今すぐ穿け!」
そんな事を言いながらジェイデンの下衣を脱がそうとベルトに手をかけるメルヴィンと、それを防ごうとするジェイデンが熱い攻防を繰り広げ始めた。
かなり大柄な二人がソファで騒いだら壊れないか?
ギシギシとイヤな音がしている。
「さっきシオンも言ってましたけど、強制されてもいないのに、その下着を穿いたのはメルヴィンでしょう?わたしを巻き込まないでください!」
正論で返されてメルヴィンが押し黙った。
どうやらジェイデンに軍配が上がったようだ。
ソファが壊れる前に決着がついて良かった。
「そもそも何でそんなに嫌がるんだ?ホットパンツは平気なのに、傍からは見えない下着を恥ずかしがる必要は無いだろ。誰かに見られる予定でもあるのか?」
セフレとか…な。
そんなのが居たら俺とサシでおはなししてもらうが。
「んなモンねえ!………だって、オレみたいなデカくてゴツいオッサンがこんなパンツ穿いてるなんて、気持ち悪いだろ?」
何その『だって』とか!
可愛いだろ!
こんなに大人の色気もあって格好良くて、しかも可愛いのにそっち方面に自信が無いのは抱かれた事が無いからか?
それとも昔の男に何か言われたからか?
処女には拘らないけど、後者だったら相手の男は不能にしてやる。
「メルヴィン、あんたは格好良い。ホットパンツ止めたから文句無しに大人のイイ男だ。惚れ惚れする。」
「そうかよ。」
褒められてそう言いながらも、嬉しそうじゃない。
わかってる。
あんたが欲しい言葉と俺が伝えたい言葉が同じで良かった。
俺が嘘をついたらきっと見抜かれるだろう。
「でもな、あんた、可愛いんだよ。拗ねたり、じゃれたり、真っ赤になってるのバレてるのにデカい声出して誤魔化そうとしたり。頼りがいあって、格好良くて、色気もあるのに、可愛くて仕方ない。そんな相手が誘うような下着を着けていてみろ。全部喰らい尽くしてしまいたい。さっきから言ってるだろ?俺を誘ってくれって。もちろん、ジェイデンも。あなたは甘やかして溶かしてしまいたい。」
だって愛しいんだ。
まだ言えないけど、愛おしい。
「他の有象無象がどう思うかは知らないが、俺は絶対に気持ち悪いなんて思わないよ。ジェイデンも身に着けて、穿き心地を教えてくれないか?」
流れでジェイデンにも穿いて貰おう。
「わ、かりました。では奥を借りて着替えてきます。」
奥に消えたジェイデンを見送ったメルヴィンが口を開いた。
「しかしお前さん、悪い男だな。オレとジェイデン、両方欲しいだなんて贅沢過ぎるぜ。しかもあいつにもあのパンツ穿かせるしよ。」
なかなかやるだろ?
「自分でも驚いているんだ。こんなことしたこと無いし、言ったことも、考えたことも無い。あんたたちが俺をそうさせてるんだ。責任取ってくれ。」
俺だって多少は混乱してるんだ、これでも。
「何だ、責任とって抱かせろってか。だがお前さん、オレを相手に本当に勃つのかね?いざってときにやっぱりムリでしたなんて、さすがにオレでも傷つくぞ。」
俺はそんなヘタレじゃないはずだ、多分。
それに抱いて終わりになんてさせない。
「責任は他の方法で取ってほしいが、俺があんた相手に勃たないなんて有り得ないね。」
そんなことを宣言していたらジェイデンが戻って来た。
俺の目の前で後ろを向いて、下から雄尻を撫で上げながら聞いてくる。
ガードルのCMモデルみたいなポーズだ。
「どうですか?やっぱり違いますよね?」
「野暮ったさがなくなって、より魅力的になったと思う。」
目の前にきゅっと上がった雄尻とか、誘わてるとしか思えない。
「見た感じ頼りないなって思っていたけれど、意外とちゃんとホールドしてくれて驚いたよ。それに肌触りも凄く良いね。今まで布があった後ろはさすがに違和感があるけれど、慣れたら大丈夫だと思う。」
メルヴィンと全然反応が違うな。
もっと恥ずかしがると思ってた。
「お前、恥ずかしげも無くよくそんなこと言えるな。」
やっぱりそう思うよな?
「こちらでも高みを目指してみようかと思ったからでしょうか。シオンが言ったまともな方の理由しか考えなければ大丈夫です。それに、あの人に負けたくないから。」
あの人って、レイラさんか。
写真を見せたけど、ジェイデンの何かに火を付けたらしいな。
「あるに決まってる。ただ、パンツの線がわからない物にしてほしいだけだ。」
紐かTバックかノーパンから選ぶと良い。
いっそ全部乗せで、穿いてないほど布面積が小さい紐のTバックでも良いんじゃないか。
総レースを忘れていたな。
シームレスのパンツも下着のラインがわからないが、ここは敢えて無視だ。
「選択肢が少な過ぎるだろうが!」
5つもあるのに贅沢な。
「そんな事言われてもな。上を目指すなら下着にも気を使うべきだろ?ジェイデンと自分の雄尻を見比べて、どちらの下着が相応しいか、もうわかっているじゃないか。」
「ぐっ!確かにその通りだ。その通りだが、そもそもお前さんがこんなピチピチなズボンを穿かせるからだろうが!」
さっきまでホットパンツ穿いてたくせに何を言っているんだ、この男は。
「失礼な。俺はジェイデンとお揃いのズボンを渡しただけだ。文句があるなら彼に言ってくれ。」
「ジェイデン!お前のせいかっ!」
「わっ、わたしですかっ!?そんな!いきなり酷いですよ!」
「しかもお前はパンツ渡されただけで穿いてねえだろ!オレばっかりこんなの穿かされるなんて納得いかねえ!お前も穿け!今すぐ穿け!」
そんな事を言いながらジェイデンの下衣を脱がそうとベルトに手をかけるメルヴィンと、それを防ごうとするジェイデンが熱い攻防を繰り広げ始めた。
かなり大柄な二人がソファで騒いだら壊れないか?
ギシギシとイヤな音がしている。
「さっきシオンも言ってましたけど、強制されてもいないのに、その下着を穿いたのはメルヴィンでしょう?わたしを巻き込まないでください!」
正論で返されてメルヴィンが押し黙った。
どうやらジェイデンに軍配が上がったようだ。
ソファが壊れる前に決着がついて良かった。
「そもそも何でそんなに嫌がるんだ?ホットパンツは平気なのに、傍からは見えない下着を恥ずかしがる必要は無いだろ。誰かに見られる予定でもあるのか?」
セフレとか…な。
そんなのが居たら俺とサシでおはなししてもらうが。
「んなモンねえ!………だって、オレみたいなデカくてゴツいオッサンがこんなパンツ穿いてるなんて、気持ち悪いだろ?」
何その『だって』とか!
可愛いだろ!
こんなに大人の色気もあって格好良くて、しかも可愛いのにそっち方面に自信が無いのは抱かれた事が無いからか?
それとも昔の男に何か言われたからか?
処女には拘らないけど、後者だったら相手の男は不能にしてやる。
「メルヴィン、あんたは格好良い。ホットパンツ止めたから文句無しに大人のイイ男だ。惚れ惚れする。」
「そうかよ。」
褒められてそう言いながらも、嬉しそうじゃない。
わかってる。
あんたが欲しい言葉と俺が伝えたい言葉が同じで良かった。
俺が嘘をついたらきっと見抜かれるだろう。
「でもな、あんた、可愛いんだよ。拗ねたり、じゃれたり、真っ赤になってるのバレてるのにデカい声出して誤魔化そうとしたり。頼りがいあって、格好良くて、色気もあるのに、可愛くて仕方ない。そんな相手が誘うような下着を着けていてみろ。全部喰らい尽くしてしまいたい。さっきから言ってるだろ?俺を誘ってくれって。もちろん、ジェイデンも。あなたは甘やかして溶かしてしまいたい。」
だって愛しいんだ。
まだ言えないけど、愛おしい。
「他の有象無象がどう思うかは知らないが、俺は絶対に気持ち悪いなんて思わないよ。ジェイデンも身に着けて、穿き心地を教えてくれないか?」
流れでジェイデンにも穿いて貰おう。
「わ、かりました。では奥を借りて着替えてきます。」
奥に消えたジェイデンを見送ったメルヴィンが口を開いた。
「しかしお前さん、悪い男だな。オレとジェイデン、両方欲しいだなんて贅沢過ぎるぜ。しかもあいつにもあのパンツ穿かせるしよ。」
なかなかやるだろ?
「自分でも驚いているんだ。こんなことしたこと無いし、言ったことも、考えたことも無い。あんたたちが俺をそうさせてるんだ。責任取ってくれ。」
俺だって多少は混乱してるんだ、これでも。
「何だ、責任とって抱かせろってか。だがお前さん、オレを相手に本当に勃つのかね?いざってときにやっぱりムリでしたなんて、さすがにオレでも傷つくぞ。」
俺はそんなヘタレじゃないはずだ、多分。
それに抱いて終わりになんてさせない。
「責任は他の方法で取ってほしいが、俺があんた相手に勃たないなんて有り得ないね。」
そんなことを宣言していたらジェイデンが戻って来た。
俺の目の前で後ろを向いて、下から雄尻を撫で上げながら聞いてくる。
ガードルのCMモデルみたいなポーズだ。
「どうですか?やっぱり違いますよね?」
「野暮ったさがなくなって、より魅力的になったと思う。」
目の前にきゅっと上がった雄尻とか、誘わてるとしか思えない。
「見た感じ頼りないなって思っていたけれど、意外とちゃんとホールドしてくれて驚いたよ。それに肌触りも凄く良いね。今まで布があった後ろはさすがに違和感があるけれど、慣れたら大丈夫だと思う。」
メルヴィンと全然反応が違うな。
もっと恥ずかしがると思ってた。
「お前、恥ずかしげも無くよくそんなこと言えるな。」
やっぱりそう思うよな?
「こちらでも高みを目指してみようかと思ったからでしょうか。シオンが言ったまともな方の理由しか考えなければ大丈夫です。それに、あの人に負けたくないから。」
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